2018年01月15日:有安卒業..[/_;][/_;][/_;] 2018年01月16日:有安ロス..[_ _][_ _][_ _] 2018年01月17日:耳の検査は万策尽きた 2018年01月18日:幻想美術選「幻覚素の闘牛士」サルヴァドール・ダリ 2018年01月19日:2月の展覧会観覧予定 2018年01月20日:吾妻初出誌とワイン 2018年01月21日:母、急逝目次へ戻る 先週へ 次週へ
3時休憩中にネットニュースを見ていて、目を疑った。
有安杏果、ももクロを1月21日に卒業..
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.......[/_;][/_;][/_;]
落ち着け。
落ち着け。
落ち着け。いまここで私が動揺しても、なんにもならない。世界は変わらない。時も戻らない。
既定事実なのだ..
落ち着け..
かつて、早見あかりが脱退したときも、彼女のファンは耐えたのだ。今度は私が耐える番だ。
頑張れ。頑張れ、私..
かつてあかりが抜けて、ももいろクローバーは、ももいろクローバーZになった。ならば、ももかが抜けて、ZZ(ダブルゼータ)に..
..だめだ、まだ、錯乱している..[;_ _][;_ _][;_ _]
目次へ戻るそれにしても、不思議な精神状態である..[_ _][_ _][_ _]
悲しくて仕方がないのでは、ない。
寂しくて仕方がないのでも、ない。
単に、受け入れられないのである。現実に起こった出来事とは思えないのである。だからといって、今ここが、夢(悪夢)の中だと感じるわけでもない。
確かに、ここは現実世界であるのに、まさに夢にも思わない、完全に想定外のことが起こった..飲み込めない。解決できていないのである..
目次へ戻る有休取得済み。雨模様。朝いちから車で、浜松医療センターの耳鼻科へ。
右耳のボコボコ現象の測定器による症状把握については、万策尽きた。[_ _](「これが、それか!?」と、思われる測定結果が出たこともあるが、結局、それは違っていた..)計測器の性能の問題というよりは、目的が違うのである。この症状は、耳鼻科の想定外なのである。
つまり、科学の力では、私が感じているこの症状を捉えることができない。医者も確認できない。(こんにちまで、医者が受け取っている情報は、全て私が口頭で申請しているものである。)この状態で、効果があるかどうかわからない「手術」を、行うことができるものだろうか?
先生に確認したところ、それは、「できる」、とのことである。医者の専決範囲だとのことである。そして、私が決断すれば、行おう、という姿勢である。つまり、ボールは、私が持っている。
悩む..悩む..悩ましい..
手術をした場合..
メリット:運が良ければ、この症状から解放される。静かな音楽を、心やすらかに聴くことができる。
リスク(軽):治らない。現状のまま。
リスク(重1):治らないだけではなく、聴力が低下する。
リスク(重2):治らないだけではなく、口内の右半分の味覚が失われる。
リスク(重2)の可能性は低いらしいが、ゼロではない。リスク(重1)の可能性は、もっと高いだろう。これらは、取るに値するリスクだろうか..現状でも、生活は普通にできる。音楽も、特に低音の音量が大きい場合は、マスクされて気がつかないことが多い。ロック、Jポップ。クラシックでも、オーケストラの大音量の箇所など。つまり、聴く音楽を選べばいい、ということになる。
とはいえ、たとえば室内楽。オペラや交響曲、どんな音楽にも、静かな箇所はあり、そこでたとえばこの現象を惹起しやすいヴァイオリンソロや、クラリネットソロになるときなどは、明らかに邪魔なのである。この、ボコボコゴトゴトは..慣れることは、不可能ではないかも知れない。SPの針音ノイズを無視できるように..しかし、このボコボコゴトゴトに比べれば、レコードの盤面ノイズの方が、遙かに音楽的だとも、思えるのである..
4月20日に、次回の診察の予約を入れた。この日までに、我慢できるものかどうか、考えをまとめる。思い切って手術するか否か..(もちろん、さらにどんどん、決断を先送りにする可能性も高い。)
目次へ戻る「幻想美術選」、第99回。この画家は、「幻の馬車」、「ザクロの周囲を一匹の蜜蜂が飛んだために生じた夢から目覚める一瞬前」に続く、3回目の登場である。
ダリの晩年の大作群中の、最高傑作のひとつ。直接の霊感源は、「ヴィーナス印鉛筆」の箱のイラストに、闘牛士の姿が重ねて見えてしまったことらしいのだが、誰にでもある、この程度の一瞬の錯視から、なんという壮麗な幻想世界が生み出されることか!
無論、画面の主役は、ヴィーナス(正面向きと背面向き)と闘牛士のダブルイメージなのであるが、さらに支配的な通奏低音が、整然とした隊列(編隊)を組んで迫ってくる、微粒子=昆虫の群れ(と、その影)である。
リズム! リズム! 私はこの絵を視ているとき、ほとんど音楽を聴いているに等しい! 最高水準の幻想美術が、幻想音楽と化す瞬間! 左奥から右手前に向かって、ズンズンズンズンとせり出してくるヴィーナス=闘牛士がもちろん目立つが、この主旋律に対して、あらゆる方向から射し込んでくるヴィーナスの顔の配置の、息を呑むほどの絶妙さ! 特に凄いのは、画面左端の上から四分の一あたりに配されている、大きめの「顔」である。この、乾坤一擲とも言うべき、「打ち込み」の「リズム=気合い」は、さまざまな商業グラフィックスに、応用/借用されていると思う。
そしてもちろん、繰り返すようだが、この作品の基底となっているのは、昆虫たちの幾何学的な隊列だ! 私はここに、スタニスワフ・レムのSF小説、「砂漠の惑星」を想起せずにはいられない!
さらに私の遠い記憶、幼い頃のなかばトラウマ的な幻覚(幻聴)体験をも、呼び覚ますのだ..この、「耳の中で、軍隊が足並みを揃えて行軍している」ような悪夢体験については、廃墟通信の「1997年11月24日:千人の兵隊の足音」に、記録しておいた。
目次へ戻る今日も暖かい。ざっくりピックアップしておいた。
東京都庭園美術館
「装飾は流転する」
〜2月25日(日)まで
横浜美術館
「横浜美術館コレクション展「シュルレアリスムの美術と写真」」
〜3月4日(日)まで
Bunkamuraザ・ミュージアム
「神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展」
〜3月11日(日)まで
東京都美術館
「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」
〜4月1日(日)まで
三菱一号館美術館
「ルドン − 秘密の花園」
2月8日(木)〜5月20日(日)まで
夏木陽介、逝去。享年、81歳。腎細胞癌とのこと。合掌..[_ _]
小室哲哉、引退表明。原因と結果が、つりあっていない..
目次へ戻る昨日、ヤフオク落札物件、「小説CLUB 10月増刊号 ベストコミック(1978/10/15 発行)」が届いていたのであった。吾妻ひでおの「銀河タクシー69」という短編マンガの初出誌である。これはとことんレアでマイナーな(単発の?)漫画雑誌で、どこの図書館でも発見できず、また、古書市場でもオークションでも長年見つからず、先日、ほとんど奇跡的にヤフオクに出品されているのを発見して、ついに確保したのであった。やれやれ..[;^J^]
こういう、増刊号系の雑誌名は、一般に表記が揺らいでいる。表紙/裏表紙/奥付の全てで食い違っているのも、珍しいことではない。本誌は、従来、「吾妻ひでお 著作リスト」に、「小説club増刊ベストコミック」として掲載していたのだが、現物を確認したうえで、「小説CLUB 10月増刊号 ベストコミック」と、記載することにした。
19:00、アポしていたワイン訪問販売のPが、久々に来る。本数を絞って注文した。
目次へ戻る8:35、妹より電話。横浜の実家で一人暮らしをしている母が倒れているのが発見された、と。心臓が止まっていた、搬送中、救命中。どこの病院に搬送されたのかは確認中、警察には連絡済み。現在わかる情報は、ここまで。
すぐに、身支度を始める。ほどなく、病院名の連絡あり。実家から2駅ほど先の病院。そこに直行すべく、9:10、発つ。快晴。暖かい。
ひかりで東上。気がつくのが遅れたが、新横浜に着く前に、妹より、母が亡くなったとの、メールが届いていた。
ここまで、事態の推移が早すぎて、感情がまったく追いついていない。
妹からの指示に従い、病院ではなく、鶴ヶ峰の実家へ向かう。妹家族たちが、既に来ている。親戚に連絡する。
13:45、母の遺体が病院から帰ってきた。非常に穏やかな表情で、まずは安心した。
状況もおおむね確認できた。死因は、急性大動脈解離。朝、雨戸を開けているときに、縁側に向かって(外側に)倒れたらしい。倒れているのを通りがかりの人が見つけてくださり、心得があるので救命作業をすると同時に、向かいの家のご主人に知らせてくださり、119番。室内で携帯が見つかり、そこから妹へ連絡されたのだった。
おそらく、見つかった時点で手遅れだったのだが、たとえそうであっても、非常に幸運だった。外から見える場所で倒れていて、かつ、さまざまな人々が迅速に動いてくださったので、ほぼ最短時間で、病院にて死亡確認できたのだから。屋内で倒れていたとしたら、数日間、発見が遅れたかもしれない。今となってはわからないが、即死であったことを祈る。
葬儀は近親者で行う。葬儀社の方と打ち合わせ。母はカトリックなので、葬儀は教会。今日は日曜日だが、通夜は省略して、葬儀は木曜日。水曜日に納棺(実家から遺体を運びだす)。月曜日には遺影が必要になる。母の最近の写真は、浜松の自宅のPC(のバックアップHDD)の中にある。どのみち、喪服(礼服)を取りに帰らなければならないのだ。これで、今後の日程は自動的に決まった。今日これから、いったん浜松に帰る。明日(月曜日)、写真を持って、横浜に戻る。水曜日の納棺(実家から教会への搬送)には当然立ち会うので、火曜日は実家に居続けになる。つまり、月曜日から木曜日の葬儀までは、実家。葬儀の木曜日に浜松に帰れば金曜日には出社できるが..まず、無理な日程である。つまり、来週一杯、横浜に居続け。仕事は..まぁ、なんとかなる。チームのメンバーには迷惑をかけることになるが、それこそ、一生に二度とはない非常事態である。[_ _]
16:40に実家を引き上げ、浜松へ。浜松駅前のビックカメラで、修理出ししていた Win10ノートPCを受け取る。20:15、帰宅。
修理の一環としてOSを再インストールするという話は了解していたのだが..Win8.1 に戻ってしまっている [;_ _]。Win8.1 プリインストールモデルだということを、忘れていた [;_ _]。その後、Win10 への無償アップデートをしていたのだが..無償アップデート期間は、もちろんとっくの昔に終わっている。[;_ _](後日、無償アップデートしたPCはマイクロソフト側で把握していて、再度、ウェブから Win10 を再インストールすることが可能である(はずである)ということを知ったのだが、この時点ではその情報を得ていなかった。)参ったな。Win10 のシステムイメージは確保してあるのだが、下地が WIn8.1 だからか、そのイメージを戻せないし..Win10 を買い直すか。まぁ、修理代の一環と割り切るか。とにかく(母の写真を含む)バックアップデータを戻す。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Feb 3 2018
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