*2024年08月26日:バークチップ追加投入
*2024年08月27日:幻想美術選「ケンタウロスに運ばれる死せる詩人」ギュスターヴ・モロー
*2024年08月28日:走り回る1日 [;^J^]
*2024年08月29日:読書感想文の愉しみ
*2024年08月30日:台風10号でヒッキー
*2024年08月31日:居酒屋での幻想 [;^.^]
*2024年09月01日:伊藤潤二展
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*2024年08月26日:バークチップ追加投入


 快晴。ららぽーと横浜の紀伊國屋へ。昼食は3Fの横濱一品香で、元祖絶品たんめん3種点心セット。

 スーパービバホーム長津田に回り、バークチップ(50リットル)2袋を追加購入(6千円)。

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 帰宅してから、道路沿いのサツキのあいだにバークチップを敷いた。左がビフォア、右がアフター。画角というか撮影位置が微妙に異なってるのはご愛敬。足元の百日紅も写真に収めたかったということもありまして。[;^J^]

 新規に購入して敷いたぶんのサイズが異なっていることがおわかりだろうか。従来から敷いていたのはLサイズ、今回のはMサイズなのである。サツキの根本をきめ細かくカバーするにはLサイズではちと大きすぎるため。Sサイズもあるのだが、これは非常に小さい、室内の観葉植物の鉢に好適かと思われるサイズ。



 ..で。このあと、どうしようか..[;_ _] 手前のエリアの間が抜けているので、とりあえずオノマンネングサあたりでグランドカバーしようか。[;^.^]

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*2024年08月27日:幻想美術選「ケンタウロスに運ばれる死せる詩人」ギュスターヴ・モロー


 「幻想美術選」、第304回。

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「ケンタウロスに運ばれる死せる詩人」(ギュスターヴ・モロー、1890年頃)

 Gustave Moreau(1826〜98、Wikipedia)を幻想美術選で採り上げるのは、ユピテルとセメレ出現ユニコーンガラテイアスフィンクスの謎を解くオイディプスキメラソドムの天使パエトーンに続いて、9回目となる。

 この美しい水彩画については、画家自身の言葉が残されている。

ある叙事詩詩人の弔い。その亡骸は荒れた原野を通ってケンタウロスたちに運ばれてゆく。夕方、緑の平原の上を白烏の規則正しい群れが飛び、その姿を照らす太陽の残光は空中をたなびく赤い布切のように見える。

 (..迷惑なんだよな、こういう風に自分で全部言っちゃうやつ。[;^.^]凸)やや不思議な場面である。この白く透き通るような肌の中性的な詩人(あるいはオルフェウスであろうか?)は、言うまでもなく人間の精神性(理性や詩心も含めて)を象徴しているのに対して、ケンタウロスは人間の獣性(獣欲)の象徴なのであり、だからそのケンタウロスが深い共感と哀れみと、そしておそらくは憧憬を抱きながら詩人を悼んでいる、この情景は、その微かな「違和感」ゆえに観るものの胸をざわつかせ、深く心に染みいるのである..しかしそれにしても、まったく、なんという夕景、なんという色彩だろうか..!

 (ちなみに、たとえば医学の祖・ケイローンのような「理知的な」ケンタウロスもいることを、申し添えておく。)

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*2024年08月28日:走り回る1日 [;^J^]


 昨夜は雨だった由。朝、一応あがってはいるが..結局降ってきた。ときに激しく、不安定。ノロノロ台風10号か。

 8時を回ってから、不在連絡票をいただいていた郵便物を旭郵便局に受け取りに行く..ここで、郵便局の駐車場に「左折で」入るための最適経路を模索してなかなか手こずったのだが、仔細については(ジモティー以外を置き去りにするのも本意ではないので)省く。[;^J^]

 いったん帰宅し、9:30を回ってから改めて車で出て、コンビニ → ブックオフ十日市場店 → ららぽーと横浜。昼食は、2Fの「鶏三和」で「特上コーチン親子丼」。

 このあとはフォレオ(マルエツとセリア)と近所のスーパーに寄って、帰宅。昼過ぎには快晴となっていた。

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*2024年08月29日:読書感想文の愉しみ


 明るい曇天。涼しい。

 13時過ぎ、いつしか雨になっていた。14:25、雷鳴、大雨。このあと降ったりやんだりを終日繰り返す。

 「つらくて退屈で無意味な課題」として全国民的に?認知され問題視されている?らしい「読書感想文」だが、私は、この風潮がまったく不満で仕方がない。なぜなら私にとって、読書感想文ほど楽しく面白い課題はなかったからだ。思う存分自己表現できる(なんなら今風に言えばマウントを取れる)課題だったからだ。

 「指定課題」と「自由課題」があったように思う。「指定課題」として何を与えられたのかは記憶も定かではないが、楽しく軽々と仕上げたはずだ。私は当時から「意想外の切り口」で「異常論文」を書き上げるのが得意だったからだ(※)。

 しかしもちろん、楽しかったのは「自由課題」。私はしばしばSFを取り上げた。なぜなら、国語教師たちに(まず間違いなく読んでいないであろう)SFを(無理矢理)読ませたかったからである。

 誠実な教師であれば、生徒が題材とした本を、通読は無理でも少なくとも拾い読みぐらいはしなくてはならないはずだからだ。

 そこで私は、夏目漱石か芥川龍之介かせいぜいヘッセやモーパッサンあたりを想定していたであろう彼らに、「タイムマシン」(ウェルズ)や「虎よ、虎よ!」(ベスター)の、「熱狂的な文体の読書感想文」を叩きつけてやったのだ。彼らははたしてこれらの小説を読んだであろうか。

 しまいには何をとち狂ったか(「読書感想文」なのに)原稿用紙50枚以上に及ぶ「交響曲第九番(ベートーヴェン)のアナリーゼ(楽曲分析)」を提出したりもした。

 私が卒業して、彼らはさぞかし安堵したことだろう。[^.^]

思えば遥か後年(20年後に)、「「ゴジラ」の秘密」 や「「2001年宇宙の旅」の真相」を書いてしまう 病根 萌芽は、この頃から芽生えていたのか。いま、気がついた。[;^.^]
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*2024年08月30日:台風10号でヒッキー


 雨。涼しい。

 6:56、緊急速報:警戒レベル4相当:土砂災害:横浜北部等。7:04、避難指示:市北部の一部地域。7:13、避難指示:(私の住まう)旭区は対象外。

 14時頃にいったんほぼ止んだが、もちろん終日降ったりやんだり。言うまでもなく、ヒッキーである。「不要不急の外出を控えよ」と報道されているが..まったくもって、不要不急の外出(ドライブ)をしたいものである![;^.^]凸

 このノロノロ台風は、いつ通り抜けてくれるのだろうか。世田谷文学館の「伊藤潤二展 誘惑」の会期は9月1日までなのだが、行けるのだろうか。[;^J^]

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*2024年08月31日:居酒屋での幻想 [;^.^]


 6:30の時点では、いちおう降ってはいないもののいまにも降りそうな曇天だったが、結局、明るく暑い曇天どまり。[;^J^]

 10:20に車で出る。フォレオのロイヤルホームセンターにとある金具というか締め付け具(リブ100に罅(ひび)が入っているので、押さえておきたいのである)を探しに行くが、手頃なものがない。今はダブルクリップではさんでいて、それでまぁ大体いいようなものではあるが、もう少しスマートなものが欲しいのだ。

 フォレオの近くのロイヤルプロへ。やはり適当な締め付け具はない。Cクランプになってしまうのだ。圧を微調整できる(きつく締め付けすぎない)という点ではベストなのだが、いくらなんでもでかすぎる。[;^.^]

 この際だからと、スーパービバホーム長津田まで足を伸ばす [;^J^]。相談したところ、この用途だと、Cクランプかダブルクリップか洗濯バサミ..なるほど、洗濯バサミ。盲点だった。相当な種類があるので、必要な厚さを測定して出直すか。

 隣りのアピタで昼食。若鯱家でカレー煮込+どて味噌煮。同じフロアのくまざわ書店。目当ての雑誌(「怪と幽」)は無かったが、かわりに別冊太陽を2冊..なんと、税込みで6千円近い [/_;]。こんなに高かったのかよう..[/_;]

 勢い余ってららぽーと横浜に向かうが、緑産業道路が渋滞気味なので引き返す。[;^J^]

 セブンイレブンでイエスの来日公演(9月16日@昭和女子大学人見記念講堂)のチケットを発券する。(「イエス」のあとに接尾語「アキト」が付くという病に冒されてしまっているのだ。助けてくれ。[;_ _][;^J^])

 ドラッグストアに寄って、いったん帰宅。再度車で出る。河津屋で酒。ブックオフ鶴ヶ峰店。なかなか面白い絶版画集が4〜5冊あったが、こんなに画集ばかり買っているわけにはいかないので、自重して見送る [;^J^]。しばらく様子を見て、売れていかないようなら、引き取ろう。[;^.^](この店は、このあたりのブックオフの中でも、美術系がわりと充実している方なのである。)

 再度帰宅してから、今度はバスで(折り畳み傘をもって)駅前へ。スナック“K”の女の子に教えてもらった「萬丸 はなれ」という店に入ってみる。なかなかいい。雰囲気がいいし、料理も美味い。カウンターの出入り口側の端の席に案内されたのだが、ここはテーブルの上の面積を広く占有できるので、大きめの本(「ドイツ・ロマン派画集」(国書刊行会、ドイツ・ロマン派全集 別巻))を広げて読みながら飲み食いできるのがよかった。[^.^]

 少しあとから、スナック“K”のオーナーが入ってきて、私に気がついて声をかけてくれた。多分、同伴だな [;^J^]。なるほど、鶴ヶ峰のこのあたりの店がシマなのか。[^.^]

 さきほど、今夜の席はついている、と書いたが、時間が経つにつれて、目の前で焼いている焼き鳥の煙が、もろにやってくるようになった [;^J^]。店の人は戸口を少し開けるなどして煙を逃がしているのだが、焼け石に水。むせるほどではないが、目がしょぼしょぼする。[;^J^]

 私が店を出る少し前に、スナック“K”のオーナーとキャストがあとひとりかふたり連れだって、店を出ていったのだが(今から出勤なのだろう)、出しなに私に挨拶してくださったのだが、「うわ〜、煙の中で、幻想的ですね〜♪」..いや、ウケれば嬉しいし、ある意味、本望ではありますが、目を開けにくいんだって。[;^.^][;^.^][;^.^]

 19:55に店を出た。降っている。鶴ヶ峰駅のバス停では、土砂降り。20:20に帰宅した頃には上がっていたが..

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*2024年09月01日:伊藤潤二展


 朝の時点では、昨夜来の雨は上がっている曇天。ま、都内に出かけても大丈夫だろう。8:31のバスで発つ。

 10:30、芦花公園の世田谷文学館。「伊藤潤二展 誘惑」の最終日である。やむを得ないことではあるが、当日券の例、長い [;^.^]。どうして事前にネットで買っておかなかったかなぁ..と、まだ今からでも遅くはないと、並びながらオンラインチケットのページにアクセスしたら、完売だって [;^.^]。大体そもそも最終日(しかも日曜日)に来るつもりなんかなかった。もっと早く、当然平日に来る予定だったのだが、まぁいろいろありまして、とどめは台風10号だ。直近の木金に来ることができなかったのだ。ぼくのせいじゃない、台風のせいだ。[;^.^]凸

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 チケットを購入してからさらに15分並び、11時に入場。撮影可。カラー原画のいいのがいっぱい展示されているが、きりがないので、これだけ。スタチューも面白い。伊藤潤二の愛読書(というか伊藤潤二を「作った」書物たち)が展示されているが、スタンダード中のスタンダードが並んでいるのが面白い。こうしてみると私と伊藤潤二の「成分」がほとんど同じであることがわかる。[^.^](← それちょっと違うから。[^.^;])



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 漫画の原稿も多数展示されているが、作品解説とか、いちいちしないよ。[^.^]



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 観客を「うずまき」に取り込むコーナー(アプリ)があった。左端のページに寄せていくのである。



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 動画の撮影はできなかったので、連続写真でご容赦ください。いずれにせよ、ITの正しい使い方である。



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 描き下ろしもいろいろ展示されていた。2点、ご紹介。



 当然と言うべきか、外国人も多かった。13:00に退出。雨。昼食は、芦花公園駅に戻る途中の「タンドリーキッチン メラ」で、マトンカレー。

 14:20に出た頃には雨はあがっていた。横浜へ。有隣堂で雑誌など。鶴ヶ峰に 16:10に着いた頃には、またちょうど降ってきた[;_ _]。16:35のバスで、16:45に帰宅。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Sep 5 2024
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