2018年04月23日:幻想美術選「オシアンの夢」ドミニク・アングル 2018年04月24日:衣笠祥雄、逝去 2018年04月25日:マルセル・シュオッブ全集 2018年04月26日:山口メンバー 2018年04月27日:DCレンズ、在庫切れ [/_;] 2018年04月28日:ヌード展 2018年04月29日:セーラー服展/俊友会管弦楽団定演目次へ戻る 先週へ 次週へ
「幻想美術選」、第112回。
新古典主義の大家、Jean-Auguste-Dominique Ingres(1780〜1867、Wikipedia)は、歴史画、神話画の傑作を数多くものしている、幻想絵画の大家でもある。本作は、いかにも幻想絵画らしい幻想絵画。
18世紀、マクファーソンによって出版された、古代ケルトの伝承文学(真贋論争はあるようだが)「オシアンの詩」に題材をとったもの。眠っている白髪の老詩人オシアンの頭上に、叙事詩の登場人物たちが現れる..光と影の方向が不思議で、それが夢幻的な雰囲気を、さらに色濃く醸成する..
目次へ戻る衣笠祥雄、逝去。享年71歳。まだ早い。驚いた。死因は上行結腸癌。合掌..
書き忘れていたが、3日前に、修学院離宮の参観許可(7月15日(日))が届いていたのだった。既に7月14日(土)夜の宿(ゲストハウス)は確保していたのだが..今ごろになって、7月16日(月)も休日であることに気がつき [;^J^]、慌てて、15日の夜の宿も確保した。二泊三日の京都旅行となる。
既に、京都の主要スポットにはひととおり(いったん)足を運び終えたあとの、「2ターン目」となる。修学院離宮は確定で、苔寺も予定している。あと、どこを突っ込もうかな [^J^]。苔が綺麗なところがいいな。[^J^]
目次へ戻る朝、昨夜来の大雨。例によって必要以上に早く、7:00過ぎに会社に着いたのだが、7:27、緊急速報(北区全域への避難準備・高齢者等避難開始)が発令された。今さら、どうしろと [;^.^]。ま、ほどなく雨はおさまりましたけど。
帰路、ヤマトの営業所に寄って、発注していた「マルセル・シュオッブ全集」(国書刊行会)を引き取る。重い。
昔から、「黄金仮面の王」「二重の心」「小児十字軍」などの短編集を愛読していた作家だが、全集(全1巻本)を手にするのは初めてだ。楽しみである [^J^]。このゴールデンウィークは、前半は東京(横浜)、後半は京都への小旅行。当初は、この1冊を携えて、旅先で読み終えるつもりだったのだが(なんか、かっこいいでしょ [^.^])..無理 [;_ _]。重すぎる。[;^.^]
目次へ戻る快晴だが、朝は涼しい。
TOKIO の山口メンバー、強制ワイセツ。
この、「メンバー」。ジャニーズの(大物)タレントがなにかをやらかしたとき、通例は呼び捨てにするところを(事務所に遠慮して?)呼び捨てにできず、しかし敬称をつけるわけにもいかないという状況で、マスコミがひねりだした便法が「メンバー」であり、たしか、稲垣吾郎の事件で発明されたものだと記憶する。
..ま、(マスコミに)言いたいことはいろいろあるが、タイプするのもめんどくさいという思いの方が、はるかに強い [;^J^]。なんにせよ、新聞の第一報の見出しが、いきなり「山口メンバー」だったので、山口組の構成員がなにかやらかしたのかと思いましたよ。[^.^]
目次へ戻る5月3日〜6日の、三泊四日の京都旅行の準備。といっても、4日の夜の店を予約しただけだが。
マップカメラで買う気満々だった「AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D」。サイトで検索してみたら、中古がなくなってる [/_;]。新品しかない [/_;]。新品なら、浜松駅前のビックカメラで買うし [/_;]。まぁ、この日曜日、新宿に行くつもりなので、念のため、マップカメラに寄ってみるけれど。
目次へ戻る快晴。7:15に自宅を発ち、8:11に浜松を発つひかりで東上。9:50に、横浜・みなとみらいの横浜美術館。「ヌード NUDE ―英国テート・コレクションより」(〜6月24日(日)まで)である。
10:00開館。非常に多彩な展示である。フレデリック・レイトンの「プシュケの水浴」(左)、ハーバード・ドレイパーの「イカロス哀悼」(右)のような、いかにもそれらしい、「ヌード絵画」ときいて普通に想像するような写実的なヌード作品は、ほぼ、最初の1室(または2室)のみ。どちらかと言えば(いわゆる)「とんがっている」作品が主体である。
この展覧会の目玉である、オーギュスト・ロダンの「接吻」(画像検索結果)については、撮影が許可されていたので、(プロが撮影した写真よりもうまく撮れるわけがないのだが)一応、撮っておいた。360度全方向から見放題、というのは、嬉しい。
ホワイトバランスの調整が難しく、なかなか大理石の美しい光沢を再現できないので、癇癪を起こして、モノクロにしてやった。[;^.^]
シュルレアリスム系は、懐かしい作品ばかりである。マックス・エルンストの「男はこれについて何も知らない」(左)、マン・レイの「うお座(女性と彼女の魚)」(中)、ポール・デルヴォーの「眠れるヴィーナス」(右)など。
サラ・ルーカスの「NUD CYCLADIC 6」(左)、「NUD CYCLADIC 10」(右)。「こんなもんをヌードと言われても困る!」、と、私に言われても困る [;^J^]。吾妻ひでおの「スクラップ学園」に、クラスメートたちがこんなのになっちゃうエピソードがあったな。(ギャグマンガです、念のため。[;^.^])
予断を大きく裏切る展覧会であることは保証する。あなたの嗜好がわからないのでかなりためらうところではあるが、いちおう、お薦めしておこう。
昼前に出て、横浜・鶴ヶ峰の実家へ。妹と打ち合わせ(書類にハンコ)。晩飯は、徒歩3分の「わたりどり」で。
目次へ戻る快晴。うららか。実家前のバス停を7:51に発つバスで、9:40、弥生美術館。「セーラー服と女学生 〜イラストと服飾資料で解き明かす、その秘密〜」(〜6月24日(日)まで)である。開館は10:00。
あなたの予想を裏切ることになり申し訳ないが、私はセーラー服フェチではない [;^J^]。そういうつもりで見に来たのではないし、そういう展覧会でもないが、しかし、セーラー服フェチの人が観ても、十分面白い(と思われる)間口の広い、非常に興味深い展示内容である。
セーラー服の起源と歴史。なぜ、西洋人以上に、日本人に似合うのか。なぜ、今も廃れていないのか。そのバリエーションと、意味。
制服を(セーラー服からブレザー等に)変更する理由は、ほとんど常に、大きな変革(共学化とか)に際しての「イメージチェンジ」。伝統校では必要がない。変えたりしたら、歴代の錚々たるOBが黙っていない。
セーラー服のみならず「制服」の発信源は、いまや日本。欧米人も東南アジア人も、「「本物」は日本」と認識している..などなど。胸のリボンの結び方のサンプルがいくつか展示されており、その多様性と複雑さに驚いた [;^.^]。美しさにも。
昼食にはカレーを食べたい気分だったので、神保町へ。スマトラカレーに足を運んだら、あらら、今日は休みである。仕方がないので(この町には、ほかにいくらでもカレーの名店はあるというのに)なんとなく勘で選んだ某カレー店へ..
..素晴らしく見事な、ウルトラ級の、大外れ [;^.^]凸。われながら、この「ひき」の強さは、どうだ! [;^O^][;^O^][;^O^] ..まぁいい。これで、「二度と来る必要がない店」という情報を、一件、採取できたわけだ。一歩前進。未来における「災厄」をひとつ、今日の時点でつぶすことができたわけである。[;^.^]
12:25、錦糸町のすみだトリフォニーホールへ。俊友会管弦楽団 第59回定期演奏会である。招待券の交換は13:00から。開演は14:00。
R.Strauss:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
Ravel:組曲「マ・メール・ロワ」
Stravinsky:ペトルーシュカ(1947年版)
指揮: 中田延亮
なかなかキラキラとしたプログラムである。たとえばホルンは、あと少しだけ、音を外す箇所が少なければいいのだが..と、思ったことは事実であるが、しかしこれらの曲におけるホルン(や金管)の難しさは知っているからね..などと、手加減した評価をしてはいけないのだろうな。木管の方が安定していたとは思う。
ペトルーシュカは、バレエ付きである。これは非常に面白かった。演出としてはオーソドックスなものだろうと思うが、いずれにせよ、こうなると神経の過半(あるいは大部分)が視覚に取られてしまい、聴覚がお留守になってしまうのは、やむを得ない。
満足した。15:40に発つ。16:20、新宿のマップカメラ。やはり、「AI AF DC-Nikkor 135mm f/2D」の店頭在庫は無い。仕方がない。横浜へ。
実家すぐそばの「わたりどり」で軽く飲み食いしてから、20:30、実家。今夜も泊まって、明日、浜松に帰る予定。
深夜、ポケットWiFiが、「データ通信料が超過しました」になってしまった。無制限の契約じゃなかったっけ? 確認しないと。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: May 3 2018
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