2010年08月02日:レガシーメディア [;^J^] 2010年08月03日:日付を書こう 2010年08月04日:そろそろ涼しい? 2010年08月05日:TwitBird に切り替える 2010年08月06日:「査定は無料」 2010年08月07日:FCLA夏オフ 2010 第一日 2010年08月08日:FCLA夏オフ 2010 第二日目次へ戻る 先週へ 次週へ
先週の日記に書き忘れていたが、実は先週来、探していたものがあった。それは、スマートメディア(以下、スマメと書く)用のPCカードアダプタである。夏オフに向けてシンセサイザー(Fantom−S)の仕込みをしているのだが、この機種のストレージメディアがスマメであり(何しろ、2世代前の機種ですのでね [;^J^])、通常使用している(スマメのバックアップも行っている)PC(リブ100)のストレージが、PCカードアダプタのみなのである(何しろ、12年前の製品ですのでね [;^.^])。Fantom−S本体で、予備のスマメにバックアップすることはもちろんできるが、PCにもバックアップを保存しておきたいのである。(PCの国の人ですからね。[;^J^])
毎年、夏に(夏オフのために)使っているアダプタが、見当たらない。単に部屋の中で紛失しているだけかも知れないが、もしかしたら、動作不良などの理由で廃棄した(のを失念している)のかも知れない。
高いものでもないので、先週末、浜松駅前のビックカメラに買いにいったのだが、そこにはそもそも、PCカードアダプタという商品ジャンル自体がなかった [;_ _][;^.^]凸。そこで今日は、会社からの帰路、OAナガシマに寄ってみたのだが、ここにはPCカードアダプタはあったものの、スマメ用はなかった。まぁ、いい。通販で買ってもいいが、次回上京したときに、秋葉かどこかで買うことにしよう。
PVR−3を、ドブ捨てリスク込みで発注した [;^J^]。夏休み(盆休み)をはさむので、納品・試用は、月末になりそうだ。
目次へ戻るこの話は前にも書いたかも知れないが..
この程度ならば「業務上知りえた秘密の漏洩」には該当しないと判断して書くが、社内で使われているWikiの文書に、「署名」と「日付」が入っていないケースが、実に多い。いったい全体、どういうことであろうか。(注意しようにも、その文書の執筆者が不明ときたもんだ。[;^.^]凸)
「まともな文書」にはさまざまな要件があるが、「署名」と「日付」は、その最低限というか、そもそもの大前提である。これらが記載されていない文書は、文書とは呼べない。その内容に間違いがあった場合、あるいは疑問がある場合、誰に指摘、あるいは問い合わせをすればいいのだろうか。また、その文書が書かれた時期が古い場合、その内容を鵜呑みにすることはできないのだが、いつ書かれた文書か判らなければ、その判断もできないではないか。
好意的に推測するに、恐らく、文書のリンクのツリー構造のトップレベル(あるいは「正規の」エントリポイント)から入れば、そこには「署名」と「日付」が記載されているのだろう。そこからリンクを辿っていく個々の文書(のフッタやヘッダ)に、いちいち記されていないだけのことなのだろう。しかし、ハイパーテキストである限り、途中の文書を(参考文献として)いきなりリンクされて読まれる可能性は、常にある。その状況を慮る想像力が、欠けているのである。
..とまぁ、ここまでは、業務上の憤り。以下は、プライベートな憤り(というか、やるせなさ [;^J^])である。
私がウェブで公開している文書やリストは、ネット上でしばしば参照されている。実にありがたいことである [_ _]。ただ、なかには非常に困ったケースもある。それは、URLではなく、文書そのものを(自サイトのファイルに)コピペしているケースである。なぜ困るのかというと、それをされると、その文書はそこにそのバージョンで固定されてしまうからだ。私の昔の文書(やリスト)が、いつまでも読まれ続けてしまうからだ。
しばしばリンク(参照)されている「新・ベルリオーズ入門講座 第1講 幻想交響曲」を例にとると、これの最終版は(今のところ)1998年2月にアップロードされたものであるが、最初のバージョンは1994年にネットニュースに投稿されており、それが、まだネット上で可読な状態なのである。(読まれたくないので、URLは伏せておく。[;^J^])もちろん、「ニュース」という形でネットに放たれたこの文書を自サイトに保存し、可読な状態に維持すること自体には、何の問題もない。(記憶が定かでないが、許諾を求めるメールをいただき、それに対して快諾したような気もする。)単に、今となっては、それを読まれたくないだけである。内容を全面的にリフレッシュして公開しているのだからね..
..にも関わらず、その望みは、叶わないのである。なぜなら、この旧文書を自サイトに「固定」して公開した人と、もはや連絡が取れないからだ。どうやら大学のサーバーであり、彼は学部生か院生か、あるいは教官だったのかも知れないが、もはやその大学にいないようなのだ。この文書をサーバーから削除するという判断をできる人が、いないようなのだ..
..かくして、私の(今となっては内容があまりに未熟で恥ずかしい)旧文書は、この大学?のサーバーで、半永久的に公開され続けるのである。「サーバーがクラッシュするまでは」、と、希望的に書きたいところであるが、恐らく、クラッシュを乗り越えるであろう。これほど古いファイルが今なお可読であるということは、恐らくしっかりとバックアップが取られていて、(この10数年のうちに必ずや行なわれたであろう)サーバーの更新時に、新サーバーに移されたのであろうから..
..まぁ、このこと自体は、嘆いても仕方がない [;^J^]。ネット上に文章を放つとは、こういうリスクを背負うということである。(むしろ、ポインタ(URL)参照が一般的であるという意味で、自分の著作を新版に更新するたびに市場や読者の書架から旧版を回収して差し替えることなど不可能な、ペーパーウェアの作家・著述家諸氏よりも、遥かに恵まれていると言えるのだ。)問題は、この、もはや回収不可能な(私の最も初期の、未熟な)文章には「署名はしているが、日付は記入していなかった」ことなのである! つまり、これを読んだ人は、「倉田わたるとやらの、幻想交響曲に関する考察とは、この程度のものか..ふふん、たいしたことねぇなっ」..と、嗤うに違いないのである![/_;] 「1994年」という日付さえ記入しておけば、「昔はこの程度だったのかねぇ..」、と、好意的に受け止めてくれる可能性が、あっただろうに..[/_;][/_;][/_;]
..という苦い教訓を得た私は、ネット上に公開する全ての文章に、日付を記入するようになったという次第である。(たとえば、この日記のフッタを見て御覧なさい。)
目次へ戻る今朝は寝過ごし、ジョギングをさぼってしまった [;_ _]。いかんなぁ [;^J^]。朝っぱらから(相変わらず)陽光は暑いが、風は涼しく感じられる..
..ま、日中は、結局暑くなったけどね。
深夜、23時頃、いきなり結構な降り方の雨。ほどなく上がったが..
目次へ戻る昨日、書き忘れていた。iPhone の Twitter(公式アプリ)をアップデートしたら、起動しなくなってしまったのである [;^J^]。すぐに落ちてしまうようになったのである [;^.^]凸。電源を入れなおしてもダメ。現在、母艦PCが死んでいるので、旧環境に戻すわけにもいかないし..
..というわけで、以下のアプリを、急遽ダウンロードした。
TwitBird(無料)(紹介記事)あくまでもピンチヒッターのつもりで(だからわざわざ無料のものを探して)インストールしたのだが..これはなかなか悪くない。むしろ、Twitter よりも、使いやすい..というか、Twitter と、驚くほど似ているんですが。これ、もしかして開発元は同じかあるいは何か関係ある?(面倒なので、調べないけど。[;^J^])Twitter に比べて不満なのは、ツイートの時刻表示が、相対時刻表示のみ、ということである。(Twitter では、絶対時刻表示もできる。)
帰宅してから、湯風景しおり。19時から40分間。もちろん日光浴はできないのだが [;^J^]、野天風呂のベンチで汗を乾かしていたら、まじで、涼しいんですが。[;^J^]
目次へ戻る..というコマーシャル。何度聞いても、「舎弟は無料」に聞こえてしまう [;^J^]。そんなものを無料で入手したところで、先々、非常に高く付く(どころか、エラいことに巻き込まれてしまう)ような予感がするのですが。[;^.^]
目次へ戻る夏は、夏オフ。今年も、夏オフ。まずは、直近の14年分のレポートを以下にリンクしておこう。
1996年 第一日 第二日 1997年 第一日 第二日 1998年 第一日 第二日 1999年 第一日 第二日 2000年 第一日 第二日 2001年 第一日 第二日 2002年 第一日 第二日 2003年 第一日 第二日 2004年 第一日 第二日 2005年 第一日 第二日
2006年 第一日 第二日 2007年 第一日 第二日 2008年 第一日 第二日 2009年 第一日 第二日
5:30起床、6:18に自宅を発ち、7:19のひかりで上京。幡ヶ谷の会場入りは、9:10を過ぎたあたり。既に製本作業が始まっている。まずは持参したシンセの音が出ることを(ヘッドフォンで)確認し、アンプなどがまだ届いていないので、電子楽器まわりの準備はここでいったんストップ。製本作業(テープ作業と糊作業)に参加する。
11時を回って、アンプ、エレピ(これはMIDI鍵盤として使う)、及びVドラム(コントローラー使いと、音源使いの両方)が届いたが、どうやら、Vドラムの接続ケーブルとACアダプタが、無い [;^J^]。新宿の楽器屋に買いに行くという手もあったのだが、今年はVドラム無しで切り抜けることにする。出番はさほど多くないし、もう1台MIDI鍵盤があるのだから、なんとでもなるだろう..(この判断が、甘かった。)
13時開会。ファンファーレ代わりに、「ツァラトゥストラ」の冒頭。(2010年だからである。)シンセはパイプオルガンパート。これは、自分で弾いた。大変、気持ちが良い [;^J^]。引き続き、「美しく青きドナウ」(2010年だからである。[;^.^])ではハープパート。これは、Sさんに弾いていただいた。ウィンナワルツは繰り返しが多くて、ややこしい。[;^J^]
「交響曲第39番」(モーツァルト)、「どろぼうかささぎ序曲」(ロッシーニ)、「未完成交響曲」(シューベルト)では、シンセはお休み。つづく吹奏楽枠は3曲で、1曲目の「星条旗よ永遠なれ」(スーザ)と2曲目の「吹奏楽のための民話」(コウディル)では、シンセは出番なし。いずれも(特に後者は)実に懐かしい曲である。
3曲目の「ディズニー メドレー(1)」(岩井直溥編)では、鍵盤打楽器系が、グロッケン/シロフォン/ヴィブラフォンで、これはFantom−S自身の鍵盤で、どなたかのお嬢さん(小学生、お名前失念 [_ _])に弾いていただき、もともとVドラムのパッドでトリガーしてFantom−Sを鳴らす予定だったカウベル/ウッドブロック/アンヴィルは、エレピ鍵盤をNさんに叩いていただき、これでトリガーした。アンヴィル(線路の切れ端)の音は、チューブラー・ベルのウェイブを素にして、これをピーキング・フィルターとコンプレッサーでカチカチに固めたものである。(もうひとつ、チューブラー・ベル自体のパートもあり、これは私がエレピ鍵盤でトリガーした。)
ここまでは、良かった。[;_ _][;^J^]
問題は、「SF交響ファンタジー第1番」(伊福部昭)で、コミュニケーションエラーというか、事前の情報確認が不足していた。この曲の鍵盤パート、及び、電子楽器でカバーする必要がある打楽器パートは、ピアノ、ハープ、コンガ、トムトム、銅鑼で、私の目論見では、ピアノは会場の生ピアノを使い、Fantom−Sでハープと銅鑼(奏者は私)、Vドラムでコンガとトムトム(これらは、Fantom−Sではなく、Vドラム自身の内蔵音源を使う)..であったのだが、まず、Vドラムが使えなくなった。OK、OK。コンガとトムトムの音源をFantom−Sに切り替え、エレピ鍵盤でトリガーすれば良い..
実は、生ピアノも(初日は)借りていないのであった [;_ _]。結局、コンガとトムトムはエレピ鍵盤で、銅鑼はFantom−Sのパッドで、そしてFantom−Sの鍵盤でハープとピアノを切り替えて弾くことになったのだが、これが完全にオーバーワーク。コンガとトムトムはJさんとOさん、Fantom−Sの鍵盤はSさんに依頼し、私はFantom−Sのパッドで銅鑼を担当したのだが、それと同時に、事前には全く想定していなかった、ハープとピアノの切り替え操作も行うことになり、おかげで、銅鑼の大事な音を、いくつか落として(=叩き損なって)しまった [;_ _]。せめて、Vドラムと生ピアノのどちらか一方が使えれば、なんとかなったのだが..まぁ、仕方がない。全体としては、非常に良い演奏、良いアンサンブルであった。[^J^]
続く交響詩「前奏曲」(リスト)と「アルルの女 第1組曲・第2組曲」(ビゼー)では、シンセはハープ。いずれもSさんに弾いていただいた。前奏曲では私が指揮したが、振り間違えるという、話にならない出来 [;_ _]。大反省である。[;_ _][;_ _][;_ _]
初日のシンセの出番はここまで。引き続き、企画枠の「*ミンの世界」。これは、ケロミンなど、アナログ音程の電子楽器によるアンサンブルで、「夏の思い出」(中田喜直)、「やさしさに包まれたなら」(荒井由実)、「となりのトトロより ねこバス」(久石譲)の3曲。あとは、「エグモント序曲」(ベートーヴェン)、「交響曲第100番 軍隊」(ハイドン)、「交響曲第2番」(ブラームス)、「交響曲第9番 第4楽章」(ベートーヴェン)。
初日は、ここまで。打ち上げは、いつもの呑兵衛。盛会である。予約しておいたSホテルには、あらかじめチェックインしておいたので、非常に気が楽。(オフ会場、打ち上げ会場、Sホテルが、それぞれ徒歩3分程度しか離れていないのである。)もちろん、飲み放題である..
目次へ戻る..気が付いたらSホテルの部屋のベッドであった [;^J^]。ツイッターで参加者のツイートを読んで回ったところ、どうやら私は二次会には行かなかったらしい。[;^J^]
Sホテルの朝食ビュッフェは、幡ヶ谷駅の直近のもう一軒のビジネスホテルであるホテルNよりも、遥かにマトモである。といっても、パンとコーヒーにスープがついている程度であるが、(少なくとも去年のホテルNの朝食ビュッフェには無かった)スープが、あるとなしとでは、大違いなのである。
今日はしばらく、シンセの出番は無い。「売られた花嫁序曲」(スメタナ)、「カレリア組曲」(シベリウス)、「クラリネット協奏曲 第2楽章」(フィンジ)、「大学祝典序曲」(ブラームス)、「交響曲第7番」(ドヴォルジャーク)、と続き、「ピアノ協奏曲 第2番」(ラフマニノフ)。
次の「亡き王女のためのパヴァーヌ」(ラヴェル)では、シンセでハープ。奏者はEさん。「交響曲第2番 讃歌 抜粋」(メンデルスゾーン)では、パイプオルガン。奏者はSさん。
「フィンランディア」(シベリウス)をはさんで、「交響曲第6番 悲愴」(チャイコフスキー)では、私が、シンセで銅鑼とコントラバスを担当した。といっても、後者で弾いたのは、第4楽章終結部のみである。(銅鑼だって、出番は第4楽章終わり近くの1音だけであるが。)この曲は、最後は、コントラバスだけになって、フェイドアウトするのだが、コントラバス奏者の参加がないため、サポートすることになったのである。ほとんど打ち合わせなしの一発合わせとしては、まずまずの出来だったかな。[;^J^]
あとは定番。三分間指揮者コーナーをはさんで、「ボレロ」(ラヴェル)では、ハープパートをEさん、チェレスタパートをMさん、銅鑼パートを小学生のお嬢さんに弾いていただき、「威風堂々第1番」(エルガー)では、ハープパートをEさん、パイプオルガンパートを、私が弾いた。
今年の夏オフは、以上で終了。今夜の打ち上げは、和民である。これまた、会場からもSホテルからもごく近いところなので、先にシンセをSホテルに運び込んでおく。今年の嬉しい発見のひとつは、毎年重くなり続けたシンセが、今年は多少軽く感じたことである。1ヶ月やそこらのジョギングで、そんなにすぐに効果が出るわけもなく、錯覚かも知れないのだが、しかし確かにいくらか体が軽くなってはいるのだと思う。
今夜は二次会にもつきあった。会場は(昨夜の打ち上げ会場である [;^J^])呑兵衛。23:30頃から3:00頃まで。ちょうどお開きになる頃に、半端ない雨となってしまい、Sホテルに帰る4人は、「走ってもたいした距離ではない」&「傘が4人で1本しかない(つまり、傘を頼ってもどうせ濡れる)」という前提条件から、傘を無視してホテルに走り込むことにしたが、結果的に、これは大失敗だったようである。[;^.^]
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Aug 13 2010
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