*2023年03月20日:「仮面ライダー」原作発注
*2023年03月21日:出光美術館/三菱一号館美術館/ヴァニラ画廊
*2023年03月22日:WBC優勝![^.^]
*2023年03月23日:出荷キャンセルだと〜 [;^.^]凸
*2023年03月24日:バッテリー上がり、2回 [;_ _]
*2023年03月25日:バッテリー交換
*2023年03月26日:「キングオブコントの会 2023」
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*2023年03月20日:「仮面ライダー」原作発注


 「シン・仮面ライダー」を観る前の予習として、石ノ森章太郎の原作漫画を発注した。サンコミックス版は、既に絶版。Kindle版はアベイラブルだが、電子書籍は 鉄砲 最後の手段なので(「紙の本」として読まれることを想定して描かれた漫画は「紙の本」で読むのが最上という頑迷な老人でしてね [;^J^])、ネット古書店を捜索。ついうっかり、「サンワイドコミックス」の「1」と「2」と、「サンコミックス」の「3」を発注してしまったが、よく考えると「サンワイドコミックス」の2巻で完結しており、「サンコミックス」の「3」はこれに含まれているような気がするのだが、まぁいい。[;^J^]

 なぜか自宅(廃墟城)には、なかったのである。読んでいると思うのだが(14年前の「怪奇幻想漫画家事典@日本幻想作家事典」プロジェクトで「石ノ森章太郎」の項を担当したときに、彼の幻想漫画とSF漫画は読める限り読んだはずなのだが)、どうも記憶があいまいなので、念のために発注したという次第。現代マンガ図書館か国会図書館で読んだんじゃなかったかなぁ..

 きとう歯科医院で、3か月ごとの状態チェック。10月に浜松から転出するんです、と告げたら、「そうなんですか」だって [;_ _]。普通は、「長年かよってくださったのに寂しいですね..(/_;)」ぐらい言ってくれるんじゃないかなぁ..客商売なんだからさ [;^J^]。横浜に心当たりの(つながりのある)予防歯科はないでしょうか、と訊いたら、「ない」とのこと。探さなくっちゃだわ。[;^.^]

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*2023年03月21日:出光美術館/三菱一号館美術館/ヴァニラ画廊


 明るい曇天。7時過ぎに発ち、7:50のひかり。9:16に有楽町に着いたが早すぎるので、丸の内中通りのベンチで、しばし読書..おっしゃれー [^.^]、まるで東京の人みたーい!(← やめとけ [;^.^])

 10:00、「出光美術館」。「江戸絵画の華 第2部:京都画壇と江戸琳派」(〜3月26日(日)まで)再訪である。なぜ再訪したのかというと、前回 は、有楽町ガード下の「三九厨房」で、昼間っから飲み放題で必要十分に飲んでから訪れたせいか、出展リストにいろいろメモ書きしているもののどういう作品だったかさっぱり思いだせないものも多く(図録も買わなかったし)[;_ _]、再確認しにきたという次第なのである。[;^.^](今回は、図録を買いました。以下、それからのスキャン。)

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 右図は、前々回、画像検索結果のみご紹介した、礒田湖龍斎の「雪中美人図」。この「白」の多彩なグラデーションに、息をのむ。



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 円山応挙の「懸崖飛泉図屏風」。左右非対称(右隻は四枚折り、左隻は八枚折り)という珍しい形状である。(設置予定の部屋に合わせこんだためと思われる。)そして..これはもうどうしようもないのだが [;_ _]、屏風絵が図録に収録される場合、ほとんどの場合、書籍の「ノド元」を越えることになり、そこからスキャンすると、どうしてもこのようなありさまになってしまう。[;_ _](コデックス装でない限り。)この絵のポイントは2頭の鹿であり、それが(ノド元に飲み込まれて)見えにくいのはさすがに辛いと判断したのか、この図録では、その個所のみ、別ページに(ノド元を越えずに)収録されているので、そのページもスキャンしておいた。(右端図)

 私は何故この絵に惹きつけられるのだろうか..と、しばらく考えて気がついた。これは、「イエスソングス」のジャケットイラスト(ロジャー・ディーン画、幻想美術選)と、構成要素が良く似ているのである [;^J^]。高低差のある地形。水。滝。樹木。そして鹿..



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 山口素絢の「夏冬白鷺図屏風」。銀箔の上に描かれているのだが、その効果が目覚ましい。



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 森徹山の「松に鶴図屏風」。ほとんど類例のない数の鶴の群れ [;^.^]。1000羽描けと指示されたところ、1300羽以上描いたらしい [;^.^]。彩色中に発注者(細川家(熊本藩主)かな?)とは別の上司(幕府)から 別の事業所 江戸に呼び出されてしまい、完成させることができなかったという経緯が、サラリーマン(エンジニア/プログラマ)あるあるでリアルである。[;^.^][;^.^][;^.^]



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 左図は、この展覧会のアイコンともなっている、円山応挙の「虎図」。細密描写も素晴らしいが、それより、構図の妙味に惹かれる。亀岡規礼の「撫子に蜻蛉図」は、S字構図の面白さと、蜻蛉(トンボ)の精密な描き込み。山口素絢の「美人狗児図」は、犬の可愛さなんか(私には)どうでも良くって、とにかくこの美女ですよ、美女![^.^][;^.^]



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 酒井抱一の「四季草花図・三十六歌仙図色紙貼交屏風」は、「琳派的なすっきりしたスタイリッシュな美」と「豪奢さ」が、絶妙に同居している。



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 左図、鈴木基一の「月下時鳥図」は、この時鳥(ホトトギス)の姿がどこか現実離れしている。瞳に生気がないし、飛んでいるようにも見えない。なんだかサイズ感も不安定..ウルトラQ的な「怪鳥」が、ぬっと顔を出したように見えてしまうのは、やはり私だから?[;_ _][;^.^]

 同じく鈴木基一の「蘆に蛇図」は、描線の戯れ。さまざまな方向にさっさっと引かれた蘆の葉と、うねる蛇の組み合わせ。

 鈴木守一の「扇面流し図屏風」は、とにかく色彩! このjpgでは伝わらないと思うが、現物は、たった今描かれたかのごとき鮮やかな色彩なのである!



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 池田孤邨の「粟穂に流水鶉図」も、やはり色彩がポイント。特に、群青の流水の上に描き込まれた金の線。鈴木守一の「秋草図」の、絵から外界に侵出してくる「描表装(かきびょうそう)」の面白さ。

 酒井道一の「瀧図」は、ちょっと意外な趣向。彼方に見えている滝には「流水」であることを示す線もしぶきもいっさい描かれず、単にスタティックな「白い領域」が見えているだけ。手前の岩にのみ、流水がぶつかって二手に分かれているところが描かれており、このふたつを組み合わせて初めて「滝」ということがわかる。遠方の「滝」は、そこに動きが描かれていないがゆえに、どこかこの世ならぬ「彼岸の幻影」のごとくである。



 11:05、退出。そろそろ昼食どきである。時間の余裕はあるのだが、ここで「三九厨房」で飲み放題を堪能したりしてしまうと前回の二の舞なので [;_ _][;^.^]、同じくガード下の「讃岐釜揚げうどん丸亀製麺」で、質実剛健な鶏めし定食。[;^J^]

 11:40、三菱一号館美術館。「芳幾・芳年 ―国芳門下の2大ライバル」(後期:〜4月9日(日)まで)である。

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 ここは簡単に、後期に入れ換え展示された作品から、国芳の「城四郎長茂空中に怪異を見る」(左図)、芳年の「徳川累代像顕」(中図)、芳幾の「横浜英吉利西商舘繁栄図」(右図)をご紹介するのみとさせていただく。(この図録はコデックス装なので、見開きページも楽々スキャンできている。)

 「徳川累代像顕」は、図録に収録されている図版が小さいために解像度が確保できておらず申し訳ないのだが、十五人の将軍がそろっており、面白い。(綱吉とか慶喜とかは、わかりやすいですね。[^J^])



 13:10に退出し、20分歩いて、ヴァニラ画廊。東京駅/有楽町駅周辺は、歩いてすぐの範囲内に素敵な美術館が6つも集中しているのみならず、ちょっと銀座まで足をのばすと、このような画廊が山ほどある。確かにここが(わたくし的には)日本の文化の中心地なのである。

 「The Essentials of KINBAKU ART ―戦後日本の責め絵展―」(〜4月9日(日)まで)。18禁である。[^.^]

 図録もないし画像検索結果のリンクも張らないので、前記リンクから、この展覧会の様子をうかがっていただきたい。個人的には、秋吉巒(あきよしらん、幻想美術選でもご紹介している)の原画をまとめて観ることができたのが、収穫。(これはと思うものには、ちょっと手が出ない値段がついているのだが。[;^J^])空山基や椋陽児は、他の展覧会でも観られる機会が比較的多い。(田亀源五郎は、やはり苦手です..[;_ _][;^.^])

 14:15、退出。新橋駅から東京駅へ。15:03のひかりで、16:27、浜松。バスで、17:00、帰宅。

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*2023年03月22日:WBC優勝![^.^]


 不就労日。雲は多いが晴天。ジム。りそな。

 今回のWBC、日本はなかなか調子がいい(まだ負けていない)という情報はイヤというほど入ってくるし、後追いでネットニュースは読んでいるのだが、中継は一度も観ていない。「自分が観ると負ける、というジンクスがあるので、観るに観られない..」、という、まぁよくいるタイプでございましてね [;^J^]。しかしながらこれはもちろん単なるエクスキューズ。「負けるところをみたくない [;_ _]」、という、ただのチキン野郎である。→ [;_ _][;_ _][;_ _]

 とはいえ、決勝戦が今日(平日)の午前中で、たまたま私は不就労日で、しかもジムから帰宅したら試合はまだ続いていて終盤である、ということで、「仕方ないなぁ..」、と、舌打ちしながら [^.^] テレビのスイッチをつけたわけであるが、もちろん言うまでもなく、ジムの待合室でテレビ中継を(遠目に)眺めて、優勢であるということを確認できていたから、自宅でテレビをつけられたのである。底なしのチキン野郎なのである。→ [;^.^][;^.^][;^.^]

 ..で、11:43、優勝![^.^]。私は大リーグ(の選手)には詳しくないのだが、最後の対決が、なかなかあり得ないドリームマッチだということは、解説でわかった。で、フルカウントからの空振り三振で決着!「なんか、できすぎだなぁ..[^.^]」、と思いつつ、適当にネットを流し読みしていたら、実はそれどころではない「超出来すぎ」だったのである、というまとめがあった。いちおうリンクを張っておくが、こういうのって、いつまで読めるのかしら? →「やりすぎ!(笑)漫画の編集者も止めにかかるWBC日本優勝9選」..ふむふむ。確かにマンガなら没だよなぁ..たとえ少年ジャンプであっても。[;^.^]

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*2023年03月23日:出荷キャンセルだと〜 [;^.^]凸


 会社からの帰途、断続的に激しい降り。

 「仮面ライダー 1」を発注していたネット古書店から、キャンセルさせてくれとのメール。間一髪でほかの人にさらわれていたのかな(たまにあることだが)、と、読んでみたら..出荷準備作業中に室内犬が尿をかけたからだと。あのな。[;^.^]凸

 慌てて再捜索。別のネット古書店でみつかったので発注したが、数百円、高くなってしまった。[;^.^]凸

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*2023年03月24日:バッテリー上がり、2回 [;_ _]


 早朝5:55、出勤前に、またバッテリー上がり [;_ _]。スモールつきっぱ [;_ _]。JAFコール。今年3回目..どころか、前回は ちょうど1ヶ月前 だぞ。[;_ _][;_ _][;_ _]

 近所で作業をしていたらしく、6:10に来ていただけた。すみやかに作業終了。前回どうよう、1時間程度充電するために、浜松環状線に9時方向から入って12時方向で北に抜ける、という大回りで出社。所要時間55分。

 (中略(仕事))

 帰途、イオン浜松西店に寄って若干の買い物をしてから、自宅直近の遠鉄ストア富塚店の駐車場に止める。用件が済んだので、19:15、起動する..

 ..起動しない。[;_ _]

 これは寿命だ、もう、ダメだな [;_ _]。夕方、会社の駐車場から出発するときも、イオン浜松西店の駐車場から出発するときも、なんの問題もなくかかったのに、このありさま..もちろん、早速(また)JAFコール。40分程度かかりそうとのこと。幸い、自宅アパートまで500メートルもないので、荷物をもって、19:25、徒歩でいったん帰宅。JAFから電話。少し延びて20:25頃になりそうとのこと。OK、OK。時間調整で録画消化開始。20:05、JAFから電話。もう着いたとのこと [;^.^]。早すぎるぞ、こら! 約束守らんかい![;^.^]凸 慌てて遠鉄ストアの駐車場に小走りで戻る。もちろん、作業はすみやかに終了。

 「また1時間ぐらい走っておく方がいいですかね?」「エンジンをかけておくだけでいいですよ」..というわけで、アパートの駐車場で80分ほど回しておいたが、それはここが大変治安のいい地域だからである。エンジンかけっぱの車をわざわざ乗り逃げしにくる奴はいない、と、確信できるからである。都会の良い子はマネしないこと。

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*2023年03月25日:バッテリー交換


 雨。浜松日産伊場店に電話予約。

 13時に乗り付け、バッテリー交換。30分ほどで完了。電話予約をした時点では2万8千円との見積りで、思わず 受話器を握ったまま iPhone を持ったまま膝から崩れ落ちたのだが _[;_ _]_ ボンネットを開けてみたらひと回り小さいバッテリーが搭載されていたとのことで、1万円。やれやれ、助かった。[;^J^]

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*2023年03月26日:「キングオブコントの会 2023」


 雨。基本的にヒッキー。

 昨夜録画した「キングオブコントの会 2023」(Wikipedia)を視た。最初の数本は(私には [_ _])ガチでつまらなく、もうあとはみずに消去してしまおうか [;_ _]、と、見放しかけたのだが、せっかく録ったんだからまぁいちおう..と、全部みてみたら、それ以降は持ち直した。以下、特に面白かったコントについてのみコメントしておく。

「誕生日パーティー」
ニューヨーク企画。嫌なパーティー(鼻持ちならないパリピども)を活写。港区のパーティーって、だいたいこんな感じなんでしょ?[^.^](← 悪意はあります。[^.^][;^.^])
「老舗」
ジャングルポケット企画。老舗の大判焼き屋がキャバクラ化。
「亀教」
かもめんたる企画。う大が演ずる、壊れた家族の修復を依頼された新興宗教の教祖が、素晴らしい。彼はこういう「狂的」なキャラを演じさせると絶品である。設定自体も、どこか狂的なのであるが。
「マッサージ店」
東京03企画。彼らの底力を見せつける傑作。客がマッサージを受けていて視界が奪われて周囲の状況がわからないあいだに、店の主人が、闇社会の刺客に襲撃されるが撃退する。狼狽した客が顔を上げて周囲を見回すが、刺客はいない。主人は何かありましたか?という顔。これがエスカレートしつつ繰り返される。「ドンパチが音だけで描かれる」ところに妙味がある、舞台ではできない、テレビならではのコント。
「家族写真」
空気階段企画。これもまた実に素晴らしい傑作! 40年以上にわたって撮り続けられた、年に一度の家族写真。両親と赤ん坊(男子)から始まり、妹が生まれ、やがて両親は離婚し、母と子どもふたりになる。数年後、母は再婚し、継父とあわせて4人に。そして再び離婚し、また母子3人に。その翌年には最初の夫が帰ってきて4人になるが、次の年には今度は母が出ていって、父子3人。この編成で数年続いたのち、水商売風の(金髪の)後妻が来る。そして父がまた出ていく。この時点で、この兄妹と母との関係性は稀薄である。そして数年後、途中の段階でしばらく「父」だった男が、また「父」として帰ってくるが、また出ていく。兄妹はいつしか社会人となり、妹は嫁いでいく。兄は外人の嫁を迎え、母と子と嫁の3人。翌年には母が外人と再婚し4人。母が出ていき、兄と嫁と継父(なのかな?[;^J^])の3人。この時点で日本人は兄だけ。そしてその継父が、同じく外人で連れ子2人を連れた後妻を迎え、翌年には連れ子のうちの男子が嫁(やはり外人)を迎え、次の年にはもうひとりの連れ子(女子)が婿を迎え(さて今何人いるでしょう [;^.^])、その翌年には、最初からここまで唯一存在し続けていた「兄」(ライス関町)が無銭飲食で逮捕されてついに姿を消し、もはや当初の(30年前の)「家族」とは血のつながりのない外人ばかり7人となり、そしてその2年後から、ボディビルダー風の裸の男(ジャングルポケットおたけ)が(どういう関係か)入り込んできて、他の家族たちは(彼と関わりをもちたくないのか)3年ほどで姿を消し、この裸の男がひとりで数年間写り続けたあと、孤独に苛まれ、最後に、既に老人となっている最初の夫婦を霊的に [;^.^] 召喚する..[;^.^][;^.^][;^.^]

見終えて、一瞬言葉を失ってしまったほどの、感動的な傑作である! 長い年月を僅か数分間に凝縮し、それだけではなく、人生の歩みの中で、懐かしい人々が、みな去って行き、周囲の世界は見知らぬ(新しい)人々に入れ換わっていく、という、ほろ苦くも滔々たる時の流れを、寂寥感を、かくも見事に歌い上げてみせた! 緻密に年表を作成したらしいのだが、空気階段・水川かたまりいわく、「最初に関町さんの逮捕を決めていたんですけど(中略)いざVTR完成してきたら、関町さんに愛着わいてきて、逮捕されたのすげえ悲しくて..」、というのは、つまり同じ感慨を抱いてしまった(数十年の時の流れを実感してしまった)ということだと思う。

問題になるのは、ラスト数年間で突然現れる、正体不明の「裸の男」である。そこまでは、実にロジカルに「家族の構成人員」をきめ細かく出し入れしながら、ついに全員が去る、という感動的な世界観(むしろ「時間感」と呼ぶべきか?)を紡いでいたのに、このトリックスターの出現が、それを「ぶち壊している」のである。松本人志が、「すごい面白いと思ってみてて、おたけ登場から急に熱量が下がった」と評したのは、確かに正鵠を射ているのだ。では、これは失敗作なのか? 彼の出現は設計ミスなのか?

こうでもしなければ(全体の構成を壊してでも「異物」を投入しなければ)止められなかった、終わらせることができなかったのだ、と、私は思う。こうでもしなければ、「笑い」よりも「感動」が勝ってしまう..と、空気階段は考えたのではあるまいか。

傑作である!
「シミュレーション」
バイきんぐ企画。クイズ番組の罰ゲームの、ADによる事前テスト。定番の超激辛ドリンクは、気絶/痙攣に到るという、ほとんど毒。ボイスチェンジャー用のガスも同様。脱臼マシーンでは本当に脱臼。真剣白刃取りも、電気椅子も、本物..コントとしてはむしろ捻りも何もなく [;^J^]、単に「程度の甚だしさ」で笑わせる、私はあまり評価しないタイプなのだが、今回言及したのは、「電気椅子処刑ギャグ」にひやりとしたからである。コンプラ的には(今でも)大丈夫なのか? この程度ならまだ「通し」なのか、それともたまたま「検閲」にひっかからなかったのか?..日本では死刑執行具として電気椅子が使われないため(Wikipedia を信ずるなら、世界的にもアメリカ合衆国の数州のみでしか使われていないらしく)、ある意味、生々しくないということはあるのかもしれない。これが「絞首刑ギャグ」だと、さすがに見ちゃいられないだろう..
「雨の降らない村」
そして最後のこれ(ビスケットブラザーズ企画)が、スケールは大きいのだが「大ハズし」の「大すべり」というところがまた、番組構成としては逆に面白かったりして。[;^.^][;^.^][;^.^]
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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Mar 31 2023
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