2024年12月16日:金の出入りの確認など 2024年12月17日:聖隷横浜病院 2024年12月18日:日本平夢テラス/三保松原 2024年12月19日:年賀状発注/うまい棒 2024年12月20日:移動スーパーの手伝いなど 2024年12月21日:「ドレミとドミソの誕生」 2024年12月22日:奇想の版画展/小松崎茂展目次へ戻る 先週へ
そろそろ、今年の金の出入りの〆の時期である。私は、「資産の増減」は「月次」で把握しているのだが、「前年比」はあくまでも「年次」で把握することにしているのである。サンプリングレートが低いと思われるかも知れないが [;^J^]、税金や保険など、年次で発生する「定期大型支出」もあることだし、「前年同月比」を管理し続けるのが面倒なのである。ま、金の話なので、ここには詳しくは書きませんが。[;^J^]
20時から筑前屋で、キャバクラ“D”のAさんと食事。同伴ではない。“D”を卒業したので、借りていた吾妻ひでおの漫画本を返したい、と、呼び出された [;^.^] のである。もつ鍋などを食べながら、卒業のいきさつとか、今の仕事の話とか。引き続きここには詳しくは書きません(書けません)が [;^J^]、非常に興味深い話を聞けた。
目次へ戻る快晴。7:20のバスで発つ。鶴ヶ峰から西横浜へ。この駅で降りたことって、あったっけ? 駅前のバス停から8:14発のバスで、聖隷横浜病院に8:30に着いた。
久しく日記に書いていなかったが、右耳の「ボコボコ現象」について、浜松医療センターからいただいていた「紹介状」をお渡しして、診察の引き継ぎをしていただく。1年以上もあいだを空けてしまったのだが [_ _]、正直なところ、近年では、「機械では測定できない」この現象について積極的な治療はできず、聴力が悪化していないか、症状に変化はないか、という定期の確認にとどまっていて、こちらのモチベーションが下がっていたということもある [_ _]。また、長年かけて「慣れて」きており、音楽などを聴いていても、多くの時間帯においてはこの症状は発生しないし、発生したところで「無視」できているのだ。ただし気になる(邪魔だと思う)ことはもちろんあるので、この症状が消えるに越したことはないのだが。
医師に状況を説明して、やはりしばらく、様子見しましょうということになった。次回の診察は、来年6月である。
病院前の停留所から11:11のバスで発ち、西横浜駅に11:30頃に戻る。これから横浜に寄ってもよかったのだが、面倒なので鶴ヶ峰に直帰。駅前の「満月」でラーメン。12:45に、徒歩で帰宅。
mixi2とやらが始まったらしい。とりあえず様子見のために登録してみる。
高橋真琴が、11月17日に食道胃接合部癌で逝去していたとのこと。享年90。合掌..
目次へ戻る快晴。6:43に車で発つ。目的地は「日本平夢テラス」である。以前から気になっていたのだ。
例によって Google Maps に身を任せる [;^J^]。東名で直行して清水ICで降りる、というわかりやすい経路でいくのかと思ったら、いつの間にか御殿場JCTから新清水JCTまで新東名を走らされていたらしい。[;^.^](これが新東名初体験なのであった。[;^J^])東名の集中工事等によって渋滞が発生している区間を回避したとか? このあと東名に復帰し、清水ICから国道1号、県道338号、しみずマリンロード、国道150号、(中略 [;^J^])、清水日本平パークウェイ、と辿り、9:26に着いた。走行距離は、158Km。
期待どおりの360度の絶景である [^J^]。清水港から駿河湾、静岡市街まで一望できる。
昼食は、土産物売場併設の食堂で「名物 大御所御膳」。
たっぷり写真を撮って、11:45に離脱。横浜に直帰するには早すぎる、と、展望テラスから見えていた三保の松原に向かうことにした。12:05、羽衣公園駐車場。
ここに来るのも初めて。松はいったい、何本あるのだろうか。富士山や海景と組み合わせると、いっそう、趣が出る。
途中のランドマーク、清水灯台。実に美しい。風見鶏は羽衣の天女である。
無駄に長すぎる(こらこら [;^.^])松原を北端から逆戻りすると、昼下がりの逆光がいい感じ [^.^]。右端写真は、松原の南端から御穂神社への「神の道」。
15時前に駐車場を発ち、18時過ぎに帰宅。今度は新東名に誘い込まれなかった。[;^J^]
目次へ戻る曇天。ときおり小雨がぱらつくが、午前中に晴れた。
例によってぐずぐず引き延ばしていたのだが [;_ _]、今年も無事に「ネットスクウェアNET年賀状印刷」に年賀状を発注した。昨日撮影してきたばかりの三保の松原の写真を使った。
年賀状については、ひとそれぞれ思うところがあろう。特に今年はハガキが大幅に値上がりしたこともあり、ドラッグストア等のレジ横には「年賀状じまい」のコーナー(「年賀状じまい」の文例があらかじめ印刷されている賀状のコーナー)が出来ている始末なのだが [;^J^]、私は続けている。やはり年に一度の「ping(わからん人は読み飛ばして下さい [;_ _])」もとい [;^J^]、「安否確認」は大切だと思うのである。ネットでつながっている人にはそちらで構わないのだが、世の中すべてネットでつながってるわけではない。あえてネットではつなげない人もいるわけで。
業務スーパー河内屋で、各種のうまい棒の、それぞれ30本パックが格安で売られていた。「めんたい」とか「チーズ味」とか「サラミ」とか。信じようと信じまいと、私はうまい棒を買ったことがなく、味も知らない [;^J^]。そうと知らずに食べたことはあるかも知れないが。せっかくだからさまざまな味の詰め合わせはないのか、と、店員さんに訊いてみたが、ないとのこと。う〜む、どれか決め打ちで一気に30本かぁ。はずしたくないなぁ..[;^J^]、と、さんざん考えて、一番無難そうな「コーンポタージュ味」にした。
帰宅して、さっそく試食。あぁ、これがうまい棒なのか。確かに食べたことあるわ [;^.^]。コーンポタージュ味、もちろん美味しいけど..1本食べた時点で、あと29本、あるのである [;^J^]。邪魔だなぁ..早めに片付けていかないと。調べてみたら、このコーンポタージュ味が、一番人気らしい。ここで敗北感を感じてしまう私の感覚、きらいじゃないよ。[^.^]
渡邉恒雄、肺炎のため死去。享年98。合掌..
目次へ戻る晴天。午前中、近場で買い物。古書肆の往栄堂も開いていたので(たまにしか開かないのだ [;^J^])、数冊購入。古くからある小さな店。失礼なので訊きはしないが、おそらくもう仕入れもしていない(バックヤードも含めて)現在の在庫限りだとは思うのだが、こういう地元の店は応援したいので、開いていれば何かしら購入することにしている。
15:20から1時間ほど、近所の公園で毎週金曜日に開催されている、移動スーパーのお手伝い。幟(のぼり)を立てたり、子どもたちが遊んでいるので危険がないよう見守りをしたり。次回の当番は、来年3月。
17:39のバスで、鶴ヶ峰駅前へ。18時から2時間ほど、「はなれ」という居酒屋で、スナック“K”のオーナーと、キャストのMさん。同伴である [;^J^]。同伴であるが、“K”の姉妹店、大和の“T”(そちらのオーナーも兼ねている)が、女の子が少なくてピンチだとのことで、オーナーはそちらに出勤。私もそちらに拉致された。[;^.^]
この店に来るのは初めて。“K”よりもひと回り小さな店であり、“K”を特徴づけている書架はないが、壁の中央にはセザンヌが飾られ、その左右にデルフト焼きの皿が並ぶ。ミュシャのポスター。内扉にかかっている小さなフォトフレームは、マネとマチス。普通のカラオケスナックではあるのだが、やはりどこか品がいい。[^J^]
22:45に出て、鶴ヶ峰に戻る。日高屋で中華そばで小腹を整え、徒歩で24:00に帰宅。
目次へ戻る快晴。比較的暖かい。夕方、狐の嫁入り的に少しパラつく。夜になれば、もちろん寒い。
18:30から、朝日カルチャーセンターのウェビナー「ドレミとドミソの誕生(ギリシャ〜ルネサンスの音楽と文化)」(講師:高山博)を受講する。非常に面白い。
西洋音楽は、周波数比1:2の完全8度、2:3の完全5度(ピタゴラスの5度)からスタートして、「数学と美(気持ちいい音)が調和している!」と思いそうになるが、実は、この理論で音階を組み立てていくと、ズレる。数学的な美と音楽的な美はイコールではなく、都度都度微調整しながら音程を合わせている(そしてそれができないピアノやオルガンが、困っちゃう)、という話から始まって、音楽と美術(建築)を一体化して流れを教えてもらえ、目うろこな話(というか視点)もたくさん。
とりわけスリリングだったのが、「遠近法」のこと。誰かの「視点」で、描き、観る。つまり「表現主体」が現れてきた。作家がどこかに「中心」を設定し、それを元にして世界を切り取り提示する。この(絵画の)遠近法の発展は、中心(主音)に向かって収束していく、音楽の発展とパラレルであるという指摘。(むろん、遠近法によらない美術もある。東洋(日本)の山水画などでは、遠くの山を大きく、手前の人間を小さく描く。人間は世界をそのように認識しているのだから、この描き方も、その意味では正しい。)
美術のマニエリスム(ルネサンス末期とバロックにはさまれた時代の、ある意味、異形)について。音楽にマニエリスムがあるかどうかは謎ではあるが、一例として、カルロ・ジェズアルドの半音階多用の異形/不思議/不気味な音楽(『Sesto libro di madrigali: II. Belta, poi che t'assenti』(マドリガル集:II 第6曲より))を紹介された。このような複雑な音楽は、楽譜があるからこそ、頭を使って創ることができる(それが西洋音楽の特質のひとつである)、という指摘も。
次回の講義「バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンはなぜ偉大だと言われるのか(バロック〜古典派)」(2月15日)も、もちろん受講するつもりである。
目次へ戻る快晴。5:50に徒歩で発つ。まだ夜である [;^J^]。6:19に鶴ヶ峰を出発し、8:05に大宮からやまびこ125号。8:56、郡山着。ガチ雪で驚いたが、たちまち青空がひろがり、やむ。しかしすぐまた降り始めたり。
9:20のバスで、9:30に郡山市立美術館。先月に引き続き、「奇想の版画 1500ー1650 帝都プラハを交差するヨーロッパ版画」の後期展示(〜12月27日(金)まで)である。
前記との差分(後期のみ展示の20点)を重点的に観ていく。左から、デューラーの「龍と闘う大天使ミカエル」、イスラエル・ファン・メッケネムの「聖母の死」、ゲオルク・ペンツの「「死」の凱旋」。やっぱデューラーは、凄いよな。
左図は、パルミジャニーノの「聖ペテロとパウロの殉教」。非常に不思議なことだが、西洋では、日本の浮世絵のようなフルカラー刷りの手法は発展しなかった。その代わりに現れたのが「キアロスクーロ版」(Wikipedia:キアロスクーロの「キアロスクーロ版画」の項)。これは、現存している数少ない例のひとつである。
右図は、ピーテル・ブリューゲル(父)の「悔悛するマグダラのマリア」。
館内のカフェで、季節のパスタのランチ。11:48、退出。11:58のバスで発ち、12:14、郡山駅。12:30のやまびこ138号で、14:40、柏駅。
柏に来るのは大学を卒業して以来だと思うから、約40年ぶり? もうまったく見覚えのない町であるが [;^J^]、無理もない。街並みも変わっただろうが、それ以上に記憶機能が..[;_ _] なにしろ40年といえば、今年生まれた赤ん坊が親になるどころかヘタすると孫を(激爆 [;_ _][;_ _][;_ _][;^.^])
..気を取り直して [;^J^]、14:50、パレット柏。ここに来るのは初めて。15:00、館内の柏市民ギャラリー。「画家 小松崎茂展−生誕110周年記念−」(〜12月28日(土)まで)である。小松崎茂については、この日記の読者の多くには釈迦に説法かと思うが、知らない人もいるでしょうから、→ Wikipedia、画像検索結果。
左から、彼の代名詞ともいえるシリーズ、「サンダーバード リモコンジェットモグラタンク」、「サンダーバード2号 超特大」。「宇宙コロニーU」と「宇宙コロニーT」は、1982年に出版された「メカニック・ファンタジー」のために描き下ろされたイラストであるが、この時点で、彼には20年のブランクがあったという。最先端の科学技術に追いつくべく、知識をアップデートして描いているのだが、例えば右端の「宇宙コロニーT」を見てほしい。宇宙ステーションがなぜリング状なのか、理解できていない [;^J^]。その方向に立ってはいかん [;^J^]。まぁ、ご愛敬である。目くじらを立てる必要はない。(サンダーバード5号の呪いかな。[;^.^])
左から、「宇宙戦争」。「移動海上エアポート」の、文句なしの格好良さ! 「地底都市」、「フライング・トレイン」。
左2点は、「少年少女世界科学冒険全集」の表紙絵原画。「千住おばけ煙突」と、「月島上げ潮」。
15;40、退出。16:53、神保町。数店ピックアップして収穫は数冊。18:38、都営三田線海老名行きで離脱。この街から鶴ヶ峰まで、乗り換え無しの1時間なのだから、夢のような生活というほかはない。
筑前屋で晩飯晩酌。22:40に出て、徒歩25分ほどで帰宅。
3日前に発注した年賀状が、届いていた。
目次へ戻る 先週へLast Updated: Dec 26 2024
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