*2023年03月13日:多分ツイッターで見かけたのだが、
*2023年03月14日:難儀な美学 [;^J^]
*2023年03月15日:Exhibition Flow
*2023年03月16日:「もう!バカリズムさんの超H!」
*2023年03月17日:このタイミングで雨ですか [;^J^]
*2023年03月18日:手塚ファン懇親会@新宿
*2023年03月19日:横尾龍彦展@葉山
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*2023年03月13日:多分ツイッターで見かけたのだが、


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 ..まぁまぁかな。[;^J^]

 大江健三郎、老衰で逝去。享年88。合掌..

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*2023年03月14日:難儀な美学 [;^J^]


 わが廃墟城に備え付けられている江戸川乱歩の「全集」は、講談社の江戸川乱歩推理文庫。これに加えて「選集」を何種類か揃えている。「雑誌初出時のオリジナル挿画を全部収録している」という理由で買いそろえたものもあるが、まぁ基本的にはジャケ買いである。

 現在集めている「角川文庫の乱歩作品集・新装版」も、ジャケ買い。この作品集は全20冊なのだが、1987年にそのうち12冊だけが、高橋葉介の表紙絵と口絵をつけて、新装版として再刊されたのである。(なぜ20冊全部が再刊されなかったのかは、詳らかにしない。)

 現在、12冊中9冊まで収集済みで、残り3冊..ここからが長いんだが、それもまたよし [;^J^]。実のところ、5冊程度そろった(つまり残り7冊の)時点で、一気にそろえるチャンスが訪れていたのである。メルカリで、全12冊のセットを見つけたのである。(今なお、出品中かもしれない。)しかし、それを買うことは、どうしても出来なかったのだ。なぜなら5冊、だぶり買いをすることになるからである。そんなバブリーな振る舞いは、私の美学が許さない。[;_ _](←「だぶり」と「バブリー」で頭韻(← うるさい [;^.^]))無論、5冊だぶらせてでも「全巻ぞろい」を一気に買ってしまえば、この案件、たちまち完了していたわけだし、個別に買うよりも、確実に廉くついていたはずなのだが..[;^J^]

 あと3冊を個別に買いそろえ終わるまでにかかる時間は、まったくわからない。案外、1〜2ヶ月で全部みつけることができるかも知れないし、10年以上かかる可能性だってあるのだが..

 ..それもまた、ロマンではないか。[^J^][;^J^]

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*2023年03月15日:Exhibition Flow


 不就労日。晴天。ジム。りそな。(毎週水曜日のルーティーンである。バズらないかな。[;^.^])

 りそなからの帰途、10:40、濱松 秋葉神社に寄る。「Exhibition Flow」(陶芸家:硲敏明氏と、画家:瀬下洋子氏の二人展)である。今日が初日なので、まだ売約済みは少ない。(横浜の新居に飾ることを想定して)瀬下さんの小さなアクリル画と、硲さんの小さな一輪挿しを購入した。[^J^]

 いったん帰宅してから、午後、改めて自転車でポタリング。

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*2023年03月16日:「もう!バカリズムさんの超H!」


 最近になって気がついたのである。CSのフジテレビONEで放映中の「もう!バカリズムさんの超H!」。Wikipediaによると、前身番組も含めると10年ぐらい前から始まっていたらしい。ジャンルとしてはソフトエロということになるのだろうが、特段エロいシーンがあるわけではなく、基本的にはセクシー女優とのトークやクイズであり、単にその内容がしばしば 過激である 地上波では放映できないというだけのことである。[;^J^](ここ最近はやっていないようだが、「Hな絵を描こう!」という、セクシー女優をモデルにする写生コーナーがかつてはあり、ここは確かに視覚的にもソフトにエロい。[;^.^])

 Wikipedia で、過去に出演したセクシー女優のリストの中に私が贔屓にしている名前が少なくないことを見るにつけ、この番組に気がつくことが遅かったことに悔し涙を流している日々なのである..[/_;][/_;][/_;][;^.^]

 秋竜山、心不全で逝去。享年80。合掌..

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*2023年03月17日:このタイミングで雨ですか [;^J^]


 予報によれば、明日は雨。横浜で新築中の新居の進捗状況(頭韻がくどくて発音しづらい [_ _][;^.^])の確認と、作業員の方々への陣中見舞いに出向くつもりだったのだが、ミサワホームに電話したところ、明日の作業は中止(順延)になるとのこと。間が悪いが、仕方がない。

 新幹線で朝いちで現場に行き、午後は新宿で別件、という予定だったのだが、急いで午前中に行く理由がなくなったので、交通費を節約するため、浜松駅から7:00の高速バスのチケットを押さえた。前日なので無理かと思ったが、最後の1枚を購入できた。

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*2023年03月18日:手塚ファン懇親会@新宿


 予報通り、雨。6:00に自宅を発ち、浜松駅北口バスターミナルから、7:00の渋谷新宿ライナー浜松2号。事故渋滞があり、渋谷マークシティに着いたのは12:00。JRで新宿へ直行。

 手塚ファン懇親会の会場は、新宿駅西口直近の「牛豚将軍/新宿総本店」で、13時から3時間の予定なのだが、念のため、この店のウェブサイトで住所をクリックしてマップに従い、30分ほど早めに行ってみた..

 ..大正解。[;^.^]凸

 住所は西新宿オークビル2F。このビルにはすんなり着けたのだが、2Fには店舗が入っていない。あたりをウロウロ捜しても、見つけられない。仕方がないので店舗に電話したところ、「確認します。少々お待ちください」..待っているうちに、気がついた。すぐ隣のビルの「1F」に、看板が出てる! ..「距離をおかずにすぐ隣」「ビルの2Fに注意を引きつけておいてまさかの1F」という、見事な死角。完全に虚を突かれた。天晴である。[;^.^]凸

 13:00を少し回って、宴開始。コロナが猖獗を極めているあいだは、会合はいっさい自粛していたのだ。ほぼ3年ぶりである。(私と同じ理由で、素直にこの店にたどり着けなかった人が、ほかに2〜3人いました。[;^.^])よくあることだが、3時間も何を話していたのか、あまり憶えていない [;_ _]。新発見の資料の話はわりと少なかったかな。日本有数の手塚コレクターも参加していらっしゃるのだが、自分の死後のコレクションの行き場について目処がたっている人は、いない [;_ _]。子どもは引き継いでくれないし(子どもの立場になってみれば、大迷惑であることはわかりますよね [;^.^])、図書館に寄贈なんてのも、どうように図書館にとっては大迷惑。手塚プロダクションの資料室にだって、引き受けキャパはないし..

 16時過ぎにはお開き。二次会をしようと、6人で喫茶店を探すが、結構な人混みで、6人座れる店をなかなか見つけられない。まぁ、人出が多いのは、良いことである。ふたり離脱して、17:00、カフェ・ラリーに4人で入る。ここでの話も、やはり記憶が曖昧で..(書き忘れていたが、懇親会は飲み放題だったのである。3時間。[;^J^])

 18時過ぎにお開き。18:16、新宿からの埼京線。19:06、相鉄線・二俣川。晩飯は、ジョイナス二俣川店の「大黒や」で、上たん・牛カルビ定食。

 バスで、先月も泊まった妹夫婦宅にお邪魔する。

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*2023年03月19日:横尾龍彦展@葉山


 快晴。二俣川駅まで車で送ってもらい、8:04の電車で、8:58、逗子。ちょうどつかまえられた9:00のバスで、9:19、神奈川県立近代美術館 葉山館。ここに来るのは実は初めて。何しろ「葉山 → 湘南 → ヨット → リア充」という連想回路が起動してしまい、敵地感が(こらこら。[;^.^])この美術館のサイトの写真でも一目瞭然だが、とにかく、海辺のナイスビューイング。エントランスから入れるレストラン、コインロッカー、トイレを、通りすがりの人でも使えるのだが、「水着で使わないでください」「砂を流さないで下さい」などと貼り紙してある [;^.^]。あとでわかったことであるが、海岸の砂浜から極めて近く、便利に使えてしまうのである。

 9:30から、「横尾龍彦 瞑想の彼方」(〜4月9日(日)まで)である。この画家の作品をまとまった形で観るのは、初めてである。

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 左から、「水と霊」「隠された真珠」「エゼキエルの幻視」。いずれも初期(1966年)の作品で、ある意味、非常にわかりやすい、ロマンティック・シュルレアリスムであり、宗教的題材も扱っている。



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 左図は、「愚者の旅」(1975)。マックス・エルンストばりのデカルコマニーを駆使した、堂々たる幻想絵画。この裸女の姿勢は、ヒエロニムス・ボスに由来すると思う。ヨーロッパの精神世界の深奥部に流れる魔術的底流を、的確にとらえている。

 また、この頃より「青の時代」に入る。中図「黙示録より」(1976)、右図「黙示録 ゴグとマゴグ」(1977)とも、いっそ抜けるように爽やかな青空と、地表の暗黒(あるいは混沌)とが対比されている。題材については、説明するまでもないだろう。何故、混沌としているのかも。



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 3点の画像のうち、左2点は同じ作品(「Vision U」(1981))である。どういうことかと言うと..図録からスキャンしているのだが、この作品の図版は十分に大きくはなく、拡大表示すると、細部がよくわからないのである(左図)。そこで、この展覧会のパンフレットにも同じ作品が十分に大きく印刷されているので、こちらからもスキャンしたのだが、なにしろパンフレットなので、文字がかぶっているのである。両端に黒いものが写っているでしょう?(中図)..というわけで、一長一短なので、両方とも掲載したというわけである。[;_ _][;^.^]

 堂々たる傑作である! 三幅対という形式からも、宗教画の形を借りて(あるいは宗教画として)描かれているのだが、宗教画は宗教画でも、明らかにヒエロニムス・ボス、就中(なかんずく)「聖アントニウスの誘惑」からの影響は、明らかである。中空の飛翔物体や、地上のクリーチャーたちを、見比べてみて欲しい。

 右図は、「黎明」(1983)。



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 やがて、具象的な形態は姿を消し、抽象表現に舵が切られる。また、日本回帰というよりは、東と西が融合した世界を描くようになる(左図「臥龍」(1988))。そして、アクション・ペインティングの世界に入って行く(中図「青い風」(2003)、右図「アポカリプス」(2004))。



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 この美術館は、全集モノを中心に資料室(美術図書室)も充実している。館内レストラン(オランジュブルー)でランチ。眺めよし。コーヒーはテラスで飲める。(テラスでは食事はできない。鳶に襲われるからである。[;^.^])眺めなおよし!

 美術館を出て、海岸(砂浜)まで降りてみる。100メートルかそこらではあるまいか。写真でよくみる葉山の光景である。ヨットがたくさん出ている(リア充どもが)



 13:10、すぐ隣の「葉山しおさい公園/博物館」へ。悪くない。というか、非常によい。庭園は池が広いし、この梅林が満開になったら見事だろう。こぢんまりとした博物館も、好印象。

 13:50に出て、バスで14:25、逗子駅に戻る。14:33の便で発ち、小田原からこだま。16:47、浜松。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Mar 24 2023
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