*2013年09月02日:画集総チェックの続き
*2013年09月03日:呟いてんじゃねぇっ![;^.^]
*2013年09月04日:稲光と遠雷
*2013年09月05日:今日も残業
*2013年09月06日:薬続行
*2013年09月07日:雷鳴と電光
*2013年09月08日:「闇の国々」
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*2013年09月02日:画集総チェックの続き


 (今週号の予告:引き続き業務多忙のため、テキスト量が少なめになります。あしからずご了承ください。m[_ _]m)

 画集の(変色しているか否かの)総チェック。小学館の2大全集(「世界美術大全集」(全28巻)、「世界美術大全集 東洋編」(全17巻))にも着手。重くってさ、こいつら。[;^J^]

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*2013年09月03日:呟いてんじゃねぇっ![;^.^]


 久しぶりに、残業らしい残業..といっても、21:00まで。世間の水準からすれば、まだ宵の口ですらないだろうが。[;^J^]

 これはそう遠くない以前にも書いたと思うのだが、「ツイート」に当てられた「呟き」という邦訳には、非常な違和感がある。大体、みんな「呟いて」なんか、いないでしょ? もちろん、なかには「呟く」という個人的な営為(小さい声でのひとりごと)のニュアンスから外れていない「呟き」もあるのだが、多くは、人に読まれる(聞かせる)ことを前提とした、声高なものでしょ?

 「ツイート」を素直に訳せば「囀り(さえずり)」である。これならニュアンス、ばっちりであるのに、こう訳さなかったのは、どこかしらネガティブな(軽薄な?)イメージがあるからではないかと思うのだが..ま、私の言わんとすることを一言でまとめれば、「声高に呟いてんじゃねぇ! 囀ってろぃ!」、ということになる。投石不要。[;^.^]

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*2013年09月04日:稲光と遠雷


 朝、小学館の2大全集も含めた全画集のチェックを、完了。次回は、1年後の予定。それまでに、何冊増えているかなぁ。欲しい画集はいくらでもあるんだが、自宅に置き場所が無いので、現実問題、1年かそこらでは、2〜30冊も増えないかも知れないなぁ。

 今日も、21時頃まで残業。当分、続きそうだ。

 夜、遠い稲光が散発。遠雷も。23:30、遠雷の重低音に気合いが入ってきた。23:40、盛大な雨。すぐにやむだろうが..

 書き忘れていたが、今日で、55歳。

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*2013年09月05日:今日も残業


 21:00までとはいえ、3日連続だと、ちょっと(これまでの)ペースが狂う。まぁ、今月を乗り切れれば、なんとか。

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*2013年09月06日:薬続行


 今日は残業せずに、O内科医院。咳喘息の治りが遅い。

 前回から吸入薬をチェンジしているのだが、先生曰く、これがいまのところ一番いい薬。実際に使い始めたのは(前回の薬を使い切っていなかったので)3日ほど前からなので、これが効くことを期待して、様子見とする。これ以外の風邪の症状は、全部、すっからかんに消えているだけに、鬱陶しいことである。[;^J^]

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*2013年09月07日:雷鳴と電光


 朝、雨が降りこそしてはいないが、曇天。ときおり遠雷。

 昼過ぎに起動。若干の買い物をし、りそな銀行で現金を下ろし、13:30頃帰宅。

 深夜、強烈な稲光と、遠雷。2:30頃から、連発する雷鳴が凄いことになってきた。近い。落ちているかも知れない。3:00頃から、雨。

 3日前の日記のタイトルとかぶらないように「雷鳴と電光」としたが、もちろん、ヨハン・シュトラウスのワルツのタイトルである。ちなみに、「電光」とくれば、もちろん、鉄腕アトム「電光人間の巻」である。(このパラグラフ、まったくの蛇足である。[;^.^])

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*2013年09月08日:「闇の国々」


 朝、雨は上がっていた。

 2020年のオリンピックは、東京に決定。やや意外だが、消去法かな。(落選した他の都市に失礼だが。[_ _])既に多くの「お友達」や「マイミク」氏が書かれていることだが、だらだらといつまでも解決できていない問題に(一定の)けりをつけるためのタイムリミットを設定した(背水の陣を布いた)のだと、前向きに捉えよう。利用できる「外圧」をセットしたのだと考えよう。

 無論、罠はある。この機会に、7年後までに「世界にたいして恥ずかしくないように」国内を「浄化」しよう、という動き(思惑)が暴走する可能性(危険)がある。児童ポルノ規制関係とかね。気を緩めないことだ。

 しばらく前に購入したまま枕元に積んであった闇の国々」(ブノワ・ペータース (著)、フランソワ・スクイテン (イラスト)、古永真一、原正人 (翻訳) 、小学館集英社プロダクション)の第1巻を読了。前記リンク先から引用する。

〈闇の国々〉――それは、我々の現実世界と紙一重の次元にある謎の都市群。ある日突然増殖しはじめた謎の立方体に翻弄される人々を描く『狂騒のユルビカンド』、巨大な塔の秘密をめぐる冒険から、数奇な運命へと導かれる男を描く『塔』、未知の天文現象により、体が斜めに傾いてしまった少女の半生を描く『傾いた少女』、傑作と名高い選りすぐりの3作品を収録した歴史的名作シリーズの初邦訳。メビウス、エンキ・ビラルと並び、BD界の三大巨匠と称されるスクイテンが、ついに日本上陸。 繊細な描線、計算されつくされた構図、あらゆる芸術のエッセンスを詰め込んだBD芸術の真骨頂!

 最初はとっつきが悪かった。日本のマンガとは語法が異なるからである。著しく異なるのは、動きの表現であり、なんというか、静止画(止め絵)の連続。絵物語的なのだ。もちろん、日本のマンガと比べて、どうこうという話ではない。起源も歴史も違うのだから。

 慣れてくると、蠱惑的な世界である。この巻の中では、特に『塔』。ブリューゲルの「バベルの塔」とピラネージの「牢獄」を合体させたような世界観であり、その中で物語が動いていくのだから、面白くないわけがない..この感想が端的に示しているのだが、私は、この作品を「絵画の連続」のような感覚で「観て」いる。この読み方が正しいというつもりはなく、人さまざまだとは思うが。いずれにせよ、1冊4000円もするし、人によっては抵抗感が強くて読めない(読みにくい)と思われるので、試し読みできない環境の人に薦めることは、しない。

 もうひとつ、これは触れないわけにはいかないのだが..[;^J^] 女性の顔がね..[;^J^]

 日本マンガではないのだから、日本マンガ式の美少女でないのは、当然である。『塔』のミレナも『傾いた少女』のメリーも、ヒロインではあるが、必ずしも美女(美少女)という設定では、ない。しかし、日本のマンガなら、もう少しセクシーに描くのではあるまいか。それとも、ベルギー人(作画のスクイテンはベルギー人、ストーリーのペータースはフランス人)には、これが美女に見えるのであろうか。もしかすると、ベルギー人にはベルギーの女性が、このように見えているのかも知れない。特段、美化せずに描くと、このようになるのかも知れない。

 思い出すのは、これはもう、随分昔に聞いた話だが、長らく外国生活をしていた(海外旅行をしていた)ある人が、久しぶりに帰国したとき、成田空港で、「みんな、大友克洋のマンガの登場人物みたいな顔をしている」、と思ったそうである。西洋人の顔を基準にすると、日本人は、ああいう顔に見えるのだ。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Sep 12 2013
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