*2016年03月14日:靴を修理出し
*2016年03月15日:旅先での不測の事態について
*2016年03月16日:いっそトランプが、
*2016年03月17日:4月の展覧会観覧予定
*2016年03月18日:幻想美術選「アレクサンドロスの戦い」アルトドルファー
*2016年03月19日:「ワンダー・AZUMA HIDEO・ランド2」
*2016年03月20日:雑件いろいろ
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*2016年03月14日:靴を修理出し


 8:20にホテルをチェックアウト。京都駅から至近なのはいいが、設備がやや古いな..でもまぁ、寝るだけのために廉いホテルを選んだんだから、文句はいっさい、言わない。[;^J^]

 昨夜来の雨が続いている。8:56、京都発のひかりで、10:05に浜松着。やはり、雨。左の靴が鰐口状態になっているので、駅ビル内の靴修理屋に直行したのだが、濡れているので接着できない(しても強度が弱く、じきに剥がれてしまう)とのことなので、いったん自宅に持ち帰り、せいぜい乾かしてから、夜、出直すことにした。

 ..というわけで、靴を極力濡らさずにすむよう、タクシーで、10:20に帰宅。(先週末にヤフオクで落札した、某同人誌が届いていた。)ティッシュ、新聞紙、ドライヤーなどを駆使して、せいぜい乾かす手当をしてから、(今日は午前半休(のみ)なので)11:20、自宅を発って会社へ。(当然、別の靴で。道中、クリーニング出し。)

 (中略。[;^J^])

 残業せずに、即帰。私の感覚ではほぼ乾いていると思われる靴を持参して、車で発つ。クリーニングを受け取ってから、K歯科医院へ。(3ヶ月に一度の定期検診。)引き続き、浜松駅の駅ビル内の靴修理屋へ..まだ乾いていないとのこと。今日中には接着できないので、週末まで預けることにした。メイワン谷島屋で2冊購入して、帰宅。(結構、慌ただしい1日でした [;^J^]。仕事もしたし。[;^.^])

 聖日出夫、逝去。(10日に亡くなっていたらしい。)死因は胃癌。享年69歳。ちょっと、早すぎるなぁ..[_ _] 合掌..[_ _]

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*2016年03月15日:旅先での不測の事態について


 昨日は京都のホテルに泊まったわけだが、もしもここで突然死したら、ということを、どうしても考えてしまった..(つい先日の、Nさんのこともあり..)

 身元はもちろんわかるにせよ、しかるべき連絡先に、どの程度のタイムラグで、私の死が伝わるだろうか..ホテルのフロントで記帳したのは、自宅の住所と iPhone の電話番号。一人暮らしだから前者は役に立たたないし、後者に電話しても、死体の胸ポケットでブルブル震えるだけである。また、その iPhone 自体にももちろんパスワードがかかっているので、中の連絡帳にはアクセスできない。[;^J^]

 役に立ちそうなのは、荷物(財布)の中の、免許証と保険証。この場合、すぐに役に立つのは、保険証の方。なぜなら、勤務先の所在地が記載されているから。勤務先に連絡がつけば、そこから実家にも連絡が届くし、社内で情報が回れば、ミクシィ、フェイスブック、ツイッター経由で、情報が届くべき人々(遠隔地の知人・友人たち)の全員とは言わないが(全ての人がネットユーザーというわけではないからね)かなりの多数に、私の死の知らせが届くだろう。

 但し、この経路は会社経由なので、運悪く会社休日に当たってしまうと、タイムラグが発生することになる。(旅先で突然死する場合、かなりの高確率で会社休日であるような気もする。[;^J^])

 免許証や保険証の情報、記帳した自宅住所から、警察がどのくらいの速度で、しかるべき連絡先(取り敢えずは実家)を割り出せるものだろうか..

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*2016年03月16日:いっそトランプが、


 大統領になってしまえばいいと思う。

 トランプの政策を支持しているからではない。その逆だからだ。

 ああいう類の極端なビッグマウスにとって、最悪の事態は、「当選してしまうこと」である。公約の実行を迫られるからである。

 そもそも、実行不可能だからだ。

 できやしないからだ。

 そういうことが理解できない連中によって祭り上げられたピエロだからだ。

 いざ、実行できない/しない(あるいは「現実」に大幅に妥協せざるを得ず、骨抜きになった)ことが明らかになった時点で、彼の(現在の)支持者たちは、失望するだろう。そして、急激に熱が冷めていく..それによって、世界は(相対的に)正常な状態に戻るだろう。数年間は混乱するかも知れないが、それはもう、やむを得ないコストだろう..

 (まぁ、トランプ氏の日本叩きは筋金入りらしいので、あんまり軽々しいことを言うべきでもないのだが、こんなところで何書いたって、合衆国の大統領選びになんの影響もありゃしないので、無責任に書き散らかさせていただいた次第。[_ _][;^J^])

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*2016年03月17日:4月の展覧会観覧予定


 まだ確認していないが、特に日本美術系は展示替えが必ずあるので、日程の組み立て時には、要注意だ。

*国立新美術館
 「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション
 〜4月4日(月)まで

*町田市立国際版画美術館
 「清親 ―光線画の向こうに
 〜4月17日(日)まで

*府中市美術館
 「ファンタスティック 江戸絵画の夢と空想
 〜5月8日(日)まで

*東京都美術館
 「生誕300年記念 若冲展
 4月22日(金)〜5月24日(火)まで

*武蔵野市立吉祥寺美術館
 「萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく
 4月9日(土)〜5月29日(日)まで

*Bunkamuraザ・ミュージアム
 「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞
 〜6月5日(日)まで

*国立西洋美術館
 「日伊国交樹立150周年記念 カラヴァッジョ展
 〜6月12日(日)まで

*森アーツセンターギャラリー
 「日伊国交樹立150周年記念 世界遺産 ポンペイの壁画展
 4月29日(金・祝)〜7月3日(日)まで

 実は、4月の前半までは上京することが難しい。従って、国立新美術館の「大原美術館コレクション」展は、見送りになる可能性が高いのだが [_ _]、その場合は仕方がない。いつかきっと、倉敷(の大原美術館)に行くし。[;^J^](気をつけなくてはならないのは、本展のように、コレクション中のエース級が、そろって出稼ぎに出ていることが少なくないこと。[;^.^])

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*2016年03月18日:幻想美術選「アレクサンドロスの戦い」アルトドルファー


*第1回 2016年02月14日「天使の声」マックス・エルンスト
*第2回 2016年03月10日「見捨てられた町」フェルナン・クノップフ

 ..に続いての、第3回。「ネタが無い日の埋め草企画」としては、毎回、工数がかかりすぎているのだが、今さらどうにもならん [;_ _]。自業自得だ。[;_ _][;^.^]

Picture

「アレクサンドロスの戦い」(アルトドルファー、1529年)

 「壮麗無比」とは、この作品を形容するために、存在する言葉である。これほどまでに壮大な絵画空間は、西洋美術史上でも、ごくまれにしか見られない。

 まさに、宇宙だ!

 単に巨大な空間を、広大な風景を描いているから、すごい、と言っているのではない。(それだけならば、類例は、いくらでもある。)ここでは「2種類の(スケールの桁が全く異なる)宇宙」が、「それぞれ、圧倒的な巨大さで描かれている」! すなわち、絵の上半分では、「宇宙空間」が、(図像表現としては「大空」だが、空を突き抜けて深宇宙(ディープスペース)が見えることは言うまでもない、)そして、下半分では、人間界の事象である「(大地を埋め尽くす)戦争」が、それぞれ「宇宙的な規模」で、無限の彼方まで描き尽くされている!

 対比して言えば、「宇宙空間」は「マクロコスモス」、ちっぽけな地球の上でちっぽけな人間たちが殺し合っている「戦争」は「ミクロコスモス」。言うまでもなく、サイズを比較すれば、後者は桁外れに「小さい」。しかしこの作品では、それぞれの「大きさ/壮大さ」が、ある意味、「対等」である。宇宙の巨大さはもとより言うまでもないが、ちっぽけな人間たちも、懸命に「生きている」(「殺し合い」でしかない「戦争」が、逆説的に「必死な 生(せい)」を歌い上げている)、その「懸命さ」が内包する「巨大さ」は、「宇宙の巨大さ」に、いささかもひけをとるところはない..この作品の真の偉大さは、ここにある。

 画題を解説すれば、古代ギリシアのアレクサンドロス大王がペルシアのダレイオス3世に勝利した、紀元前333年11月のイッソスの合戦を描いたものである。人馬の群れの中に半ば埋もれているが、戦闘の中央付近、三頭の白馬が引く戦車で左へと敗走していくのがダレイオス3世、長い槍を持って、右側から彼を追撃する黄金色の騎士がアレクサンドロス大王であり、消え去らんとする月が前者を、輝く太陽が後者を象徴している。さらにものの本によれば、この作品が描かれた当時、「三日月印の旗」を掲げてウィーンにまで迫ったイスラム教徒に対する、キリスト教徒の勝利の誓いであり祈願でもある..とのことだが、(おそらくその通りなのだろうが)はっきり言って、このような小賢(こざか)しい「絵解き」など、どうでもよい。[;^.^]

 ただただ、この巨大な「世界」の前で、言葉を失っていただきたい..それで十分である。

 この作品の複製は、私が物心ついた頃から、実家にあった。確か平凡社だったと思うのだが、分厚い全1巻本の「西洋美術全集」的な画集(古代から現代まで)があり、その中に収録されていたのである。(この画集、まだ実家にあるはずだが..)私は、この画集と共に育ったと言っても過言ではない。少なくとも、西洋美術に対する基本的な素養とイメージは、この画集から吸収したのである。数多くの名作をこの画集で知ったのだが..その中でもひときわ目を惹き、半世紀近くたった今でも、もっとも深く記憶に刻み込まれているのが、この作品が掲載されているページであった。(この画集では、「イッソスの戦い」というタイトルだったと記憶する。)

 だから、この作品は、この広大無辺な宇宙風景は、私にとって、もっとも偉大な西洋美術作品(のひとつ)であり続けたし、今もあり続けている。そしておそらく、これからも、ずっと..

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*2016年03月19日:「ワンダー・AZUMA HIDEO・ランド2」


 朝から、雨。午前中は雨らしい。引きこもるかな..8:00過ぎには本降り。10:00過ぎにはほぼ上がり、たまに晴れ間がのぞき、午後から快晴となったが、外出はせず、終日、「ワンダー・AZUMA HIDEO・ランド2」のデータ入力に注力する。[;_ _]

 データ入力に注力する..[;_ _][;_ _]

 データ入力に注力する..[;_ _][;_ _][;_ _]

 入力完了は、0:30。[;_ _][;_ _][;_ _][;_ _](こんな感じ..疲れた..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^])

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*2016年03月20日:雑件いろいろ


 いい加減、散髪せねば..ということで、湯風景しおり内の「髪工芸」に予約電話。9:00からにしたかったのだが、いっぱいだったので10:00から。

 8:10頃に車で出て、まず高丘で資源出し(段ボールと雑誌)、浜松西郵便局で、不在配達通知を受け取っていた郵便物の受け取り。

 9:10に湯風景しおり。ひと風呂浴びて、軽く読書してから、10:00に髪工芸へ。カットだけだが、途中何度も居眠りし(記憶している限り7回 [;_ _])、その都度、理容師のお姉さんに俯(うつむ)いている頭を掴まれ、クィッと戻されるのだが、最初のうちは優しかったが、4〜5回目以降は、戻し方にトゲトゲしさが徐々に増し..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

 13:00に湯風景しおりを発ち、浜松駅の駅ビル内の靴修理屋で靴を受け取り、メイワンの谷島屋、杏林堂、クリーニング受け取り、と巡回して、15:00少し前に帰宅。

 暖かいというより、暑い1日。コタツを片づけた(正確には、コタツ布団を仕舞った)が、早まったかなぁ..

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Mar 24 2016
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