*2023年03月27日:そうだ 京都にバスで行こう
*2023年03月28日:民宿キャンセルだと〜 [;^.^]凸
*2023年03月29日:海谷眼科/フラワーパーク
*2023年03月30日:伊豆大島に行きたい
*2023年03月31日:リブレット100 のジャンクを、
*2023年04月01日:平安神宮エリア/二条城
*2023年04月02日:福田美術館/坂本龍一、逝去
*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*2023年03月27日:そうだ 京都にバスで行こう


 桜が散るまでに、はままつフラワーパークに1回、京都に1回、行くのである。天気予報を確認したところ、明後日3月29日(水、不就労日)は晴れるらしいので、まずこの日にフラワーパーク。週末(4月1日〜2日)を京都とした。土日には降るかも知れないのだが、そこは賭けである。雨になるようなら、来週の水曜日か土日に順延することになるが、その頃には葉桜化が進行しているかも知れない..

 いままで、京都には常に新幹線で行っていた。浜松駅から6:32のこだまに乗れば、京都に7:55に着く。7910円かかるが、めっちゃ早い。今回、そこまで急がないので、時間をかけて廉く行くことを試みる。つまり、高速バスである。去年の8月から営業している「遠鉄バス京都線」は、浜松駅前バスロータリーを6:40に発ち、京都駅八条口に11:05に着く。(バスなので、最大1時間程度の延着は織り込む必要がある。)料金は4000円。ざっくり言うと、「新幹線だと、午前中の4時間を4000円で買える」わけである。これがペイするケースも、しないケースもあるだろう。

 4月9日までに京都で観なければならない展覧会が、ふたつある。往復とも新幹線を使えば1日でこなせるのだが、バス(またはJR在来線)を使うとなると、時間的に無理。つまり1泊することになるのだが、そうなると逆に時間が余るわけで、ざっと検索したところ、「二条城桜まつり2023ライトアップ 」(〜4月15日(土)まで、18:00〜21:00)というのが見つかった。1日目の夕刻からは、これも観に行くことにしよう。

 宿を探す。京都駅から少し遠いが、6500円の民宿が見つかった。既に絶賛春休み中の3月27日になって、4月1日(土)の、この価格の部屋が取れたのだから、ラッキーである。[^.^](1万とか2万とか出せばいくらでもあるのだが、そんなことしたら、交通費を節約した意味が吹っ飛ぶでしょ。[;^.^])

*目次へ戻る


*2023年03月28日:民宿キャンセルだと〜 [;^.^]凸


 昨日予約した民宿から、電話。トラブルが発生しており、お泊めすることができない、キャンセルさせて欲しいだと [;^.^]凸。先週は、ネット古書店に発注した本が「出荷準備中に室内犬の尿がかかった」という信じがたい理由でキャンセルされたばかりである。こういうのって、クセになるのか? [;^.^]凸

 慌てて検索し直した。数百円高くなるが、非常に交通の便がいい(二条城と京都駅の中間地点にある)ビジネスホテルが取れた。昨日探した時はヒットしなかったはずである。予約/キャンセルが絶え間なく発生しているのだろう。まったく水物である。とにかく、結果オーライだ。[;^.^]

*目次へ戻る


*2023年03月29日:海谷眼科/フラワーパーク


 快晴。不就労日。予約していた海谷眼科に、7:25。半年ごとの検診である。すぐに検査が始まり、8:00までに終わる。9:20には診察も終わった。右目の霞みは、目の奥の硝子体の濁り。飛蚊症の同類(似たような原因)とのこと。また、右目に限らず両目とも、しばしば非常にしょぼしょぼするのだが、原因は乾燥などであり、目薬で対処するしかない。いずれも治るものではなく、そういうものだとして付き合っていくしかないとのこと。ある意味、救いが無い診断なのだが、逆に気が楽になった。飛蚊症とは長い長いつきあいであり、いわば気心が知れているからである。

 9:55に帰宅。すぐに出て、10:35、フラワーパークの「臨時駐車場」へ。本来の駐車場が満杯で止められないというのは完全に想定内。平日の午前中だからといってすいているわけがない。なにしろ春休みだからな![;^.^] 15分歩いて、10:50、フラワーパークへ。今日は朝食抜きだったので、パーク内のレストランの11:00の開店を待って、とんこつうどん。

Picture Picture Picture Picture

Picture Picture Picture Picture

Picture Picture Picture

Picture Picture Picture Picture

Picture Picture Picture Picture

Picture Picture Picture

 13:10に出て、寄り道せずに、早めに帰宅。

*目次へ戻る


*2023年03月30日:伊豆大島に行きたい


 CSの新番組、「ももクロPROデュース」の第1回「詩織の栞をPROデュース!!」の録画を視て、猛烈に伊豆大島に行きたくなった。(未踏の地なのです。)

 やはり横浜に隠棲してからだな。秋以降の、晴天の、空が暗い(新月の)頃に、できれば2泊ぐらいで..

*目次へ戻る


*2023年03月31日:リブレット100 のジャンクを、


  12550円で落札してしまった [;^.^]。電源が入るところまでしか確認していないとのこと。リブ100のメイン機からミラーリングしてあるHDD(と増設メモリ)を装着して起動するかどうかは、博打である。動けばそのまま予備機に回す。動かなければ、部品取り。(お前は生涯、この機種を使い続ける気なのか? [;^.^])

*目次へ戻る


*2023年04月01日:平安神宮エリア/二条城


 快晴。5:45に徒歩で発ち、6:30、浜松駅北口バスロータリー。6:40発の(初めて利用する)遠鉄バス京都線。

 9:15、長島温泉。その巨大さに驚く。就中(なかんずく)スチールドラゴン2000とかいうジェットコースターに [;*.*]。ほら、浜松の人ってば、温泉といえば舘山寺温泉、遊園地といえば浜名湖パルパルがデフォだから。[;^.^]

 定刻11:05のところ、11:50、京都駅八条口着。この程度の遅れは、まったくの想定内である。予定通り、バス停の目の前のなか卯で昼食。京都市バスで13:15、京都国立近代美術館。「甲斐荘楠音の全貌―絵画、演劇、映画を越境する個性」(後期:〜4月9日(日)まで)である。

Picture

 通期展示の「悪女菩薩」。前回観に来た時に気になった、左右に掲げられていた「詩」は、画家本人の言葉ではなかった。(他人が書いた「賛」のようなものである。)一応手帳に書き写したが、失礼ながらあまり興味深い内容でもなかった [_ _](単なる絵解きである)ので、ここにはご紹介しない。読み取れない字もあるしさ。[;_ _][;^.^]



 ほか、後期展示の作品からは(図録からはノドを越えていてスキャンしづらい)「青衣の女」画像検索結果)。そしてこれは通期展示だった「畜生塚」画像検索結果)など。

 14:05に出る。次の予定は18:00からの二条城のライトアップであり、まだ早すぎるので、隣の京都府立図書館へ。調べものを少々。

 14:55に出る。次の予定は18:00からの二条城のライトアップであり、まだ早すぎるので、道路の向かいの京都市京セラ美術館。なんら予定していなかった飛び込みなので、まずはどの展覧会を観るか、物色する。[;^J^]

 「跳躍するつくり手たち:人と自然の未来を見つめるアート、デザイン、テクノロジー」(〜6月4日まで)を観ることにした。(写真撮影可である。)

Picture Picture Picture Picture

 石塚源太の「感触の表裏#29」は、乾漆による作品。手触りが実に良さそうである(触るな [;^J^])。津守秀憲の「胎動’19-7」は、ガラスと陶。井上隆夫の「ブロークンチューリップの塔」は、チューリップを透明ブロックに封じたもの。アクリル、アルミニウム、ステンレススチールという、ありきたりでキッチュなマテリアルが、逆に効果的。



Picture Picture Picture

 西中千人の「呼継「焔躍(ホムラオド)ル」」は、複数のガラス器を一度壊し、それらを溶かして継ぎ合わせたもの。



Picture Picture Picture Picture

 橋賢悟の「Re: pray」「flower funeral -cattle-」は、生花をじかに型に埋め込んで焼成し、花が焼けることで生じた空間に溶けたアルミニウムを流し込んでいる。まさに生命を生贄に捧げている、強烈な生命賛歌である。「flower funeral」は、確かにどこかで観たことがある..超絶技巧系の展覧会だったと思う、おそらく。

 TAKT PROJECTの「glow ⇔ grow: globe」は、この展覧会のアイコンである。



 「[2023 春期]コレクションルーム 特集「魅惑の昭和モダン」」(〜6月18日まで)も観る。

Picture Picture Picture

 一部のみ、写真撮影可である。丹羽阿樹子の「ゴルフ」「夕涼み」「遠矢」。いずれも、実にスタイリッシュな、まさに新時代の女性たちである。



 ほか、画像検索できた作品では、菊池芳文の「春の夕・霜の朝」画像検索結果)、梶原緋佐子の「帰郷」画像検索結果)、菊池契月の「友禅の少女」画像検索結果)、津田信夫の「英雄闘志鋳銅軍鶏置物」画像検索結果)など。検索できなかった(絞り込めなかった)作品からは、溝口安太郎の「水精(銅製花瓶)」、山脇洋二の「銀龍文の亀置物」、小柳裕の「ETHER -House of a black allery-」「ETHER -Distant lights-」、石塚源太の「Flatland#3」など。

 16:45に出る。次の予定は18:00からの二条城のライトアップであり、まだ早すぎるので、道路の向かいの岡崎公園。(← コピペ2回目、スマソ。[;_ _][;^.^])

Picture Picture Picture

 なんか祭をやっていたのだが、もう終わっているようだ。屋台はまだ営業しており(ということは、このあとも何かあるのかな?)サングリアを飲むなどして時間調整。



 17:20に公園を発って、徒歩で17:40、地下鉄東山駅。二条城前まで、すぐである。17:55、 二条城のチケット購入列に並んで読書開始 [;^J^]。18:20、入城。

Picture Picture Picture

 石垣や塀にプロジェクションマッピングしているのだが、まぁ、静止画によるご紹介でも十分な水準ではないかと。[;_ _][;^.^]



Picture Picture Picture

Picture Picture Picture

 私はひとり旅なのでこんな恥ずかしいマネをやらされずにすみラッキー(やめとけ。[;^.^])



 19:40に二条城を出る。ここから今日のホテルまで、バスも使えるとは思うが、歩いても大した距離ではない。ということで、30分歩いて、20:10、東横INN京都五条大宮。京都で(ドミトリーやゲストハウスではない)普通のビジネスホテルに泊まるなんて、いったい何年ぶりのことだろう?[;^.^]

 20:25に外出、徒歩5分の「やきとり一番 五条大宮店」。コスパはいい方だと思う。23:00に退出して、ホテルに戻る。

*目次へ戻る


*2023年04月02日:福田美術館/坂本龍一、逝去


 快晴。9:00、チェックアウト。京都駅に徒歩で向かうが、途中で市バスをつかまえられた。9:33発の嵯峨線で、9:50、嵯峨嵐山。いつもより1時間程度は遅く来ているので、既にいい感じに混みあっている。考え方にもよろうが、やはり観光地は、混雑しているほうが活気があっていい。

 10:10、福田美術館。「日本画革命 〜魁夷・又造ら近代日本画の旗手」(後期:〜4月9日(日)まで)である。(写真撮影可である。)

Picture Picture Picture

 後期展示作品では、左から、小林古径の「撫子」と山口華楊の「洋蘭」。小野竹喬の「爽雲」「秋」は、ガラスへの映り込みが目立つので、写真のご紹介は控える。(ネットで画像検索もできないので、小野竹喬 で、まとめてどうぞ。[;^J^])



 11:40に退出。京都駅に戻る。予定通り、今回は新幹線を使わない。13:00発の琵琶湖線で、13:53、米原。あとは東海道線を乗り継ぎ、多少遅れて、17:24、浜松着。


 坂本龍一、3月28日に逝去。享年71。死因は公表されていないが、長く癌と闘病されていた。

Picture Picture

 私が彼の名前を知ったのは、今から46年前のムックの筆者のひとりとして。YMO以前の時代である。このムックに出会わなければ、私がローランドに入社することはなかっただろう。いったい、どのような人生を歩んでいたのであろうか。

 YMOが登場したとき、「へーー、あの見た目ヤンチャなお兄さんもメンバーなのか」、と、思った記憶がある。まったく痛々しいほどまでに若々しい写真であるが、私の中の「坂本龍一」は、ずっとこの姿であり続けていた。

 合掌..



*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Apr 6 2023
Copyright (C) 2023 倉田わたる Mail [KurataWataru@gmail.com] Home [http://www.kurata-wataru.com/]