1998年03月23日:AV嬢疑惑について 1998年03月24日:泣き腫らす 1998年03月25日:「えふくら−しすおぺ」潰れたか 1998年03月26日:アクセス事故発生 1998年03月27日:アクセス事故収束? 1998年03月28日:“貨幣”への冒涜 1998年03月29日:FCLA寿オフ@池袋目次へ戻る 先週へ 次週へ
声優の宮村優子が、元AV嬢だったとか言う“疑惑”が、世間を騒がせている?らしい。ネットニュース(japan.anime.evangelion.asuka)で話題になるまで、全然知らなかった。
どうも、ニュースソースはフライデーあたりの「暴露記事」であるらしく、これだけで既に話半分、という気にもなるが、仮に事実であったとして、何が問題なのか。
AV嬢だって、立派な職業ではないか。
芸能史に詳しいわけではないが、少なくとも、ストリップ劇場あがりの芸人は、珍しくないはずだ。所詮、芸は卑俗なものであり、卑俗を知らない芸も芸人も、大成するはずがない。
むしろ、今回の報道が事実であれば良い、とすら、思っているほどなのである。その経験は、今後の芸風の磨き上げに、必ずやプラスになるはずだからだ。(まぁそれ以前に、事実関係の確認が先なのであるが。)
目次へ戻る昔の話だが、コンタクトレンズに小さな傷をつけたことがある。それだけならともかく、そのことに気が付かずに(数10分間)装着してしまい、結果として、角膜に浅い引っ掻き傷を、多数つけてしまった。
もう、涙ボロボロである。さすがにレンズがおかしいことに気が付いて外してからも、涙の“流出”が止まらない。
いやもう、流れるなどという生易しいものでは無かった。私は、涙というものが、あれほど大量に出るものだとは、知らなかった。とにかく、瞼を閉じる勢いで、涙が、ピュッと噴き出すほどなのである。水鉄砲ならぬ、涙鉄砲だ。
そして..視界が暗くなった。モノの形がはっきりと見えない..
私は慌てた。これは本格的に眼を損傷したか?
しかし、鏡の前に飛んでいった私は、ただちに事態を理解した。傷をつけた方の眼の下瞼が、それこそ“ふため”と見られぬほど、腫れ上がっている。お岩は上瞼が腫れているのだから、逆お岩だ。
つまり、あまりに多量に涙が流れ続けたので、“ふやけて”しまったのである。だから、目がまともに開かず、半目を開けた状態にしかならず、睫が視界を覆って暗くなっていたというわけ。
これが、「泣き腫らす」という言葉の意味だったのか。
目次へ戻る「クラシックCDコレクション」の、例の「クラシック音楽掲示板」に、「倉田わた」名義の書き込みがなされた。(FCLAのRTで、このことを知ったのである。昨夜(3月25日1時半頃)の書き込みであった。)もちろん、「えふくら−しすおぺ」(「ニフティのFCLAのシスオペ」の“贋物”)のイタズラである。(「廃墟通信」を今週号から読み始めていて、彼の“イタズラ”について御存じない読者は、3月18日あたりから溯ってみて欲しい。)
この書き込みの間抜けさ加減を晒し者にするために、(くだんの掲示板から、いつ削除されるか判らないので、)まず、全文引用する。
その前に、「引用」と「使用」の区別について、書いておく。どうやら(大多数とまでは言わないにしても)過半数の人が、このふたつの概念を混同しているらしいからだ。
「オリジナルを改変せず」「出典を明示し」「文中における引用箇所を明示し」「その引用箇所が、内容的に“従”の関係にあれば」、それは“引用”である。(最後の条件が、やや判りにくいかと思うが、例えば、他人の文章を延々と書き写しただけで、自分の見解等が全くない場合は、それは“引用”とは看做されない、ということである。)
上記の条件を満たしている限り、オリジナルの著作権保有者に対して断ることなく(つまり無断で)引用してよい。何か悪いことをしているというニュアンスで「無断引用」という言葉が使われる場合が多いが、これは間違い。引用の要件を満たしていれば、「無断引用」は、正当なことなのである。
上記の「引用の要件」を満たしていない時、これは「使用」と呼ばれる。「使用」する場合は、著作権者の許諾が必要である。逆に言えば、著作権者の許諾を得れば、「使用」すら、可能なのである。
結局、許されないのは、「無断使用」の場合に限られる。
..と、なぜまたくだくだしく書いたのかと言うと、この「倉田わた」の書き込みの引用は、今回は「引用の要件」を満たす、どこに出しても恥ずかしくない、正当な「無断引用」になるのだが、実のところ、(そこまで誠実に「範囲の明示」「出典の明示」等の条件を満たさずに)確信犯で「無断使用」してしまっても、一向に構わないのではないか、と、思われるからだ。
なぜなら、この「倉田わた」の書き込みからは、著作権者を同定出来ないのである。
「倉田わた」というペンネームは、どうでも良い。問題は、彼が W-KURATA@niftyserve.or.jp というメールアドレスで書き込んでいることである。
こんなアドレスは、存在しない。試しにここにメールすると、エラーが帰ってくるはずである。
さらに、彼は sol.infonex.com というホストから書き込んでいる。http://sol.infonex.com/ にアクセスしてみると判るが、ここは、「匿名アドレスを提供するための」プロバイダなのである。
要するに、「倉田わた」は、この文章の著作権が自分に所属しているということを(つまり、自分が書いたということを)同定されたくないのだ。実際問題、私が、この文章を何かの書籍に引用して、それがベストセラーになって、印税を5億円ほど稼いだとして、分け前として「倉田わた」に、500円ばかり、めぐんでやろうと思っても、連絡先がわからないのである。
つまり、便所の落書きに著作権はあるのか?という問題だ。多分、無いのだろうと思うが、識者の教示を乞う。
さて、その「便所の落書き」である。
(引用開始)
反省、早く大人にならねば。
投稿者 倉田わた
日時 1998 年 3 月 25 日 01:24:03:
リモートホスト情報:sol.infonex.com
リモートアドレス:209.75.196.2
わたしはイタズラとか大嫌いなので、絶対に許しません。
だから、そういう場面に出くわすと本気でのめり込んでしまい、その後で、
「適当にたたいておいた」とか「自分は実は楽しんでいたのだ」なんていう
子供っぽい意地を無理に張って、自己満足の世界に優越感を見出していました。
わたしは40歳なのですが、いまだに独身なのです。
自分ではわかっていながらそういう子供っぽい面が40年間の随所で出てしまっていたのが敗因のようです。
イタズラしている子供を見て、自分が「適当にたたいておいた」とか「自分は実は楽しんでいたのだ」なんてことを言ってましたが、
本当の大人の人はこれを見てたぶん「この人も同じように子供も域を脱してないな」って思っていたことでしょう。
あるいは「この人のほうが実はいいように遊ばれているのだなあ、かわいそうに」と思っているでしょう。
自分でも気付きました、「歳は40になったが、中身も早く40にならねばと」。
とにかく「自分は40歳、独身なんだ」ということを自覚して、自己満足、自分さえ良ければという考えを捨てていこうと思います。
私が本当の大人になれれば、イタズラをする人を見つけても「潰してやろう」なんて思うことはないでしょう。
これからも私を見捨てないで下さい、よろしくお願いします、では。
(引用終了)
(以上「クラシックCDコレクション」の「クラシック音楽掲示板」より。)
完全に腰がひけている状態で、彼はもう、やめにしたいのである。しかし、意趣返しは、したい。そこで、私の名前を騙って、私に自分を卑下させ、よって、面目を失墜させたつもりなのである。
これが完全な大外し。「えふくら−しすおぺ」の、このたくらみは、全く機能していない。
なぜなら、彼が「倉田わたる」の名を低からしめんとした、その読者集団は、「クラシック掲示板」の読者なのだが、ここの一般の読者は、「倉田わたる」の名前など、知らないのである。見慣れぬ人が“訳のわからない”独り言を呟いている。この場合、一瞬「なにこれ?」と思うかも知れないが、すぐに忘れてしまう。全く印象に残らないからだ。
「見慣れぬ人」であることと「訳のわからない独り言」であることについて、補足しておく。私は、この掲示板には、例の「FCLAシスオペ贋物事件」のトゥリーでしか、書き込んでいない。そして、このトゥリーは、私が書き込み始めてから2日後には、全て削除された。つまり、この掲示板の読者でも、実は私の書き込みを読んでいない(つまり、私の名前を知らない)人の方が多いのである。これが「見慣れぬ人」であることの謂れ。
次に、仮に、この騒動(トゥリー)に全部付き合って読んでいたとしても、この掲示板だけ読んでいる人には、やはり意味がわからないのである。「倉田わた」という名前には、なんとなく見覚えがあるかも知れない。しかし、上記の書き込み中のポイントである、
「適当にたたいておいた」とか「自分は実は楽しんでいたのだ」なんていう
子供っぽい意地を無理に張って、
というくだりが、意味不明なのである。私はこの掲示板では、こういう言葉は書いていない。これは、「廃墟通信」(の、「えふくら−しすおぺ」が確かに読んでいるという証拠のあるファイル)にしか書かれていない言葉なのである。(念の為、手元のファイルとログ全てに、文字列検索をかけて確認した。)
結局、これを読んで「ああ、なるほど」と判るのは、「廃墟通信」の読者であり、「廃墟通信」の読者は、既に私の視点による「報道」を読んでいるのである。そしてそういう読者は、「倉田わたる」という名前を知っているのだから、「倉田わた」が「倉田わたる」ではないことは、一目瞭然である。(普通の人は、自分の本名を書き間違えたりはしない。)
それにしても、「廃墟通信」から拾ってきた言葉を思わず引用してしまったり、「40歳、独身」と執拗に繰り返したり、まるで、「倉田わた」氏は、自分は実は「えふくら−しすおぺ」なんだ!と、叫んでいる(サインを送っている)かのごとくである。(「えふくら−しすおぺ」は、私のホームページに、毎回「倉田わたるの横顔」から入り込んでいることは、既にお伝えした通りだが、私の年齢と、独身であることは、ここに書かれているのだ。そりゃ何度も目にすれば、確かに学習するわなぁ。)
どうも彼自身の認識によると、「潰されてしまった」らしいし、(あまりの間抜けさに)これ以上叩くのも可哀相だという気がしてきたが、さらに追い討ちをかける。
彼が、書き込み者である自分を同定されたくないために、W-KURATA@niftyserve.or.jp という、存在しないメールアドレスを使っていることは、既に述べた。彼は私の正確なメールアドレスを知っているはずだから、それを騙ることも出来たはずなのにしていないのは、そこまでやると完全な「アドレス詐称」になってしまい、先に、「それは犯罪行為である」と、掲示板で釘をさしておいたので、恐くて出来ないのであろう。「倉田わたる」と書けずに「倉田わた」と書いているのと、同じことだ。
ここまではともかくとして、可笑しいのが、sol.infonex.com というホストに切り替えたこと。infosphere の船橋アクセスポイントからでは、自分の仕業だということがバレバレになるのが(「廃墟通信」を読んで)わかったので、プロバイダを切り替えたのだが、先述したとおり、http://sol.infonex.com/ は、匿名アドレスを提供するためのプロバイダ。こんな場所から書き込んでいること自体、マスク&サングラスでコートの襟を立てて、アダルトビデオを借りるようなもので、必要以上に目立って怪しく逆効果だ、ということがわからない、この間抜けさ。
さらに、既に、私のホームページへの、infosphere の船橋アクセスポイントからのイタズラはストップしているのだが、入れ替わりに、sol.infonex.com から「廃墟通信」を読みに来ている人がいるのだ。バレていることが、判らんのか。[;^O^] ま、イタズラせずに読んでくださる分には、お客様である。m[_ _]m ここまで読んでくれているよな? >「えふくら−しすおぺ」君
いずれにせよ、掲示板の「倉田わた」の書き込みは、放置しておく。上述した理由から、誰にも意味が判らず興味を持たれずコメントもつかない、と思われるし、人畜無害だからである。(まんがいち、コメントがついたら、それはフォローする。)
目次へ戻る昨夜のRTで、私のページにアクセス出来ない人がいることが、判明した。何かプラグインをロードし始めようとするのだという。
調査を約して、今朝、会社でチェックしてみたら..なんとしたこと。確かに症状が出る。一部のページにアクセスできない。社内のインターネットクラブの、ごく一部のページで事故が起きたらしい。
スタッフ間で調査したところ、ここ数日のメンテミスによるものらしい。(正確なところは、私にも理解出来ていない。[;^J^])やっかいなのは、これがプロキシーのキャッシュに残っていることで、リロードしてしまえばキャッシュは綺麗になるのだが、今回は、表示が出来ないのでリロードも出来ないのである。[/_;] この場合、キャッシュからタイムアウトして消えるのを待つ他ない。さらに、この「ゴミ」のついたファイルが、世界各地のサーバーに配布されつつあるわけだ。それらがタイムアウトするまで、この症状が残る。
逆に、キャッシュにゴミが無い状況ならば、症状が出ないのだ。ログを眺めた感触では、過半数の人は、この現象に遭遇していないと思える。しかし、極力早く手を打ちたい。一晩かそこら、どこぞのページにアクセスできなくても、誰も不思議に思わないだろうが、例えば一週間連続してアクセスできなければ、そのページが消えたかあるいは引っ越した、と判断して、リンクリストやブックマークから外すのが、自然な発想であろう。それは困る。そうでなくとも、「えふくら−しすおぺ」事件の、一番美味しいところをアップしたばかりなのにぃ。[;^.^]
今日は残業せずに、部内の上司の送別会。(今春、大移動があるのだが、その一環である。)久々に「しゃぶしゃぶ」。いやはや、美味い。しかも、飲み放題食い放題。
帰宅してから、ホームページの件、打つ手を考えるが、今夜は静観することにする。むしろ慌てて手を打ちすぎると、かえって嵌まる。
例えば、自宅から直接インターネットクラブにアクセスしても、アサヒネット経由でアクセスしても、今は問題なく見える。これは(この径路の)キャッシュの状態が良いことを示しているが、最初からそうだったのか、私がしゃぶしゃぶを食っている間に、別のスタッフが何か手を打ってくれた結果なのかが、わからない。しゃぶしゃぶに行く前に、全てのファイルにタッチして時刻を更新したのが、効いたのかも知れない。(普通に考えれば、この対策でキャッシュは一掃出来ると思うのだが、時刻更新後に、時間をおいて何度かトライしても、やはり読めない、という、よくわからない事態だったのである..)
少なくとも、rinc.or.jp という、新しい(正しい)ドメイン名ではなく、inetc.roland.co.jp という、古いドメイン名でアクセスすれば、問題は無いはずである。
打てる手のうち、もっとも「副作用」の少ない、FCLAの喫茶への告知(「rinc.or.jp でアクセス出来なければ、inetc.roland.co.jp でアクセスしてくれ」)のみ、やっておく。
他に考えられる手としては..フッタのアドレスを、全部 inetc 書き換える。主要ページに inetc へ誘導する注意書きを書く。ニュースグループ(複数)に告知する..等など。特にニュースグループへの告知は、最後の手段としたい。後始末がやっかいだからである。
目次へ戻るアクセスログを、過去10日間にわたって、精査する。アクセス事故を起こしている形跡が、ここ数日で目立って増えている、という傾向は、読み取れない。キャッシュにゴミが乗ってばらまかれたのは確かだが、これに遭遇しているのは、かなり少数の読者に限られる、と見て良さそうだ。
社内からのアクセスもできるようになった。しばらく様子をみよう。
目次へ戻る今では、もうやっていないのかも知れないが、勤務先の目と鼻の先のスーパーで、以前、福引きの代わりに、「1円玉つかみどり大会」という余興をやっていたことがある。
私は、これが、大っ嫌い。“貨幣”に対する冒涜だと思うのである。
何かの御褒美に“貨幣”をくれる、というのなら、いい。(それが、くじ運に対する御褒美であっても。)“貨幣”は、他のものの価値の代用品だからだ。しかし、代用品であるところの“貨幣”を、なにかの引き換えとしてではなく、いきなり“与える”というのは..“貨幣”の存在意義を脅かすほどの行為なのではないか。(“貨幣”以外のものの、無償のプレゼント、とは、根本的に意味が異なるのだ。)
目次へ戻る8時16分のこだまで上京。まず、秋葉原。
東芝テクノセンターで、リブレット100を触ってみる。リブポイントの配置&感触の変更に対する、ネガティヴな報告が多いからだ。
なんだ、全然オッケーである。全く問題にならない。従来と“異なる”ことと“固くなっている”ことは確かだが、先にこちらを触ったユーザーならば、むしろ従来機種の方が、フワフワと押し易す過ぎる、と思うかも知れない。その程度の違いである。大きさ重さとも、全く問題無し。ほとんど違いを認識できない位である。もっとも、私の掌が、平均的な日本人よりは大きい、ということを差し引いて考える必要はあるだろう。何度試してみても、楽々片手でガバッと掴んで持ち上げられてしまうのだが、これが出来ない人は少なくないはず。これが出来るか出来ないかで、相当印象は異なることだろう。
で、浜松に買って帰ろうかと思ったのだが..どの店が廉いのか、メモしておくのを忘れてしまっていた。ラオックスとTゾーンを覗いたところ、両店とも、アプリ無しモデルが218である。高い。これなら浜松でOAナガシマで買うのと変わらない。どこぞが廉いという情報は、持参したリブ30の中に入っているはずだが..どうもうざったいなー。今日は別件で上京したのだし、これから荷物も増えるし、今すぐ必要だというわけでは無いし。ここは見送って、浜松に帰ってから、通販を調べてみるとするか。
石丸で、イエスとベルリオーズとシベリウス。
例によって神保町まで徒歩で移動するが、これは失敗。実にいい陽気なのであった。汗だくだく。[;^J^]
三省堂で「澁澤龍彦翻訳全集」の最終巻(別巻1)。「全集」「翻訳全集」合わせて全40巻。これで、(遺漏は免れていないだろうが)澁澤龍彦の書いた全文章の、まずは99.5%位は読んだことになろうか。
地下鉄で池袋へ。まず「銀座ライオン」の場所を確認。今日はここで、FCLAの仲間(N嬢とTさん)の寿オフが開催されるのであって、私はそのために上京したのであった。なんだ、確かにどえらくわかり易い場所にある。芸劇前の広場に面しているではないか。
まだ1時間近くあるし、せっかく池袋に来たのだから、久しぶりにT書店を訪れる。以前は、H堂のビルの7Fあったのだが、すぐ近くに移転していた。
ちょっと驚く。怪奇幻想ミステリ系に強い店だったと記憶していたが、その新店舗の1Fは、まるで普通の、どこにでも転がっている古書店の品揃えである。コミックすら、ある。これも時代か..と失望しかけたが、狭い2Fに上がって、得心。昔ながらの本は、皆、ここにあった。
「衝突する宇宙」(ヴェリコフスキー)の、初版だか改版だか見忘れたが、とにかく昔の版が1500円で出ているのを見て、衝突、もとい衝撃を受ける。つい最近、新版を3500円で買って、もちろん未読だからである。
ユイスマンスやサドの、美味しいところが沢山ある。しかも廉い。さんざん迷ったが、あまりに分厚く重いので、見送る。結局、銀背を3冊と、「ヴァテック」(ベックフォード、牧神社)だけ捕獲。
昔ほど“濃く”はないにせよ、それなりの品揃え。しかし、どこか“違う”のは..昔より“廉い”のであった。昔は、さらに“濃い”本が、さらに“高く”売られていた。レジで、目録をもらおうとしたら、今は作っていないとのこと。確かに、時代は変わっているのだ..
時間だ。銀座ライオンへ。
7〜80人ほども集まって、いやはや、盛会である。珍しい顔も多い。
今日は飲み食い主体の立食パーティーで、演奏はほぼ、BGMに徹している。(FCLAでよくある、演奏オフではない。)最近は、月に一度位しか、FCLAのオフに出ていないのだが、今回は、例の「えふくら−しすおぺ」君の馬鹿話が、大好評である。参加者には本物のシスオペもいて、面白がっている。彼が挨拶に立つと、「贋物だぞ!」というやじと拍手である。(ということで、君はすっかり、人気者だよ>「えふくら−しすおぺ」君 [^J^]。)
お気楽オフの主催者のMさんも来ていて、次回の“打ち合わせ”も。次回はベートーヴェンの「荘厳ミサ曲」と「合唱幻想曲」であり、前者のために、例によってパイプオルガンをシンセで用意する約束になっているのだが、後者の“ピアノ”のかわりに“フォルテピアノ”の音をシンセで出せるか?という相談である。「用意する」と約束したが、これは実は、結構難しい課題である。まだ日数はあるので、いろいろ研究してみるか。
むろんパーティーであるから余興もあるのであって、今回は珍しくもリスナー系のゲーム。(新郎が、オタク系リスナーだからである。)演奏の一部を聴いて、演奏者(指揮者&楽団)を当てる、という、無茶な [;^J^] ゲーム。白状するが、私にはほとんど判らなかった。まぁ、赤ワインをがぶ飲みしていたからだ、ということにしておこう。
ということで、後半の模様は不明である。[;^J^] ふと気がついたら、二次会が終わったのではないか、と思われる路上であり、どうやら駅に向かって歩いている(ようだ)。[;^J^]
予約を入れておいた日暮里のTホテルへ。なんと21時かそこらである。本当に二次会に出たのか?いや、一次会は17時位で終わったはず。二次会を中座したとも思えないし。
まずいな、今から眠ると、24時前に起床してしまうぞ。夜が長い..[;^J^]
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