*2017年11月06日:幻想美術選「ユニコーン」ギュスターヴ・モロー
*2017年11月07日:大道芸の結果など
*2017年11月08日:ネトゲ廃人
*2017年11月09日:「お金を節約、休日の過ごし方」
*2017年11月10日:フラストレーション溜まる溜まる [;_ _]凸
*2017年11月11日:大原野/祇園
*2017年11月12日:国宝展 第3期/岡本神草の時代/六波羅蜜寺
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*2017年11月06日:幻想美術選「ユニコーン」ギュスターヴ・モロー


 「幻想美術選」、第89回。ギュスターヴ・モロー(1826〜1898、Wikipedia)の作品を紹介するのは、3回目である。

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「ユニコーン」(ギュスターヴ・モロー、1885年)

 ユニコーン(一角獣)については、説明の必要はあるまい。このなんとも雅やかなタブローは、なんらの物語も背景としていない、要するに、ただこれだけの作品である。けっしてネガティブな意味ではなく、ただ、装飾だけの作品。

 おそらく、半世紀ほども昔のこと。私が最初に見た幻想絵画のひとつである(と思われる)。実家にあったはずのその画集(モローのソロの画集ではなく「西洋の美術」的なアンソロジー)は、もはや失われているが、「まるで宝石箱のような..」という印象を受けたことは、かすかに憶えている。また、それとは別に微妙な「違和感」も感じたはずなのだが、小学生の私はそれをうまく言葉にできなかったのではないかと思う。もちろん、今ならできる。つまり、「平面的」なのである。まるで、望遠レンズで撮影した活人画のごとく、遠近感が乏しい。

 この平面性と装飾性。赤を中心とした鮮やかな色彩は、明らかに、クリュニー中世美術館所蔵の「貴婦人と一角獣」(画像検索結果)を想起させる。モローは、この有名なタペストリーを見たことはあるのだろうか。参照/引用した可能性はあるのだろうか..

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*2017年11月07日:大道芸の結果など


 O内科医院で、月いち健診。今日は、血液検査つき。(結果が出るのは後日。)ここ最近酒量上がりまくり&極度の運動不足なので、(隔週の京都歩き倒しでは、持続性のある運動とは言えません [;^J^])壊滅的な数値を叩き出せるであろうぞ。[;^.^]

 大道芸ワールドカップin静岡 2017の結果が発表された。

* ワールドカップチャンピオン張海輪 中国雑技王(中国)
* シルバー賞ケロル(スペイン)
* ブロンズ賞フライト オブ パッション(ウクライナ/ロシア)
* 実行委員会特別賞チーハン チャオ(台湾)

 ワールドカップチャンピオンの張海輪は、そりゃそうだろう、としか言い様がない。しかし、この評価基準(というか評価傾向)で行くのなら、毎年彼にもっていかれてしまうのではないかという危惧も。[;^J^]

 ヒューマンボイスパーカッションとジャグリングのケロルも楽しかったし、エアリアルのフライト オブ パッションも、王道の大道芸であった。それぞれ、シルバー賞、ブロンズ賞は、当然だと思う。ディアポロのチーハン チャオについては、当日、私は客席で記憶の瞬断(寝落ちともいう [;^.^])を繰り返していたので、全貌を把握していないのだが [;_ _]、何度もそれに叩き起こされたところの観客席からの喝采と歓声から判断するに、実行委員会特別賞には、当然、値するものであったのだろう。[^J^]

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*2017年11月08日:ネトゲ廃人


 今週末、一泊で(また [;^J^])京都に行くのだが、天気予報が微妙。日曜日は問題なさそうだが、土曜日は降りそうな..まだ状況は流動的だが..

 Eテレの「ねほりんぱほりん」という番組は極めて有名だが、観るのは今夜が初めてである。感心した。さすがはNHKである。民放には、これだけの番組を作るポテンシャルはないだろう。

 今夜のテーマは「ネトゲ廃人」である。もちろん、興味本位で録画したのだが..[;^J^]

 「10数年間、365日休まず、毎日20時間」「だらだら長時間プレイしているのではない、0.1秒を競いながらの(張りつめた)20時間」「1日6時間程度で「ネトゲ廃人」を自称する輩にいらつく、まずは16時間の壁を越えてみろ」「イベントの時は2週間ぐらい(まともには)睡眠をとらない」「現実との区別ができなくなることはある」「ユーチューブや攻略サイト作成で収入を得ている」「もはや楽しくはない、やめられない、義務感」などなどの言辞は、情報としては先刻承知のことばかりであるが、やはり(テレビ越しとはいえ)当事者の口から直接発せられると、臨場感と説得力が違い..わりと共感できたのである [;^J^]。もちろん、今さら私がこういう生活に入ることはないが、彼の考え方は、必ずしも(全てが)浮薄というわけではない。

 少なくとも、「ネトゲ廃人」に対する色眼鏡は、外れた(つもりである)。

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*2017年11月09日:「お金を節約、休日の過ごし方」


 ..というタイトルの記事が、Mixiニュースにあった。見出しだけ見て本文は読んでいない。(内容が予想でき過ぎるので、僅かばかりとはいえ時間を費やすのが惜しくてね。)

 私の場合、1円も使わずに休日を過ごすことなど、いくらでもできる。積読の山を崩す、未視聴のBD/DVD/LD/録画の山を崩す、吾妻ひでお/手塚治虫の作品リストに未入力データを入力する、カメラの使い方を調べる/練習する、自転車を整備して乗る、等など..

 しかし現実には、毎週末のごとく東奔西走。交通費と宿泊費で吐血..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

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*2017年11月10日:フラストレーション溜まる溜まる [;_ _]凸


 とにかく、iPhone6 が、使いにくくなった [;_ _]凸。iOS10 はスキップし、iOS9 から直接 iOS11 にアップグレード した させられたあとからである。[;_ _]凸(だから実は、iOS10 でも既に使いにくかったのかもしれないが。)

 とにかく、iOS9 よりも、明らかにもったりとしている。もっとも気に障るのがメールの取り回しで、メールを削除するために、「編集」タップ、メールを複数タップして選択、「アーカイブ」をタップ..たったこれだけの基本操作が、もう遅い。iOS11 にアップグレードしてからしばらくの間は、タップしそこなったかと、何度か繰り返しタップしてしまっていたほどである。今ではさすがに少しは慣れた。「ひと呼吸おきながら、ゆっくりと」操作すればいいのであるが..何それ!? [;_ _]凸

 iPhone6 などという旧世代のハードを使っているのが悪いと言われるかもしれないが、そこまで古くはない。それに、同じハードウェアの上で、iOS9 は、快適な速度で動いていたのだ。OS の処理が高度に複雑になれば遅くなるのは理解できるが、メールの選択&削除は、マンマシンインターフェース階層。バックグラウンドのジョブがどれほど重くなったのかは知らないが(1メールタップするたびにウイルススキャンしていたりして?)、それとは切り離せるはずであるし、それが、ユーザーインターフェース設計&実装の、基礎の基礎である。

 まったくもって、出来が悪い..[;_ _][;_ _][;_ _]凸

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*2017年11月11日:大原野/祇園


 5:00。雨、ときおり強い。5:20に徒歩で出た頃には、やや小止み傾向だったが、徐々に本降り。6:15に浜松駅についた。いきなり生憎の天候だが、この土日で降られるのは、ここまでのみ(のはず)。京都は今ごろ雨が上がっている約束である。[^J^][;^J^]

 6:32のこだまで西へ。数分後には、もう晴れ間。7:56、京都着。曇天。

 地下鉄と阪急線を乗り継いで桂駅に着いたのが、8:22。ここで、長峰行きのバス停を探すのに手間取り、15秒差で取り逃がしてしまった [;_ _]。次のバスは2時間後である [;_ _]。論外なので、タクシーの一択。「長峰バス停まで」と言ったら、聞き返された。よほど珍しいのかな。

 金蔵寺に行くと言ったら、「通(つう)の人しか行かないよ」、と、感心された [;^J^]。いや、別に私は、京都旅行の通(つう)でもなんでもありません。ただ、「「まっぷる 京都さんぽ地図」(昭文社)に掲載されている37個の散歩コースの制覇を進めているだけなんです」、という説明は、面倒なので省略した [;^J^]。また、「どのくらい(時間が)かかりますか?」、と訊いたら、「20分ぐらいだね」、ということだったのだが、本当にジャスト20分で着いたので驚いた [;^.^]。プロは凄い。料金は2270円。取り逃がしたバスよりおそらく10分は時間を節約できたはずだが、バス料金は460円だったはず。10分を1800円で買ったか..[/_;][/_;][/_;] まぁ、泣くな。むしろ、あのバスに乗れていたとしたら、それは超ラッキーだったのである。いきなり運を使い果たさなくて、良かったよかった。[^.^][;^.^]

 さて、最初のターゲットである金蔵寺まで、ガイドブック(「まっぷる 京都さんぽ地図」(昭文社))によると、徒歩40分、上り坂付き。もちろん、望むところである。雨が降らなくて、よかった。(雨天の場合は、別のコースに切り換える予定であったが。)途中で暑くなって、上着を脱いでリュックへ。後半20分は、「東海自然歩道」とは名ばかりの「山道」[;^.^]。やばいぞやばいぞ。膝を痛めないように注意しろよ..[;^.^]

 9:30、金蔵寺..確かに、こりゃ、通(つう)御用達の古刹(こさつ)だわ [;^J^]。穴場感が、半端ない [;^J^]。朝いちだからでもあろうが、とりあえず私ひとり。[;^J^](30分後に離脱したのだが、この間、私以外に4人前後来たと思われる。)

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 見晴台からの洛西の景色が、絶景である。(左写真。)これは、HDR合成(自動的に露出を変えて2回撮影して合成するという機能)によるもの。私はこの機能を、「雲の陰影を撮るために露出をアンダー気味にすると地上が暗くなり、地上を黒つぶれしないように露出を上げると空が明るくなりすぎて白飛びする」、という状況下で、好んで使っている。空も地上も、それぞれちょうどいい明るさで撮れるのである。

 ただし、三脚を使わない手持ち撮影だと、どうしてもぶれて失敗することが多い。(コンマ数秒の間隔とはいえ、2回撮影するのですからね。)私はいつも(がっしり構えて)多めの枚数、撮ることにしている。(どれか1枚は成功することを願ってである。[;^.^])この写真も、数少ない成功例。5枚以上、失敗しているのである。[;^J^]

 10:05、金蔵寺を離脱。右写真は、次の目的地である正法寺へ向かうために、来た道(上り坂)を逆向きに降りていく途中の、大原野風景である。これは、HDR合成を使っていない。ご覧のとおり、空の「白」と「青」を両方捉えるために露出をアンダー気味にせざるを得ず、そのため、地上がいささか(許容範囲内とはいえ)暗くなっている。この撮影ポイントでもHDR合成モードで5枚以上撮影したのだが(それらは全て、地上はちょうどいい明るさで、かつ、雲の陰影は、この写真よりも遙かにダイナミックに写っていたのだが)、残念ながら、全て手ブレで失敗していたのである。

 この例のとおり、HDR合成で撮影するときには、いわばバックアップとして、通常モードでも(露出をなんとか工夫して)撮影することにしている。HDR合成モードの撮影が全部失敗していた場合に備えてである。



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 10:50、正法寺。こぶりなのだが、なんだか、すごく居心地が良い寺である [^J^]。ここはいいなぁ。ここはいいなぁ。近くに住んでいたら、ときどきのんびりしに来たくなるような心地よさである。

 東山を借景とする庭園(宝生苑)が、美しい。3枚の写真のうち、右端写真のみ、HDR合成。あまり意味(効果)がないように思えるだろうが [;^J^]、確かにそのとおりなのだが、これでも、白い雲の形は認識できると思う。この角度でノーマルで撮影すると、空が真っ白になるのである。(この庭園でのHDR撮影は、10枚以上失敗していた。[;^J^])とはいえ、ベストショットは(ノーマル撮影の)中央写真か。この枯れ木は、花の季節には美しい「紅枝垂れ桜」なのだが、この枯れ木の風情も悪くない。悪くないよね? [;^.^](ベストショットとは言いながら、よくみたら構図がおかしい。桜が燈籠の上から生えてしまっている。[;^J^])

 11:25、退出。



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 11:30、すぐ近くの大原野神社。まず、境内の「春日乃茶屋」で、温とろろそば。写真は、せいぜい頑張って撮った紅葉と、鯉沢の池。

 12:10、離脱。



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 12:20、勝持寺(左写真)。「花の寺」の通り名の由来である約100本の桜は咲いておらず、紅葉もまだ本番でない。

 12:40、ほとんど隣の願徳寺。ここは庭園らしい庭園もなく、みどころは、ほぼ、如意輪観世音菩薩半跏像のみ。(← 失礼な。[;_ _])しかしこの仏像は、確かに美しい。庭先でとった写真を2枚。背景をぼかしてみたら、色彩のせいか妙にトイカメラ感が出て面白かったので、掲載しておく。

 13:00、離脱。



 この「散歩コース(大原野コース)」は、ここまで。市内中心部に向かうために、このエリアからの脱出口 [;^J^] である南春日町バス停に向かう。途中、西迎寺の門前を通りすがって、13:30、南春日町バス停着。ここでのんびり読書と写真整理をしながら、14:05発のバスを35分間待つ予定だったのだが..13:45頃、急激に寒くなり、風が強くなる。

 その数分後に、突然のにわか雨。(今日は晴の予報だったはずだが、おいこらっ! [;^.^]凸)無論、折り畳み傘は(朝、浜松では雨天だったので)持参していたのだが..ここで、今回の旅での小破局:その1。傘が、折れた [;^.^]。まだ、寿命というほどまでには使い込んでいなかったはずだが、修理は完全に不可能。雨は、ほどなく止んだから良かったようなものの..(このあとも、時折パラパラが、終日続く。くどいようだが、晴れの予報だったのだが。[;^.^])

 予定どおりに来たバスで、14:32、桂駅に戻る。地下鉄で烏丸から、烏丸御池についたのが、15:00少し前。(以下、やや駆け足の記述になります。[_ _])

 15:05、六角堂。15:20に発って、本能寺方面へ。寺町を通り抜けるが、画廊と額縁屋がやたらと多い。何故? 古本屋も目立つ。15:35、本能寺。16:20、瑞泉寺。16:30、酢屋。ここの2階ギャラリーで、坂本竜馬ゆかりの展示を楽しむ。16:45、離脱。

 17:10、京阪本線七条駅から賀茂川を西にわたってすぐの(すなわち、京都国立博物館から歩いてすぐの)ドミトリーBに着く。前回ここに泊まったときと同じ部屋。個室三畳。鍵がかかるので、何かと楽である。17:35、傘を借りて、夜遊びに発つ。

 17:55、京阪本線祇園四条駅。

 ここから八坂神社にかけての祇園の町をぶらぶらしつつ店を見繕うが、結局、前回と同じ栩栩膳(くくぜん)にした。但し予約が一杯で、19:30までしか居られない。美味い酒と料理を楽しむ。

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 小雨そぼ降るなか、銀ブラならぬ、祇園ブラ。写真の左2点は、花見小路。こうなると、雨で良かったという強がりも、説得力を帯びてくる [^J^]。濡れた石畳に映り込む街の灯りが美しい。

 また、撮影時の私の悪いクセも、露呈してしまっている [_ _]。私の悪いクセの最たるものは、「右手が下がる」こと。つまり、写真としては、右肩上がりに傾くことになる。ちょいちょい、傾きをRAW現像で修正しているのだが、右肩下がりだったことは、過去、一度もない。全て、右肩上がり..つまり、カメラを構えるときに右手が下りてしまっているのだ。

 もうひとつの悪いクセは、「暗い環境で撮影した写真が、必要以上に暗すぎる」こと。こうなる理由は自明で、暗い環境下でモニターでチェックすると、暗すぎる写真でも、相対的に明るく見えるからである。今回、花見小路を撮した写真はすべて暗すぎ、ここにご紹介した2枚も、不自然にならない程度に、RAW現像で僅かに明るく補正しているのである。(これ以上明るくすると、ノイズが目立ち始める。)

 右端の写真は、祇園の東端の八坂神社西楼門から、四条通を見下ろしたところ。レンズの都合で十分に背景をぼかせなかったが、この程度に留めておく方がいいのかも知れない。



 さらに、四条通の南側エリア、北側エリアを歩き回る。キャバクラ街は北側にまとまって存在することを確認 [^.^]。これで今度ここに来るときには、うっかり迷い込まずにすむので、安心である。[^.^](← 素直に読んでくださいよ。[^.^][;^.^])

 「祇園京都ラーメン」で京都ラーメンとビール。21:35にドミトリーBに帰る。

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*2017年11月12日:国宝展 第3期/岡本神草の時代/六波羅蜜寺


 1:30、起床 [;^.^]。流石にあんまりなので、無理矢理寝る。5:00すぎに再度起床。この時刻ならオッケーだ。

 6:17、チェックアウト。曇天。さすがに今日は、晴れるはず [;^J^]。傘は(昨日壊れたので)もはや無いぞ。[;^.^]

 七条通を東進し、賀茂川を越えてすぐのマクドに、6:20。モーニングを食して6:53離脱。7:00に、京都国立博物館。(以下、余談。私は、旅の記録に限らず、原則として時刻を5分刻みで量子化して記述しているのだが、今日、ここまでは、1分単位で記録した。それは、ドミトリーBから京都国立博物館まで、いかに近いかを記録しておこうと思ったからである。(3分+7分=10分。))

 もちろん十分に早く、行列の6人目。読書に勤しむが、1時間もすると冷えてきた。寒い。指先が冷たく、ページを捲りにくい..8:45、開扉。9:30の開場までは、屋内で読書できる。やれやれ。[;^J^]

 「開館120周年記念 特別展覧会 国宝」(第3期 10月31日(火)〜11月12日(日)まで)である。今期の最大の目玉は、もちろん、「金印」画像検索結果)。私はこれを、3年前の「日本国宝展」(@東京国立博物館)で既に観ているのだが..しかし、今、そこにあるのに、スルーするわけにはいかんでしょう [;^J^]。ロッカーに荷物を放り込んで、3Fに急行。ほぼ並ばずに、再会できました [^J^]。まぁ、どうこういうほどのものでは、ないんですけどね。[;^J^]

 もうひとつの目玉、神護寺の「平重盛像」画像検索結果)、「源頼朝像」画像検索結果)、「藤原光能像」画像検索結果)のトリオの前に着いたときに、今回の旅での小破局:その2。手にしていた作品リストを取り落としたと思う間もなく、そのままスーッと、展示台の足元の向こうに滑り込んでいったのである [/_;]。取り戻すことは不可能 [/_;]。展覧会がよいの人生で、初めての経験である [/_;]。1期、2期の鑑賞時に、いろいろ書き込みしていたのに..[/_;][/_;][/_;] あり得ない場所にスリットを設けていた設営担当者に、声には出さずに永遠の呪いを15秒間唱えて、なんとか心を落ち着かせた..[;_ _][;_ _][;_ _]

 閑話休題 [;^.^]。この3点、特に頼朝像は、およそほとんどの日本人が知っているであろう有名な図像だが、やはり素晴らしい。一見、黒一色の広大なベタに見える装束に、実に繊細な文様が描き込まれているのだ。

 西大寺の「十二天像」画像検索結果)のうち「帝釈天・閻魔天・火天」、京都国立博物館の「十二天像」画像検索結果)のうち「火天・水天・風天」。曼殊院の「不動明王像(黄不動)」画像検索結果)は、表情がわかりやすい。

 「松林図屏風」(長谷川等伯、画像検索結果)、「桜図壁貼付」(長谷川久蔵、画像検索結果)、「雪松図屏風」(円山応挙、画像検索結果)が、「コ」の字型にバーンと展示されているエリアで、足が完全に止まった。これらは全て、何度も観ている作品である。だから当初の予定では、さらっと眺めてスルーして時間を稼ぐつもりだったのだが..そんなことは、不可能である。これが、国宝のパワーか..私は常々、日本美術の頂点に君臨する作品は、尾形光琳の「燕子花図屏風」(画像検索結果)と「紅白梅図屏風」(画像検索結果)だと主張してきたが、このトリオに囲まれていると、その信念も、さすがに揺らぐ。

 10:00の時点で、館内の「金印の待ち行列」、何百人並んでいるんだ? [;^.^] 看板によると、待ち時間は50分である。[;^J^](早朝から並んで、朝いちで(先頭集団に入って)片づけてしまう意味は、ここにある。)

 伝周文の「竹斎読書図」画像検索結果)、浄瑠璃寺の「四天王立像のうち多聞天立像」画像検索結果)、唐招提寺の「金銅舎利容器(金亀舎利塔)」画像検索結果)。大阪市立東洋陶磁美術館の「油滴天目」画像検索結果)は、「曜変天目」には一歩を譲るとは思うが、やはり美しい。徳川美術館の「源氏物語絵巻 」画像検索結果)抜粋、大和文華館の「寝覚物語絵巻」画像検索結果)。「信貴山縁起絵巻」画像検索結果)の「延喜加持巻」では、やはり、「剣の護法」が天空遙か彼方から翔けてくるシーンが、圧巻である。

 10:30には、館内、黒山の人だかり [;^J^]。ひと通りは見終えたので、2ターン目に入って、ポイントとなる作品を拾い歩こうかと思っていたのだが、ほぼ、不可能 [;^J^]。10:50に退出。この時点で、外では30分待ち。そうたいしたことはないかな。[;^J^]

 100系統のバスで移動。11:30、京都国立近代美術館

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 まずは、1Fのレストランで昼食。すいているので、オープンテラスで優雅にゆばカレー。[^.^]

 中央写真のみ、HDR合成。左右の写真と比べて、雲の陰影が違うことがおわかりいただけると思う。

 実はこれは、ブレている。昨日のいくつかの事例、金蔵寺での遠望風景写真や、正法寺の庭園写真では捨てていたレベルの失敗写真なのであるが、サンプルとして掲載しておく。

 案外、わからないでしょ? 中央の建物の前の枯れ木の枝など、6016×4016ピクセルのjpgだと、拡大するとはっきりと二重に写っているのだが(大失敗状態)、ご覧に入れている1348×900ピクセルのjpgだと、jpegの解像度の限界に溶け込んでしまい、分離しなくなってしまうのである [;^.^]。つまり、印刷用には使えないが、Web公開には使える品質だというわけ。[;^J^](ついでに言うと、自動車ももちろんブレている..そもそもHDR合成で撮ってはいけない被写体なのであるが [;^J^]、これまた、ほとんど目立たなくなっている。)



 12:10、展示室へ。「岡本神草の時代展」(11月1日(水)〜12月10日(日)まで)である。

 「口紅」(画像検索結果)は、やはり凄い [;*.*]。誰が見ても「化け物」を想起するだろうが、しかしよく見るまでもなく、そういう超自然的な、あるいはホラーな要素は、いっさい描き込まれていない。ごく自然な、女性が化粧をしている姿であるにもかかわらず、「化け物」に見えるのだ..まとめると、女性が化粧している姿は、誰がみても化け(略)[;^.^]

 「拳を打てる三人の舞妓」画像検索結果)も、妖しい光芒を放つ傑作。要するに「じゃんけん」をしているところを描いているだけにもかかわらず、この不気味さ! 作者としては、むしろ「聖なる」ものを描こうとしたらしいのだが..「五女遊戯」画像検索結果)も、興趣深い。「追羽根(旧題:羽子緋衣)」画像検索結果)は、どこかで観たことがあるはず。

 他の画家の作品も、数多く展示されている。木村斯光の「もだえ」画像検索結果)。甲斐庄楠音の「横櫛」画像検索結果)は、どこかで観たことがあるような..思い出した。岩井志麻子(今や、有吉反省会の豹のコスプレおばさん [;^.^])の「ぼっけえ、きょうてえ」の表紙絵だった。稲垣仲静の「太夫」画像検索結果)は、一見、極めて不気味なのだが、お歯黒を「取り外して」みると、若い、チャーミングな女性である。このギャップがなんとも。[;^.^]

 13:00頃、退出。100系統のバスで五条坂へ向かおうと、乗ってすぐに気がついた。マップル(ガイドブック)がない![;*.*](小破局:その3)どこかに置き忘れてきたのだ。一番怪しいのが、今出てきたばかりの京都国立近代美術館のレストランである。すぐに次のバス停で降りて、美術館に徒歩でひきかえすが、レストランでは見つからない。ロッカールームにもない。だとすると、京都国立博物館のロッカールームか。そこで取り出して内容を確認した記憶があるのだが..

 ..だとすると、諦めである。京都国立近代美術館に戻ることは時間的に不可能ではないが、今日予定していた観光日程をこなせない可能性がある。ガイドブックを回収にいって、予定をこなせなくなったりしたら、本末転倒どころではない。それに、取りに戻っても、届けられていない可能性が、極めて高いと思う。要するに、取るに値しないリスクだ。

 結構、書き込みもしていただけに惜しいのだが..まぁ、いいや。どこを見たか、今後いつ、どこを見る予定か、等などのマーキングについては、「全て憶えている」し..(← ここ、軽く突っ込むところですので、スルーしないでください。[;^J^])今日のこのあとの予定についても、iPhone にメモしてあるし。

 というわけで、13:20、改めてバスに乗り、13:40、五条坂バス停。(ガイドブックは無いので)iPhone のマップを頼りに、13:50、六波羅蜜寺。

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 あぁ、ここにあったのか..「空也上人立像」画像検索結果)と、「平清盛坐像」画像検索結果)。「運慶像」画像検索結果)もあり、お得感が半端ない。[^J^]

 14:10に発って、5分ほどで、すぐ近くの六道珍皇寺へ。小野篁ゆかりの冥界への入口であるが、今日は言わば閉店状態 [;^J^]。今月末23日〜26日に特別公開があり、「冥途通いの井戸」「黄泉がえりの井戸」を観ることができるとのこと [^.^]。その時期に(また [;^.^])京都に来るので、六道珍皇寺再訪をスケジュールに組み込もう。

 14:25、離脱。



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 14:35、安井金比羅宮。大変な賑わいである。「悪縁を切り良縁を結ぶ祈願所」とのことなのだが、みなさん、どちらがメインなのでしょうか [^.^]。お札を貼って穴をくぐるとご利益があるらしいオブジェ [;^J^] に、何十分待ちだか見当がつかないほどの行列。私はそこまで暇ではない(← コラ [;^.^])ので、写真だけ撮って、お茶を濁しておいた。(← バチが当たらねば良いが。[;_ _][;^.^])離脱時刻、失念。



 バスで京都駅に戻り、15:18ののぞみ。名古屋でこだまに乗り換えて、16:47、浜松。メイワンの谷島屋で、「まっぷる」の2018年版をチェック。紛失したのは2017年版なのだが、「散歩コース(全37コース)」の編成や、各コースの順路、観光スポットは、ほぼ全く同じ。気がついた範囲では、1〜2のコースに、ひとつかふたつ、立ち寄りスポットの追加があったぐらいか。(ショッピングやグルメの店舗のチョイスや紹介内容は入れ替えれられている可能性が高いが、さすがにそこまで覚えていないし、これらについては情報が新しいに越したことはない。)紛失のリカバリーとして、まったく問題ないので、購入。

 バスで、17:40に帰宅。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Nov 17 2017
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