*2016年04月25日:悪魔の存在を信じるとき
*2016年04月26日:前田健、急逝
*2016年04月27日:幻想美術選「夢魔」ヨハン・ハインリヒ・フュースリ
*2016年04月28日:オルゴールにソラミミ
*2016年04月29日:「ひとみ」を失う
*2016年04月30日:江ノ島に行きたい..
*2016年05月01日:返信不能 [;_ _]
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*2016年04月25日:悪魔の存在を信じるとき


 (連休を控えていろいろあるので、今週は文章量が少ないです。[_ _])

 この話は何度か書いていると思うが、今日も逆上してしまったので、また、書く [;^.^]。伏線として(暇な読者は憶えていらっしゃるかと思うが [;^J^])、私は、財布の中に1円玉・5円玉が溜まることを嫌う、ということを踏まえていただいて..

 財布の中に(5円玉以下のコインとしては)1円玉が1枚だけある状態で、A店で買い物をした。レジで「1792円です。」..いかんともしがたく、5円玉が1枚、1円玉が4枚となる。ここではまだ、運の悪さに憤慨しただけであるが..

 なんにせよ、次のB店では、この計5枚の邪魔者は、確実に減らせるはずである。それだけを楽しみにしていたのに..レジで「2080円です。」..私に(不当にも)視線で人を殺せるものなら今すぐこの場で殺してやる、といわんばかりの邪眼で刺されていることにも気づかずにテキパキと作業をしている(もちろんなんの罪科(つみとが)もない)レジ嬢の姿に、すぐに正気を取り戻したのであるが..

 ..こんなときである。まったく無宗教な私が、思わず悪魔の存在を信じかけてしまうのは..それは、私に「「不運の悪戯」をしかける存在が居た」からではない。私を(僅か数秒間のこととはいえ)これほどまでに「「邪悪な存在」に堕とす何者かが居た」からである。

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*2016年04月26日:前田健、急逝


 前田健、急逝。死因は虚血性心不全。享年44際..さすがに驚いた。合掌..[_ _]

 私はTV番組をあまり幅広く視ない(というか、数少ない精選した番組しか視ない)ので、彼の出演番組を見る機会はあまりなかったのだが、2008年に放映された、実写版「栞と紙魚子の怪奇事件簿」(原作:諸星大二郎)の、ボリス役(本来「猫」なのだが、その「人間形態」役)は、恐ろしいほどのはまり役であった。供養のために、DVDボックスを視返すとするかな..

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*2016年04月27日:幻想美術選「夢魔」ヨハン・ハインリヒ・フュースリ


 (これまでのラインナップ:「幻想美術選」)

 なんとなく、メジャー → マイナー → メジャー → マイナー、という流れが出来てきたので [;^J^]、今回(第9回)は、「第7回「死の島」」にも匹敵する、19世末ならぬ18世紀末の、超メジャー幻想絵画。

Picture

「夢魔」(ヨハン・ハインリヒ・フュースリ、1781年)

 この作品には、ほぼ同じ道具立ての少なくとも2つのバージョンがあり、世間一般では今回紹介するものとは別の(横長の)バージョンの方が流布しているような気がするが、私は、この(縦長の)バージョンを、より愛好している。いずれも「登場人物」は同じで、(悪夢に襲われて)苦し気に寝乱れている女性と、彼女の上に腰かけている「小鬼」。そして、寝室のカーテンから頭部を突っ込んできている不気味な「馬」である。

 タイトルを参照するまでもなく、この「小鬼」が「インキュバス(女性を夢の中でレイプする男の夢魔)」であることは明らかであり、そうであれば、「馬の首」が何を象徴しているのかは、精神分析の真似事をしてみるまでもなく、明らかであろう。(この象徴性があまりにもわかりやす過ぎるので、もしかするとミスリーディングに引っかかっているのではないかと不安になるほどであるが、時代を考えれば、そこまでトリッキーではないだろう。[;^J^])

 一目見たら、絶対に忘れられない。この絵のインパクトは、並大抵のものではない。ホラー作品としても、世界史レベルで超一流。最高水準の傑作である。

 いっさいの無駄がない、完璧な絵画。構図も、抑制された色彩も素晴らしい。また、女とインキュバスと馬の首、三者のどれが欠けても成立しないが、まったく対等の重みというわけでもなさそうだ。強いて言えば、キーは「馬の首」だ。この絵の状況の全体が女の夢(悪夢)なのか、あるいは客観的な状況なのか(つまり、インキュバスと馬の首は実在しているのか)..前述した(単なる)「象徴」の可能性も(馬の首には)あるからである。かくして観るものは、この絵の前で、堂々巡りの迷宮にとらえられてしまうのである..

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*2016年04月28日:オルゴールにソラミミ


 朝から雨。

 さる場所で、BGMとしてかすかに流れているオルゴールを、聞くともなしに聞いていた..

 ..ベートーヴェンの「皇帝協奏曲」の第1楽章第1主題か..オルゴールのレパートリーとしては、珍しいな。装飾音型(ドーーーー「レドシ」ドレ、の「レドシ」のこと)は省くのか。オルゴールの「歯」を弾(はじ)くピンを植える解像度(というか密度)の、技術的な問題なのかな..

 ..「上を向いて歩こう」でしたか..([;^.^][;^.^][;^.^])(「皇帝協奏曲」を知らない人は、さっさとスルー。[;^.^])

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*2016年04月29日:「ひとみ」を失う


 今日からGWの前半の三連休だが、自宅で処理しなきゃならん案件がいろいろあるので、西にも東にも動かない。

 晴天。風はやや強い。

 「ひとみ」、最終的に運用断念。残念だが仕方がない。はやぶさのような「新技術への挑戦」的なプロジェクトではなく、地球周回衛星の制御失敗というのが、痛い。近年、日本の宇宙開発については、大体において良いニュースが続いていただけに、いっそう..日本の宇宙技術に対する、世界からの信用の低下は避けられないだろう。(これは、正当なことだ。)また、(理由はわからんが(日本の)宇宙開発が嫌いな)「日本の」マスコミからのバッシングも、甘受しなければならないだろう。(これが正当なことなのかどうかは、よくわからん。)

 失敗に学べればいいのだ。アメリカもロシア(というより旧ソ連)もヨーロッパも、日本の失敗数の累計とは比較にならないほどの失敗の山を築き上げてきたからこそ、今がある。(失敗に学ぶ、というのは、日本が一番苦手とすることではあるが..)

 8:25に自宅を出て、8:35から12:20まで湯風景しおり。時代舎(古書肆)に寄ってから、13:25、帰宅。

 あとは寝るまで、ここには書けないようなことを、ごにょごにょ..[;^J^]

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*2016年04月30日:江ノ島に行きたい..


 ..いや、それだけなんですが。[;_ _][;^.^](浜松からも横浜からも、江ノ島は驚くほど近いのに、いまだに未踏の地なのである。毎年、しらすの季節になるたびに、しまった、今年もスケジュールに入れ忘れてた!..と臍(ほぞ)を噛む、無限ループ..[;_ _][;_ _][;_ _])

 快晴。

 8:35に自宅を出て、ちょっと寄り道して、9:50から12:50まで湯風景しおり。13:20、帰宅。

 あとは寝るまで、ここには書けないようなことを、ごにょごにょ..[;^J^]

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*2016年05月01日:返信不能 [;_ _]


 さる方(はじめましての人)からメールをいただいたのだが、From: が文字化けしていて返信できない [;_ _]。つか、そもそも誰? [;_ _] いずれにせよ、このままでは、返信も書かない失礼なやつになってしまうなぁ、私..[;_ _][;_ _][;_ _]

 快晴。

 9:10に自宅を出て、高丘のアマノ書店経由で、10:10から14:20まで湯風景しおり。14:50、帰宅。

 あとは寝るまで、ここには書けないようなことを、ごにょごにょ..[;^J^](← いうまでもないが、3回まではセーフである(と聞いている)。[;^.^])

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: May 5 2016
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