*2018年07月30日:ヤマト問題 [;^J^]
*2018年07月31日:シンセ脚発送
*2018年08月01日:幻想美術選「絶え間ない追跡」フィリップ・モーリッツ
*2018年08月02日:これはダメだろう..
*2018年08月03日:「ガス状生物ギズモ」
*2018年08月04日:FCLA夏オフ 2018 第一日
*2018年08月05日:FCLA夏オフ 2018 第二日
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*2018年07月30日:ヤマト問題 [;^J^]


 夏オフで演奏する「宇宙戦艦ヤマト」のシンセとエレピの設定は、過去の流用で問題なし。むしろ鍵盤奏者の人手不足が問題と判明。

 関係者にメールやメッセージを慌ただしく飛ばしまくる。時々刻々と、状況が変わる。そんな(プチ)修羅場のさなか、「ヤマト運輸」からメールが届き、無駄に混乱してぶち切れる。[;^.^]

 最終的に、奏者は無事に確保できた [^J^]。やれやれ。

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*2018年07月31日:シンセ脚発送


 例年同様、シンセの脚をTさん宅に発送。Tさんは夏オフ会場に車で他の機材等を運び込むので、それに同乗させてもらうのである。

 「吾妻ひでおの自由帖」が、届いた [^J^]。しかし、データ入力の時間は、盆休み前には、どうにもこうにも..[;_ _] 8月中にできるかできないか..というレベルである。[;_ _]

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*2018年08月01日:幻想美術選「絶え間ない追跡」フィリップ・モーリッツ


 「幻想美術選」、第126回。この画家をご存じの方は、さすがに少なそうだ。

Picture

「絶え間ない追跡」(フィリップ・モーリッツ、1972年)

 Philippe Mohlitz(1941〜)は、画像検索結果をご覧になってもおわかりのとおり、ビュランを得意とする。数十年前には、まだ、知る人ぞ知る存在だったのだが、昨今ではどうだろうか。Wikipedia に項目が無いところから察するに、まだマイナーなポジションなのだろうか。

 この作品の記憶は、40年以上昔の、高校時代に遡る。図書室の雑誌コーナーで「みづゑ」(美術雑誌)のバックナンバーを読んでいて、偶然開いたページがこの画家の小特集で、そこにこの版画が掲載されていたのである。

 驚いた。このときは、その記事を読み、掲載されていた多数のモノクロ図版に見入っただけで、それ以上の追究(追跡)はしなかったのだが..その(次第に薄れてゆく)記憶は私の無意識の深奥に潜み、数十年にわたって、私を苦しめることとなる..この、迫りくる「悪魔の馬」と「悪魔の騎士」のイメージが、数年に一度の間隔で、悪夢の中に現れ続けたのである..

 21世紀となり、これはいったい何の記憶だろう? ..と考え込み..もしかして、高校の図書室で見たのではないか? と思いいたって、国会図書館へ。私が在学していた頃のバックナンバーの合本を請求し、とりあえず適当に開いたら..この、1974年2月号の第70頁が、ちょうど、開いたのであった!(← これは実話。盛ってません。[;^J^])待っていたのかよ、私を..[;*.*][;*.*][;*.*][;^.^] いずれにせよ号が確定したので、あとは現物を確保するのみ。古書店の店頭で買ったのか、ネットで発注したのかまでは、憶えていない。

 トラウマ級のイメージである。この異形の騎士は、人間なのかロボットなのか人形なのか悪魔なのか。なにかそれ以外の存在なのか。馬も馬だし、よくみると、騎士の背後に誰か(おそらく女?)が乗っている。これは誰だ? ここはどこだ? 追跡者ではあるのだろうが、そもそも誰を(私を?)どういう理由で追跡しているのだ..?

 20世紀の終わりごろ、ふたつのすぐれた幻想マンガを読んでいるさなか、異様な恐怖(というか「いやぁな感じ」)にしばしば襲われたのは、あるいは、この作品のイメージが深層心理に沈潜していたからだろうか..その幻想マンガとは、「からくりサーカス」と、「ジョジョの奇妙な冒険」である。

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*2018年08月02日:これはダメだろう..


 ..東京医大、女子差別入試発覚。理由はどうあれ、後だしで(しかも秘密裡に)採点方法を変えるようでは、そもそも「試験」として成立していない。

 そういう主張ならば(男子を多めに確保したいのであれば)、堂々と、男子枠・女子枠を設定すればいいのだ。

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*2018年08月03日:「ガス状生物ギズモ」


 先日の日本SF大会の会場で買って、その日のうちに読み終えた、古典のインプレを書いておくことにする。(未読だったのだ。こういう作品は、まだまだ山のようにある。楽しみがつきないことである。[^J^])

 ガス状生物ギズモ」(Murray Leinster、1958、創元推理文庫)−まるで出オチなタイトルですが [;^J^]、あなたが想像したような、Z級の作品ではない。Aクラスとはいいかねるが、間違いのない「B級グルメ」である。[^J^]

 まことにわかりやすく、登場人物も(ごく少数に)整理されている、古き良き時代の佳作。ガス生命体の新陳代謝(腐敗ガスをエネルギー源とする)がきちんと説明されており、人間を含むあらゆる生命体を窒息死させる行動の理由付けがされているので、安心して読める。

 「透明怪物」を文学者が描くと「オルラ」(モーパッサン)となり、SF作家が描くと、本作となる。「鉄腕アトム」の「気体人間の巻」と似ていると思ったが、「気体人間」の方が先である(1952)。

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*2018年08月04日:FCLA夏オフ 2018 第一日


 夏は、夏オフ。今年も、夏オフ。まずは、直近の22年分のレポートを以下にリンクしておこう。


*1996年 第一日 第二日
*1997年 第一日 第二日
*1998年 第一日 第二日
*1999年 第一日 第二日
*2000年 第一日 第二日
*2001年 第一日 第二日
*2002年 第一日 第二日
*2003年 第一日 第二日
*2004年 第一日 第二日
*2005年 第一日 第二日
*2006年 第一日 第二日
*2007年 第一日 第二日
*2008年 第一日 第二日
*2009年 第一日 第二日
*2010年 第一日 第二日
*2011年 第一日 第二日
*2012年 第一日 第二日
*2013年 第一日 第二日
*2014年 第一日 第二日
*2015年 第一日 第二日
*2016年 第一日 第二日
*2017年 第一日 第二日

 曇天。ねっとりと暑い。左腰にウエストバッグ、左肩からかけて右腰にはカメラバッグ、背中にはリュック、そして右肩にシンセ、という、出オチ姿 [;^.^]。右肩に食い込むというよりは、足が地面に沈み込む感覚が、確実にある。[;_ _]

 7:51のひかりで上京。9:50までに、幡ヶ谷の会場着。暑いあつい。

 10:00少し前に会場を開けていただいたので、設営開始。私はシンセと電子ドラムのセッティング。さすがに手慣れたものであり、設定手順書も完備しているので、何も故障しておらず滞り無く音が出ることを、確認するのみである。(← すみません、このパラグラフ、去年のをコピペしました。m[;_ _]m)

 開会は昼過ぎ、13:00から。その前に数人で連れ立って、近所のソバ屋へ。私は、飯も食わずに昼ビール。[;^J^](だって、暑いんだもの。[;^.^])(以下、例によって、シンセ(と電子ピアノ、電子ドラム)回りの記述に終始します [_ _]。また、諸事情あって今週号の日記のアップが大幅に遅れているので、駆け足で書き抜けます。[_ _])

 幕開けの「交響曲第2番」(L.v.ベートーヴェン)では、Sさんにシンセでコントラバスパートを、続く「王宮の花火の音楽」(G.F.ヘンデル)では、同じくSさんにチェンバロパートを、弾いていただく。(ちなみにこの2曲、諸事情により、当初の予定とは演奏順序が逆になった。[;^J^])

 「「風の谷のナウシカ」より「風の伝説」「鳥の人」」(久石譲)では、Sさんにエレピで(エレピ自身の音源で)エレピパートを、Naさんにシンセでハープパートを弾いていただいた。

 吹奏楽枠は、4曲。「吹奏楽のための第一組曲」(ホルスト)では、電子楽器はお休み。「天国の島」(佐藤博昭)では、私がシンセで、ウィンドチャイム、グロッケン、タムタム。Naさんが電子ドラムで(電子ドラム自体の音源で)トム、ボンゴ。「本澤なおゆき編/笑点のテーマ」(中村八大)では、Naさんがエレピの鍵盤で(MIDI経由でシンセの音源で)シロフォンパート。私はシンセのパッドで、前夜慌ててサンプリングした「自転車フォーン」。例の「ぱふっ」であるが、ネット上でフリー素材を探しまくっても「ぱふっ」が見つからず、まぁそれなりの音でお茶を濁さざるを得なかった [;_ _]。「宮川彬良編/宇宙戦艦ヤマト2199より 新コスモタイガー」(宮川泰)では、Sさんがエレピでエレピパート、私がシンセでグロッケンとシロフォンのパート。

 ラターを4曲(「A Gaelic Blessing」「Candlelight Carol」「The Lord Bless You and Keep You」「For the Beauty of the Earth」)。Sさんがシンセでハープパート(グリッサンド少々)、Naさんがエレピ鍵盤(シンセ音源)でグロッケンパート。「新日本紀行のテーマ」(冨田勲)では、Sさんがエレピ(エレピ音源)でピアノパート、私がシンセでウィンドチャイム。「「アルルの女」第一組曲、第二組曲」(G.ビゼー)では、Naさんがシンセでハープパート。

 「組曲「宇宙戦艦ヤマト」」(宮川泰)。この曲、確認してみたら、2015年だけでなく、2012年にも演奏していた。3年おきか [;^J^]。Neさんがエレピ(エレピ音源)でピアノパート。Naさんがシンセでハープ(グリッサンド大量)、シロフォン、グロッケンパート。シンセでの音色切り換えと、ハープグリッサンド用に仕込んだパッドスイッチの操作は、もちろん私が担当。「交響曲第2番」(J.ブラームス)では、Neさんが、シンセでコントラバスパートを担当。

 初日は、以上。打ち上げは例年のごとく「呑兵衛 幡ヶ谷店」(幡ヶ谷駅の真上)。今夜の私の宿は、西新宿グリーンホテル(旧:ホテルノーブル)。「西新宿」といっても、徒歩数分の、幡ヶ谷のホテルである。

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*2018年08月05日:FCLA夏オフ 2018 第二日


 2日目。午前中は、仕込みの確認と練習(鍵盤の演奏の練習のほか、演奏中の設定切り換えのスイッチ操作の練習など)。昼は駅前でラーメン。

 「歌劇「泥棒かささぎ」序曲」(G.ロッシーニ)では、電子楽器はお休み。(昨日はコントラバス奏者がいなかったのでシンセが担当したが、今日は2人いるので、基本的にシンセでは代奏はしない。)「スターバト・マーテル」(ペルゴレージ)では、夏オフ初参加のRさんが、シンセでオルガンパート。

 「組曲「展覧会の絵」」(M.ムソルグスキー)が、今年の目玉かな。電子楽器群は、Neさんが、エレピ鍵盤(シンセ音源)でハープパート、私がシンセでチェレスタ、グロッケン、シロフォン..だが、半分以上落ちていたかな [;_ _]。終曲(キエフの大門)では、私がシンセでグロッケン、Tさんがシンセのパッドで鐘とタムタム。

 「シンフォニア第10番」(W.ハーシェル)では、Rさんがシンセでチェンバロパート。また、Gさんが、エレピ鍵盤(シンセ音源)でコントラバスパートを増強。「交響曲第7番」(L.v.ベートーヴェン)では、電子楽器はお休み。3分間指揮者コーナーでも、お休み。

 「ボレロ」(M.ラヴェル)では、Neさんがシンセでハープ、Rさんがエレピ鍵盤(シンセ音源)でチェレスタ、私が、シンセにMIDI接続した電子ドラムのパッドでタムタム。このあと例年ならばエルガーなのだが、今年は奏者の都合上、ここに大曲、「マニフィカト BVW.243」(J.S.Bach)を入れる。Neさんがシンセでオルガン。

 フィナーレは、「威風堂々第1番」(E.エルガー)。Rさんがエレピ鍵盤(シンセ鍵盤)でハープ、Neさんがシンセでオルガン。

 今年はタイムキーピングが絶妙で、終演時刻が早すぎず遅すぎず。撤収も落ち着いて出来た。打ち上げは今日も、「呑兵衛 幡ヶ谷店」。宿はさくらホテルで、先にチェックインをすませてから打ち上げ会場へ。飲み過ぎなかったぞ。飲み過ぎなかったはずだぞ。[;^.^][;^.^][;^.^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Aug 15 2018
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