2007年10月29日:夜の歩行者 2007年10月30日:ありふれた誤字 2007年10月31日:そこに、何が.. 2007年11月01日:微妙な天気予報 2007年11月02日:大道芸in静岡 2007 第二日 2007年11月03日:大道芸in静岡 2007 第三日/同窓会 2007年11月04日:試練の楽器フェア目次へ戻る 先週へ 次週へ
夜、歩道のない道に車を走らせていて、左側を歩いて行く歩行者を追い越した。彼の靴の踵(かかと)部分には車のライトをピカピカと反射して視認性が良くなるテープが貼られていた。これは安全面からは大変良いことであり、私も追い越すかなり以前から、安心して彼に接近することができた。こういう靴を履いているのは多くの場合老人なのだが、彼は私とたいして歳が変わらない程度の壮年のようである。それは別にどうでもいいのだが..追い越す少し前にはっきりと視認できた。両手をジャンパーのポケットに入れてうつむき加減で歩いているその壮年男性は、耳をガッポリ覆うヘッドフォンを被っていた..
ヘッドフォンを装着して音楽を聴きながら歩くな、とは言わない。また、必ずしもファッショナブルとはいえない「光る靴」を敢えて履いて歩いているのは、半端なファッション意識よりも安全意識が高い証拠と言うことができる。つまり、彼の行為には非難すべき点は全くない。そのことはよくわかっているのだが..しかし私には、「私は音楽に集中しており、あなたの車が接近してくる音を察知することはできませんので、そちらで注意して避けてくださいませ」..という姿勢に見えてしまい、いささかムカついてしまった次第である。う〜む..
目次へ戻る(本気で間違えている可能性が高いので、「誤変換」ではなく「誤字」とする。)別にヤフオクに限った話でもないが、「週間少年マガジン」なんか出品されても、入札しようというモチベーションがだだ下がりになるだけなんですが..まぁこの類は、毎週毎週見飽きている物件だが、今夜は「**誌、創刊20周年気年号!」、と来やがった [;^J^]。こんなの、誤変換どころか、普通のフロントエンドプロセッサでは入力することすら困難だと思うんだがなぁ..[;^.^]
目次へ戻る「忍び返し」というわけではないが、柵の天辺(てっぺん)が「外側に」傾いているのを見るのは珍しいことではない。形ばかりのことに過ぎないとはいえ、「外部からの侵入」をやりにくくしようという姿勢の現れである。
さて、私の(朝の)通勤経路上に、少し「イヤな」施設がある。マッドサイエンティストの住まいでなどでは(おそらく)あり得ない、ごく平凡で小綺麗な建物だが..それを囲んでいる柵の天辺の傾きの方向は、「内側」なのである。
いったい何が、外に出ていくのを、防いでいるのだろうか..
目次へ戻るあぁあぁ、今年もあと2ヶ月だよ..いくらなんでも今月中にはPHSをなんとかしなくては..理想的な代替機がないのは明らかなので、妥協するしかないか..まずは、ウィルコムの営業所を探すところからだなぁ..[;^J^]
今週末に「大道芸」と「楽器フェア」と「同窓会」に出かけるのだが、天候が非常に微妙である。いずれにせよ明日は大道芸に(大雨でも降らない限り)行くのだが、3(土)と4(日)のどちらか一方にも大道芸に行く。どちらが晴れるかを、今日中に見極める必要がある。なぜなら、3(土)と4(日)のどちらに行くかによって、明日(2(金))に観るものが変わってくるからだ。どちらかといえば、3(土)に晴れてもらって、3(土)に大道芸に行く(4(日)に楽器フェアに行く)方が、演目的には望ましいのだが..(現時点での天気予報では、2〜4までの3日間とも辛うじて「曇時々晴」だが、5〜6が「曇時々雨」なので、ちょっとでもシフトしたら雨にかかってしまう。[;^J^])
目次へ戻る大道芸ワールドカップin静岡 2007 である! 今年は11月1日から11月4日まで4日間。この催しに参加し始めてから12年目であるから、過去の見聞録も(それなりのデータベースと言えるほどまでに)充実してきている。以下にまとめておこう。
1996年 11/03 1997年 11/01 1998年 10/31 11/03 1999年 11/03 11/06 2000年 11/03 11/04 2001年 11/01 2002年 11/02 11/03 2003年 10/31 11/01 11/02 2004年 11/03 11/06 2005年 11/03 11/04 2006年 11/02 11/03 11/04
(以上、去年の日記の再利用&追記である。)
7:50に自宅を発ち、8:31のJRに乗って、会場(駿府公園)着は、10:00頃。まずはチケットセンターで、今夜の「プレミア・サーカス」のチケットを購入する。最初の演目が始まるのは11:00なので、取りあえずロシア料理の屋台で腹ごしらえをする。なかなか美味い。
男女2人組によるアクロバットコメディ。クライマックスはパイプ椅子を積み上げた上での倒立だが、そこに到るまでの段取りが長すぎると思った。(写真で、椅子を支えているポールを外しているのが、おわかりでしょうか。)
今日は平日であり、つまり地元の小中学校や幼稚園の社会見学(あるいは遠足)の日なのである。朝一番から、そこらじゅうに、先生に引率された幼稚園児やら小学生やらの集団がピヨピヨプヨプヨピーチクパーチク、実に可愛らしいものである。[^J^](中学生やら高校生やらの集団もいくらかいるが、こいつらは特に可愛らしくはない。[;^J^])どこの小学校教師の企画だか知らないが、このように魔法使いのコスプレをした子どもたちも元気に走り回っており、見ていて実に幸せな気分になる。[^J^]ヴェロニカ ゴンザレス
あぁ、今年もこの人の芸を観られて良かったなぁ..足の裏とか膝とかを顔に見立てる人形劇である。恋人同士とか、泥棒と警官とか、いくつものシチュエーションを魅せてくれる。ここは「キッズ優先」ポイントになっており、舞台の前に敷かれたブルーシートには、上記のような格好をした幼稚園児や小学生たちの集団が座っていた。ダイアナ&ユーリ
男女二人組のアクロバット。特に女性(ダイアナ)の顔とスタイルの美しさは半端ではなく、それに見惚れている観客が(私を含めて)多数。こういう芸人は大成しない可能性がある。なぜなら「芸」以外の大きな付加価値を、既に持ってしまっているからである。パヴェル&マルティナ
この大会の常連であり、過去に何度か観ている。いわゆるイリュージョンだが、その速度は半端ではない。今回はトランクからの脱出は見られなかったが、拘束された女性の早変わり(着替え)は見せてくれた。ただ、以前見た時は12秒かからなかったと思うのだが、今回は14秒くらいかかっていた。(測るなよ。[;^.^])三雲いおり
安心して見ていられる、もっともオーソドックスなタイプの芸人。よほどの名人でない限り免れることができない「失敗時のフォロー」の仕方が、ほぼ完璧なのである。大ベテラン級の芸人は、みなこの「芸」を身につけている..というか、話は逆で、この「芸」を身につけられない人は、大ベテランになる前に退場して行くのだろう。ゴールデニエフスキー ブラザーズ
兄妹である。後半ではオーソドックスなアクロバットを見せてくれたが、前半の、「兄の芸を、実にやる気がなさそうにサポートする妹」、という趣向が面白い。ロカシュコフ トゥループ
鉄棒芸。四角く設置された鉄棒の上と下で、男女4人が四角関係の寸劇を繰り広げる。互いにぶつからないよう同期しながら(すり抜けながら)大車輪でぶんぶん回って見せてくれ、なかなか見応えがあるが、視覚効果に比して案外簡単なトリックではないか、とも思った。(その意味では、コストパフォーマンスが良い芸と言える。)オサディア
ヘアメイク芸。例年来ているフェイスペインティングのルーシー・ブラウラードなど、フェイスペインティングしている様子(及びリアルタイムに成長して行くペイント)自体にフォトジェニックな魅力があり、さながら撮影会場と化すのであるが、それにヒントを得たわけでもあるまいが、路上ではなく、舞台の上に引っ張り上げた観客に(フェイスペインティングではなく)奇矯なヘアメイクをほどこす、という芸である。25分もかけるので、実際問題、かなりのものが出来上がる。(「盆栽」みたいなやつとか、「黄道十二宮」みたいなやつとか。)中国雑伎団
男性4人、女性2人。パンフの写真では女性は成人に見えたが、実物は、女児に近い少女である。12〜3歳らしいが、私の目には8〜9歳にしか見えない。小さくて細い彼女らのバランス芸と軟体芸はほとんどヤバい世界であり、ロリ系の人の眼には猛毒である [;^.^]。もちろん私には、全くなんの問題もない。免疫が出来ているからである。(← フォローに失敗している例。[;^J^])サンキュー手塚
やはり見ておかないとね。去年は「恐怖シリーズ」に行き詰まって「悲劇シリーズ」に路線転換したものの、その結果は「悲劇的」であったということは自覚していたらしく [;^.^]、再び「恐怖シリーズ」に。うむ。やはりこちらの方が面白い。ロボットショーネタはまずまず。往年の名作「梅干し」と「古時計」を見せてくれ、やはり感動的であったが、逆に言うと、どうしてもこれらを越えることができないのだ。プレミアム サーカス(サーカスクレズマー)
スペインから来たサーカスで、演劇の比重が非常に大きい。むしろ日本で言う「軽演劇」のはざまに、サーカス芸(ジャグリングとかバランス芸とかエアリアル(空中高くカーテンに絡まる芸)とか)を繰り広げる、という感じである。従って、言葉が聞き取れないと(当然ながら言葉のギャグは解らず)少々きついのであるが、ストーリー自体は結婚式前のドタバタ騒ぎなので、ついていくのは難しくない。入場料2000円には、まぁまぁみあっているかな..といったところ。アントワーヌ エ ロコ
これは初めて見るタイプの芸で、「チャイニーズポール」というらしい。高く聳える1本の鉄棒に掴まって、男性2人が昇り下りする。上述した「エアリアル」が、空中で布に絡まる姿態の美しさを魅せる女性の芸だとすれば、この「チャイニーズポール」は、夾雑物が一切ない、実に無骨な、男の芸である。まことに迫力があり、今日一番の収穫であった。
少し早く引き上げたお陰で、静岡駅で20:16発のホームライナー浜松をつかまえることができた。追加料金310円で時間の節約は30分程度なので、その意味ではさほどのことはないのだが、リクライニングシートに座れるというメリットは、圧倒的である。
目次へ戻る浜松駅発7:28のJRに乗り、9:00頃駿府公園着。本日午前中のプレミア・ステージ(10:00から)のチケットが9:15から売り出されるのに合わせてきたのだが..わはははは! [;^O^]、まったく論外な長さの行列である [;_ _][;^J^]。昨日はサーカスのチケットをらく〜に買えたので油断したのだが、そりゃ、平日と休日では話が違うわな。そうでなくても今日はほぼ午前中しかおられず、午後のチケットは(買えても)意味がないので、やめやめ。プレミアステージは諦める。今年の「ワールドカップ部門」出場パフォーマーのうち7組は、今日の午前中のプレミア・ステージで観る予定だったので、これらが全滅。まぁそういう年もあるさ。
なんにせよ、おかげで演技開始の10:30まで暇になってしまったので [;^J^]、昨日どうよう、まずは飲み食い。祭りの華は暴飲暴食である。[;^.^]
10:30にスタートしたのは「中国雑伎団」。(他のポイントは、全て11:00から。)昨日見ているので、がっつくことはない。そもそも今日は脚立を持ってきていないので、あまり無理する気にもなれないのだ。「背面」方向からはいくらか見やすかったので、15分ほど覗く。(この演目は、どの方向から見てもさほど問題はない。)
ジョセフ コラールマイムであるが..当人のキャラクター(ややマッドサイエンティスト風というか、御茶の水博士と天馬博士を足して2で割った感じ [;^J^])の面白さを差し引くと、あまり記憶に残らない。トリオ チャーサール
これは以前も観ているトリオ。スプリングボード(シーソー)を使って反動を付けて高く飛び上がり、空中で数回転決めて肩(組んだ手だったかも)の上に飛び降りる、という、王道の芸。デビット ラムゼイ
毎年毎年性懲りもなく観てしまう、毎年毎年同じネタ [;^J^]。良い意味で、静岡のドリフターズである。クライマックスは、高い一輪車でジャグリングという全く平凡なものなのだが、彼はそのとき同時にヘルメットに紐でつながれた玩具の飛行機をブンブンと頭の周りを回し、その飛行機にシャボン玉をまき散らさせるのである。この実に単純で素朴な思いつきの視覚効果はなかなかのもので、いかにも大道芸に相応しい、素敵な華を添えてくれる。この水準の芸を「スタンダード」として、静岡の観客に浸透させ続けている功績は大きいと思う。ローラ
昨夜のサーカスクレズマーの一員であり、そこでも見せてくれたエアリアルの芸。一定の水準に達しているとは思う。ただ、この「エアリアル」という奴、難易度については判らないが、高いところで美女がシルクに姿態を絡める、という視覚的効果が支配的で、非常に大味になりやすいのである。その意味では、わりとスタンダードなネタに終始している今日の芸よりは、昨夜の「結婚式前夜という設定の物語」の中での芸の方が、エロチックで面白かった。ハッピィ吉沢
これも例年どうよう、海賊(というよりは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジャック・スパロウ)の扮装で、セコい手品をやる [;^J^] というギャップの面白さ。
ここで時間切れ。今年の大道芸鑑賞は、ここまでである。ただちに静岡駅へ向かい、14:23発上りのこだまに搭乗。新横浜駅経由で、元町・中華街駅に16:12着。同窓会の会場はここから徒歩5分で、開会は17:00。大体16:30頃には集まってくれ、ということだったので、時間的には余裕余裕。問題は..流石に夜は冷えるだろう、と、長袖ワイシャツとジャケット(夏物 [;^.^])のあいだに着込んだ、今シーズン初めて着用したワインカラーの毛糸のベストが..よくみたら、虫食い状態 [/_;][/_;][/_;][;^.^]。いくら気の置けない高校時代の仲間に会うのだとはいえ、これはダメだ。人格を疑われてしまう。(いや、そもそもこんなこと以前の問題として、人格を疑われても仕方がないポイントはいくらでもあるのだが。[;^J^])
..というわけで、経路にある元町商店街を会場に向かって歩きながら、ブティックを探す。もちろん、ある。紳士物は2F。こぢんまりとしたサイズの店である。もちろん探せばもっと大きな店はいっくらでもあるに決まっているが、時間がないのだ。ハウスマヌカン嬢に、「30年ぶりに友人たちに会うというのに、ベストが虫食いなんですぅ [/o;]」..と泣きついたら、同情して [;^.^] 探してくれた。店の小ささと微妙にオフシーズンであることから、ベストの在庫は僅か1点。定価5800円のところセールで半額。デザインは..なかなか悪くない。即決。「着て帰ります![^.^]」..私は、こういう状況が結構好きである。いや、女店員に泣きついたら同情してくれたことを言っているのではなく [;^J^]、「選択肢は僅かひとつしかなかったが、それがなかなか良い品であり、その場で確保した」、という状況がである。(衣料品を買うことは滅多にないにせよ)普段から私は(我々は)書籍にせよCD/DVDにせよ食材にせよ日用品にせよ、選びきれないほどの(選択肢のすべてを見渡すことすら不可能なほどの)モノの群れの中から(強引に)1点を選ぶということをし続けており、私はそれに少々疲れているのだ。「これしかなかった。しかしこれ、結構いいじゃん」..楽だ。すっごく楽だ。[/_;][/_;][/_;][;^.^]
それはさておき、定刻前に会場へ。クリフサイドとかいう由緒正しいダンスホールであり、実に風情がある。神奈川県立希望ヶ丘高校の1977年卒業生の、第1回学年同窓会である。約540人中、半数くらいは集まったのだろうか。恩師たちも半数以上。この歳になったのでやむを得ないことではあるが、既に鬼籍に入られている同窓生も、10人以上いらっしゃるようである。[_ _]
プライベートな内容になるので委細は省くが、実に楽しかった。私はあまり過去を振り返らない人間なのであるが、たまにはいいかと思った。(後日、同窓会関係のウェブに写真がたくさん掲載されたのであるが、その中に、私が大きな口を開けて校歌を歌っている顔の側面からのアップが含まれており、これがもう、歯の表も裏も写っている。ホワイトニングしといて良かった。ホワイトニングしといて、本当に良かった..[/_;][/_;][/_;][;^.^])
この会場は22:00にお開き。三々五々、街に散っていったが、私は10数人の集団に混じって、ちょっとお洒落な店でお茶。(カラオケを探しても、無かったのではないかと記憶する。[;^J^])このあとさらに7〜8人で駅に向かって歩き、この時もさらに別の店(カラオケ)を探していたような気がするが [;^J^]、最終的には私とOさんのふたりだけがはぐれて [;^.^] 駅にたどり着き、その場でお開き。Oさんは帰宅、私は明日も横浜なので宿を探し始めた..のだが、土曜日の深夜を甘く見てはいけなかった [;^J^]。徒歩やタクシーで何軒ものホテルを訊ね歩いたが、ことごとく満室。1:30頃、5軒目ぐらいのカプセルホテルにようやく空き部屋(空きカプセル)を見つけ、なんとかねぐらを確保したという次第。(あと10年若ければ、適当な駐車場か植え込みででも..いやいや。[;^.^])
ややイレギュラーな事態も発生しているので、備忘のため記しておく。一次会の段階で判明していたのであるが、いつしか眼鏡の左側のレンズが無くなっていたのである [;^.^]。酔っぱらっているうちにどこぞにぶつけて割ったか落としたかしたのであろうが、全く記憶に無い。[;^.^](こういうのを「事故」とか「トラブル」とか呼ぶのは、いかにも散文的で感心しない。「生活のスパイス」、と、優雅に呼ぼう。[^.^][;^.^])
目次へ戻る起床自体は8:00前だったかな。今日はパシフィコ横浜で開催されている「楽器フェア」を見物に行く予定であるが、ちょっと頭痛 [;^J^]。まぁ仕方がない。しばらくカプセルの中でぐずぐずしてから、9:45頃チェックアウト。フロントの人に、まず、ここがどこであるのか訊いたところ [;^.^]、パシフィコ横浜まで2キロぐらいの場所である。道順の確認。JRなど使うよりも、徒歩の方が早いだろうとのことである。
右眼は視力1.2、左眼は視力0.01フラット [;^J^]。この状態では全く距離感が掴めないし、違和感が酷く、左眼は塞がざるを得ないのであるが、この片目を閉じている状態というのは、さらに疲れる。距離感が掴めないのは同じことだし、意味がない。(閉じ続けている「左眼」の方が、右眼よりも疲れるのは面白い。)そこで、眼鏡を外し、両眼とも0.01フラットにしてしまった。この方が圧倒的に楽である。左右のバランスが取れているので距離感が復活したし、そりゃ確かに道路標識や行く先表示板はいっさい読めないが、信号ぐらいはわかるので [;^J^] 直接の危険はない。必要に応じて右眼だけの眼鏡を(片眼鏡よろしく)装着すれば良いのである。
天気晴朗。パシフィコ横浜まで2キロだから30分の距離ではあるが、まぁそれやこれやで40分以上は歩いたのであろう。(ちなみに、食欲が無かったので朝食抜きである。)勝手知ったる会場にたどり着き、前売り券と入場券を交換して、やれやれ..と、会場のフロアに下りていったところで..エネルギーが切れた。
グロッキーどころか、猛烈な眩暈で、立っていられない。吐き気がする。大体2〜3年に一度ぐらいの頻度でこういう事態に見舞われるので、(国会図書館でもやらかしたことがあるのだが、)対処方法はわかっている。昼まで寝ている。それしかない。正午になれば必ず復活する。逆に言うと正午までは絶対に復活しない。というわけで、物陰になっている(人目につかない、邪魔にならない)ベンチを探し出し、昼まで寝直した。[;_ _]
正午過ぎ、体を起こす..よしよし、動けるな。とにかくエネルギーを補給しないとどうにもならない。この場合、食欲がないからと言ってコーヒーやポカリですませるのは、最悪の選択である。レストランで、スパゲッティミートソース。(私の場合、この状態で腹に入れるのはスパゲッティミートソースが(何故か)ベストなのである。カレーライスよりはスパゲッティ。ナポリタンよりもミートソース。)よーしよしよし、完全復活である。
というわけで、楽器フェア見物は午後からになってしまった。勤務先(R社)のブースは、一般のお客(及び接客)の邪魔にならないよう、遠巻きに視察。その他、ライバルメーカーなど気になるメーカーのブースを重点的に視察。仕事の話に絡んでくるので、委細は省略。
完全復活といっても体調が良いわけではないので、早めに切り上げて、新横浜15:45発のこだまで浜松に戻る。浜松に近づく頃にはすっかり夕闇が下りてきているので、片眼鏡 [;^J^] を外し、両眼0.01フラットの視力で車窓風景を眺める..こればっかりは、視力の良い人には実感できない幻想風景だろう。全ての点光源が、「凍り付いた(時が止まった)打ち上げ花火」と化し、それらが地表を流れ来たり、流れ去り行くのである..
浜松着。今から自宅で食事を作る気にもなれないので、外食とする。ひさびさにべんがら横丁の串カツ屋「だるま」に入ってみるが..10数本食べてみたが、やはりどうも私には合わないなぁ。大体年に1回ぐらいの頻度で、これまで数回試しているのだが、(ファンの方には申し訳ないが)美味しいと思えたことが一度もない。大阪新世界の名店らしいが、私とは縁が無いのだ。もうやめよう。
バスで帰宅。とるものもとりあえず、予備の眼鏡を探したが..なんとこれにも左のレンズが無い。[;^.^](そう言えば、4年半ほど前にも、意識が無い状態で眼鏡を派手に割ったのであったっけ。[;^.^])やむを得ず、もう数ヶ月(どころか1年以上?)装着していないソフトコンタクトを入れたが、確認してみたら、保存液の期限が去年の2月で切れているし [;^.^]。緊急措置として今夜と明日だけはソフトコンタクトを入れるが、とにかく明日は午前半休をとって、会社の向かいのメガワールドでレンズを作り直さなくては。トホホ..
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