2021年04月12日:幻想美術選「ミズガルドの大蛇と闘う雷神トール」ヨハン・ハインリヒ・フュースリ 2021年04月13日:調子悪い [;_ _] 2021年04月14日:医者のハシゴなど 2021年04月15日:忘れてた。[;_ _] 2021年04月16日:あやしい絵展/小村雪岱スタイル/国会図書館 2021年04月17日:多摩図書館でバリバリ調査 2021年04月18日:多摩図書館でゴリゴリ調査目次へ戻る 先週へ 次週へ
「幻想美術選」、第243回。この画家のご紹介は、「夢魔」「狂女ケイト」「羊飼いの夢」に続いて4回目となる。
Johann Heinrich Fussli(1741〜1825、Wikipedia)によるこの作品の主人公は、もちろん、北欧神話の雷神トール。巨人ヒュミルとともに海に出て、ミズガルドの“世界蛇”ヨルムンガンドを釣り上げようとするシーンである。ヒュミルは怯えて後ずさっており、左上空からは、主神オーディンが見守っている。
真正の幻想画家、フュースリは、ほとんど幻想絵画のみを描き続けたと言ってもよい。(画像検索結果)ミケランジェロを髣髴させる逞しい人体表現、ダイナミックでしばしば大仰なポーズ、暗鬱な空間、強烈な光の効果、それらが渾然一体となって醸し出す、幻想的・神秘的雰囲気..これらの特徴はすべて、この作品にも明瞭に顕れている。
西洋絵画で「竜退治」とくれば、ペルセウスや聖ゲオルギウスが直ちに想起されるところであるが、これほど力強い構図の作品は、ちょっと思いつかない。北欧神話を題材とする作品群のうちでも、屈指の傑作と言えるであろう。
目次へ戻るとにかく、あちこち調子悪い。[;_ _]
相変わらず、右脚は(動き始めが)痛い。いったん歩き始めれば、階段の上り下りであろうともまったく問題ないのだが。ストレッチも筋トレもしているのだが、やりすぎになるのも不安だし..可動域が左脚より狭くなっているのも、気になるし。[;_ _]
白内障の手術以降に作った眼鏡があっていない。本やディスプレイを見る(読む)とき、裸眼ならば問題ないのだが、眼鏡をかけると右眼の視界が微妙に滲む。作り直すべきだな。ふと気が付くと右眼を閉じて、左眼だけで仕事をしている..目が疲れる..涙がボロボロ出る..[;_ _][;_ _]
運動不足が一向に解消せず(週に2〜3回の自転車通勤では足りておらず)、腹が(略)[;_ _][;_ _][;_ _]
目次へ戻る有休。徒歩で浜松医療センター。9:30からの予約で、右耳の年いちの経過報告。状況変わらず、良くも悪くもなっていない。聴力の低下すら認められず、従って、思い切っての手術、という選択肢も取れない..
O内科医院で、月いちの健診。先月行った血液検査の結果は、非常に良かった。コレステロールも尿酸値も問題なし。これはまぁ、薬のおかげなんだけどね [;^J^]。ついでに、γGTPも大幅に改善していたのは、意外。改善といっても正常値の範囲外なのではあるが、「まぁ、しょうがないなぁ..こいつぅ」、という程度の外れ方であって、「これは論外」、という外れ方ではなくなったのだが(定量的に書かんかい [;^.^])、検査前に、特段節酒もしていなかったからである。よし、今夜は祝杯だ![^.^](やめなさい。[;^.^])
文丘町のセブンイレブンで、ネットで購入した書籍の受けとり。城北図書館で返却。高丘の某ラーメン店で昼食。このチェーン店で食事をするのは何年ぶりか、見当もつかん [;^J^]。メニューもまったく記憶になかったので、もっとも代表的と思しき五目ラーメンと餃子のセットを食べてみるが..悪いけど、私の好みには合わないなぁ。[;_ _][;^J^]
郵便局で振り込み1件。高丘のアマノ書店に寄って帰宅。
目次へ戻る「あやしい絵展」のチケットは、日時指定だったんだ [;_ _]。慌ててネットで購入する。まぁ、「予約優先」なのであって、当日券もあるようではあるが、入場まで待たされる可能性もありますのでね。
目次へ戻る今日は有休取得済み。曇天だが、晴れる方向。6:08に徒歩で出て、バスで浜松駅へ。予定より1本早い6:54のひかりに間に合ってしまい、8:33に、竹橋の東京国立近代美術館。早すぎる [;^J^]。門の前に誰もいない。[;^.^]
9:30、開館。「あやしい絵展」(前期:〜4月18日(日)まで、後期:4月20日(火)〜5月16日(日)まで)である。
安本亀八の生(いき)人形「白瀧姫」が、お出迎え。木村斯光の「清姫」、橘小夢の「高野聖」は、いずれも幻想文学の定番から。(それぞれ、見応えある各種バージョンが出展されている。)
甲斐庄楠音の「横櫛」(左)は、どこかで見たことがあるという人が多いのではなかろうか。岩井志麻子の出世作、「ぼっけえ、きょうてえ」の表紙絵に採用されているのが、これである。
同じく甲斐庄楠音の「幻覚(踊る女)」(中)、「舞ふ」(右)が、わたくし的には本展覧会での最大のヒットだったかな。いずれも、尋常ではない妖しさ・美しさである! 「舞ふ」に散りばめられている白いドットは、おそらく花びらなのであろうが、まるで、星空の中で舞っているように見える。
同じく甲斐庄楠音の「裸婦」には、前記3作品のような妖気はない。むしろ極めて健康的な、はち切れんばかりの肉体美なのであるが、私はこの絵にも不思議に惹かれる。
岡本神草の「拳を打てる三人の舞妓の習作」は、数年前に京都の展覧会で観ている。「拳」というのは「狐拳」のことで、左から猟師、狐、庄屋のポーズ。中央が切り取られているのは、展覧会に間に合いそうもない画家が焦って、完成間近の箇所だけを切り抜いて仕上げて出展したからであり、その外側の部分は結局未完成のまま残されているのだが、怪我の功名というべきか、不思議な効果がもたらされている。
右図版の、稲垣仲静の「太夫」は、もう、なんというか [;^J^]。別に普通の肖像画なのだが、一目見たら忘れられない作品とは、このことである。
そして、これこれ! 高畠華宵の「『少女画報』14巻8号(1925)表紙絵」! 高畠華宵(Wikipedia)の「妖しい魅力」について、書いたことはなかったっけ?
とにかく、少女雑誌の表紙なのである、これが..まずいだろ、エロすぎるだろ、これ..今なら通らないんじゃないか? この蕩(とろ)けるような誘うようなコケティッシュな眼差し、半開きの唇..しかもJKどころかJCだろ、この娘..(大正時代には、JKもJCもいません。[;^J^])これが、高畠華宵の(最高の)魅力なのである! 彼の手になる美少年・美少女たちの..(「最高の」というのは、倉田視点であります。[;^.^])(画像検索結果)
11:00、退出。11:28、東京駅構内の「茶らく キッチンストリート店」に入ってみる。コスパよし。気に入りました。
12:10、三井記念美術館。12:30からの日時指定チケットだったのだが、早めに入れてもらえた。「小村雪岱スタイル−江戸の粋から東京モダンへ」(〜4月18日(日)まで)である。
まずは、「小村雪岱」で、ざっと画像検索しておいたので、見ておいていただきたい。どうです。モダンでしょう? カッコイイでしょう? スタイリッシュでしょう? 個別にピックアップしていると 工数がかかりすぎる きりがないので、ほんの一部になりますが..「赤とんぼ」(画像検索結果)、「月に美人」(画像検索結果)、「柳橋」(画像検索結果)、「深見草」(画像検索結果)。
「おせん 縁側」(画像検索結果)は、大人気新聞連載小説の挿し絵から。もう一点、「おせん 雨」(画像検索結果)は、どこかでご覧になっているかもしれない。まったく、なんというデザイン感覚!この、傘の楕円群と雨の直線の素晴らしいリズム! 私には、ドラムセットのシンバルにも見えるのだが..まさにセンスのかたまりというほかない!
13:40に退出。次の目的地は御茶ノ水。東京駅からなので当然中央線のホームに向かったのだが..止まってるんだな、これが [;^.^]凸。中野あたりで人身事故ですか..しゃあない、山手線回り。14:15、お茶の水。ポツポツ雨。14:25、米沢嘉博記念図書館。某画集のための初出誌調査というよりも..
現代マンガ図書館のかつての江戸川橋の(とても古くて、災害への耐性が心配されていた)建家は閉鎖?されていて、現在、その蔵書は、米沢嘉博記念図書館のカウンターで閲覧申込をするのである。その体制が整えられてから初めてなので、使い勝手の確認が、主目的である。
やはり、難ありだなぁ..[;_ _] 現代マンガ図書館の蔵書は、この図書館の建家の中にはなく、閲覧請求すると、少し離れた場所から運んで来るのである。それもあるのだろうが、現代マンガ図書館の蔵書の閲覧は、1日に10冊まで [;_ _]。これは不便になった。これは不便になった。これは不便になった..(大事なことなので、3回書きました。[_ _][;^J^])まいったなぁ..これでは、絨毯爆撃(ローラー作戦)が出来ないではないか..厳しい言い方をすると、「探索には使えない」ということになるのだが..まぁ、仕方がない。こちらとしては与えられた制約条件の中で工夫をするしかない..(米沢嘉博記念図書館自体の蔵書の閲覧冊数には、制限はない。)
いずれにせよ、今日はここでは確認のみ。14:50に出て、永田町へ。永田町構内の喫茶店でアイスコーヒーで時間調整。15:35、国会図書館。なぜ、こんな中途半端な時刻に来たのかというと、入館の抽選申込をし損なっていたからである [;_ _]。抽選申込をしていない人でも、平日なら16:00からは入れてもらえるのだ。
16:00から18:30まで、「週刊少年チャンピオン」のローラー作戦をメインとして、他の雑誌等の調査も少々。(19:00閉館なのである。)結局、1年分もサーベイできなかった。明日と明後日の多摩図書館(予約済み)で、どこまで調査できるかだなぁ..
横浜・鶴ヶ峰の家に向かうが..東横線車中で、相鉄の(希望ヶ丘と三ツ境の間の)人身事故の報を聞く。またかよ [;^.^]。中央線の次は相鉄線かよ [;^.^]凸。とはいえ、横浜に着いたときには、相鉄線は再開していた。
19:29の快速に飛び乗り、20:10、鶴ヶ峰の家。20:20に徒歩で出て、20:30、竜泉寺の湯。しかし食事処がちょうど20:30まで [;_ _]。なんということだ。コロナ許すまじ [;_ _]凸。仕方がないのでざっと体を洗うだけにして、20:45過ぎに出る。そのまま「わたりどり」に徒歩で向かうが、21:00に閉店したところ [;_ _]。どのみち、20:00で酒の提供が終わっていたのだが..なんということだ、なんということだ! コロナ許すまじ! [;_ _]凸
仕方ないので、スーパーでマンゴー酒とローストビーフ等を買い、21:20、帰宅。家飲み。
目次へ戻る曇天。今日は降る予報なので、傘を持参して白根の家の前のバス停から、7:01のバスで発つ。鶴ヶ峰駅前の松屋で朝食。改装してるな。店員が客席までサーブする方式から、客が自分で取りに行って返却する方式に。
7:43に鶴ヶ峰を発って、隣の西谷からはJR直通便で、乗り換えずに8:29、新宿。便利になったなぁ [^J^]。中央線で9:05に立川。ここに来るのはもしかすると8年ぶりなのか? [;^.^] 多摩図書館には10:00〜13:00のコマを予約しているのだが、20分歩いて、少し早めの9:25に着いてみたら..
..なんと、ない![;^.^] 建家ごと、ない![;^.^][;^.^] エラリー・クイーンの建物消失トリックの神話的神品、「神の灯」かよ..[;^.^][;^.^][;^.^]。もちろんこの(現実の)事件の真相は極めて散文的なものなのであって、スマホで慌てて確認。いつの間にか西国分寺に移転してやがった [;_ _][;^J^]。立川駅にとんぼ返りし、JRでひと駅。西国分寺駅から歩いて..多摩図書館に着いたのは、予約時刻の10:00、ジャスト。神技かよ。[;^.^](← 以上、「神」で(無意味に)まとめてみました。[^.^])
「週刊少年チャンピオン」の、絨毯爆撃調査である。とにかくこういう調べ方をする場合は、国会図書館よりも多摩図書館の方が、遙かに高効率なのである。3時間で、全体の半分ぐらいは進んだかな。とはいえ、あとは明日の(やはり10:00〜13:00の)もうひとコマだけなので、全部は調べきれない可能性がある..
..というわけで、13:00にひとコマ目を終えて退出してから、当初の予定通り、受け付けにキャンセル待ちを申告すると..やた! 次の14:00〜17:00のコマで、ひとり、キャンセルが出た! 押さえておいて、昼食へ。
西国分寺駅の近くの「ビストロ千俵」という店で、パスタランチ。13:55に多摩図書館に戻って、バリバリ調査。17:00まで居られるのだが、時間が半端になったので、16:40で打ち切る。「週刊少年チャンピオン」の予定範囲の絨毯爆撃閲覧は終わっているのだが、見落としがあったような気がするので、もう1ターン行うことにする。明日も今日どうよう1コマ目を予約しているのだが、2コマ目のキャンセル待ちにも当たったとして、計6時間作業できれば、ほぼ完遂するのではないかな。
新宿から埼京線で、18:45、鶴ヶ峰。便利。早めに飲み始めないと間に合わないことが、昨日、身に染みたので [;^.^]、18:50、鶴ヶ峰駅前の山内農場という店に入ってみた。1時間飲み放題。角瓶のストレートをひたすら呷りまくる(無茶すんな。[;^.^])コスパよし。
20:20頃出るが、結構な降り。20:40のバスで、鶴ヶ峰の家。
目次へ戻る快晴。今日は7:31のバスで発つ。鶴ヶ峰駅前の松屋。8:13に鶴ヶ峰を発ち、9:33、西国分寺。少し早めの9:43に多摩図書館。9:55には入れてもらえた。
以下、昨日のエピソードの繰り返しである [;^J^]。ゴリゴリ調査が捗ったことも、ふたコマ目のキャンセルがあって入れたことも、昼はビストロ千俵でパスタランチを食べたことも。
16:50、退館。東京駅へ直行し、18:03のひかり。車内販売は、アルコール休止。コロナ(心底から)憎し!
19:27、浜松駅着。構内の沼津魚がし鮨。21:00に出る。バスで寝過ごす [;_ _]。30分歩いて、22:20、帰宅。
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