*2010年09月27日:割り込み処理について
*2010年09月28日:カーエアコンのダイヤル交換
*2010年09月29日:青い花の想い出
*2010年09月30日:ぶんか社から返信
*2010年10月01日:「Fの肖像」
*2010年10月02日:自転車、買った! \[^O^]/
*2010年10月03日:慣らし走行
*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*2010年09月27日:割り込み処理について


 もしかしたら以前にも書いているかも知れないが、忘れた。(開きなおりっ [;^J^])

 私は、手書きで字を書いている最中に割り込まれると(たとえば話しかけられると)、その場でペンを置く(正確にはペン先を上げる)癖がある。もう少し正確に言うと、即座にペン先を上げるのではなく、引いている最中の線を引き終わってから、ペン先を上げる。いずれにせよ、字は完成していない。少なくとも、画数の多い漢字の場合は、必ずこうなる。画数の少ない漢字/平仮名/カタカナ/英数字の場合はどうなのか、今すぐにはわからない。(これは、意識の制御を外れた指先の動作なので、意識的に試してみることができないのだ。誰かが不意に割り込んでくるのを待つしかないのである。[;^J^])

 長年、自分ではなんとも思っていなかったのだが、たまたま同じ動作をする人を見る機会があり、なるほどこれは、はたから見ているといささか見苦しいものであるな、とは思った。その人は(とある講習会で)ホワイトボードに板書(ばんしょ)しながら、ときどきこちら(聴講席)を振り向いて説明するのだが、こちらを振り向くタイミングで、そのとき書いている漢字を(中途で)書きやめる(ポーズする)のである。これがなんとも落ち着かなくて、気になって気になって..[;^J^]

 だからまぁ、自分でも改めるほうが良いのだろうとは思うものの、上述したように、こちらの意識の制御外のことなんでねぇ..

*目次へ戻る


*2010年09月28日:カーエアコンのダイヤル交換


 交換部品が納入されている日なので、終業後、伊場日産に直行して、マーチのカーエアコンの(送風ポジションの)ダイヤルを交換してもらう。付け替えて動かしてみたところ、やや固めだが普通に回せるので、しばらくこれで様子をみてくれ、とのこと。自分で操作してみたら、確かにこれなら問題なく使える。直感的には、寒くなると動かなくなりそうなのだが..この冬、越せるかなぁ..[;_ _][;^.^]

*目次へ戻る


*2010年09月29日:青い花の想い出


 もしかしたら以前にも書いているかも知れないが、忘れた。(開きなおりっ [;^.^])

 5年以上(もしかすると10年近く?)も昔のことである。工場内の、とある部屋を片付ける機会があった。それまではデザイン系の部署が仕事をしていた部屋なのだが、彼らが撤収(引越し)したあと、残していった什器やら棚やらを運び出したり動かしたりして大掃除していたわけである。

 窓の下に置かれていた、腰までの高さの小さな棚を、えいやっ、と動かして、背面に隠れてた壁を露出させたとき..私は思わず、息を呑んだ。

 床面から高さ70cmほどのところに、真っ青な塗料が、ペシャッと叩きつけられ、まるで彼岸花を正面から見たときのように直径15cmほどに(禍々しく)広がり、そこから幾筋か下に滴り流れ、床にまで達していたのである..デザイン系の部署が、どのようなツールをどのように使って仕事をしているのか、私は知らないが、どう考えても、それは不自然な汚れに見えた。普通の業務内で、どのような粗相をしても、インクなどがその角度で壁に叩きつけられることは、あり得ないと思えた。

 それは..直感的には、「真っ青な血痕」以外の何ものでもなく、そしてそれは、隠されていたのである..

 ..もちろん、真相は、しごく散文的なものに決まっている。(そうであって欲しい。[;^.^])しかし、そんなものは調べず追求せず、日常生活の中に潜みこんだささやかな謎(と恐怖)は解決せずに、心の中に、大切にしまっておきたいものである。それが人生を(たとえ僅かながらであっても)豊かにするのだと、私は信じて疑わない。

*目次へ戻る


*2010年09月30日:ぶんか社から返信


 昨夜1:30頃、半端ない大汗で目が覚めたのだった。枕も(パジャマがわりの)ランニングもびしょ濡れである。発熱しているわけではない。室温もさほど高くはない。いったい何ごと? ..とにかくシャワーで汗を流して着替え、シーツを代え、予備の枕はないのでタオルケットを丸めて枕代わりにして、寝直した。

 今朝は、雨。マーチのエアコンの送風切り替えダイヤルは、今日はびくとも動かない [;^J^]。無理に回すと、またバキャるので、送風ポジションは上半身固定で使うしか無さそうだ。デフロスタポジションが使えないので、今日のような雨の日にはいささか困ってしまうのだが、上半身ポジションのまま温風を(最大風速で)吹き出せば、自然、フロントガラスの内側にも温風がいきとどくので、曇りが取れることに気がついた..必要以上に暑くなるけどね [;^J^]。曇りが取れたら、すぐに冷風マックスにして室温を下げなければならない。以下、繰り返しである。[;_ _][;^.^]

 「主任がゆく!スペシャル」のバックナンバーを閲覧させていただけないか、と、ぶんか社にメールしても梨のつぶてだった件は、先日の日記に書いたが、本を売ってる会社に「読ませてくれ」はないだろう、と、改めて、「「主任がゆく!スペシャル」の、2009年12月〜2010年3月に発売された号(バックナンバー)を購入したいのですが、在庫はあるでしょうか?」、と、メールしたのが、2日前。すると早速、今日、返信が来ましたよ [;^J^]。さすがである..が、残念ながら、在庫があるのは8月号以降であり、それ以前の号はすべて品切れとのこと。まぁやはりそうだわなぁ。しかし困った。これで、この時期の「主任がゆく!スペシャル」を読める可能性は、極めて低くなった。

 各地の図書館の蔵書はひととおり調べたが、目の届く限り、この時期のこの雑誌はどこにもない。ぶんか社から国会図書館への納本が、2009年2月でストップしているのが痛い。ここが生命線だったのだ。

 古書店で見つかる可能性も、非常に低い。なぜなら、売れる見込みが無いからである。古書店は図書館ではないのだから、売れる見込みのある商品しか仕入れない。たかの宗美の「主任がゆく!」の掲載誌は「みこすり半劇場」であるが、その増刊号の形で「主任がゆく!スペシャル」が(月刊で)出され、そののち単行本にまとめられる。つまり、「主任がゆく」のファンは単行本を買えば良いのであって、中途半端な増刊号を(リアルタイムならばともかく、単行本が出たあとからわざわざ)買う必要はない。要するに、買い手がいないのだ。だから古書店は仕入れない..まずはヤフオクで探すか..

*目次へ戻る


*2010年10月01日:「Fの肖像」


 「Fの肖像 フランケンシュタインの幻想たち 異形コレクション 46」(井上雅彦編、光文社文庫)読了。

 タイトルどおり、フランケンシュタインテーマのオリジナルアンソロジーである。特選!と叫びたくなる作品は無いのだが、一定の水準をクリアしている作品はいくつもあり、総合的にはなかなか悪くない作品集となっている。

 特に良いと思ったのが、ジル・ド・レエと結びつける「青髭の城で」(吉川良太郎)、トビオのモチーフが組み込まれている「CLASSIC」(真藤順丈)、メタ系で、豪華客船上で映画を観る「そして船は行く」(井上雅彦)、舞台設定(森の中のフランケンシュタイン製造タワー)が素晴らしい「野鳥の森」(間瀬純子)、京都の古道具屋を舞台に、金継ぎと結びつける「金繍忌」(入江敦彦)、及び、「完全なる脳髄」(上田早夕里)。

 一番、参ったのが、「自画像」(天野邉)である [;_ _]。編者のまえがきでツイッターネタだと書かれているので、その予備知識をもってふむふむと読み始めたら、いきなり“平成43年”である [;_ _]。物理的にずっこけましたよ、わたくしは [;_ _]。20年後にツイッターがあるわけないだろう、それとも、この“あり得ない”年代設定自体がメタなトリックなのだろうか、と(それでもいくらか期待しつつ)読み進めたのだが..何も無かった。[;_ _](とくにネタバレというわけでもないので、心配ご無用である。)

 確かにIT(ネットワーク)に詳しい著者なのである。そしてそういうバックボーンを持つ作者が陥りがちな陥穽に、ものの見事にはまってしまっている。(“現在の”)技術の描写/説明が詳細すぎて、それに足をとられ、全く飛躍できていないのである。知りすぎているから、想像力が働かないのである。この「平成43年」の作品世界において、現在(平成22年)の世界に無い技術と言えば、眼鏡型のマルチスクリーンぐらいのものだが、これとて、既にどこかのショーに試作品(あるいはコンセプトモデル)が出品されていても、少しもおかしくない。ましてや、IT以外の描写については、20年後の未来とは到底思えない。

 「平成43年」ではなく「平成2×年」とでもしておけば、なんの問題も無かったのであるが..これは編集者(井上雅彦)の責任である。

 ほか、「切り裂き魔の家」(石田一)、「生まれ変われない街角で」(岩井志麻子)、「あるグレートマザーの告白」(平山夢明)、「ドクターミンチにあいましょう」(詠坂雄二)、「光の栞」(瀬名秀明)などを収録。「死なない兵士」(黒崎薫)は、文章と描写のあまりの下手さに、イライラした。[;_ _]凸

*目次へ戻る


*2010年10月02日:自転車、買った! \[^O^]/


 朝いちで洗濯をはじめ、そろそろすすぎが終わる頃だろう、と様子を見に行ったら、思いっきり足を滑らせてしまった。何ごとかと思ったら、洗濯機近辺の床に水が流れ出しているではないか。[;_ _]

 排水口がつまりかけており、排水が溢れ出しているのであった。すぐに水を止める。気が付くのが早かったので、付近一帯の“冠水”などの大惨事には至らなかったものの、何しろこの狭いアパート、水回りも同じフロアで床の高さも同じで、とくに仕切りもないので、あと10分遅ければ、DKがえらいことになるところであった。[;^.^](何しろDKの床には、書籍だのDVDだの書籍だのDVDだの書籍だのが、積まれていますのでね。[;^.^])幸い、完全につまっているわけではなく、比較的浅い場所にホコリやらなんやらが溜まっていて水はけを悪くしていたようなので、これを掃除して、なんとかすすぎ完遂。(← 冠水との巧妙な掛け言葉であることに注意せよ。[^.^])しかしそれでも、まだ、すっきりとしていないなぁ..排水口の先のパイプの内側が(高血圧の血管の内側のごとく)細っているのかしらん? 考えてみれば、ここに引っ越してきて以来、24年間、排水関係のメンテをしていない。これまでノートラブルだったことが、むしろ驚異である [;^J^]。一度、水回りの業者に見てもらうとするか。

Picture

 クリーニング出しをしてから、Nサイクルセンターへ。発注していた自転車の引き取りである [^.^]。ブリジストンのオルビー700というモデルである。どうです、なかなか姿が良いでしょう [^J^]。これを薦めてくれた販売店の方にも感謝だが、これを選んだ私の美意識にも、一定の評価を与えておきたい。[^.^]

 ひととおりの説明を受けてから、自宅まで乗って帰る..が、ほほほ、ふらつくふらつく [;_ _][;^.^]。なにしろ、自転車に乗るのは(推定)四半世紀ぶりである。(ついでに言うと、ママチャリではない、前傾姿勢になるスポーツモデル(クロスバイク)に乗るのは、生まれて初めてと来たもんだ。[;^.^])



 とにかく、まだ車道を走れる状態ではないので、失礼して [;_ _] 歩道を800メートル走って帰宅。(もちろん、歩行者がほとんどいないことを確認した上で、であります。[_ _])自宅に着く手前に、かなりきつい長い上り坂があるのだが、シフトチェンジでなんとか対応できる(上り切れる)ことを確認。脚がパンパンになって、ここだけでもなかなか手頃な運動量である。[;^J^]

 夕方まで、近場を何度か試し走行。とある郵便物を発送がてら、浜松西郵便局まで4キロ弱走ってみたが、途中、長くて急で途中で大きくカーブしている、歩道がなくて路肩が狭くて交通量が多い下り坂があり、ここを走り下りるのは、非常に恐ろしかった [;_ _]。この恐怖感が克服できるまでは(つまり、手足の延長と言えるほどに走行が安定するまでは)、通勤には使えないな。

*目次へ戻る


*2010年10月03日:慣らし走行


 要するに、左腕が仕事をしていないのだ、と、気が付いた。これまでの人生において、私は左半身を積極的に使うことはほぼ無かったと言って良く [;^.^]、まぁ右利きなので、ある程度無理もないこととは言えるのだが、左腕で物を投げることも重い荷物を(積極的に)持つこともなかったのである。とことん、甘やかしてきたのである。自分の左手が嫌いな鳥居みゆきみたいなものである。(← それは全然違う。[;^.^])..というわけで、左腕(を働かせること)を意識するだけで、随分、走りが安定した。とはいえ、意識しなければならないうちは、まだまだだ。

 天気も良いし、午前中に、湯風景しおりまで走ってみる。片道約4キロ。往路に長めの下り坂(つまり復路に上り坂)があり、慣らし走行には手頃な距離であり手頃な道である。

 途中、信号待ちで隣り合わせたサラリーマン氏に、「いい自転車だねぇ、20万ぐらい?」、と褒められ、素直に嬉しかった [^.^]。定価5万弱、セールで4万弱で買ったのだが、確かに値段の割には高級感があるのである。くどいようだが、これを選んだ私の美意識には、一定の評価を与えておきたいものである。[^.^]

*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Oct 6 2010
Copyright (C) 2010 倉田わたる Mail [KurataWataru@gmail.com] Home [http://www.kurata-wataru.com/]