2024年09月16日:イエス来日公演 2024年09月17日:首都高ドライブ西高島平/ランチ 2024年09月18日:「板橋の前衛絵画展」/京都へ向かう 2024年09月19日:春画展/石崎光瑤展/祇園で夜遊び 2024年09月20日:バスで帰浜 2024年09月21日:油断大敵 [;_ _] 2024年09月22日:大阪へバスで発つ目次へ戻る 先週へ 次週へ
昨夜降ったらしい。曇天。午前中、ときどき小雨。午後には上がった。
14:23のバスで発ち、15:50、三軒茶屋。昭和女子大学人見記念講堂に来るのは初めて。イエスの来日公演である。
事前情報はほとんど仕入れずに臨んだのだが、それでも耳に入ってきていたのが、「55年の歴史を俯瞰する究極のセットリスト!」、である。どれどれ、と楽しみにしていたのだが..呆れました。[;^.^](以下、収録アルバムと発表年も付記)
イントロ:
「青少年のための管弦楽入門」(ブリテン)
マシン・メサイア(ドラマ、1980)※
アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープル(サード・アルバム、1971)
究極(究極、1977)
アメリカ(イエスタデイズ、1975)
時間と言葉(時間と言葉、1970)
世紀の曲がり角(究極、1977)
シベリアン・カートゥル(危機、1972)
(休憩)
南の空(こわれもの、1971)
カット・フロム・ザ・スターズ(ミラー・トゥー・ザ・スカイ、2023)
海洋地形学の物語 ダイジェスト・メドレー(海洋地形学の物語、1973)
アンコール:
ラウンドアバウト(こわれもの、1971)
スターシップ・トゥルーパー(サード・アルバム、1971)
※ 「マシーン・メシア」をよしとせず「マシン・メサイア」と表記する宗派ですので悪しからず。[_ _][^.^]
..明らかに「カット・フロム・ザ・スターズ」だけ、ハミゴだろ [;^.^]。残りは全部、1970年から80年の曲。私がイエスに(最初に)熱中していた時期(おっかけ始めたのは1974年以降だが)とピッタリ重なるので、私にとっては「究極のセットリスト」と言って言えないことはないのだが、そのあとまだ40年以上あるんだけどね。[;^J^]
もちろん他にも聴きたい曲はあったのだが、まぁいいだろう。「海洋地形学の物語」と「危機」の両方をやるのは、明らかにトゥーマッチだしね。私は満足した。これだけの楽曲を、この水準の演奏で聴かせてくれれば、言うことはない。
「今のイエスは(もはや)イエスではない!」と仰る方々も大勢いるが、(たとえば、ジョン・アンダーソンがいないしね、)考え方は人それぞれ。私はメンバー構成には、あまりこだわらない。こだわっても仕方がないのだ。メンバーチェンジがあまりにも繰り返されているし、故人もいる。「最初の黄金期」のメンバーを絶対視(神聖視)して、そのメンバーが何人含まれているか(残っているか)という「判定方法」に、意味があるとは思えない。歳月と共にメンバー総替えになってもウィーン・フィルはウィーン・フィルだろ。初代神7が全員いなくなってもAKBはAKBだろ。
19:20に会場を発ち、鶴ヶ峰へ。駅前の日高屋で、味玉中華そば。21:20、帰宅。
目次へ戻る曇天。
今日は、板橋区立美術館へ、車で行くのである。「もっと魅せます!板橋の前衛絵画 シュルレアリスムとアブストラクト・アート」(〜9月23日(月・振休)まで)を観るためである。電車で行く方が理に適っているのだが(なにしろ、鶴ヶ峰駅から美術館直近の西高島平駅まで、乗り換えなしで行けるのだが)、「首都高克服計画」の一環としてね [^J^]。拙宅から板橋区立美術館まで車で(リーズナブルな時間で)行くとなると、どうしても首都高の西側エリア(渋谷新宿池袋あたり)を走ることになり、つまり「山手トンネル」を通ることになるのだが、この長大なトンネルの中では Google Maps のナビが自分の位置を見失い、誤った指示を連発するからである [;^J^]。山手トンネルに入ったら Google Maps の音声ナビを無視し、気を確かに持って自分の判断で地下から脱出しなければならない、その(精神力の)訓練のためなのである。[;^.^]
7:30に車で発つ。地元の稲荷通りとか池の谷戸通りとかをこちゃこちゃ引っ張り回されて、ようやく(東京都のではなく横浜市の)環状2号線 [;^J^]。この道への近道だということはわかるけどさ [;^J^]。このあともナビの奴隷となって、第三京浜 → 環八 → 上野毛通り → 深沢学園通り → やくも文化通り → 環七 → 246 → 玉川通り、で、ようやく首都高3号渋谷線 [;^.^]凸。これでも最短経路なんだろうなぁ..機械に判断を預けて自分では検証もしないんだから、AIの言いなりになってるやつらを蔑(さげす)む資格はないよなぁ..(蔑んでいたのかよ。[;^J^])
鬼門の大橋JCTを突破し [;^.^]、無事に首都高中央環状線C2に入る。熊野町JCT、板橋JCTを通過しているうちに、いつしか首都高5号池袋線。(どこからが池袋線なの? [;^J^])まっすぐ走っているだけでここまで来れるということを、憶えておこう。そして事前の予習どおりに中台ICで降りて、都道446号に入り、開館時刻の9:30ジャストに、板橋区立美術館前のコインパーキングでサイドブレーキを引いた! これを「神業」と言わずしてなんと言うか![^O^]
..本日休館..[;*.*][;*.*][;*.*]..
休館日は本来月曜日で、本日火曜日は開館しているはずだったのだが、なんと昨日は祝日だったので開いており、本日が振り替え休館なのであった!..[;*.*][;*.*][;*.*] いや、私も、月曜日が祝日の場合、休館日がスライドすることぐらいは知ってますよ。知らなかったのは、昨日が祝日だったということなのである![;^.^][;^.^][;^.^] 退職して以来、基本的に365連休の私であるが、「曜日感覚」は意外と失わない。ゴミ出しとかテレビとかあるからね。「即座に」「完璧に」失ったのは、「祝日感覚」である。GWに入ったときですらしばらく気付かず、SNSのタイムラインが妙に浮かれているので、なんだこいつら働いてないのか(← 言い方 [;^.^])祝日なのか、と、気が付いた始末でしてね [;^J^]。ましてや土日月の三連休ごとき、視界にも入らんわ![;^.^][;^.^][;^.^]凸
ま、プランBは、ある。もとより昼からは、板橋区在住のHさんと近辺でランチする予定が入っている。問題は午前中なのだが、Hさんから事前に(「こんな施設もありますよ」、と)案内されていた「板橋区立熱帯環境植物館」に転進する。すぐ近くであり、車でほどなく着いたのだが..
..ここも休館![;^.^]凸 そりゃそうだ、同じ板橋区立なんだから休館日のポリシーも一緒だわ [;^J^]。こりゃ、施設系は全滅だな。近くの河原か公園で遊ぶか..と、河原付近の駐車場を探し回るが、ない [;^J^]。諦めて板橋区立熱帯環境植物館の前のコインパーキングに戻り、10:40頃、Hさんに「暇だよ〜 [/_;]」とメッセージしたところ、うまく時間が合って、ランチする料理店の隣のコインパーキングに11時頃に車を止め、裏手の公園で落ち合えた。雑談しているうちに開店時間になり、11:30、「中国四川料理 剣閣 高島平店」。
なかなか美味しいランチをいただきながら、四方山話。Hさんが夏オフで目論んでいる曲について。シンセでカバーしなければならない楽器がたくさんある。近年は、私のシンセも含めて最大2台しか用意できないのだが、普通に考えるとこれでは全然足りない [;^J^]。まずはフルスコアを入手して、作戦を練らないと。
園芸についての相談にも(苗の植え方とか肥料の使い分けとか)いろいろ乗っていただいて、13:15頃にお開き。どうもありがとうございました [_ _][^J^]。13:20に出発。
都道446号、首都高5号池袋線、首都高中央環状線C2、と、順調に逆戻りしたのだが..山手トンネルの中、大橋JCTで首都高3号渋谷線に抜け損なってしまった![;^.^] キタキタキターーーッ [;^.^][;^.^][;^.^]
負け惜しみではないので信じて欲しいのだが、こういうミス(トラブル)を待っていたのである![;^J^]。リカバリの演習だ。なにしろこの長大な地下トンネルのなかで Google Maps は既に正気を失っていて、譫言(うわごと)を呟き続けるばかり。地図を見ている余裕もない。頼りになるのは自分だけである。[;^J^]
五反田の出口に気が付いたときには、思わず地上に脱出したくなったが、ぐっとこらえる [;^J^]。こんなところで一般道に出ても、あとが面倒なだけである。
さらにしばらく走って、ようやく地上に出た! 大井JCT。ここだな。湾岸線に入る。(この頃には、Google Maps も正気を取り戻していた。)本牧JCTから狩場線。勝手知ったる保土ヶ谷バイパスに入れば、ひと安心。厚木街道(246ではなく、神奈川県道40号 [;^J^])に降りて、15:10、帰宅。
地図を確認してみたら、大橋JCTで首都高3号渋谷線に入らず、大井JCTまで走り抜けて湾岸線を降りてきたことで、なかなかの大回りになってしまっていた [;^.^]。これがペナルティだ![;^.^]
目次へ戻るさてもちろん、昨日のリベンジをするのである [;^J^]。今日も板橋区立美術館まではるばる車で向かうことにする。昨日書いたとおり、最大の課題は山手トンネルを「平常心で」走り抜けられるようにすること。昨日は、行きは無事に通り抜けられたが、帰途、大橋JCTで抜け損なった。ここの再履修である。行きは成功しているので、同じ道を走って定着化をはかってもいいし、違う道を走って経験値を増やすのもいい。
快晴。7:30に発つ。例によって Google Maps の仰せの通りに走っていたら、昨日とは違う経路を案内してくれる。中原街道、県道109号、県道12号、ちょっと中略して、246(厚木街道)。
なるほど、有料道路を通らない作戦か。このあと、環八から新大宮バイパスをしばし走ったあと、国道17号。9:31、板橋区立美術館の前のコインパーキング。昨日はジャスト2時間だったのだが、今日は2時間1分である。そっかーー。有料道路を使わなかったので、1分余計にかかったかーーー。(← そういうわけでもないから。[;^J^])それにしても、われながら恐れ入った精度である。[;^.^]
「もっと魅せます!板橋の前衛絵画 シュルレアリスムとアブストラクト・アート」(〜9月23日(月・振休)まで)である。館蔵品展なので、入場無料。ラッキー。
画像検索できた作品をご紹介すると、多賀谷伊徳の「飛翔する前」(画像検索結果)、伊藤久三郎の「Toleration」(画像検索結果)、中村宏の「遠足」(画像検索結果)、小牧源太郎の「ラディオラリア」(画像検索結果)。
画像検索できなかった作品では、古沢岩美の「憑曲」と「めざめ」、和泉美雄の「往復」、浜松小源太の「地遇」、小牧源太郎の「稲荷図No.2」、漆原英子の「CLOWN」、片谷曖子(美香)の「歌聲」など。
本展の図録はないのだが、タイガー立石の「輪のミステリー」の絵葉書を買ったので、スキャンしておく。言うまでもなく、デ・キリコの「街の神秘と憂愁」(画像検索結果)のパロディである。
10:25に退館し、横浜via首都高リベンジスタートである [;^J^]。都道446号、首都高5号池袋線、熊野JCTから首都高中央環状線C2。そして大橋JCTで首都高3号渋谷線に抜けるのに、今日は成功![^.^] ここまでくれば、あとは経験のある経路である。東名、横浜青葉JCT、横浜北西線、横浜港北出口。うりうりして、緑産業道路。11:52に、昼食のためにららぽーと横浜。洋麺屋五右衛門でパスタ。13:05、帰宅。
喉のあたりがまだいまいちなので、14:00、白根診療所。薬の追加。すぐに帰宅。
16:15、先日の日記を読んだ妹が、木綿のハンカチーフを10枚弱、持ってきてくれた [;^J^]。これで当分もつ。ありがたい。
20:37のバスで出て、鶴ヶ峰駅から横浜へ。西口五番街の某所で時間調整。
某店でつけ麺(いまいち [;^J^])を食べて出たのが、22:35。これから夜行高速バスで京都に向かうのだが、その乗車場所は、横浜駅東口側のYCATのロビー..迷った [;_ _]。ここには何度か来ているのだが、どの場合でも、東口側の別の場所から、ここに来たのである。つまり、横浜駅を越えなかったのだ。今夜は西口側から向かったのだ。それも、丁寧にいったん横浜駅に戻ればどうということはないのに、余裕をかましてショートカットを試みて。[;_ _]
もちろん Google Maps を見ながらなのだが、ご存知の方も多いとは思うが、これは、高層ビル群の中では、非常に不安定である。そして深夜の街には人通りがほとんどなく、尋ねることもできない。たまに見つかる、事業所を閉めて帰り支度しているサラリーマンや清掃員に訊いても、そもそもYCATを知らない..バスが出るのは23:15で、集合時刻はその10分前..
..というわけで、ひとけのない深夜の街を泣きながら30分近くも走り回り、23時過ぎに、ようやくYCATに辿り着いたのであった [;_ _]。安堵 [;_ _]。滝汗..[;_ _][;_ _][;_ _][;^J^]
定刻どおり、23:15にバスが出た。
目次へ戻る5:57、京都駅の八条口側に着。快晴。例によって「なか卯」で朝食&バッテリー充電&行動計画の策定&読書。
7:20に出て、5系統の7:33のバスで平安神宮に向かう。8:04、着。神苑が開くのは8:30なので、ちょっとぶらぶら。
平安神宮前の岡崎公園に出ている看板。なにやら飲み食い系のイベントが開催されるらしい。神苑のあとは直近の美術館に行くので、そこを出てから昼飯がてらここでゴロゴロすることにしよう。
ここに来るまでのバスの中で撮った写真も貼っておく。京都の市バスは、これほど混んでいるのに、赤字らしい。客を呼んでいるのだが..黒字の系統にこれ以上客が集まっても困るだろうし、赤字系統を統廃合するのも難しいだろうし..
8:30少し前に神苑の扉が開き、待っていた20人ほどが入っていく。私も財布を持って券売所に座っている若い巫女さんに、
倉田:いくらでしたっけ?
巫女:今日は無料なんですよ。
倉田:ラッキ〜♪
巫女:ラッキ〜♪
ノリがいい。[^.^]
このあと、睡蓮や水鳥などの写真を撮ったのだが、どうにも納得できる出来のものがないので、掲載は見合わせる [_ _]。勉強(練習)し直さないと。[_ _]
10:00、徒歩5分程度の細見美術館。「美しい春画−北斎・歌麿、交歓の競艶−」(前期:〜10月14日(月・祝)まで、後期:10月16日(水)〜11月24日(日)まで)である。18禁である。[^.^]
というわけで、この日記をこっそり読んでいる未成年の読者を慮って、図録からのスキャンも、画像検索結果へのリンクも、なし。各自検索するように。[^.^]
「上方春画の世界」のセクションでは、まず、伝住吉具慶 の「小柴垣草紙」。月岡雪鼎の「四季画巻」「陰陽秘戯図巻」「娼妓とオランダ人図」は、いずれも、表情と描線がとにかく繊細で綺麗。松村景文の「閨中交歓図」は、表情がいいし、芸が細かい。
「北斎・歌麿の競艶」のセクションから、まず、葛飾北斎。「閨中交歓図」は、同タイトルの松村景文作品よりも先で、おそらくこれが元ネタ。品格がある。「『浪千鳥』」は、北斎のみならず、春画の全歴史を通じての最高傑作とも呼ばれるもので、まさに圧巻、圧倒的。これは大判墨摺手彩色だが、ほぼ同じ構図・構成(12枚の組物)の「『富久寿楚宇』」は大判錦絵で、全点並べて展示されている。眼福としか言いようがない。おそらく関連作品である「肉筆浪千鳥」(紙本著色)も展示されている。喜多川歌麿作品からは、「夏夜のたのしみ」が本展のアイコンで、肌が美しい。ほか、「階下の秘戯」「『歌満くら』」「『ねがひの糸口』」など。
「魅惑の浮世絵春画」のセクションでは、まず、鳥文斎栄之の「四季競艶図」「柱絵形肉筆春画絵巻」「貴人春画巻」。武士階級の出身だからということもあろうが、この人の作品は、とにかく品がいい。二代鳥居清忠の「艶画拾貳図」、歌川国貞の「金瓶梅」。伝歌川国芳の「妖怪見立陰陽画帖」は、タイトルから想像がつくだろうが、まことに馬鹿馬鹿しい傑作である [^.^]。ほか、絵師不詳の「夢想の歳時記」、鈴木春信の「『風流艶色真似ゑもん』」、鳥居清長の「『袖の巻』」、勝川春潮の「『好色図会十二候』」、歌川国芳の「『逢見八景』」など。
11:35に退出し、平安神宮前の岡崎公園に戻る。「京都餃子お肉大作戦」である。まずは、豚トロ餃子とコロナビール。続いて、ヤキモチよだれ餃子と生ビール×2。
13:10に離脱し、13:45、京都文化博物館。「生誕140年記念 石崎光瑤」(〜11月10日(日)まで)である。着いた時点で滝汗 [;^J^]。ロビーの一角に鏡があったので、Tシャツ(と頭髪)がずぶぬれになってしまったありさまの写真を撮ったのだが、ほとんどグロい [;^.^] ので、サムネイルは勘弁しといたるわ。自己責任でクリック。→ 表、裏。
「熱国妍春」は、インド旅行の翌年に発表され、当時の画壇に大きな反響を呼んだという。インドのジャングルを、右隻と左隻で異なる描法・異なる視点で描いている。
左から。「雪」は、発表当時から伊藤若冲の影響が指摘されていたとのこと。「麗日風鳥」の、極楽鳥の、渦巻くような表現! 「春律」は、雌雄のヤマドリが向かい合っている場面であるが、実に近代的・デザイン的な画面構成で、いっそ、琳派的であるともいえよう。
「紅楓」も、明らかに琳派的な構図や色彩、デザイン感覚と、狩野派的な巨木表現が出会っている。「惜春」も、好きだなぁ。カラスの配置が、実にいい。「花鳥之図」の、極楽鳥の華麗な舞い!
「奔湍」は、水の量感の描写も見事であるが、鳥や流木の配置が洒落ている。
鳥の一群の飛翔を描く「隆冬」は、構図のバランスが、もう完璧! 「襲」は、襲いかかる鷹から逃げまどう鳥たちを描く。(続き物というわけではない。[;^J^])「遊兎」のウサギたちも、可愛いねぇ。[^J^]
16:00に出て、徒歩で宿(勝手知ったる「Kiyamachi Guesthouse」)に向かう。20分もかからない。チェックインしてから、16:40に外出。先斗(ぽんと)町の公園で読書。17:30、祇園の入口の「レストラン菊水」の屋上ビアガーデン。
例によって、鴨川にかかる四条大橋を時間経過と共に。
飲み放題は2時間制。19:35に出て、いったん宿に戻る。ひと休みしてから、20:50に改めて出る。「夜な夜なアイス」という店で、祇園の馴染みのクラブ“S”のWさんと待ち合わせ。安上がりな同伴である。[;^J^]
21:40にクラブ“S”に着いて、Wさんが着替えているあいだ、新人のNさんが付いてくれた。今夜が初出勤ということでしかも開店直後なので、私が最初の客になる訳だ。責任重大である。[;^J^]
私: ご趣味は?(お見合いかよ [;^.^]) N: 漫画を読みます。 私: (最近の漫画の話にはついてけないぞ.. [;_ _])誰のを読むの? N: 手塚治虫とか藤子不二雄のF先生とか、ガラスの仮面とか。 私: おや嬉しい! いまどきの若い人は手塚治虫なんか読まないと思ってたけど! N: 実家にあったので。リボンの騎士とか。火の鳥も、もちろんブラック・ジャックも。 私: へぇぇ。火の鳥はどの辺を? N: 尼さんが出てくる話とか、ロボットがたくさん自殺する話とか.. 私: ロビタだな。復活篇だね。 N: そうそう! あれを読んですごく驚いて! 私: 尼さんの話というのは、異形篇かな。百鬼夜行の妖怪が出てきて尼さんが永遠に殺され続ける。 N: そう! 時間ループという概念を、あれで初めて知ったんです! 私: ぼくらロートルにとっては火の鳥の最高傑作は鳳凰篇なんだけど。 N: どんな話でしたっけ? 私: 乱暴者と仏師が出てきて、仏師が片手が使えなくなって..でもやがて乱暴者は聖者のような人となり、仏師は出世するが欲に負けていき..乱暴者は我王といったかな。 N: 我王で思い出しました! 私: あれが1冊だからね。今の漫画なら10冊以上の内容がある。 N: F先生の短篇も好きです。ダークなものが多くて。 私: ミノタウロスの皿とかね。 N: 食べちゃうんですよね (/_;) 私: でもダークと言えばA先生が。 N: 笑ゥせぇるすまんとか。 私: 魔太郎がくる!!もなかなかひどい話で。あそこまでの復讐をしていいものか。過剰防衛というかオーバーキルというか。 N: 私は小さいころ前髪がちりちりしていたので、母に「魔太郎みたい」とからかわれてました (/_;) 私: ..ひどい親だな [;^.^]
..とか楽しく話してるうちにWさんの着替えが終わってチェンジとなったのだが、私はNさんにとっていい客だっただろうか。「好きな話題を楽しく話していればいいんだ」とか、変な教育をしてしまいはしなかっただろうか。そんな甘い客ばかりではないのである。
このあとWさんと、今日観てきた展覧会の図録を一緒に見ながら盛り上がったのだが、どちらの展覧会の図録だったのかは、伏せておく。(ヒント:「ここ、どうなってるの?」「そこが左脚でこちらが右手」)
23:45に出て、0:10、宿。
目次へ戻る6:15にチェックアウト。晴天。近くのすき家で朝食。6:50に出て、近くのバス停へ。7:05、京都駅着。いつものことだが、アクションが早すぎる。[;^.^]
7:40発の奈良線で発ち、東福寺で京阪本線に乗り換える。7:54、藤森着。名神高速の京都深草バス停から高速バスに乗るので、場所を確認する。徒歩10分ほどで着いたのだが、定刻は9:04なので、早すぎる。いったん離脱して、近所のローソンで時間調整。
8:50にバス停に戻る。かなり大勢待っている。3〜4人程度しか入れない狭い待合室に入ったけど、風がこなくて暑くてたまらんので、外に脱出した。[;^J^]
定刻は9:04なのだが、30分近く遅れてきた [;^J^]。暑いのに [;^.^]凸。まぁバスなんだから、このぐらいは想定内。9:31、発。
小腹を整えるため、足柄SAで炙りチャーシュー丼。デスティネーションは新宿バスタなのだが、そこまで行く必要はないので、16:31、用賀PAで降りた。田園都市線 → 相鉄線で、17:32、鶴ヶ峰。
日高屋でとんこつラーメンを食べて、18:15、帰宅。
目次へ戻る明るい曇天から晴天へ。朝方涼しい。
8:51のバスで、たいクリニック。以前、某所にできたおできの薬をもらっていたのだが、いまいち治りきらず、ときどき再発するので相談に来たのである。糖尿病はないかと訊かれる。先日の人間ドックでは、糖尿病ではないが予備軍(の下っ端 [;^J^])ではある、と、指摘されていた [;_ _]。糖尿病になると、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなるとのこと。油断大敵である。
念のため、血液検査。2週間後に結果を訊く。今日のところは塗り薬を追加。帰宅してから、やはり暑くなってきた。
目次へ戻る雨。終日、降ったり止んだり。
20:01のバスで発って、鶴ヶ峰から横浜へ。涼しい。
20:45、サイゼリヤ ベイクォーター前店で、夕食と時間調整。22:40に出て、10分後にYCATのロビー。高速バスの乗車場所である。今夜は迷わなかったぞ。[;^J^]
23:40、定刻に発車。着くのは明朝7:00、大阪梅田プラザモータープールである。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Sep 26 2024
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