*2013年09月09日:シンセ修理出し
*2013年09月10日:腕時計が断末魔 [;^J^]
*2013年09月11日:洋酒天国61号
*2013年09月12日:紹介状を依頼する
*2013年09月13日:起動が遅すぎる [;_ _]
*2013年09月14日:深海展/SFと未来像展
*2013年09月15日:山種美術館/東京国立近代美術館
*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*2013年09月09日:シンセ修理出し


 毎年、夏オフで(のみ [;^J^])使っているシンセを、勤務先の修理部門に預けた。(勤務先の製品ですのでね。[;^J^])A5キーとB♭5キーのあいだに異物でもはさまったか、この2つのキーが微妙に連動しておりましてね [;^J^]。今年の夏オフの2日目に気がついたんですけどね [;^J^]。このふたつのキーのどちらかを弾くと、もう一方が小粋な装飾音として付いてくるという、洒落た仕様というわけさ。[^.^][;^.^]

 しかしながら、預けた時点で念のため弾いてみたら、もちろん、症状は出なくなっていた [;^J^]。すごくありがち。いちおう、開腹手術はしてもらうが、今、たいへん混んでいるので、しばらく時間がかかるとのこと。

*目次へ戻る


*2013年09月10日:腕時計が断末魔 [;^J^]


 起床して着替えをしながら、ふと気がついたら、腕時計が止まっている [;^J^]。数時間遅れの時刻合わせをしたら動き出したが、15分ほどで、また止まった。電池切れだな。役に立たないので、放置しておいて朝サイクリングへ。

 帰宅したら、また動いているし [;^J^]。これもよくある。捨てようとすると抵抗するのだ [;^J^]。とはいえこれでは、時計としての基本的な要件を満たしておらないので、近いうちに買い直さなくてはね。それまでは、iPhone が腕時計がわりだ。(ちょっと日記を読み返してみたら、今年の7月1日に、同じことを書いている [;^J^]。しばらく様子見だと。[;^.^])

 ちなみに私の iPhone は 3GS なので、これもさすがに近いうちに買い直さなくてはね [;^J^]。しかしなんとなく、気が乗らないんだよなぁ..4 のスキップは当然として、4S が出たときに買い損なったのが、敗因かな..まさか、リブ100のように、15年以上も使い続けて今なお現役(どころか、あと最低でも5年は使い続けるであろう)みたいなことにはなるまいが..[;^J^]

*目次へ戻る


*2013年09月11日:洋酒天国61号


 腕時計は、結局、昨朝以降は動いている [;^J^]。しばらく様子見ですかね。[;^.^]

 雨が軽くパラついているが、朝サイクリング。

 手塚治虫ファン仲間のOさんから、面白そうな小ツアー(小トリップ)のお誘い。10月下旬である。さっそく参加表明するが、頼むから、仕事が邪魔しませんように..[-人-][-人-][-人-]

 ヤフオクで落札した「洋酒天国」(1964年2月に出た第61巻(最終巻))が、届いた。(同誌については、Wikipedia、及び「2011年07月08日:図書館ハシゴ/冨田勲のトークイベント」を参照していただきたい。)

Picture Picture

 表紙と目次をアップしておこう。特集は、「いまはやりのS・F(サイエンス・ファクション)」である。どうです。豪華なラインナップでしょう。面白そうでしょう、楽しそうでしょう。羨ましいでしょう [^.^]。若いSFファンにはピンと来ない名前が多いかも知れないが..(野田宏一郎とは、野田昌宏の本名である。)これで、「洋酒天国」コンプリートまで、あと5冊。[^J^]


*目次へ戻る


*2013年09月12日:紹介状を依頼する


 午前半休を取り、9時から、浜松医科大学医学部附属病院へ。M先生に、神尾記念病院への紹介状を依頼する。ここでセカンドオピニオンを受診するためである。受け取りは、19日。神尾記念病院への予約は、それから。

*目次へ戻る


*2013年09月13日:起動が遅すぎる [;_ _]


 朝、デスクトップPCのブラウザ(FireFox)の起動が、異常に遅い..どころではないな。タスクマネージャーも起動できないな [;^J^]。何かが走り回っているのかな? HDDはほぼ止まっているが..

 強引に電源を落として起動しなおしたら、まったく正常。ログを見ても不審な点はないが..これもまた、様子見である。[;^J^]

*目次へ戻る


*2013年09月14日:深海展/SFと未来像展


 いつもより1本早いひかりに乗るために、6:00に自宅を発つ。6:54のひかりで東上。8:13、東京。8:26、上野。8:30に国立科学博物館。「特別展 深海」である。開館時刻は9:00だが、この時点で行列は150人程。5〜10分程度、早めに開場してくれたので、私が入場したのが、ちょうど9:00ぐらい。

 悪くない。が、正直なところ、それほど興奮するというわけでもない。受けた印象は、比較的マイルドである。もちろん、ダイオウイカをはじめとする実物標本の数々が悪かろうわけがないが..どちらかと言えば、しんかい6500 の実物大レプリカの方が面白かった。これはどこかよそでも観ているような気がするが..

Picture

 文句無しにすぐれているのは、物販である。話題の中心は、もちろん、実寸大(全長6m)のダイオウイカのぬいぐるみ(20万円)だが、これ以外にも各種サイズが取りそろえられている。さんざん悩んだ末、この私としたことが、全長1mほどのぬいぐるみのラブリーさに抵抗しきれず、買ってしまいました。[;^J^]



 11:15に退出。上野駅で蕎麦を食べて、12:10、御茶ノ水の明治大学アカデミーコモンへ。「SFと未来像」展である。

 バラ色の未来像の時代から始めて、現在までを3つの時代の変遷として大づかみに捉える展示は、流れを把握するのに好適である。もちろん、特に古い時代のSF小説/SF映画については、既知の作品が多いのだが、近年の(ポストヒューマン系の)アニメの展示については、作品自体を知らないものも多く、興味深かった。

 13:00に退出。13:30に、国会図書館。手塚治虫関係をざっとチェックして、15:00、退出。15:30、渋谷タワレコ。ベルリオーズのCDとマイアベーアのBDを各1枚購入して、10分ほどで退出。(今の耳のコンディションでは、聴く気にはなれないが、いつか聴ける日が来ることを期待して、せっせと買っては、積んでいるのである。)17:15、横浜・鶴ヶ峰の実家着。

Picture Picture

 深海展から連れ帰ってきたダイオウイカのぬいぐるみの写真をアップしておこう。これはもちろん浜松の自宅に連れていって、私の部屋で「腐海のダイオウイカ!」という芸をさせるつもりだったのだが、母がえらく気に入ってしまい、可愛がっているので、当分、実家に預けておくことにした。



 イプシロン、打ち上げ成功。

*目次へ戻る


*2013年09月15日:山種美術館/東京国立近代美術館


 朝から台風18号の大雨。ほんとに出かけるのか?、と、我ながら呆れながらも、8:15に発つ [;^.^]。実家前のバス停から相鉄線、JRと乗り継ぎ、恵比寿に着いた頃には、幸い小降りになっていた。開館時刻の10時ジャストに、山種美術館。「速水御舟 −日本美術院の精鋭たち−」である。

 まずは、日本美術院の精鋭たち。菱田春草の「釣帰」画像検索結果)、「雨後」画像検索結果)については、朦朧体という手法自体は好きなのだが、確かに、初期の試行錯誤の時代の作品は、単に不明瞭なだけ、という印象を受けないでもない。「月下牧童」画像検索結果)は、良い。

 横山大観の「燕山の巻」「華厳瀑」画像検索結果)、「白と黒」。下村観山の「不動明王」画像検索結果)は、マッチョな不動明王が面白い。小茂田青樹の「丘に沿える道」も、いい!

 以下は、速水御舟が続く。「山科秋」は、必ずしも好きな作風ではないのだが、それにしても、群青(緑青)が、すごいことに![;^.^]。「昆虫二題 葉陰魔手・粧蛾舞戯」画像検索結果)は、幻想的細密画の傑作! 外側に拡がるベクトルと、内側へのベクトル。緑と赤。昼と夜。陰と陽。どちらも、虫の破滅という共通項。魔手という字面の言霊..炎舞の翌年の作品である。「翠苔緑芝」画像検索結果)も、面白い作品である。黒猫と白兎を両端に置く、シンプルで効果的な色彩設計。紫陽花の技法は、まるでデカルコマニーのようなマチエールである。「紅梅・白梅」画像検索結果)の、爽やかな直線!

 「暗香」画像検索結果)。「牡丹花(墨牡丹)」画像検索結果)の、黒い花の異様さ。「白い芙蓉」画像検索結果)の、白い花の不気味な存在感。「あけぼの・春の宵」画像検索結果)は、あけぼのの樹木の枝の形が面白く、「秋茄子」画像検索結果)は、実にクールである。

 小倉遊亀の「舞う(舞妓)」「舞う(芸者)」画像検索結果)がまた、素晴らしい! 特に、舞妓の表情とポーズ! 私は、どちらかと言えば、舞妓や芸者の絵にはあまり反応しないタイプなのだが、これにはつくづく感じ入った。横山大観の「心神」画像検索結果)の、荘厳な富士山の姿には、やはり、ハッとする。そして、速水御舟の「炎舞」画像検索結果)については、今さらどんな贅言を費やす必要があろうか..

 11:30に退出したら、晴れていた [^J^]。昼食は、恵比寿駅前の「築地とと兵衛」でサービス定食。なかなか美味い。[^J^]

 12:55、竹橋の東京国立近代美術館。「竹内栖鳳展」の前期展示である。

 「龍神渡御の図」は、ユーモラス。「池塘浪静」画像検索結果)。「百騒一睡」画像検索結果)の、雀たちと洋犬の対比の妙。「観花」の、骸骨の踊り。「虎・獅子図」画像検索結果)は、獅子が踏まえている岩の筆致が力強いし、「金獅」画像検索結果)の巨大感! それと、質感! 「蕭条」画像検索結果)は、枯れ柳に、三羽の雀。どこかホラーな感覚がある。「象図」画像検索結果)の、写実を越えた、幻想・奇想。

 「散華」画像検索結果)は、2バージョン展示されているが、いずれも表情がいい。背景が青空の方は、とくに伸びやかである。「喜雀図」は、うまく画像を検索できなかったのだが..対角線上に僅かな数の雀が配された、実に省エネな作品 [;^.^]。そして、「絵になる最初」画像検索結果)! 私はこの作品が大好き! この恥じらい。いまどきのそこらのグラビアなんぞ、比較にもならないほどの、色っぽさ。「班猫」画像検索結果)はもう、論評不要ですね。日本で一番可愛い猫である。

 「蹴合」画像検索結果)のタッチ。「宿鴨宿鴉」画像検索結果)は、私が一番好きなタイプの水墨画。これ、欲しい、くれ! 「羅馬古城図」画像検索結果)。そして、「羅馬之図」画像検索結果)が、今回の目玉のひとつ。この廃墟図は、面白い。西洋の廃墟図・古城図とは、明らかに感覚が違うのである。日本人でなければ描けない、日本人が描く必然性のある、作品である。

 「酔狂」画像検索結果)、「馬に乗る狐」画像検索結果)の軽み。晩年には、こういう作品を描いていたのか。「水村」画像検索結果)もまた、「宿鴨宿鴉」とどうよう、私が一番好きなタイプの水墨画。これ、欲しい、くれ! 「驟雨一過」画像検索結果)の空気感、湿度。「雄風」画像検索結果)の、一気にひかれた輪郭線の伸びやかさ。

 15時前に退出し、17時前に実家。

 20時頃、降りだしたが、すぐに止んだ。1:30に、改めて降り始めた。

*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Sep 20 2013
Copyright (C) 2013 倉田わたる Mail [KurataWataru@gmail.com] Home [http://www.kurata-wataru.com/]