2025年07月07日:掛け布団を廃棄
2025年07月08日:掛け布団の呪い [;_ _]
2025年07月09日:横浜いわき歯科/雷ガードタップ
2025年07月10日:素直に読みなよ
2025年07月11日:「亡き王女のためのパヴァーヌ」
2025年07月12日:シンセの設定のウォークスルー
2025年07月13日:幻想美術選「おおとかげ」チャールズ・リケッツ
明るい曇天から、暗めの曇天へ。
どうやら、掛け布団が寿命である。今使っているのはオールシーズン用なのだが、これはかなり古いとはいえ、昔から実家で(来客用に)保存されていたもの。もちろんきちんとメンテされており、コンディションはまったく問題なかったのだが、この2年間の私の使い方に問題があったのか [;_ _]、中の綿があちこちに遍在して塊ができてしまって、もはや平らにならない [;^.^]。これからの季節には向かないし、ここまでだな..
..というわけで、廃棄の段取り。横浜市の粗大ごみの申込みを参照して、今日の午前中に搬入すると予約。コンビニで「粗大ごみ収集シール」(200円券)を購入し、9:30過ぎに車で出て、車で5分かそこらの「長坂谷ストックヤード」に持ち込んだ。
その足で、ららぽーと横浜のヨーカドーの寝具売場へ..掛け布団、高い〜![/_;]。諦めて、スーパービバホーム長津田へ。店員に質問したら、品数が少ないですが..と恐縮されながら寝具売場に案内されたが、まずまず廉い(適価な)ものがあったので、購入した。
昼食は中山駅の近くのCoCo壱。
夕方から、咳き込みが始まる [;_ _]。まさかの夏風邪? 廃棄された掛け布団の呪いでもあるまいし..[;_ _]
喉が暖かく、舌が痺れ、僅かに黄色い痰が出る。ときどき、咳 [;_ _]。熱・鼻水・頭痛は皆無だが..風邪だろ、ふつうどう考えても..[;_ _] 祟られたなぁ..[;_ _][;_ _][;_ _]
晴天なのは、助かる。朝いちで白根診療所。いつもの薬を処方された。
晴天。
風邪は治ってはいないのだが、外出禁止をおのれに課すほどではないので、予定どおり8:06のバスで発つ。9:00から予約していた横浜いわき歯科に着いたのが、8:45。
歯のコンディションの確認のための定期検診である。前回(2ヶ月前)よりも歯磨きの精度が悪くなっていると、担当の可愛い衛生士に叱られたが、こういうのはなかなか悪くない..[*_ _][*_ _][*_ _][;^.^]
10:00に終了。すぐ近くのヨドバシカメラで、雷ガード電源タップを購入。さっさと鶴ヶ峰に戻り、サイゼで昼食。13時頃には帰宅。暑い。
書斎のAV機器・情報機器群の電源は、雷ガード電源タップを通して取っているのだが、リビングのAV機器群の電源が、壁コンセントから直接取られていることを失念していたのである。さっそくセット。まぁ、直近に落雷したら突破されるだろうが、その時はその時だ。
ちなみに、UPSは(書斎にもリビングにも)設置していないのだ。これは本当に迷うところで..想定される最悪のケースは、ハードディスクレコーダーに録画している(HDDに書き込んでいる)最中に電源が落ちることで、ハードディスクが丸ごと吹き飛ぶ可能性がある。この新居に住み初めてからの2年弱で、おそらく1回だけ、瞬電(短時間の停電)が発生していたと思われる。やっぱ、備えておくべきかなぁ..
山を甘く見て軽装で登りはじめ、動けなくなって救助を頼んで迷惑をかける連中が後を絶たないが、もちろん、昔からそういう事例には事欠かなかったのである。以下、15年ほど前に廃墟通信に書いているのだが..
ネットニュースの見出し。「「手ぶら思いつき」で富士登山、「助けて」」..
これを読んで、「寒かったろうに..」「ぼくが助けに行きたかった..」というコメントが相次いだものだ。昔のネット民は、暖かかったのである。
曇天。涼しい。庭の百日紅(高さ50cmの低木だが)が、開花した [^.^]。2年前の実家改築に際して、庭の他の全ての樹木とともに、高さ2メートル半ほどの百日紅も(やむを得ず)伐り払われたのだが、1年以上も経ってから、新築の書斎の外壁のすぐそばから生えてきたのである。この大災厄を、どうにかして生き延びたのだ。あまりに健気な、実家の旧庭園(というほどのものでもないが)の名残/生き残り [/_;]。壁際から離した場所に植え替えて、大切に育てているのである。
7月26〜27日の夏オフの、鍵盤パート割りを開始した。鍵盤奏者は例によって人手不足だが [;_ _]、私の猫の手も繰り出して、辛うじて足りるかな..[;_ _][;^J^]
「亡き王女のためのパヴァーヌ」に、ハープのグリッサンドがあることに気がついた。これは、Fantom−Sの鍵盤で演奏操作する必要があるのだが、同時にコントラバスパートもあり、アルコ奏法(弓を使う普通の奏法)とピッチカート奏法(指で弾く奏法)がきめ細かく切り替えられているので、これも(外部MIDI鍵盤では無理なので)Fantom−Sの鍵盤で奏しなくてはならない。しばし譜面を睨んで検討した結果、基本的にFantom−Sはコントラバスパート、外部MIDI鍵盤(エレピ)でハープパートを奏し、ハープグリッサンドの個所のみ、Fantom−Sをハープに切り替えることで切り抜けられそうだ。コントラバスパートの音がひとつかふたつ抜けるかも知れないが、この程度はやむを得ない。Fantom−Sで、コントラバスアルコ/コントラバスピッチカート/ハープ、と音色(パート)切り替えを行わなければならないので、当然、私が担当することになる。[;^J^]
明るい曇天。フォレオのロイヤルホームセンターで庭用の脚立などを購入。昼食は、向陽飯店で酢豚のランチ。
シンセの設定の追い込み。「大地の歌」用と「亡き王女のためのパヴァーヌ」用の設定をフィックスし、当日のプログラムに沿った設定手順書に書き込み、この手順書に従って順次設定を切り替えて、すべての曲(のすべての個所)で、Fantom−Sを含めた3台の鍵盤(とパッド)が、正しい音色で鳴ることを確認した。やれやれ、ひと安心。
あとは、私が弾く曲(パート)の、練習である(忘れてた。[;^.^])
「幻想美術選」、第323回。Charles Ricketts(1866〜1931、Wikipedia(英文)、画像検索結果)の作品を取りあげるのは、「オイディプスとスフィンクス」以来、6年ぶり、2回目である。
19世紀末の英国デカダンスの立て役者のひとり。パートナーであるチャールズ・シャノンと共に1886年に創刊した「ダイヤル」誌には、リケッツによって豪華な装丁が施されたが、この「おおとかげ」(The Worm)は、創刊号の口絵である。
不思議な情景である。美女(裸女)と彼女を喰いにくる怪獣の組合せとなると、「ロジェとアンジェリカ」「ペルセウスとアンドロメダ」「聖ゲオルギウスと竜」などのパターンが想起されるが、ここには主役たる「騎士(英雄)」がいない。文学的典拠はなさそうである。当時ヨーロッパを席巻していたジャポニズムの影響は、平面的な色づけや土坡(どは)の表現からも、明らかである。
この雑誌には、文学と美術に関するエッセイや物語や詩が掲載され、オリジナル版画によって飾られていた。読んだことはないが、「美しい」雑誌だったのだろう。創刊号を贈られたオスカー・ワイルドは、「実に魅力的だが、次号を出すべきではない。あらゆる完璧なものは、唯一無二でなくては」、と言ったというが..いかにも彼の面目躍如たる、なんとも鼻持ちならない、気障でデカダンで世紀末(なんだそりゃ [;^.^])なセリフであるが..まぁ白状するしかないなぁ..私もこういう言い回しは好きだし、ちょいちょい使ってしまっているような気がしないでもない..[;_ _][;^J^]
Last Updated: Jul 17 2025
Copyright (C) 2025 倉田わたる Mail [KurataWataru@gmail.com] Home [http://www.kurata-wataru.com/]