2023年07月31日:竣工立ち会い/テート美術館展 2023年08月01日:「THE CONTE」 2023年08月02日:なんとか収まるか? [;^J^] 2023年08月03日:8〜9月の展覧会観覧予定 2023年08月04日:板材購入 2023年08月05日:Sci-con2023 第一日 2023年08月06日:Sci-con2023 第二日/幻獣神話展]目次へ戻る 先週へ 次週へ
夏オフ明け。7時前にチェックアウトして、天王台から常磐線。7:56、東京。さすがは平日、それなりの混み具合 [;^J^]。銀の鈴待合所の大型コインロッカーにシンセを入れて身軽になり、9:01、鶴ヶ峰。10:00にアポしていたところ、9:25に新居に着いてしまったが、結果的に正解。外構業者は既に来ていて、30分以上前倒しして、外構の施行状況の確認と打ち合わせができた。(9:50まで。)10時頃、ミサワホームのTさんとAさんが来て、内部の確認。
コンセントの形状が打ち合わせ時点と違うことを指摘。また、書庫の(屋根裏部屋(ロフト)への)ハシゴの引っかけ位置の修正を依頼。インフラ(ガス、電気、水道)の契約のし直しの件と火災保険についても確認。
12時過ぎに発ち、ちょうどいいバスがないため、鶴ヶ峰駅まで歩く。(トホホ。[;^.^])12:49に鶴ヶ峰を発つ明治神宮前直通便、ここでメトロに1回乗り換えて、13:47、乃木坂。便利。国立新美術館 のカフェテリア カレで食事。
14:45、「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」(〜10月2日(月)まで)。ちなみに、基本的に図録からスキャンしているが、図録の造本上の制約から十分に開ききれないので、左端から光が入っているケースが多々あるが、ご容赦。[_ _]
左から、ジョゼフ・ライト・オブ・ダービーの「噴火するヴェスヴィオ山とナポリ湾の島々を臨む眺め」、ウィリアム・ブレイクの「善の天使と悪の天使」、ジョン・マーティンの「ポンペイとヘルクラネウムの崩壊」。ダービー作品は実にキャッチーなのだが、よくよくみると、大味な気もするなぁ [;^J^]。ブレイク作品は、半世紀以上の付き合いとなる。なかなか不気味なイメージである。ジョン・マーティン作品も、大味っちゃー大味なのだが、ここまで振り切れてしまうと、すみません、まいりましたとしか。[;_ _][;^J^]
しかしながらこのセクションでもっとも衝撃を受けたのは、「パンデモニウムへ入る堕天使」(幻想美術選)の作者が、「ジョン・マーティン」ではなく、「かつてジョン・マーティンに帰属」とされていたことである! [;^.^] なんということだ、「幻想美術選」でも書いているとおり、私にとって「幻想絵画」の代名詞的存在であるこの絵画の作者が、ジョン・マーティンではなかったとは! いやもちろん、この作品の価値がいささかなりとも減じるものではないのだが。
ターナーの代表作が3点も来ている。左から、「陽光の中に立つ天使」、「陰と闇 ─ 大洪水の夕べ」、「光と色彩(ゲーテの理論)─ 大洪水の翌朝 ─ 創世記を書くモーセ」。「陽光の中に立つ天使」は「旧約聖書に書き記されたる“悪”」を「光の天使」が照らし出している、という宗教的なヴィジョンなのだが、そういう「意味」を離れても、実に壮大なイメージであると思う。
左から、エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズの「愛と巡礼者」、ジョン・ブレットの「ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡」、ヴィルヘルム・ハマスホイの「室内」。ハマスホイ作品は、先年の展覧会に観に行けなかったので、敵討ち。[;^J^]
現代美術(インスタレーション)ジャンルからは、写真で2点、ご紹介。(本展は、一部の禁止作品を除いて写真撮影が許可されている。)左写真は、デイヴィッド・バチェラの「ブリック・レーンのスペクトル 2」。中写真と右写真は、オラファー・エリアソンの「星くずの素粒子」。
エリアソン作品は、要するに、手の込んだミラーボールであるし、2014年にもなって「星くずの素粒子」というタイトルをつけるというセンスも、なんともダサい(すみません。[;_ _])確かにキャッチーだし、ご覧のとおり人気をさらってはいるのだが、「遅れてきた20世紀の作品」ではないだろうか。それよりも、日没後のロンドンの通りの喧噪から想を得て制作されたというバチェラ作品の方が、遥かにスタイリッシュで「未来的」だと思う。
17:30に退出。東京駅に戻り、銀の鈴のコインロッカーからシンセを取りだして、18:27のこだまで、20:19、浜松。タクシーで帰宅。
本日の新居の「取材」写真を見返していて、書庫の照明の長さが短いことに気がつき、可能ならば修正するよう、ミサワホームにメールした。出来ない場合は、別の手を打つ必要がある。
目次へ戻る早朝、雷を伴うにわか雨。すぐに快晴、猛暑。朝いちで車で出て、市役所で住民票、印鑑証明。りそなで現金を下ろす。蜆塚の郵便局で2万円分の印紙を買う。
昼食は「喜慕里」で餃子定食。からあげも注文したのだが、これが670円とは到底信じられない、すごい量がやってきた [;^.^]。どう見ても3人前である [;^.^]。美味いが当然食いきれないので、テイクアウト。今夜の夕食どころか、明日の朝食もこれで賄える。[;^.^]
7月29日に録画しておいた「土曜プレミアム・THE CONTE」を再生する。MCは東京03とかまいたち。なかなかの傑作/佳作が多かったと思う。
チョコレートプラネット目次へ戻る「もしもピアノが弾けたなら」。「ドレミの歌」のパロディから発想したのだろうなぁ。悪くない。ロッチ「お約束」。例の「押すなよ」「押すなよ」を仕掛けてくる異国の現地人とのディスコミュニケーション。まことにくだらない(誉め言葉である)。ハナコ「終わる靴屋さん」。廃業前日の街の靴屋さんの、「最後の客」になろうとする闘争 [;^.^]。これ自体、よいネタだと思うが、さらにこの靴屋は実は..という、二段階のオチがある。MCたちが指摘していたように、表情の演技が上手い。ジャルジャル「音楽の補習授業」。うーむ、これは私の琴線を触ってくれなかった。[_ _][;^J^]さらば青春の光「野球人生」。野球の練習時の「声だせーーーーっ!!」という監督の指示に応えるためにピンマイクを付ける選手。[;^J^]かが屋「千羽鶴」。設定が面白い。入院しているクラスメートのためにクラスの全員が折った千羽鶴は、実は少し前に入院していて今は退院している別のクラスメートのために作られたものだった。まさかのお下がり!? と思わせておいて、二段構えの(考えようによってはおぞましい [;^.^])オチ(真相)へ。かまいたち「絵描き」。これはいまいちはまりませんでした [_ _]。相手の姿をひたすら「豚」として描き続ける、街の絵描き。東京03「いつも通り」。典型的な東京03パターン。舞台ならば15分ぐらいかけるのではないだろうか。三人三様の感情の(緩やかな)動き、それがある時点で限界を突破して爆発するさまなど、まさに職人芸である。レインボー「コンビニ」。深夜のコンビニ。ヘルプではいったコンビニバイト。相棒である先輩バイトは、「とても接しにくい」人だったが..この「先輩」の「キモイ(しかしそれだけではない)」人物造形が、絶妙。ラバーガール「保育園」。このネタよりも、このあとのトークの中で紹介された彼らの TikTok(5本)の方が面白かった。[;_ _][;^J^]ニューヨーク「イケメンボーカルユニット」。イケメンのボーカルユニットの(悪意ある [;^J^])パロディ。あまりに(あるあるの)完コピであり、それ以上のものではないのだが、いちおう楽しめる。ロングコートダディ「あくまで提案」。ママ友同士の電話での諍い。それぞれ調理中の揚げ物をほったらかしにしていたため、意外なバッドエンドとなる。[;^J^]ライス「名産」。とある名店(料理屋)の大将は、良い店というのは職人の腕は二割程度、あとの八割は全国から集まる名産によるものだ、と説明するが、実は仕入れている食材はまったく知られていない、名産でもなんでもないものであり、大将の腕一本で美味い料理にしていたのであった..のはいいのだが、それにしても紹介される食材が、「栃木の鯖」「渋谷の醤油」「日暮里の雲丹」..[^.^]青色1号「居酒屋」。「ねぎトロ玉子」を「ねぎトロ王子」と読み間違えて注文してしまったヤンキーを、ひたすらいじり倒す(だけ)[;^J^]。こういうシンプルなワンアイデアものは、嫌いではない。空気階段「島の方言」。その島では、標準語の普通の語彙が、とんでもなく品性下劣な意味を持ってしまったり、あるいはその逆だったりするのだった。空気階段としては標準的な出来かと思うが、しかしこのネタを地上波で流せたことは、評価に値する。[;^.^]Aマッソ「交差点」。交通事故の被害者となったヤンキーが、いまいち(どころではなく)一般常識がなく、修理代とか治療費を請求できることを知らず、逆に、加害者側から、なんとか請求させようとする。ほのぼのネタといっていいのかな。[;^J^]
早朝、狐の嫁入り、虹。すぐに快晴、暑い。(← こんなことばっかしてると、文章が書けなくなるぞ、ChatGPT に駆逐されるぞ。[;^.^])
8月上旬に訪問する予定の各展覧会のチケットを購入。8月11日の関内のカプセルホテルを予約。
ジム。ビックカメラで iPhone case 購入など。
引越業者のハトのマークに電話した。折り返し待ち。
月曜日に、新居の要所要所の寸法を測ってきたので(図面から読みとりきれないこともあるのよ)、それに基づいて家具配置パズル。いつのまにか(これから購入する予定の)カメラ・レンズ用防湿庫(2台)を置く場所がなくなっていたのだが、なんとか捻出する。[;^J^]
目次へ戻るざっとこんなところかな。
東京都美術館
「マティス展」
〜8月20日(日)まで
東京国立博物館
「特別展「古代メキシコ −マヤ、アステカ、テオティワカン」」
〜9月3日(日)まで
あべのハルカス美術館
「超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA」
〜9月3日(日)まで
東京国立近代美術館
「ガウディとサグラダ・ファミリア展」
〜9月10日(日)まで
サントリー美術館
「虫めづる日本の人々」
前期:〜8月21日(月)まで
後期:8月23日(水)〜9月18日(月・祝)まで
静嘉堂@丸の内
「あの世の探検 ―地獄の十王勢ぞろい―」
8月11日(金・祝)〜9月24日(日)まで
山種美術館
「日本画に挑んだ精鋭たち」
〜9月24日(日)まで
東京オペラシティ アートギャラリー
「野又穫 Continuum 想像の語彙」
〜9月24日(日)まで
泉屋博古館東京
「楽しい隠遁生活 ―文人たちのマインドフルネス」
9月2日(土)〜10月15日(日)まで
ポーラ美術館
「シン・ジャパニーズ・ペインティング 革新の日本画」
〜12月3日(日)まで
岡田美術館
「歌麿と北斎」
〜12月10日(日)まで
11時過ぎに出て、「餃子の砂子」。餃子は(私の舌には)特段の個性は感じられなかったが [_ _]、合わせて注文した「スタミナ飯」が、美味かった。[^J^]
湯風景しおりで1時間ほど日光浴してから帰宅。
目次へ戻る晴天。朝方、大坂内科医院で診察というか相談1件。9時過ぎに帰宅。
都田のカインズへ、板材を買いに行く。55型テレビの台の下に敷いて、高さを少し高くするためである。(パソコンのモニターとして使うには、低いので。)
必要なサイズは、W50×D30×H5cmであるが、ジャストのものは(もちろん)ない。結局、210×50×3のラジアタパイン集成材の板を購入して、これをカットしてもらった。30×50×3を2枚取って、これを貼りあわせればいいのだが、150×50×3が余ってしまった [;^J^]。使い道がないが捨てるのももったいないので、長手方向に4等分してもらった。転居後、運が良ければなにかに使えるだろう。[;^J^]
昼食は、「日歩未」でデラックスらーめん醤油。湯風景しおりで日光浴してから帰宅。
目次へ戻る快晴。6:15に発ち、浜松から7:23のひかりで、9:25、浦和。駅の目の前の「浦和コミュニティセンター」が、「第61回日本SF大会 Sci-con2023」の会場である。
この白い恐竜は、動きがなかなかリアルであり、感心した。ご覧のとおり、シロクマのぬいぐるみが操縦している。
開会式に先だって、すでにヒトコマ目の諸企画がスタートしている。(論理的に歪んでいるタイムテーブルだと思いますが。[;^J^])まずは「机上論理学会論文発表会」の小ネタ群を、ウトウトしながら聴講する。
開会式。右写真は、星雲賞受賞諸氏。(右端の)鶴田謙二氏がこんなに立派な体格の人だとは想像しておらず、驚きました。[;^J^](もっと繊細で病的な人かと..すみません。[;_ _][;^.^])
下のフロアで昼食を取ったあと、ディーラーズルームをざっと回る。永野のりこさんから、クリアファイルなどをいただく。(吾妻ひでおつながりで、顔を憶えて下さっているのである。[_ _])「酒場SF映画「REUNION」上映」という企画で、映画を観る..またしても冒頭しばらく寝オチしていたのでストーリーの把握がいまいちではあるが [;_ _]、ムードは悪くない。
「クトゥルー狂言「龍宮之使」ほか」という企画では、日本初(従っておそらく世界初)の「クトゥルー狂言」の上演のビデオを鑑賞。伝統と約束事の枠内で、しかしその制約を外側に向かって侵犯しつつ、非常にバランスよく仕上げていることに感心した。(クトゥルーにするんだからなんでもありだ!では、そもそも狂言にする意味がなかったりとか、ね。)
「すちーむぱんく研究会」の展示。今回、なぜか一眼レフ(D850)を持参するのを忘れており、まぁ iPhone で大体いっかー、と、思っていたのだが、ここで後悔。これらはじっくり(芸術的に [;^J^])撮りたかった。
「人型ロボットパネル」を聴いて、初日は終了。20:18に浦和を発つ湘南新宿ラインで、20:40、上尾。20:50、ホテルにチェックイン。すぐに外出し、「炭火焼 誠や」という店で、1時間ほどエネルギー補給。(生中、やきとり、やきとん、ささみ串、御茶漬け。)
目次へ戻る8:20、チェックアウト、8:50、会場。
「赤井孝美の「DAICON IV 40周年」と「日本沈没の逆襲」」は、面白い話題満載だったという記憶はあるものの、それらの詳細がどうにもこうにも..[;_ _] 「素晴らしきパニック映画の世界」の内容は、これはかなりはっきり憶えているぞ [;^J^]。未見の映画も多いので、大変参考になった。
閉会式はぶっちして、同時間帯に開催されている「明治大学が収蔵する柴野拓美資料の整理報告会」を聴講。担当の福地健太郎教授が(まだ非公開の)資料のスライドを紹介するのだが、それらに含まれている疑問点・不明点について、会場内の古老たちから次々と情報提供がなされるのは、なかなかのみものであった。ちなみにいまだ非公開というのは、整理が全然追いついていないからだということもあるが、特に書簡類など、著作権処理がややこしいものがたくさんあるからである。
15:00過ぎに会場退出。15:21の便で、15:55、有楽町。交通会館で「幻獣神話展]」である。会場について図録を手にとって初めて知ったのだが、この企画、今回が最終回なのである。残念であるが、「スポンサー無し、作家の参加費用無し、入場無料での開催はこれ以上継続するのが困難」、といわれれば、なるほど..としかいいようがない。これまで本当にありがとうございました。[_ _][^J^]
最終回に相応しく、内容がよい。(写真撮影禁止なので、以下、いずれも図録からのスキャン。)左は、石野平四郎の「- My Barometz -」。右は、山脇隆の「Bar Mt. MADNESS」。こういう住居に棲んでみたいのよ [;^.^]。私は基本的には、ルドン/モロー/エルンスト/ダリ系なのだが、同時にボス/ブリューゲル系だからね。(わからなければいいです。[;_ _][;^J^])
左は、craft factory SHOVEL HEAD/宇田川誉仁の「河童」。右が、米山啓介の「无真像」。
非常に心惹かれた作品がある。もちろん高いは高いが、買えないほどではない..普段ならば我慢するところだが、どうせこれからまだまだ、引越費用/家電一式買い直し/家具買い足し/ガーデニング/火災保険などなど、大散財が続くのである。「ウン十万なんか誤差だ!」、というのは間違いではないのである。[;^.^]
..ここは、運を 邪神に 天にまかせることにした。この展覧会の会期中、もう1回、来る機会がある。そのとき売約済みになっていれば、それまでのこと。もしも売れ残っていたら..私が責任をもって保護するしか(なぜ![;^.^])
16:30、退出。東京から17:03のひかり。18:27、浜松。雨になっている。19:10、帰宅。
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