2022年11月28日:席次について 2022年11月29日:国宝展W、敗者復活![;^.^] 2022年11月30日:乗り負ける人 2022年12月01日:12〜1月の展覧会観覧予定 2022年12月02日:「定本夢野久作全集」完結 2022年12月03日:響きあう名宝展/鉄道と美術の150年展 2022年12月04日:パリ・オペラ座展/竹内栖鳳展目次へ戻る 先週へ 次週へ
この歳になって、知りました..[;_ _] 車の席次については、「後部右窓側が1番えらい人、後部左窓側がその次、後部真ん中が3番目、助手席が一番下っ端」、と、中高生の頃から知っていた(憶えていた)のだが..
今を去ること37年ぐらい昔かな。入社2年目ぐらいのペーペーの私が、ひとりで休日出勤していたところ、同じく休日出勤してたのか、ふと立ち寄ったのか、社長(創業者)と部長に見つかって、「おー、たいへんだな、がんばっとるな。どうだ、一緒に昼飯食いにいかんか!」
うちの会社には「運転手」という職種がなく、役員だろうが社長だろうが自分で運転するし、そもそも運転したがる。このときも社長と部長が俺の車を出すいやいや私が..と争ったあげく、社長の車で行くことになり、社長がハンドルを握り、助手席には部長が座り、私は後部シートの右窓側で、なんとも居心地の悪い思いをしたものであるが..
..なかなかのマナー違反だったよね、と、懐かしく想い出しながらネタにしようとして、いちおうネットで確認してみたら..なんと、この場合はこの座り方で正しかったのか!(「社会人の常識!? クルマのビジネスマナー」)..知りませんでした..[;_ _][;^.^]
目次へ戻る11月15日の「国宝展W、ロスト [/_;]」事件のあとも、諦めきれず未練たらしく(← これをうっかり「女々しく」などと書いてしまったが最後、きょうびはキャリアが終わりかねないので注意が必要なのだが [;^.^])ときどき「東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」」のサイトを覗いていたのだが、今朝アクセスしたところ、12月5日(月)に臨時開館され、その受付開始が今日の正午だという情報が! 危ないあぶない、見落とすところだった!
12:00ならば、昼休みである。少し前から、サイトのリロードを何度か行い様子をみておいて、正午になると同時にクリック! 瞬時にアクセス殺到アクセス不能 [;^.^]! 数百人(数千人?)が同じことをやっているのだ。ほぼDDos攻撃である(すみません [;_ _][;^.^])。落ち着いて(慌てず急いで)何度か繰り返し、ブラウザを開きなおすなどして..アクセスできた! 取れた!\[^O^]/\[^O^]/\[^O^]/ 12月8日(水)を不就労日とする予定だったが、12月5日(月)にスライドする!
ちなみに、この展覧会のチケットは、ネットかコンビニ(ファミマ)でしか買えない。(窓口販売は、無しである。)ファミマの端末でも、正午からの早い者勝ち競争だったのだろうか? 事実上、そんなことは不可能ではあるまいか? それと、これも気になるのだが、ファミマ分のチケットは別枠だったのだろうか? 同じ箱だったのだろうか?
そもそもキャパオーバーの展覧会なのである [;_ _]。世が世ならば(コロナ以前ならば)連日3〜5時間待ちの行列で、会場内は最密充填必至。それを、ほどほどの人口密度に抑えようというのだから、希望者全員が観ることは、できないのだ。そこで、抽選なり早い者勝ちなりになるのは、やむを得ないこととはいえ..現状では、PCにせよファミマの端末にせよ、機械操作が苦手な人には不利である(あるいは門前払い)。電話や窓口販売の枠を残しておいてもいいんじゃないかなぁ..いずれもコストアップ要因だし、特に後者は安全管理が大変だということは理解しているが..
もうひとつ。先日の日記で、「平日の10:00スタートで昼休みまでに完売なんて、まともに仕事をしているサラリーマンは、購入不可能ではないか!」、と、悲憤慷慨したのだが、今回は正午スタートだったということは、少しは反省した(指摘があった)のだろうか?
目次へ戻る電車あるあるをひとつ。どなたも経験されていることである。
乗車客は、ドアの左右両側に並んで待っている。降車客は、ドアが開くと中央から降りてくる。降車客が全員降りてから左右両側から乗車を始める場合は問題ない、しかしまだ降り切っていないときにたとえば左側から乗り始めると(それは多少ともルール違反なのだが)、降車客の流れは右側に押され、右側の乗車客が乗り込むことはできず、ますます左側から乗車客が吸い込まれていく。
あるいはたとえば新幹線。自由席車両の前側ドアと後側ドア。降車客が正確に二等分されるわけがなく、どちらかに偏る。そして、前側降車客の方が人数が少なかった場合、後側ドアからはまだどんどん降車客が降りてきていて乗り込めないにも関わらず、前側ドアからの降車客はもう終わっていて、どんどん乗車客が乗り込んでいく。そして後側に並んだ乗車客たちは、前から乗り込んだ乗車客たちによって座席を奪われていくありさまを、なすすべもなく、哀しい視線で眺めやることしかできない..
そして私は、ほぼ8:2の確率で、「負け組」側に並んでいるのである..何故だ..[;_ _][;_ _][;_ _]凸
目次へ戻る今週末(土日月)に5つ片づけるので、1月末までは、あとはこんなものかな。(見落としはあるだろうが..)
サントリー美術館
「京都・智積院の名宝」
前期:〜12月26日(月)まで
後期:12月28日(水)〜1月22日(日)まで
福田美術館
「芭蕉と蕪村と若冲」
後期:〜1月9日(月・祝)まで
根津美術館
「遊びの美」
12月17日(土)〜2月5日(日)まで
出光美術館
「江戸絵画の華」
第1部:若冲と江戸絵画:1月7日(土)〜2月12日(日)まで
国立科学博物館
「特別展「毒」」
〜2月19日(日)まで
山種美術館
「日本の風景を描く ―歌川広重から田渕俊夫まで―」
12月10日(土)〜2月26日(日)まで
大阪中之島美術館
「大阪の日本画」
前期:1月21日(土)〜2月26日(日)まで
後期:2月28日(火)〜4月2日(日)まで
東京都庭園美術館
「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」
12月17日(土)〜3月5日(日)まで
福田美術館
「日本画革命 〜魁夷・又造ら近代日本画の旗手」
1月28日(土)〜4月9日(日)まで
12月は、今週末を別にすると、上京する機会があと2回しかないかも知れないし、しかもそのうちの1回は12月29日である。「年末年始休館」という美術館が複数あるのだが、12月29日は年末に入るのか入らないのか。["^.^]凸
目次へ戻るミサワホームから電話。リバースモーゲージの融資額については、こちらで想定していた金額が確保できそうとのことである。(別に、借りなくても建てられるのだが、トータルで(長生きしすぎなければ [;^.^])廉くつくということと、死後の住居の始末が楽になりますのでね。)また、手配してくださる引っ越し業者が、廃棄物の引き取りや、捨てないものの一時預かりもしてくれるらしい。だとすると非常に助かるのだが、家電なども含めてワンストップでいけるのか、横浜と浜松の両方で対応していただけるのかなどなど、早急に確認しなくてはならない。そしていよいよ詳細設計が始まる。
「定本夢野久作全集 8」が届いた! 重い! 分厚い! それもそのはず、15,400円![;^.^] これが最終巻であり、前回配本の第7巻が発売されてから、2年3か月ぶりとなる。(ちなみに前巻までは、ほぼ1万円でした。[;^J^])小説/童話/評論/随筆以外の「その他全部」の巻であり、断簡零墨に至るまでかき集めて編集するのに時間を要していたのだろう。それでも、ついに初出誌を捜しきれず不完全な形のまま収録されている作品もいくつかあるし、逆に、従来の「全集/選集」には夢野久作の作品として収録されていたものの、調査研究の結果、彼の作品である可能性は低いとして収録が見送られたものも、少なくない。
なんにせよ、この全集は、横浜に移転する「廃墟城」の蔵書群の根幹(基底)となる基礎文献(の一部)なのである。死ぬまでに何度も通読することになるだろう。
渡辺徹、逝去..かなりの不意打ちである。死因は敗血症。享年61..無責任な憶測は書きたくないが、やはり長年の食事習慣が遠因となっていたのだろうか..合掌..
目次へ戻る今日からの3連休(月曜日は不就労日)で都内の美術館めぐりなどをする。曇天。6時前に自宅を発って、バスで浜松駅へ。すき家で朝食。バスロータリーから7:00発の渋谷新宿ライナー浜松2号で、定刻から15分ほど遅れて、11:10、渋谷マークシティ着。有楽町に直行し、12:05、明治安田生命ビル地下1階(というか、丸の内 MY PLAZA)の、土佐料理祢保希(ねぼけ)。ねぼけ定食と、ねぼけハイボール。ちなみにこの店を選んだのは、前回、このビル内の静嘉堂文庫美術館に来た時に、丸の内 MY PLAZA の飲食店のクーポンを貰ったからである。[;^J^]
12:40、静嘉堂文庫美術館。「響きあう名宝 ―曜変・琳派のかがやき―」の、後期展示(12月18日(日)まで)である。
前期から通期展示の作品もあるが、多くは入れ換えられている。伝 長船兼光の「刀 大磨上げ無銘(号 後家兼光)」(画像検索結果)、李士達の「秋景山水図」(画像検索結果)。私はやはり琳派のコレクションが好きであり、尾形光琳の「住之江蒔絵硯箱」(画像検索結果)、鈴木其一の「雪月花三美人図」(画像検索結果)、田中抱二の「夏草図風炉先屏風」(画像検索結果)など。
驚いたのは、酒井抱一の「波図屏風」(画像検索結果)である。これは初見だと思う。左右から押し寄せる波たちが、ただ単に「迫力がある」という形容詞で片づけられるものではなく、どこか意匠化されており、しかも不気味である。
通期展示の「曜変天目(稲葉天目)」(画像検索結果)を、お母さんにだっこされながら覗き込んでいた1歳くらいの子が、「ぼくのおちゃわんのー、いろちがいー」..うん、そうだよ。[^.^]
13:45頃に出て、しばらく、丸の内仲通りを散歩する。ご存知の方も多かろうが、ここには面白いパブリックアートが、点在しているのである。(「丸の内ストリートギャラリー」、画像検索結果)
15:00、東京ステーションギャラリー。「鉄道と美術の150年」(1月9日(月・祝)まで)である。
小林清親の「高輪牛町朧月景」(画像検索結果)は、有名な作品。私は、おなじ作者の「新橋ステンション」(画像検索結果)が好きでねぇ..[^J^] 不染鉄の「山海図絵(伊豆の追憶)」(画像検索結果)は、意外に観られる機会が多い。とにかく異常な作品で、太平洋側から富士山を中心に捉えているというのに、日本海まで描かれているのである [;^J^]。海の中の魚に至るまで描き洩らしていないその細密描写は、これはもう、小さなサイズの画像ファイルではどうにもならん [;_ _]。これを収録している画集/図録もいくつか手元にあるが、スキャンして拡大表示しても、細部はまるで潰れていて..[;_ _]
杉浦非水の「東洋唯一の地下鉄道 上野浅草間開通」(画像検索結果)、里見宗次の「JAPAN: Japanese Government Railways」(画像検索結果)は、いずれも、有名なポスターである。中村宏の「ブーツと汽車」(画像検索結果)..私が贔屓にしている画家であるが、確かに言われてみれば、この人の作品には鉄道をモチーフにしたものが多い。(「中村宏 AND 鉄道」で画像検索してみた。)「幻想美術選」でも、「「円環列車B――飛行する蒸気機関車」中村宏」を採り上げているので、よろしければどうぞ。横尾忠則の「終りの美学」(画像検索結果)は、作品として好きかといわれると正直微妙なのだが [;^J^]、とにかく懐かしい作品なので..
17:00に退出。18:25、鶴ヶ峰の家。竜泉寺の湯に出かけて、2時間ほど入浴と飲み食い。
目次へ戻る快晴。7:51のバスで発ち、9:30、アーティゾン美術館..だから、開館時刻は10:00だというのに早すぎるのがわからんのか [;^.^]。単に寒いだけではなく、そこそこ風も強いというのに..[;_ _] たまらず、ビルの前のエレベータで地下に逃げるが、そこはベンチもない駐車場空間なのであって、ここで待つのは人としてどうよ..などと、余計なプライドが邪魔をして [;^.^]、寒風吹きすさぶ地上に引き返す..
定刻の少し前、9:50に入れてもらえた。助かった [;^.^]。「パリ・オペラ座 ― 響き合う芸術の殿堂」(〜2月5日(日)まで)である。
ジャン= アントワーヌ・ヴァトーの「見晴らし(ピエール・クロザ公園の林越しの眺望)」(画像検索結果)..ワンパターンの美学、ここに極まれり。[^.^](ここで、わんぱたんのディック、死にぞこないハインライン、とつなげられれば、あなたも一人前である。[^.^][;^.^])エルネスト・オーギュスト・ジャンドロンの「オンディーヌたち」は、画像検索できない。エドガー・ドガの「バレエの授業」(画像検索結果)は、有名な作品ですね。ウジェーヌ・ジローの「オペラ座の舞踏会」(画像検索結果)は、辛うじて検索できるかできないか [;^J^]。マルク・シャガールの「オペラ座の人々」(画像検索結果)の、原色の容赦ない美しさ。
11:40に退出して、恵比寿の 山種美術館 へ向かう。あとの予定があるので、昼食は抜き。12:30に着いた。「【特別展】没後80年記念 竹内栖鳳」の後期展示(12月4日(日)まで)である。
前期を観ているので、基本的には差分の確認。しかし入れ替えはほぼなく、新規展示が2点と、場面替えが2点のみ。前者の例では、今回が初展示となる「寒鴉図」が面白かったが、画像検索できない。(そりゃそうだ、これまで一般公開されていなかったんだもの。[;^J^])もちろん、これらだけのために来たわけではなく、前期に観ているものも、じっくりと観なおす。
13:25に退出し、東神奈川へ。改札口を出たところのサンマルクカフェで、30分ほど読書しながら時間調整。15:20、集合。中学時代の吹奏楽部の仲間たち(部員と顧問)である。もしかして、ほぼ半世紀?[;^.^]
墓参りのあと、女子は解散。男子はタクシーで、16:10、「カフェ&デリ ロディアック アーケストラ」という店へ。四方山話いろいろ。差し障りのある話もいろいろ [;^J^]。コロナもあるし日曜日だし、長居も深酒もしない。19時までにお開き。
腹にもう少し空きスペースがあるので、鶴ヶ峰で「浜べゑ」。初めての店である。飲み放題+鮮魚ユッケ+中落ちカルビ。21:50、鶴ヶ峰の家。
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