*2019年04月15日:乱歩の映像作品
*2019年04月16日:ノートルダム大聖堂、炎上
*2019年04月17日:モンキー・パンチ、逝去
*2019年04月18日:幻想美術選「リレイヤー」ロジャー・ディーン
*2019年04月19日:小池一夫、逝去
*2019年04月20日:被写体を自分で探すカメラ
*2019年04月21日:なんとかしたいが..
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*2019年04月15日:乱歩の映像作品


 昨夜から朝まで、38℃弱の熱が続く。(ほぼ1時間ごとに目が覚め、そのたびに測っていたのである。)これはダメだな。今日は休みたくないのだが、会社にメールで連絡。仕事の遅れは、あとでキャッチアップしよう..

 朝いちでO内科医院へ。インフルエンザではないとのことで、ひと安心。原因までは深追いしないが、解熱頓服薬を処方してもらい、様子を見る(体力で直す)ことにする。

 別に頭痛がするわけでも気分が悪いわけでもないが、なんとなくボーッとしている感はあり、根を詰めた知的作業(読書など)は、できそうもない。というわけで、録画したままだった映画を数本、消化する。そのうちの2本は、乱歩原作。「人間椅子」(1997、水谷俊之監督)と、「エロチック乱歩 屋根裏の散歩者」(2007、三原光尋監督)である。いずれも、乱歩の原作からはかなり離れているもののムードは残しているし、それなりの存在意義はあると思う。

 どちらが興味深かったかというと、逸脱の度合いがより激しい [;^J^]「エロチック乱歩 屋根裏の散歩者」の方である。逸脱が激しいといっても、その構成要素は、ことごとく乱歩に遡れるもの。エンディングは(私の思い過ごしではないと思うが)「マタンゴ」へのオマージュも垣間見え、悪くない。まったく、悪くない。(「屋根裏の散歩者」だと思わなければ。[;^.^])

 夜には熱が下がった。明日からは出社できそうだ。

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*2019年04月16日:ノートルダム大聖堂、炎上


 驚いた..ノートルダム大聖堂、炎上..当初は、全面的な倒壊は免れないだろう、という悲観的な報道もあったのだが、どうやらそれは回避できたもようだが..

 ショックである。フランスに行ったことは一度もなく、当然、写真や文学、美術、音楽、映画などでしか親しんで来なかったのだが..こういってはなんだが、法隆寺や東大寺よりも、深く深く、染みいっている存在であった..

 これはもう、言っても仕方がないことなのだが、ニュースの取り扱い方に徹底的に違和感。「パリ最大の観光名所」..矮小化するのも、大概にしろ..[;_ _]凸 勤務先に、いまいち(ことの重大さが)ピンと来ていない後輩がいたので、「京都の半分が燃えたようなものだ」と説明したが、やはりピンと来ていなかった..私も、このたとえは、違うと思うし..応仁の乱じゃあるまいし..

 日本にたとえればどれほどの被害か、という YouTube があったので期待して見てみたら..「清水寺に相当する」..あぁぁもぅ、全然ダメダメ。「ランドマーク」「観光地」視点でしか、とらえられていない。

 そもそも日本には、ノートルダム大聖堂に相当する存在が、ないのだ。一番近いのは皇居だと思うが、あそこは「場」としてはともかく、「建造物」としては、ね..

 大統領は「5年で再建する」と言っているが、別に急ぐ必要はない。中途半端な工事(再建/復旧)をしてもらっては困る。10年、20年かけても、まったくなんの問題もないはずだ。(観光関係者は、一日も早い再建を望むだろうが..)

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*2019年04月17日:モンキー・パンチ、逝去


 悪い報せは、続くものだ。モンキー・パンチ、逝去。享年、81歳。死因は肺炎。

 もちろん、ルパン三世の印象が支配的なのであるが、私にとっては、イラストレーターとしての業績も、それに少しも劣るものではない。特に、「テクニカラー・タイムマシン」の挿画が好きだった。合掌..

 雨。午前半休取得済み。車で浜松医療センターにて、耳の検査というか経過報告。いっそ、右耳の「きこえ」がもっと悪化してくれれば、手術 → 筋肉の切断、が「不可避的に」行われ、いわば「副作用」として、右耳のゴトゴト現象が軽快する「かもしれない」のであるが..皮肉なことに右耳のきこえは、過去30年ほどのあいだに、ほんの僅かしか低下していない..

 午後、出社。

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*2019年04月18日:幻想美術選「リレイヤー」ロジャー・ディーン


 「幻想美術選」、第158回。「イエスソングス」に続いて、2回目の登場となるイラストレーターである。

Picture

「リレイヤー」(ロジャー・ディーン、1974年)

 ロジャー・ディーンの名前から多くの人が連想するのは、紺碧の空(あるいは宇宙)だろうが、空のイメージがあまり支配的ではない、この、イエスのレコードジャケットを選んだのは、もちろん、私のノスタルジー故である。私の音楽鑑賞人生において「リレイヤー」が果たした決定的に重要な役割については、(お暇なら)「1997年06月16日:レコードのジャケットについて」「1997年06月17日:ロックとの出会い」を参照のこと。

 「個人史につきあわせやがって..」はい、そのとおりなのですが [;_ _]、しかしこの(半世紀近く昔の)物語(実話)に登場する音楽作品が、「ヘンリー八世の6人の妻」にせよ「チューブラー・ベルズ」にせよ、もちろん、この「リレイヤー」にせよ、「幻想音楽」の範疇に入る(と、私は判断する)作品であり、だから、この「幻想美術選」にも、リンクしないことはないのである。[;_ _][;^J^]

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*2019年04月19日:小池一夫、逝去


 一昨日に続いて..なんということだ..小池一夫、逝去。享年、82歳。死因は肺炎。2日違いで先に逝ったモンキー・パンチと、同じ死因。享年も1歳しか違わない。合掌..

 いちいち言及していられない、膨大な作品数。一点豪華主義で、「子連れ狼」。それも1シーンだけ。

 小池一夫の、あの、特徴的な(ときに大仰な)セリフ回しが好きだったのだが、この作品では題材との相性もあり、特にそれが著しい。とりわけ、主人公・拝一刀。今でも忘れられないのは、終盤、彼の宿敵のひとりである阿部頼母が、江戸城内で切腹を命じられるも(そもそもまともな武士でもなく)いやがって抵抗して抵抗して、取り押さえられて無理やり腹を切られるも、大暴れをして、数名の武士を切り殺し、逃げ回っていたときに、城内にいた拝一刀に出くわして..そのとき、拝一刀は、静かにこう語りかけるのである..「月日は移ろいゆく。朱夏、白秋、玄冬と..」..あのなぁ..[;^J^][;^J^][;^J^] 刑死させられかかってパニック起こして暴れまくり人を殺しまくりの人間に、かような禅問答一歩手前の説法をはじめますか..[;^.^][;^.^][;^.^]

 18:00から、「ロバの耳」という店で、海外からの出張者を迎えて6人で会食。この店を選んだのは、ハラル料理に対応しているからである。二世代近く年齢が離れている若手社員との会話は、面白い [;^J^]。「リング」の映画は観ていても、原作小説は読んでいないらしいので、必ず読むよう、申し伝えたが、こちらの話、きいてくれてるかなぁ..[;^.^]

 20:30、お開き。

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*2019年04月20日:被写体を自分で探すカメラ


 ..というものがあるらしいのだが、う〜む..人間は、何をするの? シャッターを押すだけなの?(自動的に顔を判別するカメラやスマホとは、違うように思う..)

 そんなの、触っていて嬉しいのかなぁ..いっそ、シャッターチャンスも自動的に判断して押してもらえば楽なんじゃない? ヒトは、カメラを構えるだけ..をを、これはなかなか独創的ないいアイデアだ..と、一瞬だけ喜んだが、要するに監視ロボットだよな。別に珍しい発想でもないか。世界中で出願されていることだろう..

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*2019年04月21日:なんとかしたいが..


 久々に、自転車のタイヤの空気を補充して、無理せず近場を軽くポタリング。なまってるなまってる..今日のところは、佐鳴湖一周程度でとどめておく。せめて週二は乗りたいところだが..現在の生活時間割では、夜(または深夜)しかタイムスロットが空いていない。それもどうかと思うんだよなぁ..

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Apr 27 2019
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