2003年11月17日:スキー靴崩壊 2003年11月18日:「父」だったかも 2003年11月19日:走る年末 2003年11月20日:早乙女研究所 2003年11月21日:小型スピーカーを買う 2003年11月22日:ファンタジア/フォーレ/竹取物語 2003年11月23日:マタンゴ、再び目次へ戻る 先週へ 次週へ
玄関の隅っこに置きっぱなしにしていたスキー靴。ま、型も古いし金具は(多分)錆びているだろうし、仮に近い将来、スキーに行く機会があるとしても、これを使う可能性はほとんど無く、まず間違いなく新品を買い直すかあるいはレンタルで済ませるであろう。よって、これがここに居続ける理由は無い。廃棄!..
..と、持ち上げてみたら..というか、触ってみたら..粉々に砕けていた..[;^.^][;^.^][;^.^]..なんという廃墟美..(..陶然としている場合じゃないってか。[;^.^][;^.^][;^.^])
..しかし、驚きましたな。プラスチックと金属の混成体だと思うが、こういうのって、一切の手入れをせずに放置しておくと、崩れてしまうものなのか..(記録を調べてみたら、前回使用したのが、なんと、1994年の1月である。[;^J^])
目次へ戻る昨日の日記を書くために、昔の日記(「ミクロコスモス」開設以前)を読み返していて気がついた。3年以上前に「「生き別れ」について」という拙文で話題にした映画のタイトルは、「父」だったかも知れない。
約10年前に開催された(社員旅行ではなく)社内有志による「木島平高原へのスキーツアー」の、帰路のバスで上映されたビデオ3本が、「トットチャンネル」(斉藤由貴)、「父」、及び寅さんのシリーズのどれかだったらしく、その日記の記述によると、「父」が、前記「生き別れ」で俎上にあげたものであった可能性が、極めて高いのである。
ここまで絞り込めれば、ソフトを捜しだせる可能性も、かなり高くなったと言えるが..正直、それほど観返したいわけでもないのだ。どちらかと言えば「追憶系」の作品なのだが、その作品(を観たという記憶)自体を、「追憶」のなかに封じ込めてしまうのも良いかな、と..
目次へ戻る年末は、物入りだ。特に交通費。なんかもう、予定表を見ると、毎週末に上京な状況である。あまりに忙しいので、今夜はここまで。
目次へ戻る代休取得。聖隷三方原病院へ。診療科目は秘密である。
先週、「秋祭り2003」で話題にした「早乙女研究所」の所員から、リンクを貼るようにとの要請を受けた。というわけで、お暇なら、前記のアンカーをクリックしていただきたい。(まだ工事中らしいが。)
目次へ戻る暑い..この季節にはありがちなことだが、体調が狂ってしまう..
ヤマハ製の小型スピーカー(型番、失念 [;^J^])をジョーシンで買う..一応、経緯も説明しておこう。
そもそも昔は、そこそこマトモな中型スピーカー(といっても、598)と、かなりマトモなヘッドフォンを使っていた。これで、音楽も映画も鑑賞していた。しかしある時点で、スピーカーが“崩壊”してしまい、そのまま廃棄した結果、現在の私の(音楽、映画など、ジャンルを問わず)入力環境は、ヘッドフォン(SONY MDR−F1)だけになってしまっているのである。ま、なかなか良くできたヘッドフォンであるし、これで別に不自由は感じていないのであるが..複数人で聴くことはできないのでね。[;^J^]
もちろん、小型スピーカーであるから、音質的には限界がある。しかし、映画(オペラを含む)のDVD/LDを(しばしば夜間、小音量で)観る分にはさほど気にならない水準であるし..なによりも、(狭い部屋の中で)邪魔な時にはサクッと動かせるというのが、大きな魅力なのである。
目次へ戻るTさんに「ファンタジア」(ディズニー)を紹介する。全編は長いので、一部だけ。(もちろん、ミッキーマウスのパート(「魔法使いの弟子」)である。)フォーレの「ピアノ五重奏曲 第1番」も紹介する。フォーレのピアノ五重奏曲といえば、世間的には第2番の方が有名だが、わたくし的には、断然、第1番なのだ。最初の1音から最後の1音まで、全ての音が宝石のように煌めいている..
耳直しに、ちょっと“キツい”室内楽も、というわけで、ラサール四重奏団の名盤「新ヴィーン楽派の弦楽四重奏曲」から、適当に1曲かけてみたが、(どういう曲だか忘れていた)「弦楽四重奏のための抒情組曲」(ベルク)が、存外、耳に優しく聴きやすい作品だったのは、失敗。今度はもっと本格的に凶暴な音楽 [;^J^] を選ぶことにしよう。
佐鳴台の「にんじんパパ」で昼食。久しぶりに来たが、いい店だ。蜆塚公園の浜松市博物館へ。ここも久しぶり。「昔のくらし」という企画展をやっている。手回し蓄音機の実演の他、氷冷蔵庫、コリントゲーム、レーシングゲーム、タイガー計算機などが、興味深く、懐かしかった。
アクトシティ中ホールへ。「和歌劇 竹取物語」である。入場無料だが要整理券で、整理券は既に全数捌けている。Tさんは整理券を持っていなかったのだが、キャンセル待ちで入れた。
ソプラノ、バリトン、及び語り役の俳優の他、楽器奏者は5人で、パイプオルガン、ピアノ、シンセサイザー、箏、パーカッション、という、面白い組合せ。(シンセサイザーは、主として、ストリングス、ブラス等のパートを担当。)これで、音楽の構成要素はほぼ網羅できており、実に効率的に省力化できていると思った。(趣旨は違うのかも知れないが。)物語自体は、竹取物語をベースにアレンジしたもので、古い倭国の伝統を守ろうとする(地方の)旧勢力であるかぐや姫と、唐から渡来した仏教によって新国家を建設しようとする帝の争いとして、ある意味、現代的にまとめられている。(月に帰るシーンなどは無い。)残念ながら歌詞を聞き取りにくかったのだが、そもそも現代語ではなく和歌を歌っているわけなのだから、プログラムに記載されている歌詞を読まなければ、そうそう聞き取れるわけも無いのであった。(伝聞情報だが、イタリア人が(イタリア語で歌われている)イタリアオペラを聞く時も、歌詞はほとんど聞き取れないそうな。)
ラーメン三太で夕食(というより、夜食)を食べてから、「赤ちゃん」へ。
目次へ戻るどこで昼食を食べるか、延々とドライブした挙げ句、結局、近所の朝鮮料理の店へ [;^J^]。午後、「シルクロード恐竜紀行 '94」のアルバムを見るが、(当時はデジカメを持っていなかったので、全て銀塩写真である、)さすがの私も、10年前の方が、いくらか若い。[;^J^]
「マタンゴ」を観る。(Tさんは観たことがなかったのである。)やはり傑作。ちなみに私が「カオスの本棚」という面白いページを発見したのは、私が「マタンゴ」ネタを振ったとき、Tさんが「湘南マタンゴ娘」という曲で返してきたので、なんじゃそりゃ?、と、検索をかけた時のことなのであった。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Nov 27 2003
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