*2024年10月07日:日本刀と未来展/英一蝶展
*2024年10月08日:渡部建@トークサバイバー
*2024年10月09日:ミュシャ展/ルイーズ・ブルジョワ展
*2024年10月10日:電気代の推移
*2024年10月11日:首都高ドライブ 海ほたる
*2024年10月12日:シュルレアリスム映画×4
*2024年10月13日:キングオブコント 2024
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*2024年10月07日:日本刀と未来展/英一蝶展


 明るい曇天。8:21のバスで発つ。10:00、お台場の日本科学未来館。ここに来るのは久しぶり。「刀剣乱舞で学ぶ 日本刀と未来展 −刀剣男士のひみつ−」(〜10月14日(月)まで)であるが、えーと..例によって予備知識が不自由なのだが、「刀剣男士」というのは、要するに「刀剣乱舞」世界の登場人物(?)というか構成要素、という理解でいいのかな?[;^.^]

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 ま、とりあえず左写真のようなパネルがありまして [;^J^]、女子たちが推しを捜して写真を撮っておりまして(右写真)[;^.^]。このアウェイ感の心地よさったら [;^.^]。参考までに記しておくと、観客の男女比(児童を除く)は、概ね、1対19ないし1対29といったところだろうか。[;^.^](まぁ、平日の午前中だからかも知れないが、休日になってもあまり変わらなさそうとも思われ。[;^J^])



 いわゆる「日本刀の展覧会」ではない。「日本刀について学ぶイベント」というか「小規模なテーマパーク」のようなものである。製造過程の展示や説明、実物を持つこともできるし(もちろん、安全対策が施されている)、鑑賞のポイント(名刀もいくつかは本物が展示されている)、実際の使い方(構え方や振り下ろし方)を実践するゲームなど、なかなか楽しく、勉強になる。私ぐらいの歳になると、周囲にほとんど女子しかいなくても、なんら気後れしないし。[;^.^]

 11:25に退出し、六本木へ。伊吹うどんで、つけ汁うどん。なかなか美味い。

 12:55、サントリー美術館。「没後300年記念 英一蝶 ―風流才子、浮き世を写す―」(前期:〜10月14日(月)まで、後期:10月16日(水)〜11月10日(日)まで)である。(「はなぶさいっちょう」です。読めましたか? [^.^])

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 「雑画帖 睡猫図」の、丸さと表情 [^.^]。「雑画帖 清水寺舞台の蹴鞠図」は、もしかしてパフォーマー?[;^.^] こんなところで蹴鞠(けまり)!?[;^.^] 「四条河原納涼図」は、本当に好き。この場所で一緒に遊びたいなぁ、と思う。左端の男は、酒をこぼしたくないんなら、まず、置けよ。[;^J^]



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 「投扇図」の躍動感。「人物雑画巻 大原女」の、商材を踏み台にして花を採るという不埒な左の女を振り返り見る、右の女の優しい表情。「人物雑画巻 巡礼たち」は、巡礼3人を乗せてどう考えても重量オーバーな馬の、勘弁してくれぇ、という顔。[^.^]



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 「吉原風俗図巻」は、図録から分割スキャンしてつなぎ合わせるのが面倒なので [;_ _]、写真ですませる。悪く思うな。[;^.^](以下、見開きで収録されている屏風はすべて同様。)順序は、右写真の上段→下段、中写真の上段→下段、左写真の上段→下段。猪牙舟(ちょきぶね)で大川から船宿に上陸し、格子先、揚屋町、花魁道中、揚屋茶屋、妓楼店頭、妓楼奧室、宴席、と続く。みどころは、左写真上段の宴席の影絵の表現。そして、中写真上段左頁の、揚屋茶屋で馴染みの遊客がほかの遊女と浮気しているところをみつけて(「この泥棒猫!」、と)怒鳴り込みに来た修羅場であろうか。男がこそこそと逃げ出そうとしている。[^.^]



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 「花鳥図」では、珍しい鳥(右幅ではヤツガシラ、左幅では山鵲(さんじゃく))が描かれている。「釈迦十六善神図」の華麗な描写。

 「舞楽図・唐獅子図屏風」は、表裏両面に描かれている。左が「舞楽図」、右がその裏の「唐獅子図」である。「舞楽図」の「パーツ」自体は伝統的なものであり、これらを組み合わせて作られた最高傑作が俵屋宗達の「舞楽図屏風」だという思いは、この英一蝶バージョンを観ても変わらなかったが、しかしこの華やいだ作品のバランス感覚も、悪くない。

 そして「唐獅子図」! 狩野探幽の作品を下敷きにしているらしいが(未見)、この、旋風が渦巻くような躍動感と描線!



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 左から、「六歌仙図屏風」「雨宿り図屏風」(2バージョン)、「田園風俗図屏風」。「雨宿り図屏風」の、人間模様の細やかな描写が、やはり素晴らしい。



 15:05に退出して、神保町へ。数冊購入して、16:55、ランチョン。生ビールのアテに唐揚げを注文してみたが、美味い! そこらの居酒屋とはレベルが違う。値段も違うけど。[;^J^]

 19:05、退出。19:23に神保町を発つ都営三田線が、鶴ヶ峰直行便。20:33に着く。1時間ちょっと座って(本を読んで)ればいいのである。20:50、帰宅。

 ジャンポケ斉藤、書類送検。なにやってんだか..現時点での報道では事実関係がまだ確定していないが、事実だとすると、これはもう、帰って来れないかも..いいトリオなのだが、まったく惜しい..

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*2024年10月08日:渡部建@トークサバイバー


 朝から雨。ららぽーと横浜で買い物をし、河内屋で酒を補給。ブックオフ横浜鶴ヶ峰店とドラッグストアに寄って、帰宅。

 NETFLIX の「トークサバイバー」というドラマの一挿話、渡部建の回を観る機会があった。仲間たちに告白するというシチュエーションらしい。とりわけ私にはまった2本を、引用しておく。


俺さ..週刊文春に撮られたんだよ。
思ったよ。「容赦ねえな」って。「こんなことまでするか」..
回りも言ってくれた。「容赦ねえよな」「血も涙もないよな」..
でもさ。最近聞いたんだ。
俺が出た週刊誌の号、
売上部数が50万部とか60万部。
オンラインの記事で8000万PV。
切り抜きの号外、他のメディアに貸す記事の使用料..
売上げ4億だってよ。
俺は思ったよ。
そりゃ容赦しねえよな。

おい! 1年前の俺!
友人に頼まれて「結婚式でスピーチしてくれ」って言われる。
わかるよ。怖いだろ。
でも、勇気出して行けよ。
めちゃくちゃウケるぞ!
もう、マイクの前に立っただけでクスクスきて、
「夫婦生活の成功の秘訣は隠し事をしないこと」って言ったら、
会場が割れんばかりにウケるぞ!

 ..[;^J^]。私自身は(事件の当初はともかく)もう彼に特段の悪印象をもってはいない。(ジャンポケ斉藤とは異なり)犯罪行為ではないし。プライドが高かった彼が、ここまで自虐・汚れに振り切れるのであれば、(地上波のハードルはまだまだ高そうだが)もはや完全復活と言えるのではないか。(人柄も円くなったらしいし。[;^J^])

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*2024年10月09日:ミュシャ展/ルイーズ・ブルジョワ展


 雨。7:27のバスで発つ。9:07、府中駅。ちゅうバスの発車時刻は9:30で、9:41、府中市美術館。10:00開館なのだから、今後は30分後ろ倒しにして、10:00府中駅発のちゅうバスで10:10過ぎに美術館着、で十分だな。[;^J^]

 「アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界」(〜12月1日(日)まで)である。なかなか興味深い展覧会であるし、メジャーな作品から珍しい(展覧会では観たことがない)作品まで展示されているが、もういちいち図録のスキャンも画像検索もしませんよ [;^J^]。みなさんご存知の、ミュシャなんですからね。

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 ただ、これだけはスキャンして添付しておこう。上段が「たそがれ」、下段が「あけぼの」。これは、もう何年前(20年以上前?)になるのかな。浜松の駅前の(当時はまだあった)「フォルテ」の地下で開催されたミュシャの展示即売会で、見かけたものなのである。概して縦長が多いミュシャ作品の中で、横長かつ実にナチュラルな(セミ)ヌードということで惹かれたのだが、(確か「あけぼの」の方だったと思うが)100万以上の値付けで、手が出なかったのである [;^J^]。久々の嬉しい再会である。もちろん、買えないんだけどさ。[;^.^]



 11:35に退出。府中駅前の「EXCELSIOR CAFFE」でパスタポロネーゼを食べてから、六本木へ。13:35、森美術館。「ルイーズ・ブルジョワ展 地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」(〜1月19日(日)まで)である。

 受け付けカウンターで音声ガイド(600円)を購入しようとしたら、新千円札を使えない [;^.^]凸。担当者を入念にいじりつつ旧札を捜し出して購入したら、音声ガイドの実体は、QRコード(URL)。これをスマホで読めというわけだ [;^J^]。「そういうことならスマホのイヤフォンを取りにロッカーまで行きますので ["^.^]凸」、と、わざわざエスカレーターを降りてロッカーまで行ってイヤフォンを取りだしてきて会場に入ってURLのサイトを開いてみたら、この音声ガイドサイトの音声というのは、テキストを読み上げているだけなのである。イヤフォンは要らないのである ["^.^]凸。そんならそうと最初に言ってくれよな。["^.^]凸(それにしても金を払って「コード」を買うという行為は、遥かな昔、街中に銀紙を貼った(夜にならないと中が見えない)自販機があった頃、それで「電話番号」を買ったことを、想起したりしなかったり。[;^J^])

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 左から、「かまえる蜘蛛」「自然研究」「カップル」



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 「ヒステリーのアーチ」「心臓」「罪人2番」で椅子を囲んでいるのは、防火扉。



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 「父の破壊」「蜘蛛」「家族」



 退出時刻は16時を過ぎていたかな。17:21、鶴ヶ峰。サイゼで夕食、時間調整。20:00にキャバクラ“D”。

 Aさんに貸していた吾妻ひでおの「天界の宴」と「きまぐれ悟空」を返してもらう。どちらも面白かったとのこと。「天界の宴」に収録されているのは、「不条理日記」「メチル・メタフィジーク」「どーでもいんなーすぺーす」という、ガチのSF(それも、ディープな(あるいは古い)SFファンでないと元ネタがわからないパロディSF)なので心配していたのだが [;^.^]、「わけがわからないなりにそれなりに面白かった」ようであり、ひと安心 [;^J^]。いちいち解説したりするとうざいので、ポイントを絞って数ヶ所だけ、たとえば「親殺しパラドックス」とか「ロボット工学三原則」について簡単に説明すると、興味を示して(感心して)くれた。(「この話は三原則が存在する世界なのに、このロボット刑事はいきなり人を殺すし食ったりするでしょう」、とか。)かわりに、「エイト・ビート」と「魔ジョニアいぶ」を貸す。

 22:25に帰宅した頃には、雨はやんでいた。

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*2024年10月10日:電気代の推移


 10月5日までの電気の使用量/使用料の推移である。(水色で示したのが、横浜の新居での使用量/使用料。緑字が、それに対応する前年度の(浜松のアパートでの)数字。)

2022年09月分(08/08 - 09/07)251kWh8513円
2022年10月分(09/08 - 10/10)282kWh9644円
2022年11月分(10/11 - 11/08) 174kWh 6109円
2022年12月分(11/09 - 12/07) 177kWh 7073円
2023年01月分(12/08 - 01/10) 374kWh 15590円
2023年02月分(01/11 - 02/07) 305kWh 10488円
2023年03月分(02/08 - 03/07) 267kWh 8845円
2023年04月分(03/08 - 04/09) 196kWh 6239円
2023年05月分(04/10 - 05/09) 162kWh 4692円
2023年06月分(05/10 - 06/07) 171kWh 4771円
2023年07月分(06/08 - 07/09) 212kWh 5573円
2023年08月分(07/10 - 08/07) 293kWh 7202円
2023年09月分(08/08 - 09/07) 321kWh 7570円
2023年10月分(09/08 - 10/30) 245kWh 7360円
2023年11月分(10/06 - 11/05) 306kWh 9336円
2023年12月分(11/06 - 12/05) 361kWh 11058円
2024年01月分(12/06 - 01/05) 403kWh 12428円
2024年02月分(01/06 - 02/05) 463kWh 14416円
2024年03月分(02/06 - 03/05) 430kWh 13463円
2024年04月分(03/06 - 04/05) 431kWh 13527円
2024年05月分(04/06 - 05/05) 304kWh 10027円
2024年06月分(05/06 - 06/05) 298kWh 10286円
2024年07月分(06/06 - 07/05) 304kWh 10954円
2024年08月分(07/06 - 08/05) 403kWh 14617円
2024年09月分(08/06 - 09/05) 412kWh 13283円
2024年10月分(09/06 - 10/05) 337kWh 10824円

 曇天。小雨。午前中に晴れ間。明後日(10月12日)の、ユーロスペースのチケットを4枚、購入する。「シュルレアリスム映画100年祭」である。

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*2024年10月11日:首都高ドライブ 海ほたる


 快晴。久々にちょっと気合いを入れて掃除する。[;^J^]

 首都高克服プロジェクト。東側に未踏破路線が多いので、片付けておかなければならない [;^J^]。何か適当な目的地はないかと地図を眺めていたら、東京湾上の「海ほたる」が目に入った。昔から気になってはいたものの訪れる機会が無かったので、ちょうどいい。

 というわけで、12:40に出発。保土ヶ谷バイパス → 首都高神奈川2号三ツ沢線 → 首都高神奈川1号横羽線 → 首都高神奈川6号川崎線 → 東京湾アクアライン。13:30過ぎに到着。わりと近いな。

 なるほど。立派なPAであり、観光の目的地たりうる。5Fの「オーシャン・キッチン」で遅い昼食(「ビーフシチューと天然海老フライ&ずわい蟹のクリームコロッケ」)。

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 わたくし的には、一番のみどころは「カッターフェイス」であった。



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 左から、展望デッキから川崎側の眺め、木更津側の眺め、4Fサウスキャビンからの眺め。



 16時に発つ。東京湾アクアライン → 川崎浮島JCT → 首都高湾岸線 → 大黒JCT → 首都高5号大黒線 → 生麦JCT → 首都高神奈川1号横羽線 → 金港JCT → 首都高神奈川2号三ツ沢線 → 横浜新道 → 藤塚IC → 保土ヶ谷バイパス → 本村IC → 厚木街道(神奈川県道40号)。

 17:33、帰宅。行きは50分、帰りは90分。曜日/時間帯次第だわな。

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*2024年10月12日:シュルレアリスム映画×4


 快晴。8:51のバスで発ち、鶴ヶ峰駅前の松屋で朝食。今日は昼食抜きになりそうなので、「早めのブランチ」として、いつもより少しだけ多めにする。

 10:40、渋谷ユーロスペース。「シュルレアリスム映画100年祭」である。全7プログラム中、今日は4本、片付けに来たのである。もしかすると荒行かも、と、今頃になって気がついたが、もう遅い。[;^J^]

*謎の巨匠 ルネ・マグリット

 ..で、いきなりやってしまった(ようだ)[;_ _]。ドキュメンタリーにしては、話がつながらなさすぎる..もしかすると、何度か寝落ちしてた?..[;_ _][;^.^] これはリベンジする必要があるなぁ。くそ、1300円の大損害である..[/_;][;^J^]

*皆殺しの天使

 これは、何十年も昔に(テレビかビデオかも記憶がさだかでないが)観たことがあるような気がするが、なんとまぁ、新鮮な目で観られることよ [;^.^]。物理的に閉じこめられたのではなく、「なんとなく、出られない」「なんとなく、外から入ることもできない」という設定が、見事である。現在この設定で作ると、性描写/暴力描写がもっと遥かにえげつないことになるはずだが、この程度で(若干物足りなくはあるが)抑えられているのも、いいバランスかも知れない。まぁ私などは、この設定なら「徹底的に殺し合って全滅するか(それこそ「皆殺し」)、ひとりだけ脱出に成功する」ぐらいまでやったれ、と思ったりする、下司野郎なのでありますが [^.^][;^.^]。この不条理状況が始まったときと同じ「配置」を再現する、という脱出方法は、面白い。

*マックス・エルンスト 放浪と衝動

 これは見応えがあった。さまざまな作品にフォーカスされているが、そのなかのひとつ「天使の声」をストラヴィンスキーが絶賛したというのは、心強い。この作品の「リズム」にフォーカスしているのは、まさしく我が意を得たりである。(「幻想美術選」の「第1回」で採り上げた、私にとって、まったく特別な作品なのである。もしも私の死後に記念碑が建造されるのであれば、この作品を(著作権処理の面倒をかけるが)展示していただきたいと思っている。)この映画の全編にわたってストラヴィンスキーの音楽が鳴っているが、この作品で「リズム」に言及したせいか、この前後から「春の祭典」が目立ち始める。

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 エルンストはひと頃、穴をあけた罐に流動性の絵の具を入れて、水平に置いたキャンバスの上で紐を付けて振り回す、という手法を使っていたが(例えば、左図「非ユークリッドの蠅の飛翔に困惑する青年」)、若きポロックがエルンストに乞うてこの手法を学び、のちにアクション・ペインティングを創始するに至った..と、従来から類書で読んでいたが、この映画でもそう語られていた。


*アンドレ・ブルトン ドキュメンタリー集

 『アンドレ・ブルトン あらゆるものにもかかわらず』『野性の目』『2003年3月31日、オテル・ドルーオ』の3編。彼の生涯と業績を3回もなぞっても仕方がないのだが..と思っていたら、2作目は、彼の部屋の有名な「コレクション」が主役。そして3作目は、彼の死後、その厖大なコレクションが(多くの反対/懇願も顧みられず)ついにオークションにかけられて散逸してしまう、その直前の(オークション会場の)ドキュメンタリーなのであった。

 三連休初日の土曜日の夜の渋谷をなめたらあかん [;^J^]。大混雑で、しばし居酒屋難民。20時過ぎに、まんだらけのすぐ近くの「一休」という店に入れた。ここは廉い。値段なりの品質だとは思ったが、バランスは取れているので、文句はない。21:50に退出。

 23:13、鶴ヶ峰。約30分後に徒歩で帰宅。

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*2024年10月13日:キングオブコント 2024


 昨夜予約録画しておいた「キングオブコント 2024」を、うっかりネットニュースの見出しが目に入ったりするなどしてネタバレされてしまう前に、さっさと再生する..というこの日記が(一部の読者にとっての)ネタバレになってもいけないので、(まぁ、あなたがこれを読む頃には、もう結果はご存知かも知れませんが)優勝者は伏せておく。ただし、決勝のネタには触れたいので、どこが決勝に進んだのかまでは、書く [;^J^]..という微妙なネタバレ日記なので、録画や配信で視るまで、いっさいの情報を知りたくない、という読者は、ここで離脱!



*ロングコートダディ
花屋に花束を買いに来た、上から目線でダメだしする客に、静かに切れていく店員。審査員の山内が指摘していたが、花自体でボケずに、ある意味、静かに進行していく。いい出来だと思った。
*ダンビラムーチョ
ふるさと祭り。「富安四発太鼓」の保存会の最後のひとり。1曲の中で4発しか叩かないという縛り(伝統)がある。曲の序盤ですぐに叩ききってしまったり、間違えて4発目を叩いてしまって手持ちぶさたの空気感になったり。
*シティホテル3号室
通販番組の過剰演出に巻き込まれた(つき合わされた)タレントレポーター。二段階の裏切りというかネタバラシをした上で、この設定を繰り返す。非常に好み。
*や団
工場の休憩室。正義感の強すぎる社員が、同僚が窃盗犯ではないかとアメリカの警察(あるいは刑務所)なみの取り調べを行う。
*コットン
延々とヌイグルミ遊びをする子どもを見守る大人。ヌイグルミ遊びの中の微笑ましいラブストーリーがドロドロになり、感情移入してしまった大人がついに介入してしまう。
*ニッポンの社長
野球部。やたらと上手いが唯一の欠点として声が小さすぎる選手。
*ファイヤーサンダー
わたくし的には、今大会の最高傑作。「毒舌散歩」という番組で毒舌ロケをするタレントに警察が訪れ、同行せよという。(毒舌すぎる突っ込み(犯罪者呼ばわり)がもしや名誉毀損等に該当してしまったのか?と)タレントは不安がるが、実は..見事な二段落ち。年に数回も爆笑したりしない私が、思わず(何度も)吹きだしてしまった。[;^.^]
*cacao
部員が2人しかいない野球部。グラウンドを貸してもらえないので練習できない。狭い部室で壊さないように(絶対に窓とかを割らないように)顧問も含めて3人で全集中で練習する。動きが速く、フィジカルな面白さは文句なしだが、やや単調に流れたか?
*隣人
PCでタイプして飼い主と会話する、頭が良すぎるチンパンジー。あまりに人間的になりすぎて怖いので、動物園に手放したいのだが..後半、直立歩行して迫ってくるところは、確かにホラーであった。[;^J^]
*ラブレターズ
部屋から出てこないひきこもりの子どもがいる夫婦の会話というか喧嘩。子どものジャージーからどんぐりが出てきたので混乱する。部屋から出ているのか!? PCで調べたら、彼はどんぐりチャンネルというユーチューブをやっていた..感動的な傑作である。

 決勝に進んだのは、以下の3組。

*ラブレターズ
季節外れの海辺で黄昏れている女にナンパをしかけるチャライ外人。女はなんと坊主頭だった。ジュビロ磐田の熱狂サポーターなのだが、彼女が自分でバリカンをかけている背後で、外人が魚釣りに格闘している絵づらが異様。[;^.^]
*ロングコートダディ
ファンタジー設定。死の刻印を解きにきた者が(壁に封じられている)ウィザードに問いかけるが、その言葉がわからない。(字幕が出るので、客にはわかる。)要するに、外国語を聞き取れない状況の風刺である。多分。[;^J^]
*ファイヤーサンダー
部員が9人しかいない弱小野球部の部室の近くでタバコを吸う不良。おまえらが甲子園に行けたら、全裸でフルマラソン走ってやるぜ!、と、悪態をつくが..

 結果は、内緒。[^.^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Oct 17 2024
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