スティーヴン・キング「帰ってきた男」(1971)


 退役宇宙飛行士の体に巣食う、エイリアン。それは金星から来た奴なのだろうか.. いや実際、ただそれだけの話なのだが。

 それは、指先に発生した無数の「眼」として、顕れる。その「眼」はエイリアンの眼であり、「そこ」から見た風景も見えるのであるが、それはエイリアンのフィルターを通した、極めて奇怪なものである云々。またその「眼」がいつしか自分の行動を支配し云々。完全に精神を乗っ取られる前に、自分の指先を(死ぬ思いで)焼き、全滅させたはずだったが、云々

 このようにストーリーを説明すると、まるでパターンな作品なのだが、「しかし良く書かれている」。作者が作者だけに?SFというよりは、超自然小説に近い。必読とは言えないが、読んで損をすることもない。



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MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Apr 3 1996 
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