2018年07月23日:瀕死の鍵 [;^.^] 2018年07月24日:眠り薬 2018年07月25日:幻想美術選「バベルの塔」ピーテル・ブリューゲル(父) 2018年07月26日:夏オフ目前 [;^.^] 2018年07月27日:ロバのミミで歓迎会 2018年07月28日:夏オフ仕込み/台風通過 2018年07月29日:「ジュラシックワールド 炎の王国」目次へ戻る 先週へ 次週へ
以前から、アパートの自室の鍵が歪んでるなぁ、と、気がついてはいたのだが..今朝、鍵をかけるときに改めてよく見てみたら、ほとんどねじ切れかかっているではないか [;^.^]。もって、あと数回か..回しているあいだに千切れたら、鍵穴の中に残ってしまい、それこそ大惨事である。[;^.^]
昼休みに会社から大家さんに電話し、交換鍵の用意をしてもらう。明日、受け取る。
早見あかり、婚約。[^J^]
目次へ戻る有休取得済み。
朝いちでO内科医院。いつもの月いち定期検診であるが、今回は、睡眠時間が短すぎることの相談も。もちろん、適度な運動が基本なのであるが「それはできないんでしょ?(時間を確保できないんでしょ?)」、と、こちらの事情もおわかりいただいており、薬を処方してもらう。
効果が強すぎる薬、依存性の強い薬は、避ける。また、良く効くのだが「必ず悪夢を見る」薬というのもあるらしく [;^.^]、そういうのはエンタメとしては歓迎するが、リアルライフでは勘弁してもらいたい [;_ _]。まずはルネスタ錠を半量、1ヶ月間、試してみることにする。
ここまでは、本日わざわざ有休をとった理由ではない。帰宅してから開始した、某書類の読み込みがメインイベント。これまで、どうしても時間が取れなくて..大体、把握できたと思えるので、税理士事務所に電話する。
午後、業者さんが来る。鍵の件..というか、付随して発覚した、ドアノブの不良について。鍵自体は、大家さんに交換鍵をいただいて解決したのだが、ドアノブの不良は部品交換必須ということが判明し、後日の対応となる。鍵はかかるので、致命傷ではない。
目次へ戻る「幻想美術選」、第125回。この画家は、4回目の登場である。
Pieter Bruegel de Oude(1525-1530頃〜1569、Wikipedia)の作品は、第59回で「死の勝利」を、第87回で「叛逆天使の墜落」を紹介してきたが、最初に紹介したのが第14回、「バベルの塔(大バベル)」なのであった。そして今回、いわゆる「小バベル」をお目にかけるのだが..といっても(「大」「小」とも)ご存じの方が多いだろう。いずれも画家の晩年の作品で、大バベルは1563年、小バベルは1568年頃(死の前年)。
実は私は、少年時代は、「大バベル」しか眼中になかった..というか、この「小バベル」のことを知ってはいたものの、あまり気にかけていなかった。理由はおそらく単純で、少年時代(あるいは高校生頃まで)に見た画集には、もっぱら「大バベル」しか掲載されておらず、中にひとつだけ、「小バベル」が載っている画集があったのだが、その図版が「小さかった」。そして、小さいが故に、「人間たちが(1400人も)描かれていることに、気がついていなかった」のである! [;^.^][;^.^][;^.^] それでは、評価を下げてしまうのも、いたしかたなしであろう。
「大バベル」と「小バベル」の優劣論争に参戦するつもりは無い。後者の完成度の高さを評価する向きが多いようだが、前者の方が、より壮大であるとする論評も、しばしばみかける。明らかに異なるのは、この「小バベル」の方が、(画面サイズとは逆に)塔が巨大であること。(つまり相対的に人間のサイズは小さくなる..小さな複製図版では見えないほどに..)そして、「小バベル」の方が、「塔の建設開始からの年数が経っている」ことである。「大バベル」では、塔の基部もまだ、建設中であるのに対し、「小バベル」では下層は、既に完成してから、何年も(何十年も?)経っているようである。上層階はレンガが赤く、下層階は、レンガが(日に焼けて)色あせている。つまり、上層階はまだできてから日が浅いのに対し、下層階は、時間が経っているのである。
いずれも、いつまでも見ていられる..終日、没入し続けられる..人類の作り出した、もっとも偉大な幻想絵画たちである。おなじ画題で、これほどの傑作をふたつも生みだし得た、この画家の「幻視力」と「超絶技巧」たるや、文字どおり、想像を絶する。
目次へ戻る夏オフシンセの仕込み..というより、電子楽器群の取り回しと設定変更の手順書のベータ版を作成する。ハープグリッサンドがもっとも多い「ヤマト」は、数年前の設定がそのまま使えるので助かる。例年、当日スリリングな吹奏楽枠だが、今年は事前にパート譜がおおむね入手できたので、これも楽。
盲点だったのが「展覧会の絵」で、シンセで担当しなければならないパートが多い。振り分け表の作成が必要だな..これは、土曜日に行うことにする。
目次へ戻る19:30から、「ロバのミミ」という店で、部署の歓迎会である。
会社から車で直行すると、やや早すぎるという、微妙な開始時刻。iPhone のバッテリーもガソリンも、かなり枯渇気味なので、いったん帰宅することにした。
自宅におきっぱだった、USB接続のエネループを鞄にいれ、iPhone の充電開始。店に着くまでの道すがら、セルフのスタンドを見つけて給油。これでちょうど開始時刻に間に合った。(私の自宅からは遠いが、わりと街中なので、徒歩で来た人も多いようである。)
エスニック系というか多国籍系というか。本質的なのは、ハラル認証の店だということ。やや食べなれない味の料理が多いのだが、口に合わないものは、ほぼない。ホットチリのソースは、案の定、私には辛すぎる [;*.*] と思われたのだが、それは野菜につける場合で、鶏肉料理には、この辛いソースを相当量塗りたくっても、結構いけるのであった。面白い。
飲み放題。もっぱら、ジントニック。22:10頃に散会したんだったかな。代行で22:40に帰宅。
目次へ戻る夏オフのシンセの仕込み、概ね完了。あとは細かい調整を残すのみ。「展覧会の絵」の「キエフの大門」がひとつのポイントで、鐘、銅鑼、ハープグリッサンド、グロッケンを、どのように弾くかの作戦立案。この4パートは、すべて、シンセの鍵盤(またはパッド)で演奏する必要があるのだが、これがなかなかのパズルでね [;^J^]。1回だけ入るハープグリッサンドを省略すると楽になるのだが、それはしたくないのでね..(この曲をご存じの方へ:1回だけ、グロッケンがメロディーを弾く、その直後のグリッサンドである。)
「吾妻ひでおの自由帖」の見本が届く。盆休み前にデータ入力をしている時間は、なさそうである。[;_ _]
台風12号は、東から上陸して西へ抜けるという、1951年以来の観測史上、初のコースをとっているとのこと。17:30、緊急速報受信。避難準備・高齢者等避難開始発令。私が住まっている浜松市中区は対象外。夜、12号通過。23:10、風雨極めて強し。
23:25、停電。良い子は寝なさいの時刻なので、そのこと自体は構わないが、(ノートPCや iPhone のバッテリで粘って作業することもできはするが、ここは素直に作業終了、)我慢ならないのは、エアコンも止まったこと [;_ _]。どうやって寝ろというのだ..[;_ _][;_ _][;_ _]凸
目次へ戻る5:10に起きたら、電気は回復していた。エアコン入る。生き返る。曇天だが、終日降ったりやんだりとの予報。
8:00過ぎに出て、サンストリート浜北で「ジュラシックワールド 炎の王国」の、8:50からの回(吹き替え版)を観る。
悪くないね。この映画、好きだよ [^J^]。序盤の展開、善意とみせかけた大富豪が..味方とみせかけたクルーが..というのは、エンタメの鉄板定番。これ以上ないほど、シンプルな展開である。ディスっているのではない。シンプルな定番は、頑丈で強い。
いきなりの、めいっぱいのクライマックスシーン(火山の噴火に飲み込まれる恐竜島からの脱出シーケンス)だが、これがまた映画全編のうちではほんの序盤というか、初期設定だというのも、定型のひとつ。中盤以降、映画のトーンはがらりと変わり、むしろ「ゴシックホラー」となる。これがなかなかよろしい。この広壮な屋敷(というか「館」)が、もっとおどろおどろしければよかったのに..しかし、現代の大富豪の居館として、非現実的な絵としないためには、これがぎりぎりのところか。
第1作へのオマージュ・ショットが驚くほど多いのだが、これをマイナス要素とみる必要はあるまい。むしろ、第1作が、いかに、何度でも再利用可能な強靭な絵やシーケンスに満ち溢れていたのかの、証左とみるべきだろう。
..あぁ、エンディングは、そういうことにするのですか [;^J^]。繁殖の問題はどうなってたんだっけ?(さすがにこれだけ長丁場のシリーズとなると、途中で設定変更があったかどうか、記憶が定かでなく..[;_ _][;^.^])恐竜の地下オークションのシーンは、実に禍々しくてよろしい。(「禍々しい」のは、もちろん、オークションの主催者と客たち、つまり「人間」である。)
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