2011年10月31日:デジカメ新調 [^.^] 2011年11月01日:予備バッテリー購入 2011年11月02日:ロ短調ソナタのアナリーゼ 2011年11月03日:四季のコンサート(ロ短調ソナタなど) 2011年11月04日:大道芸in静岡 2011 二日目 2011年11月05日:大道芸in静岡 2011 三日目/「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展 2011年11月06日:「宇宙水爆戦」目次へ戻る 先週へ 次週へ
帰宅してから、車で駅前へ。メイワン谷島屋などに寄ってから、ビックカメラでデジカメ(CANON PowerShot S95)を購入 [^.^]。実のところ、十分な検討期間を確保できなかったので [;_ _]、ある程度、えいやっで決めたのであるが、(レンズの周りの)コントローラーリングが使いやすそうに見えたのが、決め手であった。ほんとに使いやすいかどうかは、使ってみないと、わからない。[;^.^]
浜松西郵便局で、アマゾンからのお届け物をゲットして帰宅。
先週の月曜日にNさんから届いた、手塚治虫関連資料の整理がようやく終わり、作品リストに反映させた。
目次へ戻る帰路、高丘のI医院に寄って薬をもらう。
さらにその足で、OAナガシマ 浜松西インター店に寄る。昨日、ビックカメラでデジカメを買った際、予備バッテリーを買うのを忘れていたからである。まぁ、満タンにしておけば、大道芸の1日ぐらいはもつと思うが、万が一、撮りまくって足りなくなって、ナイトパフォーマンスの撮影が出来なくなったら、哀しいからである。[;^J^]
ものは NB-6L なのだが、残念ながらキヤノンの純正品は無く、(というか、この店にはデジカメのバッテリーの在庫自体がほとんどなく [;_ _]凸、)辛うじて NB-6L 互換品はあったので、確保した。品質に多少の不安が無いこともないが、常用するのではなく(というか通常は使わず)、万が一のための予備なのであるから、あまり気にすることもないだろう。(いきなり爆発することもないだろうしさ。[;^J^])それに、純正品は3500円以上するのに対し、1000円未満というロープライスは、やはり魅力的である。[;^.^]
目次へ戻る明日聴くピアノリサイタルのメインプログラムが、リストのロ短調ソナタなのだが、しばらく聴いていなかった曲なので、ひさびさに聴き返してみた(ホルヘ・ボレット盤)。
そういえば、大昔に、この(凝りに凝った)作品の(凝りに凝った)アナリーゼ(作品分析)を書いたことがなかったかしら..と、探してみたら、案の定、1992年に、ニフティサーブのFCLA(当時)にアップしていたのであった。今夜はネタも無いことだし、これをHTML整形してリンクして、お茶を濁しておこう。[;^J^]
..とはいえ、この作品の歴史的意義を称揚する前説やあとがきの文章はあまりにもハイテンションで、われながら正視できないありさまなので [;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]、そこは切り捨てて、この作品の構造を5通りに分析している本体部分のみである。[;^J^](→ 「ロ短調ソナタ(Franz Liszt,1853)の構造分析」)。
それにしても、これが19年前の文章かと思うと、自分の知性の、あまりの進歩の無さに、慄然とせざるを得ない [;_ _] ..19年後には、既に死んでいる可能性も、低くは無いと言うのに..[;_ _]
目次へ戻る前回までのあらすじ:
SFアニメの傑作として評価が高い「魔法少女まどか☆マギカ」を、地上波放映時に見逃しており、なんとか観なくてはとは思うものの、ソフト(DVD/BD)は高くて手を出しにくく、そのうち衛星放送で放映されるだろう、と、気楽に構えていたのだった。
..ふと思い出して、「まどかマギカ&CS」で検索してみたら..ガーン!! 10月16日から、毎週日曜日に再放送が始まっていたではないか!! [/_;][/_;][/_;]
..が、落ち着け [;^J^]。AT−Xだよ。私が契約している、スカパーの「よくばりパック」には、AT−Xは含まれていない..つまり、ハナから観られなかったのである [;^J^]。やれやれ..しかし、ということは、その他のアニメ系のCSチャンネルでは、放映される可能性はもはや無いということかなぁ..(少なくとも当分は。)「よくばりパック」に含まれている「アニマックスHD」あたりで放映してくれないかなぁ..このさい、別にBSでも構わんけど。[;^.^]
会社から自転車で、浜松市教育文化会館へ直行。(自宅直行と、ほとんど距離が変わらんのだ。[;^J^])18:45から、四季のコンサート「鳥山明日香 ピアノリサイタル」である。
プログラムは、プーランクの「ノヴェレッテ ハ長調」と、ラフマニノフの「前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2」、同じく「前奏曲集 Op.23」から5曲。そして、リストの「ソナタ ロ短調」。
さらにスケール雄大な技巧の持ち主だったら良かったのに..というのが偽らざる感想であるが [_ _]、我ながら要求水準が高すぎることは、自覚しております [;^J^]。実演で聴く楽しみは十分に享受できたし、その点では、不満は無い。
それにしても、この単一楽章(30分以上)のピアノソナタ。私にとっては、あらゆるピアノ音楽中、もっとも好きな作品のひとつなのであるが、発表された当時、「わけのわからん音楽だ」としてボロクソに貶した、クララ・シューマンをはじめとする皆様方。おおむね、あたりです [;^.^][;^.^][;^.^]。昨夜の日記からもリンクした「ロ短調ソナタ(Franz Liszt,1853)の構造分析」をざっと眺めてもらえば見当はつくと思うけど(精読はしなくて結構。よほど暇でなければ付き合いきれるものではない [;^.^])、1853年の時点で、こんなものをいきなり聴かされてもな。
21:10に帰宅。
目次へ戻る大道芸ワールドカップin静岡 2011 である! 今年は11月3日から11月6日まで4日間。この催しに参加し始めてから16年目であるから、過去の見聞録も(それなりのデータベースと言えるほどまでに)充実してきている。以下にまとめておこう。
1996年 11/03 1997年 11/01 1998年 10/31 11/03 1999年 11/03 11/06 2000年 11/03 11/04 2001年 11/01 2002年 11/02 11/03 2003年 10/31 11/01 11/02 2004年 11/03 11/06 2005年 11/03 11/04
2006年 11/02 11/03 11/04 2007年 11/02 11/03 2008年 11/01 2009年 10/31 11/02 2010年 11/05 11/06
(以上、去年の日記の再利用&追記である。)
今日は有休取得済み。これから遊蕩の3連休である! \[^O^]/ ..といっても、3日間通うことは恐らくなく、天気に恵まれている2日間を選んで通うことになると思うが、まずは快晴! 6:50に自宅を発ち、7:26浜松発のJRで、8:39に静岡着。9:00にメイン会場の駿府公園着。
近年の私の大道芸見物スタイル(メソッド)は、2日体制である。1日目は駿府公園のメインステージでのプレミアムショーケースに張り付き、2日目に駿府公園や静岡市街のあちこちのパフォーマンスポイントを見て回るのである。日本と世界各国から90組近くのパフォーマーが参加するのだが、彼らのうち、ワールドカップ部門に招聘されている全組を、プレミアムショーケースで1日でまとめて(一網打尽で)全て観ることができる。つまり、効率が良いのである。
プレミアムショーケースの開演は11:00から。開場は10:30。チケットは事前にe+(イープラス)で入手しているものの、全席自由席なので、いい場所に座るためには、やはり早めに並ぶ必要がある..というわけで、開場1時間半前に着いたという次第である。既に4〜50人並んでいたが、これなら全く問題はない。持参の脚立を椅子にして、しばし読書で時間をつぶす。
ちなみに、一昨年から、プレミアムショーケースでは写真撮影も録画も禁止である。(理由は言うだけ野暮であろう。)従って、一昨年から、1日目は写真をほとんど載せていない。よって、取りあえず、朝の風景を載せておく。(ちなみに、撮影/録画が禁止されているのはプレミアムショーケースだけであり、その他のポイントでは、撮影/録画は自由に出来る。)
プレミアムショーケースで嬉しいのは、半券を見せれば出入り自由ということである。演技と演技の合間に外の屋台で飲食物を調達し放題。なにしろ大層な好天だったので、缶ビールと生ビールを合わせて6〜7杯 [*^.^*]、シシケバブやらペルーの鶏肉料理やらを食いながらの大道芸鑑賞は、まっこと、極楽というもの。(今日は平日で、みんな仕事をしてるというのによぅ。[;^.^])
彼は、今年度のワールド部門の出場アーティストではない。2006年度のワールドカップチャンピオンなのである。(2006年と2009年にも観ている。)バウンスボールによるジャグリングであり、達者なものだとは思うが、その細身のルックスによる眩惑効果 [;^.^] も、確実にあるはずだ。なんにせよ、見映えが良いのは間違いない。デュオ スカーレット
クレーンで吊るされた四角錐型の枠の上での、女性デュオのアクロバット。(レズっぽい)絡みもあるし [*^.^]、ビジュアル的にはなかなか良い。大道芸の「美人女性パフォーマー」には、「設定としては、美人」という例が非常に多いのだが、彼女らは、まずは及第点である。(← なに目線だよ。[;^.^])ウィリアム ウェイ リャン リン
台湾から来た(設定としては [;^.^])イケメンの、ディアボロプレイヤー。ダンスを仕込まれているようで、動きが軽い。メインステージの天井に何度かディアボロをぶつけてしまい、ミスしていたが、そこはプロなんだから、制約条件内で結果を出さないとね。[^J^]ミニ ドリン マリオネッツ
男女のデュオによる、パペットショー(操り人形劇)。ちょっとグロテスクでちょっとエロティック。これはなかなか、悪くない。バンデ アーティスティーク
男女デュオのジャグリング。男のジャグリングを女が邪魔をしたりするコミカルな展開が見どころか。〆のネタは、全身ハンドベル。両手両足と、額と、胸元(女性)と、股間(男性)にハンドベルを取り付けて、パッヘルベルのカノンの二重奏 [;^.^]。これは非常に素晴らしかった。[^.^]ミラ ロージロ
女性ジャグラー。ボールのジャグリングとフラフープ。ビジュアル的はいいのだが、ちょっと、ミスが多いかなぁ。デュオ ストラホフ
絵に描いたようなマッチョな男性デュオ(双子)による、アクロバット。ギャング(マフィア)の体(てい)で登場して小芝居もするが、芸自体は、質実剛健極まりない筋肉(バランス)芸。このギャップが良い。実に大道芸人らしい大道芸人である。途中で一度失敗したが、見事にフォロー。バレエ オン ザ ショルダー
肩の上で、バレエの型をする。バレエを踊るというほどのものではない。しかしながら、バランス芸としては、意外に難しいのではないかと思う。バタフライ
巨大な蝶の姿のスティルト(高足芸人)。期待していたのだが、やはりスティルト特有の欠点が目立ってしまった。つまり、大味なのである。スティルトというのは、1.ビジュアル自体にインパクトがあり、2.細かい動きをしにくい、という特性から、ただウロウロと歩き回るだけになるケースが、非常に多いのだ。彼らは、それでも健闘しているほうだとは思うのだが..マックス ル リオシェ
男女デュオのマジック。わざとミスしてネタバラシを魅せるタイプ。ゆる〜い雰囲気が持ち味か。ケージービー クラウンズ
クラウンデュオ。ちなみに「KGB CLOWNS」なのだが、ドイツ人とロシア人なのである。結構ヘビーなブラックジョーク? [;^.^] クラウン芸にありがちなことであるが、この日記を書いている時点で、内容をほとんど思い出せない [;_ _]。しかしこれはこのジャンルの特性と呼ぶべきもので、芸の質とは(多分)関係ない。(念のための注記:「クラウン」は「ピエロ」の上位概念である。)ファクンド クレイマー
逆立ち専門?[;^J^] の、アクロバット。舞台装置は簡素で美しい。洋服を掛けるスタンドのような家具だけを使う。一種の(静的な)ダンスである。マリアーノ グス
パンフレットによると「巻き込み型コメディ」なのだが、残念ながら、内容を全く思い出せない [;_ _]。既にウトウトしていたのかも知れない。[;_ _][;^.^]ドルミカーズ
これは素晴らしい! 集団による「ホラー・アクロバット」。マッド・サイエンティストと、彼が作りだしたゾンビたち。要するに、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のゾンビたちがアクロバットをするようなものであり、一瞬(四股を踏む動作を)引用してもいる。(ちなみに音楽は、ゴーストバスターズ。)メイクの出来はかなりのもので、泣き出した子どももいた [;^J^]。個々のアクロバット自体は、技術的にそれほど難易度が高くは無いのだが、エンタテインメントとしての完成度は、最高水準のものである。[^.^]
プレミアムショーケースは、ここまで。誰がチャンピオンになるかの予想は難しいが、順当に考えれば、オーソドックスな「デュオ ストラホフ」。それと、「ドルミカーズ」が何らかの賞を取れればいいな、と思う。
どのパフォーマーの演技のあとだったか忘れたが、後半、インターバルタイムに女性MCが客席にインタビューに回ってきたのだが、私にマイクを向けて、
「お父さんは、どの組がワールドカップチャンピオンになると予想されますか?」
「..まず、“お兄さん”と呼んでいただけますか?」
..われながら痺れるほどの、大人げの無さだぜぇっ [;^.^][;^.^][;^.^](ちなみに前記のMCを含めて、大会スタッフは全員、ボランティアである。800人もいるらしい。)
駿府公園から出て、青葉シンボルロードのポイントへ。
バーバラ村田ひとり劇場とも呼ぶべき芸風。(劇団ひとりではない。[;^J^])去年は来ていなかったのだが、来ていれば毎年観ることにしている。ネタはいつも同じなのだが、私は彼女のファンである。バルーン☆パフォーマー→ともちゃん
要はバルーンアート。パンフにはおしゃべりが魅力的みたいに書かれていたので油断していたのだが、おしゃべりをしているあいだも絶え間なく動き回っている(動きが速い)ので、非常に写真を撮りづらかった。[;^J^]
近年無かった大規模なスペクタクルショーが、今年は(20周年ということもあって)復活した [^.^]。イタリアから来たパフォーマンスグループ、「カンパーニャ デ フォリ」である。
ステージで最終の仕込み中。開演前の期待に満ちた雰囲気。前景左の紳士の後頭部が写真の主役になってしまったのは、私の立ち位置からは不可避なことであった..[;_ _][;^.^]
いよいよ、音楽が始まると..(ちなみに音楽は、「カルミナ・ブラーナ」とそのアレンジを中心とする)
..ステージ中央で蹲(うずくま)っていた女性が、一気に巨人と化す。
キラキラと散っているのは、花火の残骸である。私には、シャッターチャンスを捕まえられない。(左から2枚目の写真に、発射直後の様子が写っている。)
この巨人は、巨大なスカートをなびかせて浮上し、オーディエンスの上空を飛び回るのだが、それもカメラで追いかけきれなかった。
巨人が飛び去るのと入れ替わりに、半透明の気球に吊るされた天使(?)が現れる。
次に、お互いをロープでつないだ、2体の生物が現れる。リボンを操る彼らは、深海(あるいは宇宙空間)の浮遊生物のようである。
地上には、スティルト(高足)どもが現れる。正邪の闘いであろうか?
炎を持つ男に続いて、2基のパラモーターが現れ、空中に舞い上がる。(手ブレによって写真にもたらされているスピード感を味わいましょう。[;^.^])
なかで原生動物のようなものが蠢(うごめ)く球体。
再びスティルト。天使と悪魔(?)
上空でも、天使と悪魔の闘いが繰り広げられる。ここで花火がバンバン打ち上げられているのだが、ほぼ、カメラの射程外 [;_ _]。また、激しい手ブレによって、彼らのスピード感が見事に再現されている。[;^.^]
カーテンコール。ちなみにこの間、最後に現れた上空の天使と悪魔は、オーディエンスの上を、ぶんぶん飛び回っています。[;^J^]
これといったストーリーはないのだが、さまざまな姿の異形のものども(特に「浮遊系」や「球体系」)が次々と現れる展開は、「聖アントワーヌの誘惑」(フローベール等)、とりわけ、オディロン・ルドンの連作版画を、強く想起させる。また、問題になるのは天使と悪魔のモチーフで、これはもちろん「黙示録」に由来しており、同じくルドンの連作版画「ヨハネ黙示録」を想起させ、これが(いわば同じ「世界(宇宙)」に属する)「聖アントワーヌの誘惑」への連想を強化する。
2001年の「ヘルバードリーム」や「トランス・エクスプレス」に勝るとも劣らない感銘を受けた。堪能した。[^J^]
21:43静岡発のJRで、22:51浜松着(実際には数分遅れ)。終バスで23:35に帰宅。
目次へ戻る天気予報によると、今日の夕方から明日の午前中にかけて、静岡は雨になる。当初、もしも明日も降らないのであれば、フェイスペインティング(及びフェイスペインティングしたままでの「ダ・ヴィンチ美の理想」展(@静岡市美術館)観覧 [^.^])は明日に回す予定だったのだが、今日に繰り上げるべきだろう。となると、ルーシー ブラウラードによるフェイスペインティングは人気演目であり、数時間並ぶことも珍しくないので、昨日よりもさらに早めにかけつけるべきである。(さもないと、他の演目を観る時間が大幅に減ってしまう。)
6:20に自宅を発ち、7:12浜松発のJRで、8:26静岡着。8:45にルーシーのフェイスポイントに着いた時点で、列は20人弱。(開始時刻は10:30。)実際にはフェイスペイントをするのは(お肌の綺麗な [;^.^])子どもが多く、この列の半数以上は引率の父兄と思われるので、午前中には終わるんじゃないかな。持参の脚立を椅子にして、しばし読書で時間をつぶす。
30分繰り上げて、10:00からスタートしてくれた [^J^]。私は7人目。子供たちはひとり5分ぐらいで終わるのだが、私は「緑をベースにしたジャングルの中の花に、大小の鳥を鮮やかな色で」、という、ややこしい注文をしたためか、10分以上かかってしまい、あとに並んでいる人たちを待たせて悪いなぁ..と、塗って貰いながら居心地の悪い思いをしていたのだが、終わったとたん、並んでいた人たちから期せずして歓声と拍手が起こった(つまり喜んでもらえた)ので、ほっとした [;^.^]。終了時刻は予想より遥かに早い10:45。[^.^]
ルーシーが、私のことを憶えてくれていたのに感激した [*^.^*]。何しろ前回最後にペイントしてもらったのは7年前(2004年)なのである。さすがはプロだ。(それとも、なにか、よほど忘れにくい事情とか特徴とかがあった(ある)とか? [;^.^])ちなみにこの写真、背景との位置関係が不自然に見えるのは、次の演目のポイントに移って、パフォーマンスが始まるのを脚立に立って待っているあいだに撮ったからである。[;^J^]
昨日のプレミアムショーケースでの演技と、全く同じところでミス(転落)をした..つまり、これは「ミス」なのではなく、「仕込み」だったらしい [;^J^]。伝わりにくいぞ、こらっ![;^.^](ちなみにこの写真は、「ミス」の瞬間ではない。)サンキュー手塚
毎年観ている、サンキュー手塚。スランプを感じた時期もあったが、最近はまた、安心して観ていられる。写真はもちろん、サッカー(なでしこジャパン)ネタで、AKBも絡めているあたり、目配りに抜かりは無い [;^J^]。恒例の「恐怖シリーズ」のほか、「弱 中 強 ∞」シリーズ、それと「20周年ありがとう」の(ほんわかと感動的な)ネタ。山本光洋
通りすがりに後半だけ観たのだが、これまでも5年に一度ぐらいのペースで観ているベテラン芸人。安心して楽しめるエンターテインメントである。トリオ チャーサール
2005年のワールドカップチャンピオンであり、私自身は、2005年から7年まで、3年連続で観ている。投げ縄、鞭、シーソージャンプという、恒例のネタ。シャッターチャンスが難しい。[;^J^]
ダメじゃん小出
次の、ダメじゃん小出のパフォーマンスを待つ人波。(前景中央のおばさまが、いい味出してます。[;^.^])「十重二十重(とえはたえ)」という言葉があるが、目測で「十五重」ぐらいか。この大会では「二十重」を越えることも珍しくはないのだから、恐ろしい。[;^J^]
毎回観ている、贔屓の芸人。彼はとにかく、客いじりが上手い。使える客を拉致徴発して即席の劇団を作り、(ノーギャラで [^.^])芝居をさせるというパターン。ストーリーの説明は略すが [;^.^]、ヒロイン、大活躍。[^.^]シルヴプレ
これもやはり贔屓にしているデュオ。毎年観ていると思う。ネタは同じなのだが、この独特の昭和な空気感は、何ものにも代えがたい。[^.^]ウィッティー ルック
ユニサイクルコメディシアター。要するに一輪車だが、後半では五輪車乗りがメインとなる。いかにもサーカスを思わせる芸。過去に観ていると思ったのだが、日記を検索しても出てこない。変だなぁ..[;^J^](..と思ったら、2008年に観ていた。「witty look」であった。[;^.^])ジョジョ
..といっても、荒木飛呂彦ではない [;^J^]。5年前(2006年)に観ている。中国雑技団の伝統芸である、皿回し、筒抜け、フラフープ(70個)。
..そろそろ16:00。あとの予定が迫ってきたので、今日は、ここまでとする。元気と天気に恵まれれば明日も来るかも知れないが、さもなくば、今年の大道芸見物は、以上で終了。88組ものパフォーマーの、ほんの一部しか観られていないことになるが、無理が効く歳でもないしさ。[;^J^]
16:25に、駅前の 静岡市美術館。心配していた脚立だが、美術館のコインロッカー(大きいほう)に、ぎりぎり収めることができた。やれやれ。
「レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想」展である。受付のおねーさんたちに、フルフェイスペインティングを強烈にアピールできたので、今日の美術館来訪の目的は、達成できたも同然である [^.^] ..ではなく。[;^.^]
とりわけ魅かれた作品名を挙げておこう。
「マグダラのマリア(ルクレティア?)」(ジャンピエトリーノ(カルロ・ペドレッティ説))と、「鏡を持つ高級娼婦の肖像」(ベルナルディーノ・リチニオ)の、豊満なエロティシズム。「ヒワの聖母」(ラファエロとその工房(帰属))は、ウフィツィ美術館の有名な作品(画像検索結果)の新発見のヴァリアント。「アイルワースのモナ・リザ」(未詳)は、世に数多(あまた)ある「モナ・リザ」のうち、レオナルドの未完成作の可能性がある世界初公開の作品。魅力的は魅力的なのだが、ルーヴルの「モナ・リザ」とは異なっていながら、しかし明らかに似てもいるので、この作品との距離感を、自分の中でうまく整理できない [;^J^]。われながら妙な表現だとは思うが、ロボット工学で言うところの「不気味の谷」のような違和感を感じてしまうのである。「裸のモナ・リザ」(レオナルド・ダ・ヴィンチ/構想サティ(帰属))は、胴体の太さが気にならないでもない [;^J^]。「浴室のふたりの女性」(フォンテーヌブロー派)は、澁澤龍彦なあなたなら、観るまでもなく、作者名とタイトルだけから図像の想像がつくであろう [;^.^]。しかしなんといっても、「レダと白鳥」(レオナルド周辺の画家)! このS字カーブの素晴らしさ!
図録も確保して、17:50頃、退出。まだこれからナイトパフォーマンスを十分観ることが出来る時刻だが、既に小雨が降り出しているので、おとなしく帰ることにする。18:11静岡発のJRで、19:23浜松着。バスで帰宅したのが20:00。
実は、今日は日中、何度か自分撮りをしたのだが、納得のいく写真が撮れなかったのである。最初に載せた写真は、ルーシーのペインティングの輝くばかりの美しさを、全く伝えられていない。所詮は自分撮りの限界か..と諦めていたのだが、帰宅してからバスルームで鏡撮りをしてみたら、かなりマシに撮れたので、載せておく。どうやら、自分撮りの問題というよりは、照明(光線の方向)の問題だったようである。
朝から雨。天候次第では三連チャンも考えていないではなかったが、大道芸(最終日)はもちろんパス。朝いちで浜松西郵便局へ、アマゾンからのお届け物を引き取りに行く。「宇宙水爆戦」(THIS ISLAND EARTH, 1955)の DVD である。[^.^]
1950年代のSF映画の名作として、「禁断の惑星」(FORBIDDEN PLANET, 1956)と並び称される作品であるが、こんにち的な存在意義は「禁断の惑星」とは異なる、と言わざるを得ない。つまり..古いのだ。しばしばなされる比較を引用すると、「禁断の惑星」が1950年代の「黄金期のSF小説」の水準に達しているのに対して、「宇宙水爆戦」は、それよりひと世代前の(1930年代以前の)「パルプマガジンのSF」の世界なのである。
実際、「潜在意識の怪物」というコンセプトの凄みとサスペンスフルな展開で、今なお現役のSF映画として通用する(どころか、昨今の大概の「SF映画」よりも遥かに優れている)「禁断の惑星」と比べると、「宇宙水爆戦」は、基本設定にも展開にも、突っ込みどころが多い [_ _][;^J^]。異星系同士の殲滅戦争に負けそうな側(メタルーナ星)が、新兵器開発のために地球人の科学者を拉致徴発に来るというストーリーなのであるが、いくら自分らの科学者がほとんど戦死してしまったからといって、科学力が比較にならないほど劣っている地球人を頼りにするのはどうよ..とかね。
しかし、部分部分の風景やギミックの魅力は、今なお色褪せてはいない。有名な「メタルーナ・ミュータント(画像検索結果)」はもちろんであるが、円盤の内装やコンソールの、なんとも未来的ですっきりとしたデザイン、上空を覆うシールドを突き抜けて雨あられと降ってくる隕石爆弾の猛攻に、廃墟と化した異星の都市の姿。メタルーナの敵のゼイゴン星は、この「隕石爆弾」としてしか登場せず、その他の兵器も都市も人間も、いっさい姿を現さないのは、あるいは予算や尺の問題だったのかも知れないが、むしろ「抽象的な敵」として、かえって不気味で効果的である。そしてなんといっても、メタルーナが破壊されたあと、ひとり生き残ったメタルーナ人の、最期..
私は、「SF映画の素人」に対して、「アバターを観るぐらいなら、これを観ろ!」、と、「禁断の惑星」を押しつけるぐらいのことはするだろうが、彼に対して「宇宙水爆戦」を押しつけることは、決してしないであろう。しかし、本当にSFが好きで、SFの楽しみ方を知っている人が、もしも「宇宙水爆戦」を未見だったならば..心を込めて、このソフトを送るであろう..(あとで、返してもらいますが。[;^J^])
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