2019年03月25日:大量発注 2019年03月26日:幻想美術選「妖怪図」高井鴻山 2019年03月27日:収拾つかん [;^J^] 2019年03月28日:「熱い太陽、深海魚」 2019年03月29日:不気味でしょうね [;^.^] 2019年03月30日:なんか見つかった? [;_ _] 2019年03月31日:五分咲きかな目次へ戻る 先週へ 次週へ
「日本の古本屋」と「Amazon」から、某雑誌のバックナンバー計13冊を、計12書店に発注する。先日、国会図書館で、どのバックナンバーが購入するに値するのか、半日かけて確認してきたのである。
13冊という冊数が多いとは思わないが、12書店になったのは、やや多いな。パラパラパラ..と、届くんだよなぁ。[;^J^]
目次へ戻る「幻想美術選」、第155回。幻想美術の重要なサブジャンルに、「(日本の)幽霊図/妖怪図」がある。幽霊図は、第11回で逸品を取りあげているので、今回は、素晴らしい妖怪図をご紹介しよう。
高井鴻山(1806〜1883、Wikipedia)は幕末の豪商で、葛飾北斎の門人として知られているが、我々好事家にとっては何よりもまず、まったく独創的な妖怪図を描いた絵師である。
2016年の「大妖怪展」で初めてこの作品を目にしたときの新鮮な喜びは、今なお記憶に鮮やかである。妖怪図というのは、案外コンサバなジャンルで、数百年来の伝統的な図像が延々と引き継がれているものなのであるが(それが悪いと言っているのではない、代々の絵師たちは(有能であれば)先例に倣いつつ新しい工夫を少しずつ加えているものなのだから)、ときおり、突然変異のように、まったく新たな図像の、幻想の、クリエイターが、出現する。
あなたは、こんな妖怪図を、見たことがあるだろうか? 捻れて、先細りに消えていくような胴体にモグラのような頭部。騎乗している者ともども、2本指が特徴的なのだが..
目次へ戻る一昨夜、一気に13冊発注した12店舗からの反応が、昨日から始まっており、早い書店からは、既に届き始めている。
あらかじめわかっていたことなのであるが..書店ごとに段階を踏んで「注文ありがとうございます、在庫確認中です」「在庫確認できました、送料確定しましたら連絡します、お待ちください」「送料併せて**円です、振り込みお待ちしています」「振り込み確認できました、ありがとうございます、発送準備しています」「発送しました」「(運送業者から)発送中です、**日に届く予定です」「ポストに投函しました(または「お留守でしたので持ち帰りました」)」..というようなメール(書店ごとに微妙に違う)が非同期で殺到し、メールボックスが埋め尽くされる [;^J^]。今振り込まなくてはならない書店がどれとどれなのか、一瞬で見失ってしまう。[;^.^]
..ということでたまりかねて、(普段あまりやらないことなのだが)エクセルで管理開始 [;^J^]。うーむ、業者みたいだ。[;^.^][;^.^][;^.^]
目次へ戻る先日の日記で書いた「長年、探していた、サンリオSF文庫の某作品」とは、「熱い太陽、深海魚」(ミシェル・ジュリ、1976)のことなのであった。昨夜、読了した。
私がこの書名を知った頃(1980年代末?)には、すでにサンリオSF文庫は終刊しており、入手困難な状況であった。私が本書に着目したのは、なによりも、そのタイトルである。なぜか私の琴線にひっかかり、悪夢のように、潜在意識の底に沈潜してしまったのである。(どうような作品に、シュルレアリスム画家トワイヤンの絵画作品、「真夜中、紋章の時間」がある。タイトルの構造が似ていることが、興味深い..)これを「解決」する(すなわち、「入手」して「読む」)ことが、ある意味、ライフワークになってしまっていたのである。
この30年間、ずっと探し続けていたわけではない。多分、最初の10年ぐらいは、アテンションも低かったと思う。その後、探しても探しても見つからない時期が続いたが..実は近年は(21世紀になってからは)いつでも買える状態であったのである。いうまでもなくネットのおかげ。(なんなら、アマゾンで検索してご覧なさい。)ただし、ひどく高い..この作者の作品はほかに「不安定な時間」(同じくサンリオSF文庫)を読んだだけだが、8000円も払って読むのは間違いだろうと考えて、何年も何年も、見送ってきたのである。
余談だが、「オタクならば、金に糸目はつけないんじゃないの?」と思われるとしたら、あなたはオタクの発想に疎いのだ。オタクというのは、「適正価格でしか買わない」人種なのである。なぜなら、適正価格以上で購入してしまうと、本来購入できたはずのほかの物件が買えなくなってしまうからである。閑話休題。
さて、先日、まんだらけ渋谷店で見つけた、本書。(誤った相場観をもたれると困るので、ここには価格を書かないが)適正価格ではない。適正価格ではないが..しかし、ひとつ上のパラグラフで書いた原則(行動原理)をまげて、ここで、手を打つことにした。何しろ、待ちすぎた。それに、さらに価格が上昇していく気配がある..
(ついでにもうひとつ、余談。「図書館で読めばいいじゃないか」..論外とは、まさにこのことである。[;^.^][;^.^][;^.^]凸)
さて、内容だが..悪くない。それなりの傑作である。2500円までなら、「適正価格」と言えたと思う。[;^J^](「不安定な時間」同様、PKD(フィリップ・K・ディック)のエコーが感じられる作風。崩壊していく世界と、内宇宙の滲み出し..)まぁいい。承知の上で、割高な金を払ったのだ。前述のごとく、私に一生、つきまといかねない作品(正確に言えば「作品タイトル」)だったのだ。それを「解決した」(「読んだ」)のである。いわば、手切れ金のようなものだったのである [;^J^]。廉い、やすい..[;^.^][;^.^][;^.^]
目次へ戻るご記憶されている方もいらっしゃると思うが、私は右耳の聞こえが悪い。(「ボコボコ現象」とはまた、別の症状である。)そのため、右側から話しかけられた場合、内容が良く聞き取れないことがしばしばある。
「え? 悪いけど、もう一度言ってくれる?」と言って、「右側の人の声を左耳で聞くために」首を右に「120度曲げる」..もしかして、恐い? [;^.^][;^.^][;^.^]
目次へ戻る月いちのO内科医院での健診を受けるために、6:50に車で出て、7:00前までに駐車場に乗りつけ、7:00の開扉を待って、受付に診察券を提出する。(今日は先頭から2番目であった。ラッキー。)診察自体は8:30からであって、普段はこのまま待合室で読書しながら待つのだが、今日は2日遅れの廃墟通信を書き進めるために [;_ _]、とんぼ帰りで7:10頃、いったん帰宅。ごりごり執筆して(それでもまだ書き上がらないが)8:05に改めて発ち、O内科医院へ。8:30少し過ぎに診てもらう。
先日来のカラ咳が長引いており、処方されている吸入剤も、たいして効果がない。念のためにと、レントゲンを撮られ..妙なものが見つかってしまった..5年前のレントゲン写真と比較すると、明らかに違う..
聖隷三方原病院の呼吸器内科に、紹介状を書いてもらう。4月11日に、CTスキャンなどの検査を受けることになった。やれやれ..
9:30に帰宅。気に病んでいても仕方がなく、とにかく廃墟通信を書き上げて、10:45に再起動。クリーニング出し。中央図書館で読売新聞のコピーを取ってから、浜松駅へ。GWの北陸旅行の往路の、京都から福井までの特急(サンダーバード5号..オタク殺しかよ [;^.^])のチケット。ビックカメラに寄ってから、衣類の修理業者に、スーツの袖の解れの修復を依頼する。
昼食は、浜松西郵便局の東の、横浜家系ラーメン。なかなか美味い。郵便局に寄ってから、帰宅。
目次へ戻るまだ桜は満開ではないのだが、来週/再来週に来られるとは限らないので、フラワーパーク。開門直後の8:30。明るい曇天と晴天のあいだを行ったり来たりの天候。
ラッパズイセンはそろそろ終わりなのか、花が痛みはじめていてアップに耐えないので、遠くから群生を狙う。
これは、私の悪いクセなのだが..群生を撮影する際には絞るのがセオリーなのに、絞りを開放気味にしてしまうのである。
チューリップ。
おなじく..どうも、パンフォーカスで絵をまとめるのが苦手なのか、ボケに逃げてしまっているらしいのである..
..で、どうせ逃げるのなら、と、DCレンズ(ボケ味コントロールレンズ)を駆使して、このような写真に「淫して」しまうのである..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]
冥府魔道 邪道写真である [;_ _][;^J^]。このレンズの特性なのか、どうも、「渦巻く」ような絵になる(ような気がする)..
写り込んだ人の顔には、丁寧にモザイク。[;^J^]
ソメイヨシノは、来週には、満開ではなかろうか。来週は、もっとまじめに撮ろう。[;^J^]
Last Updated: Apr 4 2019
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