*2011年11月07日:混乱する季節感
*2011年11月08日:年末の墓参りの予定
*2011年11月09日:またまたこけた [;_ _]
*2011年11月10日:大事は無さそう [;^J^]
*2011年11月11日:そういえば、
*2011年11月12日:「文豪怪談傑作選・昭和篇」
*2011年11月13日:「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」
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*2011年11月07日:混乱する季節感


 朝、目覚めの直前、なんとももどかしい夢を観た。「今日が何月だか、わからない」のである [;^J^]。確か5月だったような気が..いやいや初夏はすでに終わったはず。じゃぁ12月か? いや..冬ではない。冬はまだ来ていない。7月か? 暑い汗だくの夏の皮膚感覚が確かにあるのだが..いや、それは去年の夏の記憶ではないのか? じゃぁもしかしてまだ3月あたりか? それとも6月か? ..という感じの。レム睡眠にありがちなことであるが、夢を観ている(半覚醒状態である)ことは理解できているので、現在の仕事やプライベートの状況を思い出せればそこから論理的に何月であるか確定できるはずだ、とまでは(ロジカルに)思い至っているものの、そこから先に進めない..という、夢。

 ..完全に目が覚めてから、うーむ、一体、どうしてこんな夢を? ..と、いぶかしんでいたら、耳元で、人類が知る限りの最凶最悪の音(=蚊の羽音)が! 瞬間的に逆上して、殺虫スプレーで毒ガスを 憤怒 噴霧したが..もしかしたら、この季節外れの音が、このわけのわからん夢の原因だったのかのかも知れないなぁ [;^.^] ..(参考図像:「目覚めの直前、柘榴のまわりを一匹の蜜蜂が飛んで生じた夢」(サルバドール・ダリ)画像検索結果)..まぁ、これほどまでに美しい悪夢ではありませんでしたが。[;^J^])

 安めぐみが結婚するという噂は聞いていたが、相手が東MAXだとは、今日の今日まで知らなかった [;^J^]。そっかー..ま、仲良くやってくれ [;^J^]。 私は、(特に好みのタイプの女性)タレントの結婚に際して、いずれ浮気や金銭のトラブルで修羅場るのを無意識のうちに期待するような 鬼畜外道 昏い魂の持ち主なのだが [;_ _]、安めぐみの修羅場は、あまり観たくないような気がするので..(「見る」ではなく「観る」と書くあたりが、もう鬼(以下略)[;^.^])

 「大道芸ワールドカップin静岡」の ホームページ で、今年度のワールドカップの受賞者を確認した。

* チャンピオンデュオ ストラホフ
* シルバードルミカーズ
* ブロンズバレエ オン ザ ショルダー

 先週の日記に、「順当に考えれば、オーソドックスな「デュオ ストラホフ」。それと、「ドルミカーズ」が何らかの賞を取れればいいな、と思う。」、と書いたのだが、珍しくも [;^J^] 予想が当たって、びっくりした。[;^.^]

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*2011年11月08日:年末の墓参りの予定


 中学校の吹奏楽部の同期のT君から、年末恒例の墓参り&宴会の日程確認(念押し)のメールが来た。12月3日。もちろんもとより、スケジューラーに入力済み。場所は東神奈川である。

 どうせ上京するのだから、別件(図書館での調査とか展覧会観覧とか)も合わせて片付けて、交通費を有効活用したいところであるが、東神奈川に昼過ぎとなると、たとえ新幹線を使ったところで、午前中は買い物程度しかできそうもない(たとえば国会図書館でいくらか調査はできるだろうが、2時間程度なので中途半端であるし、展覧会観覧もやや忙(せわ)しない)ので、ここは無理せず、高速バスで(新幹線の半額の交通費で)ゆっくり上京することにしよう。そして日帰りするのではなく、横浜・鶴ヶ峰の実家に泊まり、翌日曜日にいろいろ片付けて、浜松に戻ることにしよう。

* 多摩図書館手塚治虫関連調査
* 国立新美術館モダン・アート,アメリカン ―珠玉のフィリップス・コレクション―
* 山種美術館ザ・ベスト・オブ・山種コレクション

 ..といったところかな。(微妙にオーバーフローしているような気が、しないでもない。[;^J^](やや忙(せわ)しないのではないか。[;^.^]))

 ちなみに、どうでもいい余談であるが、山種美術館の展覧会のページのURLは、個別の展覧会と一対一対応しておらず、exh/current.html とか、exh/next.html とかいう体たらくなので、せっかくリンクを張っても、あとから(次の展覧会が始まってから)クリックすると、必ず外れてしまうのである [;^J^]。困ったもんだ [;_ _]凸 ..[;^.^]

 昨夜遅く、ヤフオクで、とある物件に入札したのだが、これが実は勘違いで、既に所有している物件なのであった [;_ _]。ふたつあっても仕方のない物件なのであった [;_ _][;_ _]。困ったなぁ..落札したくないよ。誰かアウトビッドしてくれないだろうか..[;_ _][;_ _][;_ _](オークション終了は13(日)の夜である。どきどき..[;^.^])

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*2011年11月09日:またまたこけた [;_ _]


 会社からの帰路、257号で、自転車でこけた [;_ _]。まったく、半年に1ぺんぐらい、転んでるんとちゃうか? [;_ _][;_ _][;_ _]

 純然たる自爆である。いつもどおり路側帯を走っていたのだが、路側帯の数十メートル前方に障害物(ゴミ?)が見えたことと、後方の自動車が(百メートル以上にわたって)姿を消したことから、車道外側線の10cmぐらい内側に入った..すると、ほどなく、デコボコ道になったのである。舗装修繕のために、表皮を剥いでいたのである。

 普段はさほど気にしないのであるが、状態の悪い路面の夜間走行は、快適とは言いがたい。路側帯の障害物のわきを通りぬけたタイミングで、車道外側線の外に出た..

 ..出られるわけが無いわな [;_ _]。車道の舗装を剥いで、5cm(以上?)の段差が出来てるんだから [;_ _]。これが昼間なら、それを見落とすはずもなく、いったん降りて、よっこらしょと持ち上げたであろうが、夜間故、ハブライトで足元を照らしているにも関わらず、それに気づかず、勢い良く歩道に投げ出されてしまいました [;_ _][;_ _][;_ _]。直前の推定時速は25キロ程度。転倒の瞬間、逆向きのベクトルが加算されたはずなので、接地時点での対地相対速度はかなり減少していただろうが、それでも結構な衝撃を受けた。[;_ _][;_ _][;_ _]

 幸い、前後には車どころか歩行者すらほとんどおらず、目撃者がほぼいないのをいいことに [;^.^]、手早く自転車を歩道の端に引き上げて、体面を整えたのだが..問題は、被害の程度である。ジーンズの左膝が破れてしまったし、明らかに膝がすりむけているのだが、いつぞやほどの出血ではなさそうだ。OK。両手の掌底もすりむいた。これもたいした出血ではない。ただし..左手の握力が、ほとんど無い。握れない..というか、そもそも左腕を動かせない。う〜む、自転車に乗っている状態で、まともな受身を取れず、左手の「掌底突き」で衝撃を吸収したからなぁ..

 ..まぁ、折れているようでも無いので、自転車の脇に立って体を休めながら、そろそろと腕を動かしたり、左手をゆっくり握りながら「time.. enough..」と呟いてみたり(← ここ、笑うところですので、わかる方はスルーしないでください [;_ _][;^.^])しているうちに、なんと、眩暈に襲われた。立ちくらみである。これには驚いた。

 頭は打っていない。多分、普段、滅多にすることがない「急激な運動」に、体が吃驚したのだろう。(空腹でもあったし。[;^.^])落ち着いて、5分〜10分ほど身動きせずに静かにしているうちに、眩暈は去った。やれやれ..

 左腕、左手とも、痛いは痛いがなんとか動くようになったので、外れていたチェーンを直して(はなはだ不本意ながら、結構上達してしまっていたり [;_ _][;^.^])、自宅まで残り数キロ、ゆっくりと転がしていく。やはり左腕が痛い。路面の凹凸が、響く..[;_ _]

 帰宅してから、改めて、怪我の状況を確認。大事ないと思うが、場合によっては明日、医者へ。

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*2011年11月10日:大事は無さそう [;^J^]


 起き上がるときに、左腕で体を支えられないが [;_ _]、まぁ、単なる打ち身&筋肉痛の範疇だと思われる。医者には行かなくてもいいように思える。今日1日、様子をみよう。

 雨の気配があるので、自動車出勤である。もとより、自転車に乗るにはしんどい状態であった [;_ _]。といっても、左腕に力を入れられないとなると、自動車の運転も、ちょっとね [;_ _]。マニュアルミッション車だし、サイドブレーキは左手で引くんだし..それに、一番きついのが、右にハンドルを切るときでしてね..要するに、内側に曲げる(捻る)動作が、痛いのだ。(腕時計を見るときも、痛い。)

 ..ま、無事に会社に着きまして、ラジオ体操も、なんとか出来た [;^J^]。それより気になるのが、掌底と膝の擦り傷である。出血は(とうに)止まっているのだが、滲み出す体液をバンドエイドで押さえきれず、衣類や周囲を汚してしまいそうだ。

 帰路、杏林堂に寄って クイックパッド を購入し、帰宅してから、これで押さえる。以前、この製品を使ってみて大変具合が良かったのだが、今回、たまたま買い置きが切れていて、普通のバンドエイドで応急処置をしていたのである。まぁ、数日間で治るだろう。(性能はいいんだが、高いんだよなぁ..[;_ _][;^J^])

 おっと。洗濯していたら、洗濯ネットからTシャツがはみ出している。見たら、洗濯ネットに穴が開き、そこからTシャツが水流で引きずり出されていたのであった [;^.^]。まったく、もぅ..破れるのは手足の皮膚だけにしとけっつーの![;^.^] 百均で買ったネットだが、百均だから低品質とは思いたくないし、それは事実に反するのだろうが..

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*2011年11月11日:そういえば、


 早朝、寒い。ついに今秋、初暖房を入れる。朝から冷たい雨。もちろん、自動車で出勤である。どのみちまだまだ、自転車に乗れるコンディションではないので、ある意味グッドタイミングではあった。

 帰路も雨。百均で洗濯ネットを買いなおす。今度は何ヶ月もつだろうか..[;^.^]

 夜になってから気が付いた。今日は「1」が揃う日だったんだ。う〜む、11時11分11秒には、そんなことを、思い出しもしなかったなぁ..[;^J^] まぁ、11年後を狙えばいいや..と、一瞬考えたのだが..22月は、ありませんでした。[;_ _](「13月の悲劇」(美内すずえ)を、無駄に連想したりして。[;^.^])

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*2011年11月12日:「文豪怪談傑作選・昭和篇」


 快晴である。こうなってはもうどうしようもないので、日光浴しに(自動車で)湯風景しおりへ [;^J^]。ほかのことが出来なくなってしまうので、休日に快晴は、勘弁して欲しい [;_ _]。せめて、薄曇りにしてもらえませんか。[;^.^]

 9:30から14:50まで。本日読んだのは、読みさしの雑誌を何冊かと、文豪怪談傑作選・昭和篇 女霊は誘う」(東雅夫編、ちくま文庫)である。このシリーズはどれを読んでも外れは無いが、この巻も傑作揃いであった。

 「来訪者」(永井荷風)は、作者自身が巻き込まれた実話を元にしておりモデルは平井呈一で云々..という(多少とも夾雑的な)周辺事情/来歴はさておいても、一種のメタ怪談として面白く読める。豊島与志雄の「都会の幽気」の、漂うような妖気。同じく「沼のほとり」「復讐」も、悪くない。久生十蘭の「生霊」「黄泉から」は、いずれも小説の名手の手になる佳品。しかしながら特選級は、伊藤整の浮遊系/漂流系の絶品、「幽鬼の街」! 読み終えるのが惜しい。いつまでも読んでいたい..

 以下は、原民喜の作品。「行列」(「死と夢」より)は、葬式ごっこの恐怖と読むことも可能である。「夢の器」「夢と人生」も悪くないが、後者はやはり、ネルヴァルにインスパイアされているのかな? 「鎮魂歌」は、被爆体験に深く、深く沈潜しつつ、そこから普遍的な生命讃歌へと至る、重厚極まりない傑作。

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*2011年11月13日:「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」


 快晴である。こうなってはもうどうしようもないので、日光浴しに(自動車で)湯風景しおりへ [;^J^]。ほかのことが出来なくなってしまうので、休日に快晴は、勘弁して欲しい [;_ _]。せめて、薄曇りにしてもらえませんか。[;^.^]

 ほとんど湯船には入らずに、10:25から15:00まで、露天エリアで日光浴しながら読書したり昼寝したり。休憩所でさらに1時間ほど読書してから、16:10に出る。サンストリート浜北 のトーホーシネマで、今朝出掛けにネットでチケットを確保しておいた「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」を観るためである。湯風景しおりは152号沿いにあるのだが、サンストリート浜北は152号をさらに8キロほど北上したところにあり、ハシゴするのに便利なのである。20分もあれば着くはずだったが、多少の渋滞もあり、なんだかんだで30分。16:50からの上映には間に合ったが、もう少し余裕を見ておくべきだったな。[;^J^]

  これは、空想(科学)冒険漫画ですね。(← もちろん、褒め言葉。[^.^])よいと思います。細かい辻褄があちこち合わない点は、ぜ〜んぶ、とおし [;^.^]。無論、欲を言えばきりがなく、たとえばせっかく、飛行船同士で空中戦を行なわせるのだから、海洋上の戦いとは異なる立体戦をもっと見せてもらいたかったのだが、まぁ、「上」からの急襲はあったし、そのフラグも立っていたし、フラグと言えば、もちろん「落雷フラグ」も立っていたし、いやもう全編、フラグだらけですが。[^.^]

 演技陣は、概して男優がよい。ダルタニアン役のローガン・ラーマンは初めて見る役者だが、まずは十分な出来ではないだろうか。三銃士のマシュー・マクファディン(アトス)、ルーク・エヴァンス(アラミス)、レイ・スティーヴンソン(ポルトス)、それにリシュリュー枢機卿役のクリストフ・ヴァルツ、ロシュフォール役のマッツ・ミケルセン、と、万全である。ルイ13世を演ずるフレディ・フォックスも、イメージが良く合っている。(褒め言葉になってるかどうか、微妙だが。[;^J^])それになんといっても、敵のボスキャラ、バッキンガム公爵役の、オーランド・ブルームね。[^.^]

 それに対して、女優陣が微妙なんだよなぁ..ミレディ役のミラ・ジョヴォヴィッチは問題無しとして、コンスタンス役のガブリエラ・ワイルドと、アンヌ王妃役のジュノー・テンプルは、設定としては美女なのだが、どうもそのようには見えないんだよなぁ..(特に後者 [;_ _])まぁ、好みの問題ではありましょうが。[_ _]

 ちなみに、館内に入る前に、眼鏡から使い捨てコンタクトレンズに装着し直した。従来、3D映画を観るときに、眼鏡の上から眼鏡をかけるのに閉口していたのだ [;^J^]。で、その3Dの出来だが..まぁ、さほど邪魔にはならなかった、ってところかな。[^.^]

 着実に進歩しているのだろうとは思うが、まだまだ不自然だし、3Dでなければならないという必然性があるわけでもない。そりゃもちろん、おぉぉ!、という「立体的な」迫力を感じるシーンも多々あるが、そういう「立体的な」迫力は、昔ながらの2D映画からも(優れた監督と優れたスタッフに恵まれている場合は)十分、感じられていたのである。

 今後、映画の主流は、ますます3Dになっていくのであろう。そして、2D映画で「立体的な迫力」を出す技術は、どんどん衰退していくのだろう。かつて、レコードがモノラルからステレオに移行したときと同様に。あるいは、映画が白黒からカラーに移行したときと同様に..

 仕方がない。

 それにしても、別にそんなつもりも無かったのに、オーランド・ブルームの年齢を憶えてしまった。以前、別の映画を観たときに「三銃士」の予告の一環として流されていた、「ブルーム様が、まさかの34(さんじゅうし〜)!」という、くだらねぇCMのせいだ。[;^.^][;^.^][;^.^](まぁ、今日の日記の第2パラグラフでリンクした公式ウェブのURLも、「http://34.gaga.ne.jp」っつーありさまだしな。[;^J^])

 19:35に帰宅。

 今週火曜日から困っていた、ヤフオクへの誤入札の件。結構どきどきしていたのだが、オークション終了間際(7分前)に、どなたか存じ上げませんが親切な方が、情け容赦なくアウトビッド(高値更新)して、かっさらって行ってくださいました [_ _]。助かりました [_ _]。世の中、悪い人ばかりではありませんね。[^J^][^J^][^J^][;^.^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Nov 17 2011
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