*2023年06月19日:新居の防犯対策
*2023年06月20日:「レコード芸術」終刊号
*2023年06月21日:「ミッドナイト ロストエピソード」
*2023年06月22日:「神獣聖戦」のこと
*2023年06月23日:タイタン遭難
*2023年06月24日:UPSのバッテリー/キューブの定期点検/ワグネル叛乱?
*2023年06月25日:都田総合公園
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*2023年06月19日:新居の防犯対策


 まずは、ぼやき [;^J^]。「防犯対策」という表現にはどうしても違和感を感じるのだが、ネットを軽く検索してみたところプチプチ炎上ネタで、まぁ火中の栗を拾う必要はないし今夜書きたいこととはまったく関係ない話なので、ここはスルーしておく [;^J^] ..ということで、ぼやきはここまで。

 ..で、その「防犯対策」だが、悩ましい。ざっくり検索したところ、やるべきことは大体決まっていて、要するに罪作りなことをしない(犯罪者さんに諦めてもらう/よそにいってもらう(こらこら [;^.^]))ような仕掛けを施しておけばいいのである。

 犯罪者さんは、目立つのがイヤ。だから、接近すると光や音や電飾やファンファーレ(なにもそこまで [;^.^])でお出迎えするようにすれば、近所が、お、なんだなんだとなるので、あらかじめ諦めてくれる。歩くと音がするように周囲に砂利を敷いておくし、身を隠しにくくするためにフェンスや植栽で「目隠ししすぎない」、などなどのTIPSは、納得できることばかりである。

 窓を小さくしろ(あるいは省けるのなら窓を作るな)..これについては、竣工目前の今となってはどうにもならないし、仮にまだ間に合う半年前の時点だったとしても、これは採用できない。この家の中核である「書庫」が、どうしても圧迫感のある閉鎖的な空間なので、これとバランスをとるためにも(QOL的にも)大きくて開放的な窓は、必須なのである。

 ほか、チェックポイント・注意点はたくさんある。ネットに情報は溢れかえっており、リンク集を作っても仕方がないので少しだけ →「理工学部出身は注意しろ…強盗が狙う家の「ヤバすぎる」特徴」「連続強盗に狙われる高齢者…元ハングレが語る、狙われにくい家の「驚愕」の特徴」。

 採用しようかどうしようか、もっとも悩ましいのが..ここには明記しないことにしよう。(セキュリティの根幹だし。)これについては、関連するサイトやユーチューブをいくつも見てみたが、ものの見事に見解がわかれている。「効果的、必須」という意見と、「逆効果、犯罪者さんを刺激するだけ」という意見と。どちらもまことに説得力があり、悩ましい..

 あ、もちろん、「フェンスに高圧電流」は不採用ですよ。ご近所トラブルの元ですからね。[^.^]

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*2023年06月20日:「レコード芸術」終刊号


 「レコード芸術」の終刊号を、2冊購入。毎号、必要な記事等を切り抜いているのだが、終刊号はさすがに(切り抜きとは別に)保存しておきたいので、倍額払うはめになってしまった..[;_ _]

 それにしても、困ったなぁ..

 まず、外国盤の情報。山のように発売されており、発売情報も山のようにあるのだが、「情報が多すぎて困る」典型的な事例。私が興味深く聴けるのは、おそらくその中のほんの数%にも満たないのだが、それを探すための極めて便利なガイドだったのだ、この雑誌は。

 「無精しないで自分で探せよ」という正論に対しては、私がいつも言っているたとえ話で返しておく。グルメといえども、食材を漁港まで買いに行ったりはしない。プロが選んだ食材を、信頼している鮮魚店なりスーパーなりで買い、あるいは、信頼しているレストランで食すのである。初段のセレクトは(自分がその嗜好や評価基準を熟知している)プロにまかせるものなのだ。

 国内盤のレコード評についても、まったく同じことがいえる。特に重宝していたのが、その演奏の特異な点や注目ポイントを、しばしば「何分何秒からのビオラのフレーズが〜」などと、具体的に指摘してくれることである。それに興味を惹かれて購入した(そして期待にたがわず面白かった)CD/DVD/BDは、それこそ何百枚とある。

 オーディオの新製品情報についても、たとえば「オペラ鑑賞に適したAVシステム」などの、クラシック音楽に特化した切り口から評価してくれており、大いに参考になっていた。

 そして、特集記事。疎かった分野の特集記事は、非常に勉強になり、私の視野、私の世界を拡げてくれたのだ。たとえば、「ジョルジュ・リゲティ超入門」「編曲三昧 魅惑のアナザー・ワールドへの誘い」「ロシアのシンフォニストたち」など。

 最後に、この雑誌ならではの、各種の「名曲名盤」企画。たとえば、「新時代の名曲名盤500」など。往年の(知っている)名盤と、現代の(未聴の)盤との比較は、特に古株のクラシックリスナーにとってこそ、有益なものであった。ほっておくと、半世紀前の「名盤」ばかり生涯繰り返し聴き続けてしまう(別にそれが悪いわけではないが)人々なのですからね [;^J^]。数年ごとにまとめてリフレッシュできるのは、本当にありがたかった。

 この雑誌を読まない、あるいは読むのをやめた人々は、これらの情報をどうやって入手しているのか、それを知りたい。本当に。

 あるいは、こういう情報や知識には(もはや)興味がないのか。この雑誌から得られる程度の情報や知識は既に持っている(アップデートし続けている)ので、不要なのか。

 これらの情報は、個別には別の媒体(雑誌やネット)から取得できるものなのであろう。たぶん。しかしそれをこれだけまとめてワンパッケージにして、月いちという「手頃な」インターバルで送り届けてくれたのだ。この雑誌は..

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*2023年06月21日:「ミッドナイト ロストエピソード」


 予約していた「ミッドナイト ロストエピソード」が届いた。「ミッドナイト」(Wikipedia)は、手塚治虫の晩年の傑作のひとつだが、単行本未収録エピソードがかなり残されており、その集成なのである。(単行本未収録ではないエピソードも、前後のつながりをわかりやすくするためなどの理由で、何本か収録されている。)手塚治虫ファン、必携である!

 これらの単行本未収録エピソード群については、私が四半世紀前に書いた解説文があるので、以下にリンクしておく。(この作品のエピソードのサブタイトルは数字だけであってまことに分かりにくいので [;^.^]凸、コメントを付記しておいた。)

ACT.12 ミッドナイトを、「意識をもったフェラーリ」が呼び出す。
ACT.13 ミッドナイトのタクシーの中で、賄賂の受け渡しが行われ..
ACT.20 誇り高き、漫画の編集者の話。
ACT.35 深い霧の中で出会った、謎の女の正体とは..手塚治虫の怪奇漫画のなかでも、屈指の傑作!
ACT.39 夜の盛り場で女子高生といちゃつく不良教師。
ACT.42 個人タクシーに事故を引き起こす謎の車。
ACT.52 ミッドナイトのタクシーから乗客が乗り換えたベンツが事故を起こして全員焼死。しかし死者の数が足りない。何が起こった? ..見事なミステリである。
ACT.53 そこに止めると頭がおかしくなる、呪われた駐車場..「怪奇大作戦」である。[;^J^]
ACT.54 フィリピンから輸入された蛍たちと、フィリピンから連れてこられたジャパ行きさんの運命を重ね合わせる、ファンタジーの傑作。
SCENE 7 真夜中の教会での、悪魔との婚礼..オチはあります。[;^J^]
SCENE 8 敗戦の日、玉音放送が流れる数時間前の悲劇を追及する遺族。
SCENE 9 最終回へとなだれ込む3話連続のスタート。ミッドナイトがエスパーだということが判明するが、生き埋めになってしまった。救出は叶うのか!?
SCENE 10 承前。蒸し焼きにされつつある、ミッドナイト。現在、植物人間状態にあるミッドナイトの恋人と、彼のタクシーとの「三角関係」の追憶..
SCENE 11 承前、最終回。死にかけているミッドナイトと、生命維持装置を外された彼の恋人と、天才外科医..かくして、タクシードライバー・ミッドナイトは、姿を消した..

 これらの文章は「“手塚治虫漫画全集”解説総目録」に含まれるものなのであるが..まことに忸怩たるものがありまして..[;_ _] 勢い込んで始めたものの、さすがにあまりの「山」の高さに、中断してしまっているのである [;_ _]。この厖大な量の作品群の「全部」に(しばしばかなりの長文の)「解説」を書こうという時点で、頭がおかしかったとしか..[;_ _] 現実に負けたとしか..[;_ _][;_ _][;_ _][/_;][;^.^]

 とはいえ..ま、退職するのである。

 これからは、時間ができるのである。

 再開せよ、という、これは幻聴か、悪魔の 良心の囁きか..

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*2023年06月22日:「神獣聖戦」のこと


 山田正紀の大傑作「神獣聖戦」について、この前話題にしたのは14年も前であり、こういうのは定義上、ネタの使い回しのうちに入らない。[^.^][;^.^]

 「中短編集3冊+長編2冊の計5冊」として構想されたこの連作は、1980年代なかばに「幻想の誕生」「時間牢に繋がれて」「鯨夢! 鯨夢!」、と、作品集が3冊出されたあと、長編「魔術師」が出版されたが、タイトルのみ予告されていた「舞踏会の夜」は、ついに出なかった。そして2008年に、「既存の中短篇群の大幅加筆訂正&再編集+新作900枚=2100枚!」と銘打った「神獣聖戦 Perfect Edition」上下2巻に結実した..つまり「魔術師」は無かったことにされた(とまでは言わずとも「正典」からは外された(外典/外伝に格下げになった))のだが [;_ _][/_;]、まぁ、あまり出来の良い子ではなかったので、仕方がない。[;^.^]

 本当に、驚くべき傑作なのである。超遠未来と現代日本、外宇宙と内宇宙を同時に舞台とし、小松左京、バラード、中井英夫らの諸作品を本歌取りの元ネタとして繰り広げられる、魅力的なタームが散りばめられた、最高にカッコイイ連作! 「遺伝子型空間」、「背面世界」、「虚空間」、「非対称航行」、「幻想生命体」、「神獣聖崩壊病」、「鏡人=狂人(M・M)」、「悪魔憑き(デモノマニア)」、「“大いなる疲労の告知者”」、などなど..

 ヒロインである関口真里は清楚なお姉さまとして、大学を卒業したばかりの私はほのかに憧れていたのに、20年を経て追加された新作書き下ろしエピソード群においては●●●ンに成り果てており [;_ _]、夢が破れ、ショックを受けたものであるが [/_;][/_;][/_;][;^.^]、時代ゆえか、作者の年齢ゆえなのかは、知らない。[;^J^]

 なんにせよ、「神獣聖戦 Perfect Edition」()、未読の方は、是非とも!

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*2023年06月23日:タイタン遭難


 マップカメラから電話。カメラ本体にマウントできなくなったとして修理だししていた「Ai AF DC-Nikkor 135mm f/2D」は、「ゴミが挟まっていただけでした〜」..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^] 修理代はもちろん無料だし、送料無料で返送してくれるとのこと。ほんとにありがたいが、気分的には「罰金」を徴収してもらいたいぐらいのものである。[;_ _][;^J^]

 フレックスを使って30分ほど早く業務をあがらせてもらって、某医院へ。特に問題はなく、しばらく薬で様子見することになった。ま、とりわけ心配してはいなかったのだが、それはあくまで素人判断。医者からお墨付をもらえると、安心である。(大した案件ではないので、詮索しないように。[;^.^])

 ミサワホームから電話。最終金の振りこみ日程や段取りについての問い合わせ(確認)のメールを送っていたので、それへの返信である。(つなぎ融資をはさんでいるので、少しだけややこしいのだ。)

 タイタン、遭難。なんども就役している「実績のある」機体らしいのだが、そのぶん当然、経年劣化が進んでいたということでもある。ちゃんとメンテナンスされていたのだろうか..? 今日の時点の報道では、どうもそこが怪しいのだが..

 「ゲームコントローラーによる操縦」を問題視しているむきもあるようだが、優秀な民生品を流用して使うこと自体には問題はない。使い慣れているコントローラーの方が習得しやすく誤操作しにくく、その意味ではいっそ安全だろうし、それこそ市場での実績の量は、桁違いだろう。ただ、ゲーム機と潜水艇では、求められる安全レベルが(それこそ)桁外れに違う。ゲーム機が故障したところで人は死なないが、深海潜水艇が故障すると、まず間違いなく人が死ぬ。その点の認識が曖昧になっていた(軽く考えられていた)可能性はある。

 そもそも「救助することができない場所」に「観光客」を送ること自体が間違いだ、という論者もいる。既に始まりつつある「宇宙観光」の関係者たちにとっても、対岸の火事ではあるまい。(宇宙からの救出が必ずしも不可能なわけではないし、コストが(めっちゃくちゃ)かかるからといって「救助しない」という選択肢はありえないにしても。)

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*2023年06月24日:UPSのバッテリー/キューブの定期点検/ワグネル叛乱?


 テレビとBDレコーダーをガードしているUPS(無停電電源装置)は、以前からちょいちょい「過負荷だぞ」というアラート音を発していた。500VA仕様なのだが、微妙に足りていないのである。しかしほとんどの時間帯はおとなしくしているし、まっいっか、と、放置していたのだが..今朝のアラートはいつもとは違う。ひとしきりピー、ピー、ピー、ピー、とやったあと、ピーーーーーーーーーーーーーーーーー(以下略)である。テレビもBDレコーダーもブラックアウト。録画中だった「とびだせ!ぐーちょきぱーてぃー」は、中断したであろう [;_ _]。あーあ、ついにやっちまったか。このバッテリーを使い始めてまだ1年半かそこらであり、2年〜2年半はもつはずなのだが、常時過負荷すれすれあるいは過負荷、という状態で運用していたので、バッテリーの寿命を縮めてしまったのだろう。会社ではUPSの管理も担当しているというのに、まさに紺屋の白袴。お恥ずかしい。

 本体を購入してから1年半なので、バッテリーを交換すれば、あと数年間は使えるはず。10:40頃車で出て、りそな銀行に寄ってからOAナガシマに向かうが、和合町の交差点で、前方から救急車がくるので路肩に寄せて止めていたら、後方からきた救急車にも抜かれた [;^J^]。交差点の真ん中ですれ違っていきました。[;^.^]

 11:40、OAナガシマ。このUPSのバッテリーの在庫は、店頭にもメーカーにもない。あらま [;^J^]。ディスコンかしら? あったところで1万数千円するし、500VAのUPSを買い替えるとして、この店での相場は2万5千円。そもそも500では足りてないからほんとは750にしなくちゃならんのだが、在庫もない。あったところで高価だろうし..

 ..ということでUPSの買い換えは行わず(先送りにして)、テーブルタップを買う。(よくある話だが、UPSをテーブルタップ代わりにしていたのである。[;^.^])ま、新居に引っ越して家電群の配置が変わったら、UPSの要求仕様も変わる。現有の(バッテリーを交換すればあと数年は使える)やつの使いどころもあるだろうし。

 昼食は、高丘のプラスエヌで、味噌ホルモンつけ麺。いったん帰宅して、テーブルタップを繋ぐ。

 13:00、浜松日産伊場店。キューブの定期点検である。あと1年少々しか乗らない車なので、ブレーキオイルやヘッドライト回りなど、安全に直結するアイテムにはがっつり金を使うが、それ以外の本質的でないメンテは、できるだけ省略する。

 参考までに、ルーフとボンネットの塗装の見積もりもしてもらう。高丘のENEOSでは13万円だった。まぁこんなところが相場なんだろうが純正ディーラーなんだから高くなるだろう、20万はかたいか..と、思っていたら..

 ..30万 [;^.^]凸。軽々と飛び越えて来たぞ、さすがである [;^.^]凸。30万もだせばやっすい中古車が買えるっつーのっ! 「日焼けがだいぶ進んでいますので、できれば塗装ではなく(ルーフとボンネットを)交換するほうが..」じゃかーしいっ![;^.^][;^.^][;^.^]凸 ..こうなるとあの「13万円」が、ものすごく廉く思えてきてしまうので、これはこれで危険である [;^J^]。昨日会社の同僚に軽く相談というかぼやいたときには、「金がもったいない、スプレー買ってきて、パーッと吹きかけとけばいいやん」..いやいや [;^J^]。そもそも単に「みっともない」のをなんとかしようというのが目的なのに、経験もないのに自力でスプレーをかけたりしたらムラムラでこれはこれでみっともなくなってしまい、本末転倒ではないか [;^J^]。どうしたものか..

 14:00、帰宅。

 ワグネル叛乱? 情報が少なくてよくわからん。意図もわからん。どう考えても「勝ち目」はゼロではないか。普通に考えれば、「パフォーマンス」だが..

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*2023年06月25日:都田総合公園


 ワグネル、武装蜂起停止。相変わらず情報が不足気味だが..やっぱり、パフォーマンスだったということか? ワグネルを「終わらせる」ための出来レース?

 薄曇りだったが、蒸し暑くなってきた。午後から起動し、13:45、都田総合公園。ここに来たことが無いわけではないが、入り口付近だけだったような気がする。お久しぶりのKさんとの(14:00の)待ち合わせ場所は、奥まったところの池のほとりの東屋(あずまや)なのだが、かなりの高低差がある(谷底にむかって降りていく感じである)ことに驚いた。なかなか気持ちのよい「深山幽谷」である。

 ワインと美味しいお総菜で、歓談。柳陰清談としゃれ込みたいところだが、そんな柄でもない [;^J^]。同年齢で少し先に引退されたKさんと、65歳ならではの話題を中心に。まぁ、オフレコにしておきましょうか。

 19:30過ぎに帰宅。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jun 29 2023
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