2018年05月07日:日本漫画家協会大賞 2018年05月08日:幻想美術選「老人と死」ジョセフ・ライト 2018年05月09日:非常用の.. 2018年05月10日:たまにやるんだ..[;_ _] 2018年05月11日:6月の展覧会観覧予定 2018年05月12日:浮世絵モダーン展/東京都庭園美術館/DCレンズ試用 2018年05月13日:母の納骨目次へ戻る 先週へ 次週へ
雨。なんと、左足の靴のつま先がパカっと割れて、鰐口状態になっていた [;-_-]凸。このまえ、同じ症状で廃棄した靴を買いなおしてから、まだ1年経っていない [;-_-]凸。いくらなんでも、寿命が短すぎる。けつまずいてつま先にダメージを与える(開く方向の衝撃を与える)ことは、ほとんどないはずなのだが..まぁ、代わりの靴はあるから致命的ではないとはいうものの..[;-_-]凸
東海林修が、4月30日に逝去していたとのこと。死因は、悪性リンパ腫。享年、85歳。合掌..
これはやはり、素直に祝いたい。↓
「日本漫画家協会大賞に諸星大二郎さんら 文部科学大臣賞には永井豪さんの「デビルマン」など全作品」
第47回日本漫画家協会賞が7日発表され、大賞は諸星大二郎(もろほし・だいじろう)さんの「諸星大二郎劇場」と、篠原ユキオさんの「HITOKOMART」に決まった。優秀賞は田亀源五郎さんの「弟の夫」。文部科学大臣賞に永井豪さんの「デビルマン」など全作品が選ばれた。贈賞式は6月15日、東京都千代田区の帝国ホテルで行われる。(産経ニュース、2018.5.7 18:36更新)
ほぉほぉ、文部科学大臣賞が [^.^]。永井豪の全作品に [^.^]。「ハレンチ学園」を含む、全作品 に..[^.^][^.^][^.^][^O^][^O^][^O^]
目次へ戻る「幻想美術選」、第114回。ちょいと訳あり [;^J^] で先送りしていた画家と作品。
Joseph Wright(1734〜1797、Wikipedia)は、産業革命の時代に、科学技術の進歩を(しばしば、蝋燭の暗い灯火のもとでの実験の情景、という形で)描いた作品で、特に知られている画家。そんな彼の珍しい幻想絵画ということで、連載当初から隠し球として暖めていたのだが..なんと、「「怖い絵」展」に、この作品の別バージョンが出展されてしまったのである [;_ _]。先を越されてしまったのである [;_ _]。今から「幻想美術選」でとりあげると、まるで私が「「怖い絵」展」をパクったみたいではないか..[;_ _][;_ _][;_ _]
..と、無駄に煩悶していたのであるが [;^.^]、まぁ、「「怖い絵」展」もしばらく前に終わったことだし、頭を冷やして、ここにご紹介する。[;^J^]
イソップ童話がモチーフとなっている。重い荷物に疲労困憊した老人が、労働の辛さに、いっそあの世に行きたい..と死神に呼びかけたら、本当に死神が現れてしまった。慌てふためく老人に、何故呼んだ、と問い掛ける死神。老人は答えて曰く、この重い荷物を運んで欲しくて..
恐怖と笑いは、相性がいいのである。[^J^]
ちなみに、「「怖い絵」展」で紹介されたバージョンは、ここにご紹介するバージョンの左下四分の一を切り出したような構図のもの。主題がクローズアップされて迫力が増しているとも言えようが、こういう超自然的な主題は、何気ない、当たり前の日常風景の中で展開されてこそ、最大の効果を発揮する。すなわち、こちらのバージョンの圧勝である。(← まだ、こだわっている。[;^J^])
目次へ戻る..飲料水は、保管場所を結構くう。消費期限も長くないので、定期的な入れ替えが欠かせない。これらの煩わしさが、一般家庭への配置の足かせになっていることは、間違いない。
解決策として..「保存用の乾燥水」って、どうかな。消費期限はなんともいえないが、少なくとも場所はくわない。使う(飲む)ときは、水で戻す。
目次へ戻る深夜、腹を壊した気配で目を覚ます。トイレから戻り、布団に潜り込んだとたん、腹が痛くなる。トイレから戻り(これを4回繰り返す)..
なんとか、ストッパで押さえ込めたようだが..[;_ _]
目次へ戻る件数は少ないようだが、実は、6月には上京の機会が(おそらく)1回しかない。展覧会に使えるのが1日になるか1日半か、未定..
町田市立国際版画美術館
「浮世絵モダーン 深水の美人! 巴水の風景! そして ・・・」
後期:5月22日(火)〜6月17日(日)まで
太田記念美術館
「江戸の悪 PARTU」
前期:6月2日(土)〜6月27日(水)まで
東京ステーションギャラリー
「千代田区×東京ステーションギャラリー「夢二繚乱」」
5月19日(土)〜7月1日(日)まで
山種美術館
「琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―」
前期:〜6月3日(日)まで
後期:6月5日(火)〜7月8日(日)まで
上野の森美術館
「ミラクル エッシャー展」
6月6日(水)〜7月29日(日)まで
エッシャーは先送りできるが(とはいえ、実は7月も、ほとんど余裕がないのだが)、他の4件、オールクリアできるかどうか、微妙である。
目次へ戻る6:40に発つ。7:19のひかりで新横浜。8:50に、町田。9:10に、町田市立国際版画美術館。開館50分前だが、予定どおり。この美術館の周辺で「AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D」を試用するために確保した時間である。
このレンズの最大の特徴は「DCリング」という機能で、回すと収差が増える。R側に回す(補正する)と「後ぼけ優先」になり、F側に回す(補正する)と「前ぼけ優先」になる。「後ぼけ優先」にすると、後ぼけが柔らかく滑らかになると同時に、前ぼけが逆にエッジが立つというかワサワサとうるさい感じになる。「前ぼけ優先」にすると、その逆。(どちらの場合も、過剰に補正すると、ソフトフォーカス効果が発生する。)
..と、このように理路整然と書くと、撮影結果を自在にコントロールできるみたいだが..実際には、どのように写るかは、撮ってみないとわからない。この「制御の利かなさ」がまた、なんとも楽しい。[^.^][^.^][^.^]
補正なし。F2。(以下の写真も、基本的にすべて開放(F2)で撮影。)木の幹にフォーカス。DCリングを回さなくても、前ぼけ、後ぼけとも、いい感じである。
「後ぼけ優先」目いっぱい。奥の方の木の葉がなめらかに溶け、逆に、手前の木の葉が解像してくる。ソフトフォーカス効果が発生している。
「前ぼけ優先」目いっぱい。手前のぼけが深くなり、逆に、奥のほうがざわつきはじめる。同様に、ソフトフォーカスっぽくなる。
もう一例。
無補正(F2)。
「後ぼけ優先」目いっぱい。
「前ぼけ優先」目いっぱい。
このように、奥行方向に深い被写体だと、どうなるのか、撮ってみないとわからない。[;^J^]
ぼけもぼけだが、ソフトレンズとしての性能に着目した作例。このレンズの典型的な使い方のひとつではないかと思われる。
これは「前ぼけ優先」なのだが、本来「優先」されてきれいに「ぼける」べき「手前のオブジェクト」がないケース。あおりをくらってうるさい感じになる「後ぼけ」のみを残してみた。
ここまでくると、手前はともかく、背景は、どこまでが実体なのかどこからが幻像なのか、わからない [;^J^]。後ぼけというより、ほとんど、花の「背後霊」である。[^.^](構図もデタラメな駄写真だが、効果を確認するための試し撮りなので、そこんとこ、よろしく。[;^.^])
10:00になったので、美術館に入館。「浮世絵モダーン 深水の美人! 巴水の風景! そして ・・・」(前記:〜5月20日(日)まで、後期:5月22日(火)〜6月17日(日)まで)であるが..これは、いい。強くお薦め。町田はけっして遠くないから。[;^.^]
「第1章 女性―近代美人画の諸相」。いや、まじで、そこらのグラドルの写真集よりもそそるから [^J^]。橋口五葉の「髪梳ける女」(画像検索結果)は、有名な作品。同じく「浴後之女」(画像検索結果)は、背中が綺麗。伊東深水の「対鏡」(画像検索結果)の、赤のすごさ。おなじく「春」は、画像検索で絞り込めなかったが、表情がすばらしい。
山川秀峰の「婦女四題 雪もよひ」(画像検索結果)は、極めて現代的な目の表現に惹かれる。鳥居言人(五世清忠)の「朝寝髪」(画像検索結果)と「ほろ酔」(画像検索結果)は、素敵にエロい。[^.^]
「第2章 風景―名所絵を超えて」では、やはりなんといっても、川瀬巴水。いちいち指を屈していられないほど、代表的な傑作が山ほど展示されている。
「旅みやげ第一集 陸奥三島川」(画像検索結果)。「東京十二題 夜乃新川」(画像検索結果)の光と影は、ある意味究極。「東京十二題 こま形河岸」(画像検索結果)。「東京十二ヶ月 三十間堀の暮雪」(画像検索結果)の雪の表現!
「東京十二ヶ月 麻布二の橋の午後」(画像検索結果)、「三菱深川別邸の図 月夜(大泉水)」(画像検索結果)。「旅みやげ第二集 金沢下本多町」(画像検索結果)は、特に大好きな作品。「東京二十景 芝増上寺」(画像検索結果)は、あまりにも名高い。「東京二十景 馬込の月」(画像検索結果)も大好きなのだが、当時、馬込のジモティーからは、「こんなど田舎だと思われたら困る」、と、不評だったときく [;^J^]。「死都ブリュージュ」問題といいますか。[;^.^]
「朝鮮八景 金剛山仙巌」(画像検索結果)も、面白い。他の画家の作品では、吉田博の、例の「瀬戸内海集 帆船」(画像検索結果)シリーズ。同じく、「米国シリーズ エル キャピタン」(画像検索結果)。笠松紫浪の「霞む夕べ 不忍池畔」(画像検索結果)の、青のぼかしも印象的である。
「第3章 役者―歌舞伎から新派まで」では、山村耕花(豊成)の「二世市川段四郎の鉄心斎」(画像検索結果)。画像検索できなかったが、名取春仙の「創作版画春仙似顔絵集 初世中村吉右衛門 馬盥 光秀」と、「創作版画春仙似顔絵集 五世中村歌右衛門 淀君」。
「第4章 花鳥―求められる伝統性とその変容」では、小原古邨(祥邨)の「五位鷺」(画像検索結果)。土屋光逸の、「孔雀」(画像検索結果)や「木菟」などの動物シリーズ。画像検索できなかったが、伊藤総山の「紅葉に文鳥」など。
「第5章 自由なる創作―さまざまな画題と表現」では、吉田博の珍しい作例、「猟師の話」(画像検索結果)。橘小夢の「唐人お吉」(画像検索結果)は、昔から贔屓にしている。
11:35に発ち、13:30、東京都庭園美術館。「アール・デコ・リヴァイヴァル!建物公開 旧朝香宮邸物語」(〜6月21日(火)まで)と、「鹿島茂コレクション フランス絵本の世界」(〜6月21日(火)まで)である。
前者は、この「美術館自体」の、展覧会。朝香宮家の記念写真や、着用していた衣裳なども展示されており、それらも興味深くはあるが、言うまでもなく、この館の魅力の方が、圧倒的。
後者については、(ほぼ「前史(あるいは黎明期)」の扱いだが)ギュスターヴ・ドレやグランヴィルら、日頃から親しんでいる画家のイラストが展示されていると、やはり嬉しい。ジュール・ヴェルヌの書籍の展示も。そうか、半世紀以上も昔に愛読していた「ぞうのババール」シリーズは、フランスにおいても、史上屈指の名作だったのか。[^J^]
ここの庭園でも、DCレンズを試用する。
まだまだ、レンズに振り回されておりますな。遊ばれているというか。[;^J^]
ソフトフォーカス効果。(変なタイミングで鳥が飛び立ち、妙なアクセントがついてしまった。[;^J^])まるで発光しているかのごとくで、なかなか美しい。
使いこなすまでには、時間がかかりそうだが..非常に素敵な武器を手に入れた [^J^]。これは「いいもの」である。あと10年は戦える。[^.^]
16:30に退出し、18:20、横浜・鶴ヶ峰の実家へ。荷物を片付けてから、徒歩3分の「わたりどり」。20:40、実家に戻る。
目次へ戻る実家前のバス停から7:51のバス。鶴ヶ峰駅前の松屋で朝食。10:00少し過ぎに、横浜霊園着。待ち合わせ時刻は11:00なので、十分に早い [;^.^]。暇なので草むしりなどしていたら..10:10頃には、妹家族(2組)が、皆、来てしまった [;^J^]。集合時刻を真に受けて11:00に来ていたら、ひとりだけ遅刻したみたいな空気になるところだった。危ないあぶない..[;^.^][;^.^][;^.^]
予定時刻は11:30だが、その少し前から納骨..といっても、儀式というほどの儀式ではない。亡母と同じ宗教の妹が祈りを捧げ、あとは、墓石の下というか手前というかの「お骨置き場」に置いて、蓋をしめるだけ。(鍵をかけるわけでもない。)11:40頃終了。少しあやしい天気だったのだが、雨もふらず、助かった。いったん、解散。
13:30、横浜高島屋8Fの「KIHACHI」という店に集合して、会食。量が多いとも思えないのに、ゆっくり食べていると満腹になるもんだ。
15:46に新横浜を発つこだまで、17:21、浜松。豪雨 [;^.^][;^.^][;^.^]。もちろん、タクシー。運転手さんは実に気が利いており、アパートの戸口につけるとき、ドアトゥードアの距離が最小になる方向で、タクシーをとめてくれました。ありがとうございます。[^J^]
17:40、帰宅。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: May 17 2018
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