*2019年02月18日:幻想美術選「弧の増殖」イヴ・タンギー
*2019年02月19日:思わず立ち読み
*2019年02月20日:マスクの効用
*2019年02月21日:ワイヤレスヘッドフォンを
*2019年02月22日:はやぶさ2、着陸成功!
*2019年02月23日:「天冥の標」読了
*2019年02月24日:「ファースト・マン」「翔んで埼玉」
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*2019年02月18日:幻想美術選「弧の増殖」イヴ・タンギー


 「幻想美術選」、第150回。イヴ・タンギーは、「岩の窓のある宮殿」「夏の四時に、希望…」に続き、3回目の登場である。

Picture

「弧の増殖」(イヴ・タンギー、1954年)

 私が名付けるところの「浮遊期」(「夏の四時に、希望…」)、「着底期」、「建築期」(「岩の窓のある宮殿」)に続く、最後の「増殖期」を代表する..そして、彼の全画業の集大成といっても過言ではない、早すぎた最晩年の(死の前年の)傑作である。

 彼が生涯にわたって描き続けた、有機物とも無機物とも、建造物とも自然の岩石ともつかぬオブジェたちが、ぎっしりと地平線までを埋め尽くしている。個々の形態は極めてシンプルでありながら、全体としては明らかに、何か複雑なものが出現している。ちょうど、その集団を構成する各生命体の知性は極めて低い(そもそも知的活動といえる水準にも達していない)にもかかわらず、集団(あるいは群体)としては、高度に知的なふるまいを見せる、ある種の生物のように..

 おそらくは、超遠未来か、あるいは時空の円環を回った、超遠過去(生命出現前)の地球の光景なのだろう..都市なのだろうか、廃墟なのだろうか。あるいは何かの群像/群衆なのだろうか..

 このヴィジョンは、古びない。この絵がかえりみられなくなる時代の到来を、想像することができない。シュルレアリスムが生み出した最高傑作のひとつであると、断言する。

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*2019年02月19日:思わず立ち読み


 会社からの帰途、コンビニに立ち寄り..コミックスの棚に「凄ノ王」(永井豪、全6巻)を見つけてしまい、第5巻〜第6巻をいっきに立ち読みしてしまった。(すみません。[;_ _])

 やはり凄い。ページターナーどころの騒ぎではない。次々とよみがえり、災厄をもたらす「魔」の、圧倒的な迫力! 地球規模の大破壊・大破局へとなだれ込んで行く、スピード感と重量感! そして、これ以上はない、最高のタイミングで突如出現する、八岐大蛇のドアップ!!(雑誌サイズで読むに越したことはないのだが..スマホで読むマンガで、この驚愕を体験することが、できるのだろうか..?)ある意味、永井豪の頂点であるばかりでなく、SFマンガの、いや、SF自体の頂点のひとつであると言えよう。

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*2019年02月20日:マスクの効用


 ..美人に見える。これは、以前にも書きましたね。なぜなら顔の大部分が隠されているので、自分に都合のいいように想像力で補ってしまうからである。(ギリギリ一歩手前、ぐらいの発言をしているという自覚はあります。[;_ _])看護師の「美女率」が極めて高いのは、この理由による(..もう、やめておきましょう。[;^.^])

 もうひとつの大きな効用は、表情を隠せるということである。つまらぬミーティングや(略)

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*2019年02月21日:ワイヤレスヘッドフォンを


 買おうと思っている。条件は、1.オープンエア型であること、2.クラシックを聴くに耐える音質であること、である。

 今の自宅もそうだが、4年半後に(リフォーム後の)実家に移っても、大音量で音楽を鳴らせる環境ではない。(防音対策済みのリスニングルームを作る余裕はない。)高性能のヘッドフォンをメインにすることになる。(無論、相対的には小型のスピーカーも設置する。そこまで音質にこだわらなくてもいいソースを(比較的小音量で)視聴する用途である。)

 今も、ヘッドフォンとスピーカーを併用しているのだが..このヘッドフォンが、有線でね..どうも私は、有線と相性が悪いのだ [;_ _]。すぐに線を踏みつけてガクンとなって、ケーブルを痛めつけている。今も、断線とまではいえないが..という状況なのである。移動に制約がかかるのも、困る。

 昔のワイヤレスヘッドフォンは、音質には期待できないものだったが、21世紀も20年たとうかという今、さすがに良いものがあるのではあるまいか。ちなみに、昔からオープンエア一本鎗であり、これは譲れない一線である。

 当面の(仮)候補は、ゼンハイザーの「RS 185」である。まずは、試聴しないとね。

 21:30、北海道で震度6。尋常な揺れではないはずだが、幸い、これを書いている時点では、死者の報道はない。停電は、大丈夫なのかな..

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*2019年02月22日:はやぶさ2、着陸成功!


 まだまだこれからが大変なのだが、とりあえず、最初の目標をクリアできたのは素晴らしい。はやぶさ2、りゅうぐうに着陸成功!

 前回のはやぶさの時から疑問に思っていたのだが、サンプルを採取できたかどうかは、地球に着くまでわからない..なんとかならないものだろうか。内部に「それなりのセンサー」をつけておけば、すぐにわかるだろうに..

 もちろん、それが、容易なことではなく、また、どの程度意味があるかどうかも疑問だ、ということは、わかっている。重量計ではかれば一発だと思わず考えてしまうが、そもそも無重量状態だしね [;^J^]。容器内にテレビカメラを備え付ける余裕があるか。装置を増やせば増やすだけシステムが複雑化し、故障のリスクが高まってしまう。それと引き替えにするだけのメリットがあれば、そのリスクとコストを取るだろうが..という評価と判断の結果だということは、もちろん、よっく、存じ上げております。[_ _][;^J^]

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*2019年02月23日:「天冥の標」読了


 快晴。休日出勤。13:15に会社を退去。昼食は「はやたろう」で、黒旨ラーメン(ニンニク多めにトッピング)。14:35、帰宅。

 天冥の標 X Part3」(小川一水、ハヤカワ文庫)、読了。ついに、全巻読了である! いやはや、さすがに感慨深い。

 ネタバレは書かないが、ここまでならいいだろう..妙な屈折や技巧を弄することなく、ストレートな宇宙小説としてクローズしてくれたのは、素晴らしい。宇宙種族たちも、ある意味わかりやすく、手塚治虫的とすらいえる。ラストシーンは..やはり、こうなりますよね。[^J^](よほどの対抗馬が出現しない限り、来年度は、星雲賞と日本SF大賞のダブルクラウンだろう。)

 積読癖のある私が、リアルタイムに併走したのは、珍しいことである。これはこれで、やはりいいものだ。[^J^]

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*2019年02月24日:「ファースト・マン」「翔んで埼玉」


 サンストリート浜北で、映画のハシゴ。午前に1本。サイゼで時間調整をして、午後から1本。いずれもたいへん、良いものであった。[^J^]

 「ファースト・マン」は、ニール・アームストロングの物語。まったくヒロイックでないところに大きな特徴がある。彼ひとりが(あるいは、アポロ11号のクルーが)英雄なのではなく、厖大な数の人々によるプロジェクトのアンカーなのである、という視点。そしてそのプロジェクトにおいて多くの犠牲者が出た、その十字架を背負っているという、哀しみ..(いっそ、諦観とすら言える..)パンフレットのいくつかの文章において「喪失感」と表現されていた。うまいことを言うものだ。アメリカで、「愛国的でない」と批判されたらしいが、あまりにも「アメリカ的」な反応で、笑ってしまう [;^.^]。一見の価値有り。

 「翔んで埼玉」..論評不要 [;^J^][;^J^][;^J^]、いや、不能 [;^.^][;^.^][;^.^]。まぁ、騙されたと思って、これはみとけ! 諦めて。[^O^][^O^][^O^]

 解説しても仕方がないし、どうせ、ネット上そこら中で紹介を読めるだろうから、少しだけ。何と言っても、キャスティングがいい。W主演のふたりとか、いちいち触れてるとキリがないのでざっくり略すが、とにかく、「埼玉デューク」に京本政樹というセンス! それと、プテラノドンの起用ね。[^.^][^.^][^.^]

 まだはじまったばかりだし、当分やってるだろうから、これはできるだけ映画館で観ること。わかったね。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Feb 28 2019
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