スターシップ(伊藤典夫、浅倉久志 編,1985


 何度読み返したかわからない、最高の宇宙小説が惜し気もなく並べられている、名アンソロジー。個々の作品は、文字どおり輝く宝石であり(2〜3、気に入らないものもあるにはあるが)、12個の宝石が冷たく輝く、これはひとつの小宇宙なのである。編者二人と、作品選定に協力した水鏡子による解説がまた、素晴らしい。

 必読。但し、絶版。

* レイ・ブラッドベリ「すべての夏をこの一日に」(1954)
* ハインライン「地球の緑の丘」(1947)
* ジャック・マクデヴィット「クリプティック」(1983)
* スティーヴン・キング「帰ってきた男」(1971)
* アイザック・アシモフ「夜来たる」(1941)
* アルジス・バドリス「闇と夜明けのあいだ」(1958)
* R・A・ラファティ「楽園にて」(1961)
* フィリップ・ホセ・ファーマー「宇宙の影」(1967)
* ジェイムズ・イングリス「夜のオデッセイ」(1965)
* バリー・N・マルツバーグ「ローマという名の島宇宙」(1975)
* ジェイムズ・ティプトリーJr.「そして目覚めると、わたしはこの肌寒い丘にいた」(1972)
* ジョン・ヴァーリイ「ブルー・シャンペン」(1981)


*「スターシップ」伊藤典夫、浅倉久志編 (新潮文庫)

*内宇宙への扉の入り口へ


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Apr 3 1996 
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