*2018年05月21日:幻想美術選「期待」リヒャルト・エルツェ
*2018年05月22日:対症療法
*2018年05月23日:「女子刑務所へ入っていました」
*2018年05月24日:カメラ発送
*2018年05月25日:たったの30Km
*2018年05月26日:別冊花とゆめ 休刊
*2018年05月27日:幸せな浜松
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*2018年05月21日:幻想美術選「期待」リヒャルト・エルツェ


 「幻想美術選」、第116回。画家の名前は知らないとしても、この絵、どこかで目にしたことはないだろうか?

Picture

「期待」(リヒャルト・エルツェ、1935〜36年)

 Richard Oelze(1900〜1980)について、Wikipedia(英文)だけですませるのは不親切だな。一般にはドイツのシュルレアリスムの画家として知られているが、「特異なロマンティシズム」を指摘されることもある(画像検索結果)。戦後は孤独な隠棲生活に入り、長い後半生を、世捨て人のように送った。

 原題“Erwartung”を直訳すると「期待」なのだが、この、あまりにも有名な絵画を目の前にして、誰もが感じるのは「(不安な)予感」だろう。ナチスが台頭する時代背景を想起すれば、この作品から社会的な意味を読みとることは、難しくない。

 一方で、細部の克明な描写の「夢のような不連続性」「非連関性」が、この作品が超一流のシュルレアリスム絵画であることを担保する。超自然的な光を当てられた森の向こう側に広がる、荒野とも海景ともつかぬ空虚な空間が孕む圧倒的な緊張感が、この、いわば「夢(悪夢)」と「現実(の予兆)」の二重性を、全て呑み込んでいく..

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*2018年05月22日:対症療法


 ..が、正しいのである。もちろん。しかし、「対処療法」と言い、書いている人が、身近にいる。(一時的な誤記・言い間違いではなく、明らかにそのように憶えているのである。)困ったなぁ、今さら指摘してあげられないよ..(最初に気がついたときに即座に指摘していればよかったのだが、さんざん「対処療法」「対処療法」と書いているのを読んでから、今さら「正しくはね..」、というのは、無理..)

 ..と思っていたら! とある調査では、3割以上の人が「対処療法」と書いている(憶えている)らしい [;_ _][;_ _][;_ _] ..まぁ、この言葉を耳から憶えたら、そうなるかねぇ..やがては、広辞苑にも載るんだろうねぇ、「対処療法」が..

 しかし、疑いもせずに「対処療法」と言っている人たちは、漢字の意味を考えないのかね。一見正しそうに見える字面だが、「対処」は「療法」に(半ば)含まれているではないか。冗長な、「変な」言葉だとは、思わないのかね?

 ここで、若い頃の私ならば、誤用している人々を情け容赦なく罵倒していたところであるが..さすがにこの歳になると、そんなことはしない [;^J^]。この日記の読者にも、間違えて憶えている人が少なくない(可能性がある)ことを、慮れるようになったからである..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

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*2018年05月23日:「女子刑務所へ入っていました」


 女子刑務所へ入っていました」(東條さち子、今は普通の主婦、竹書房)を書店でみかけて購入し、一読。ふ〜む..[;^J^][;^J^][;^J^]

 (特に前半は)面白いのである。情報漫画として。女子刑務所の塀の中をまったく知らなかったわけではない(小説や漫画などで読む機会もある)のだが、最近の事情は知りませんでしたしね。著名な服役囚も登場するし、それなりに興味深く読める。

 ただ、後半、失速する。ネタ切れになったのか、それとも本当はこちらを書きたかったのかは知らないが、なんだかオカルト漫画っぽくなるのである。また、仔細は略すが、刑務官と服役囚の関係が、やや不自然に見えるところもあり、フィクションとはいえ「実録漫画」としては、いささか興をそがれる面もある。

 ネット上の書評をざっと流し読みしてみたら、毀誉褒貶というより、8割がた罵倒のようであるが [;^.^]、そこまでのことはあるまい。店頭で見かけて、数分間の暇があったら、パラ見してみるのは悪くないですよ。内容を確認せずに買うのは、お薦めしない。

 ニコンの修理センターになかなかつながらないので、ビックカメラに電話してカメラの清掃整備の相談をしたところ、ビックカメラを通すと時間がかかるので、ニコンに直接頼めとアドバイスされた [;^J^]。改めてニコンの修理センターに電話。やっとつながり、症状を伝える。宅配便で発送することになった。

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*2018年05月24日:カメラ発送


 会社からの帰途、ヤマトの営業所にたちより、ニコンにカメラを発送。来週末には、まだ戻ってきていないだろうなぁ..DCレンズのフラワーパークデビュー(花菖蒲と紫陽花)は、6月9日〜10日になりそうだ。

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*2018年05月25日:たったの30Km


 えーと、この記事(というか見出し)↓のポイントはどこなんだろう。


愛知県警:鑑定留置の容疑者、自転車で逃走か 30キロ超

2018年05月24日 14:22 毎日新聞

 名古屋市守山区の国立病院機構東尾張病院から、現住建造物等放火容疑で逮捕され鑑定留置中の無職、小倉泰裕容疑者(57)が逃走した事件で、愛知県警は23日、小倉容疑者を発見した同市緑区の家電量販店駐車場で、使っていたとみられる自転車を押収した。小倉容疑者は以前働いていた同県犬山市の会社近くで目撃されており、県警は名古屋市まで30キロ以上の距離を自転車を使って移動したとみて調べている。

 県警は23日午後7時20分ごろ、同市緑区の家電量販店で小倉容疑者を発見し、逃走容疑で逮捕した。同店の駐車場には、犬山市の中学校のシールが貼られた自転車があった。県警は、小倉容疑者がかつて勤めていた工作機械会社の近くにあり、元同僚と会った犬山市のコンビニエンスストアから、約33キロ離れた緑区の家電量販店まで、この自転車を使い移動したとみて入手の経緯なども調べる。(以下略)

 「自転車を盗んだ」ことが、ポイントなんだろうか。どうも「30キロ以上も移動した」ことにニュースバリューがあるような書き方なんだが..

 この記者は、普段、自転車に乗らない人なのだろうか。(あるいは乗っても、近場の買い物どまりとか。)30キロというのは長距離でもなんでもない。慣れていないと1時間では無理だろうが、90分あれば無理なく移動できる距離である。むしろ、せっかく自転車を盗んだのに、なぜもっと遠くまで逃げなかったのか、首をかしげてしまう..

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*2018年05月26日:別冊花とゆめ 休刊


 ..ですか..さすがに感慨深いものがある。

 私がこの雑誌を読んでいたのは、主に学生時代..1977年創刊か。その年には既に高校を卒業して予備校通い。翌年から実家をでて下宿生活。つまりもっぱら、学生寮の友人の部屋で、彼が買った別冊花ゆめを読んでいたということになる。(自分で買った記憶が、あまりないのです..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^])

 「ガラスの仮面」「パタリロ!」「ツーリング・エクスプレス」などなど、書きだせば(語りだせば)きりがない..と言いたいところだが、「花とゆめ」連載作品と混同しているケースが多々あることが、ざっとぐぐってわかった [;^J^]。わざわざボロを出すこともあるまい。[;^.^]

 お疲れ様でした。ありがとうございます。[_ _][^J^]

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*2018年05月27日:幸せな浜松


 こんな記事が。


最新版!20政令指定都市「幸福度」ランキング さいたま市が2位に後退、1位になったのは?

東洋経済オンライン編集部 2018年05月27日

さいたま市を抜き浜松市がトップに

全47指標の総合ランキングでは、政令指定都市20市中、浜松市が1位となった。

浜松市は財政健全度や合計特殊出生率が1位など、自治体としての基本的なポテンシャルが高いことに加え、古くからのものづくり産業の集積など、安定した雇用環境も有している。また、健康分野や生活分野も上位3位内と高順位で、健全な市民生活を送ることができる環境も整っており、総合ランキングでさいたま市を抜きトップとなった。(以下略)

 浜松市は、20の政令指定都市中、「基本指標」は3位。「健康」は2位。「文化」は15位。「仕事」は6位。「生活」は3位。「教育」は6位。「文化」の15位がほとんど笑えるというか [;^J^]、他の諸指標と比較してもメリハリが効いているというか、エンタメとしても成立していると思うぞ、この調査結果。(いや別にエンタメでは。[;^.^])

 少し古い調査だが、厚生労働科学研究による全国20大都市の「健康寿命」データ(平成22年)によると、20大都市の平均が、男性70.42年、女性73.62年であるのに対し、浜松市は、男性72.98年、女性75.94年で、いずれも全国首位なのである。(「健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されたり、介護を必要とせずに、元気に生きられる期間のこと」(..← 日本語としてやや難ありだが、ここに突っ込むのはやめておく。[;^J^]))

 浜松市の健康寿命が長い理由は複数指摘されているが、「温暖な気候(うつ病や自殺のリスクが低い)」「豊かな水資源」「旬の食材が身近」「社会参加の機会が多い」「製造業が多く経済的に安定している」「医療体制の充実(総合病院が集中し、点在する開業医との連携、役割分担が機能している「浜松方式」)」などなど、概して頷ける。

 ..ま、いいところなのである。浜松は。(「文化:15位」のメリハリも呑み込むとして。[;^.^])

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: May 31 2018
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