*2018年05月14日:京都のフェイバリットスポット
*2018年05月15日:幻想美術選「グラウコスとスキュラ」J・M・W・ターナー
*2018年05月16日:「メンバー」の件
*2018年05月17日:西城秀樹、逝去
*2018年05月18日:星由里子、逝去
*2018年05月19日:DCレンズをさらに試用
*2018年05月20日:魚眼レンズ2本目購入
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*2018年05月14日:京都のフェイバリットスポット


 まぁ、ひと通りは回ったので(あくまでも「ひと通りは」に過ぎないが)、現時点での京都のフェイバリットスポットを挙げてみると..

 特定の神社仏閣や施設というよりは、要するに、「鴨川」が好きなのである。「鴨川」のあたりが。あの川の周辺をぶらぶらしていると、なんとなくいい気分になれるのである。

 京都駅から北へさかのぼっていくと..七条大橋を渡ると、すぐに京都国立博物館がある。その手前、橋を渡ったところのマクドは、時々利用する、京都での朝食スポットのひとつである。京阪本線で祇園四条まで北上すると、そこはもちろん、祇園。八坂神社まで一足である。四条大橋を西にわたると、すぐに素敵な先斗(ぽんと)町。居酒屋ぽんとは、お気に入りの店である。

 さらに三条まで上り、三条通りを西に少し歩くと、京都文化博物館がある。京都国際マンガミュージアムも、すぐである。出町柳まで北上すると、印象的な三角州。ときどき利用するドミトリーまで徒歩数分の駅で、大きな商店街などないが、適当に店が少ないあたり、散歩をしていても心地よい。

 ..フェイバリットスポットというよりは、フェイバリットエリアのご紹介になりましたが..[^.^]

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*2018年05月15日:幻想美術選「グラウコスとスキュラ」J・M・W・ターナー


 「幻想美術選」、第115回。この画家の登場は、3回目。

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「グラウコスとスキュラ」(J・M・W・ターナー、1841年)

 ギリシア神話に基づく画題。とある事情で下半身が魚の水の神となったグラウコスは、人間の乙女、スキュラに恋をして声を掛けるが、彼女は逃げてしまう..(下半身が魚の姿の怪物にいきなりナンパされたら、逃げるのが普通である。[;^J^])その後、まことに理不尽な成り行きで、スキュラも怪物化してしまうのだが [/_;]、それはまた、別の物語。この画題では、最初のふたりの邂逅を描く。

 好んで採りあげられてきたのは、怪物と美女の組み合わせが興趣深い(それぞれの描写に腕の奮いがいがある)からであろうが..この絵はいったい、なんですか [;^J^]。スキュラはまぁなんとかわかるが、せっかくのヌードだというのに、なんともぞんざいで残念な描写。グラウコスに至っては、肝心要の下半身が描かれておらず、怪物かどうかすら、判然としない。

 ターナーが描きたかったのは、そこではないのだ。彼の後期の、大気も大地も水も光も渾然一体となった、暖色系の幻想空間! そのなかで繰り広げられるドラマなんぞは、絵を作品として成り立たせるためのアリバイ(口実)に過ぎないのだ。

 この時期の、蠱惑的なターナーの世界は、さらにいくつかご紹介したいと思っている。

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*2018年05月16日:「メンバー」の件


 2018年04月26日の日記で、「事件を起こしたときの報道において、本来慣例として敬称をつけない段階であるにもかかわらず、それが特にジャニーズの大物タレントである場合、(事務所を慮って?)「メンバー」を付けるのは、稲垣吾郎以来だったと記憶する」、と書いたが、それは事実ではない、というニュースをネットで読んだ。

 要するに、昔からのことだと言うのである。普通は肩書を付ける。サラリーマンが事件を起こしたら、「**社の**部長」「**主任」、警官なら「**署の**警部補」、医者なら「**医師」。タレントや自由業の場合は「肩書き」をつけること自体が一般的ではないが、たとえば、かつて布袋寅泰が事件を起こしたときは、「布袋ギタリスト」と報道された。島田紳助のときは、「島田司会者」だった。「肩書」を付けるとしたら、そうにしかならないのだ。今回も、もしも、城島茂が事件を起こしたのだったら、「城島リーダー」と報道されたであろう。つまり、「山口メンバー」という表記は特例でもなんでもなく、ましてや、ジャニーズ事務所に対する配慮などでは、あり得ない..

 ..なるほど、説得力がある。しかし、いまいち腑に落ちないのは..稲垣吾郎のときは、なぜあんなに違和感を感じたのだろうということである..それまではそこまで目立つ事例がなかったのか?(というか、肩書をつけない、呼び捨ての時代だったのかな?)

 以下、どうでもいい追記。ここまで読んで気がついた人もいるであろうが、私は、自分から「忖度」という言葉は、使わない。別にセルフ言葉狩りでもなんでもなく、こうまで大安売りされていると、恥ずかしくて使えないのである。[;^J^]

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*2018年05月17日:西城秀樹、逝去


 ..なんということだ。西城秀樹、急性心不全で逝去。享年、63歳..

 同世代である。(彼が3歳、年上。)さすがに特別の感慨があるが、繰り言を書くつもりはない。「ブルースカイ・ブルー」こそは、「私の青春の歌だった」、と、照れずに堂々と言える、数少ない曲のひとつである。

 心からの感謝をこめて、合掌..

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*2018年05月18日:星由里子、逝去


 ..訃報は、続くものだ。星由里子、16日に逝去。肺ガン。享年74歳。西城秀樹ほどではないが、まだまだ早すぎる..

 圧倒的多数の日本人にとっては、代表作は「若大将シリーズ」なのだろうが、私にとっては、(もちろん)「モスラ対ゴジラ」「三大怪獣 地球最大の決戦」の女優だった。合掌..

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*2018年05月19日:DCレンズをさらに試用


 昨夜来の雨が、上がった。6:55に出て車でO内科医院へ。月いちの診断である。7:00過ぎに着いたのだが、診察は8:30から。こんなに早く来ても、順番は10人目ぐらいである。しばし読書タイム。

 前回の血液検査の結果、特に異常なし。しいて言えば、糖尿病の予備軍の二軍あたりの位置につけているので、ほどほどに心がけておくようにとのこと。

 9:10に出て、9:30にフラワーパーク着。先週末に引き続き、「AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D」の試用である。いつもはレンズを3〜4本持参するのだが、今日は、これ1本のみ。

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 ぼけ量を多くすればいいというものではないのが、面白いところ。右の花の場合、いささか中途半端な背景になってしまっているが、もっととろけた、滑らかなビロード状にするよりは、むしろモコモコ状にした方が、花の形状の「繰り返し」となって、味わい深かったかも知れない。



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 これは、ジャカランダ。結構高いところに咲いているのだが、135mmだと、ちょうど掴まえられる感じ。ただし、背景の選択の自由度が低いのが悩みどころ。



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 左は、F値が小さすぎた。もう少し被写界深度を深くすればよかった。

 右は、ニオイバンマツリといったかな? これは、光がうまく表現できたと思う。



 午前中であがり、メイワンの谷島屋で数冊購入。駅前のビックカメラを視察。夕方、帰宅。

 苔寺から参拝証、届いた [^.^]。7月14日(土)の10:00である。8:00に京都駅に着けるので、ちょうどよい。おや? 参拝証に、写経用の細筆を持参せよ、と書かれていない。前回は書かれていたのに..(写経しないと、庭園見学ができないのだ..)筆は用意しているから持参しなくてもいいということかな? それとも、写経はなくなったのかな? \[^O^]/\[^O^]/\[^O^]/

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*2018年05月20日:魚眼レンズ2本目購入


 曇天。今日もフラワーパークへ。8:10に自宅を出て、8:30に着く。今日も、「AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D」の試用である。

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 バラが見頃になってきた。いろいろ試写したが..赤は難しい。すぐに飽和して、収拾がつかなくなってしまう。



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 左の花は、名前を控えそこなった。右は、アリストロキア・トリカウダタという、妖怪っぽい [;^J^] 花。



 早めに出て、浜松駅前のビックカメラへ。昨日の視察と、マップカメラのサイトでのチェックで、中古も新品もさほどの価格差がないことを確認済みの、「AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED」を(新品で)購入。11万強。レンズとしては高い方ではないが、しかし、今月初めにも、1本(DCレンズを)買っているんだよな..[;^J^]

 ..気になって、2016年9月にD750を購入して以来の、カメラへの投資を調べてみたら..20ヶ月で95万円。月々5万円である..こんなの、全然、普通だよね? 世の楽器道楽や自動車道楽の 極道 連中に比べたら、まるで金、使ってないよね? ね? ..[;^.^]

 佐鳴湖公園で試用する。しばらく魚眼レンズを使っていなかったので、勘が狂っている。[;^J^]

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 どこが勘が狂っているかというと、構図である。広角レンズは、「広い風景を収める」ためのものではない。そういう意図で挑むと、折角の広大な風景が、箱庭のようにこぢんまりとまとまってしまい、スケール感が消滅する。広角レンズは、何かをクローズアップしてこそ、華。魚眼レンズは「超超広角レンズ」なのだから、なおさら。

 ..という骨法を忘れていたので、この体たらく [;^.^]。まぁ、「なんのための魚眼レンズじゃ」と突っ込まれそうな右端の写真が、逆に面白いのではないかとは、思う。[;^J^]

 ちなみに左端の写真の頂点附近、12時方向の上から10分の1あたりの青い点は、どうやら、イメージセンサーの汚れである。(最初はレンズにゴミが付いていたのかと思ったのだが、別のレンズで撮影しても、同じあたりに同じような点が現れたので、レンズ側の原因ではない。)購入してから20ヶ月、一度もクリーニング(オーバーホール)していなかったのだから、そりゃ、そろそろ汚れが目立っても無理はないわ。[;_ _][;^J^]



 ..ま、いま気がついたのは、実にグッドタイミングだった。フラワーパークの花菖蒲も紫陽花も、まだまだ見頃ではない。来週末も再来週末も、カメラは不要。でも、来月中旬の上京時には、わけあって、カメラが絶対に必要。つまり、クリーニングに出すのなら、まさに今なのである!(← すごいぞいつでもよかった探し! [^.^][^.^][^.^][;^.^])

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: May 24 2018
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