*2024年06月24日:庭仕事(重労働 [;_ _])
*2024年06月25日:園芸店を探す
*2024年06月26日:府中市美術館/山種美術館/Re時屋で飲み
*2024年06月27日:ヤマモモ酒を仕込む [^.^]
*2024年06月28日:土砂降り/ヤマモモ酒仕込み追加
*2024年06月29日:園芸家する [;^.^]
*2024年06月30日:Hさん来訪
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*2024年06月24日:庭仕事(重労働 [;_ _])


 朝は明るい曇天。粘土を9袋、不燃ゴミ出し。

 早朝から、前庭の苔山の西側の壁際の土質改善の準備である。(←「の」が多すぎる。[;^J^])粘土質の土を掘り返して陽光に晒し、乾いたらまた掘り返して下の方の湿った粘土を陽光に晒し、を繰り返す。何をしているのかと言うと、粘土に川砂と赤玉土と腐葉土を(この順番に)混ぜ込むのだが、湿って塊になっている粘土には川砂を混ぜ込みようがないので、乾かしているのである。乾かしてすりつぶすと砂のように粉々になるので、混ぜることができるのである。(完全に乾かすと今度は逆に硬くなってしまうので、ほどほどの塩梅で。)

 Hさんから連絡。ローランドのC−20の修理の件である。非常に古い(とうの昔に製造中止の)電子ハープシコードだが、これの修理についての相談を受けていたのである。修理対応期間はとっくに終わっており、メーカーとしては何もできない。ということで、知人に相談した上で、修理業者をいくつか探して案内していたのだが、そのうちのひとつ、「楽器リペア・ドット・コム」にて修理でき、完動品となったとのこと。良かったよかった。私が使っている同社のシンセサイザー「Fantom−S」も21年目であり、やはりとっくに修理対応期間が終わっているのだが、この業者をあてに出来るかも知れない。

 Hさんが拙宅に来訪されるとのこと。日程を摺り合わせて、今週末(6月30日)とした。

 昼食は、夢庵。帰宅してから陽が落ちるまで、乾かした粘土のすりつぶし作業を続行。もう少し深く掘り返して乾燥・すりつぶしを行いたいので、あとは明日かな..と思ったら、明日は天気が下り坂、という予報。朝から雨になったりすると大変なので、川砂、赤玉土、腐葉土の混ぜ込みを、一気に終わらせた..

 ..重労働..[;_ _][;_ _][;_ _]。ブルーシートか何かの上で混ぜればもっと楽なのだが、作業エリアの確保の問題があり、粘土層を掘り返した穴の中で混ぜ込み作業を行ったからである。[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

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*2024年06月25日:園芸店を探す


 天気はくだり坂との予報であったが、朝のうちは晴天 [;^J^]。まぁいいや。[;^J^]

 ふと気がついたら、裏庭に植えているヤマモモの赤い実が、地面にぼたぼた落ちている。このままでは腐ってしまう。昨日は見かけなかったので、まだ落ちたてのほやほやのはず。いったん放置しておいて、これらをどう調理すればいいんだ、と、ネットで検索していたら、ヤマモモの大木の写真を発見してしまった [;^.^]。まさか、こうなるの? 高さを抑えるためには先端を切り続ければ(多分)いいとして、幹は太くなり続けるの? [;^.^] ..とりあえず、この写真は見なかったことにする。[;^.^][;^.^][;^.^]

 横浜に戻ってきてから、ぼちぼち9ヶ月。地の利をいかした「銀座の画廊めぐり」を始めなくてはね [^J^]、と、ネットで軽く検索して、「銀座の画廊」というページを見つけたのだが..こんなにあるのか [;^.^]。さすがに驚いた [;^.^]。店舗リストのPDFを確保。もちろん、ローラー作戦を展開するためである [^.^]。近所のファミマでこのPDF(8ページ)を印刷してみたところ、所要時間は常識的な範囲内であった。以前、十数ページを印刷したときはとてつもなく時間がかかったのであるが、そのときだけのことだったのだろうか。

 近所の美容院で散髪。平日の午後は690円でカットしてくれるのである [^J^]。郵便局で、お年玉付き年賀状の処理。(今頃になって。[;^.^])

 いったん帰宅してから、今度は自動車で起動。まずは酒類の買い出し。引き続き、Google Maps を頼りに、この店から車で5分程度の距離にあるという園芸店を目指したのだが..例によってとんでもなく狭い(どう考えてもすれ違い不可能なのに一方通行でない)道を延々と走らされ、多分ここを左折した先にあるのだろうという(小さな)交差点に辿り着いたものの、車の左脇腹か右鼻面をこすらずに直角に曲がることは不可能と思われたので、断念 [;_ _]凸。きっとどうせ小さい店さ。[;^.^]

 帰宅してから改めて腰を据えて検索してみたところ、「ザ・ガーデン本店」が良さそうである。ある程度大きな店ということもあるが、ロケーションが極めてわかりやすい(中原街道→緑産業道路の先までまっすぐ東上するだけ)というのが、ポイント。広い道だしね。[;^.^]

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*2024年06月26日:府中市美術館/山種美術館/Re時屋で飲み


 曇天。7:35のバスで発ち、9:06に府中駅。9:30のちゅうバスで、9:40、府中市美術館。10:00に開館。「Beautiful Japan 吉田初三郎の世界」(〜7月7日(日)まで)である。

 このジャンルの展覧会を観るのは、たぶん初めて。鳥瞰図(いち地方から、ときには日本全土、海外まで含めて)である。観ていて実に楽しい。「関東震災全地域鳥瞰図絵」画像検索結果)、「神武天皇御聖蹟図」画像検索結果)、「全国野菜主産地之図」画像検索結果)、「神奈川県鳥瞰図」画像検索結果)など。

 彼の技法の特色として、「立ち上げられた遠景」「まっすぐ連ねられた景色(線路や道路がまっすぐ描かれる)」「拡大された中心」「歪められた周縁」が挙げられている。つまり、正確な地図ではなく、しばしば極端にデフォルメされた、わかりやすい「図像/記号」なのである。

 11:35に退出。11:43のちゅうバスで、府中駅前へ。12:00、駅前の「元禄そば」で、えび天ざるそば。この頃、中央線/総武線が沿線火災で止まっているとの情報をキャッチした。山手線は大丈夫らしい。今日の最終目的地である水道橋には、半蔵門線で向かうことにしよう。

 13:15、山種美術館。「犬派?猫派?」(〜7月7日(日)まで)である。

 「第1章 ワンダフルな犬」では、俵屋宗達の「犬図」画像検索結果)の、不思議なフォルム。円山応挙の「雪中狗子図」画像検索結果)は、どうせ絞り込めておらず同タイトルの様々な作品が検索されているだろうが、まぁいい [;^J^]。どれもこれも可愛いからね [^J^]。長沢芦雪の「菊花子犬図」画像検索結果)は、あざと可愛さの極致。[^.^]

 「第2章 にゃんともかわいい猫」では、まずはご存知歌川国芳の「猫の当字 たこ」画像検索結果)、同じく「たとゑ尽の内」画像検索結果)。ど定番の竹内栖鳳の「班猫」画像検索結果)は、本当にいつまでも観ていられる。前にも書いているはずだが、毛並みを追っていくと、無限の渦巻きに囚われてしまうのである。小林古径の「猫」画像検索結果)は、「凛とした」という形容詞の図像化 [^J^]。藤田嗣治の「Y夫人の肖像」画像検索結果)の猫たちは、どこか狂暴な野性味を帯びている。速水御舟の「翠苔緑芝」画像検索結果)は、大好きな、スタイリッシュな傑作。山口晃の「捕鶴圖」画像検索結果)は、どこか国芳を想わせる。

 「特集展示 最後(トリ)は花鳥画」からは、横山大観の「木兎」画像検索結果)と、上村松篁の「白孔雀」画像検索結果)。

 館内のカフェでひと休みしてから15:00に発ち、神保町へ。三省堂で雑誌を購入し、さらに2軒ほど回って(何冊か購入して)時間調整。徒歩で水道橋駅前の「Re時屋」へ。お久しぶりにKさんと飲み。SFの話、ガーデニング(というか果樹)の話などなど。

 19:45頃に出て、水道橋駅で散会。総武線は既に復旧している。横浜駅西口で某店に寄り、鶴ヶ峰に着いたのが22:30頃。駅前の「満月」でラーメンを食べて、23:30頃、徒歩で帰宅。

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*2024年06月27日:ヤマモモ酒を仕込む [^.^]


 裏庭のヤマモモから落ちた実を、64個拾う。さてどうしようか。[;^J^]

 12:20、ミサワホームのH氏来訪。外壁の塗装の補修である。(多分、私が何かをぶつけた痕だ。[;_ _][;^.^])15分ほどで終わる。

 ロイヤルホームセンターに、保存瓶(1リットル)、ホワイトリカー、氷砂糖などを買いに行き、ヤマモモ200g弱(3g/粒)を、ヤマモモ酒に仕込んでみた。出来上がりは3ヶ月後。楽しみだ。[^J^]

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*2024年06月28日:土砂降り/ヤマモモ酒仕込み追加


 朝から小雨。ヤマモモを220個収穫。昼にかけて本降りとなるが、このあと終日、勢いは強まったり弱まったり。

 ロイヤルホームセンターへ。保存瓶(2リットル)、ホワイトリカーを追加購入。ほか、芝生用鋏などを購入して、帰宅。16:30には土砂降り。追加収穫したヤマモモを全て、ヤマモモ酒に仕込む。

 夏オフの鍵盤パート割作業を開始する。まずは各自の希望の集計から。

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*2024年06月29日:園芸家する [;^.^]


 曇天。雨は残っていないが、ときおり霧雨。ヤマモモを20個収穫。

 9時過ぎに車で出て、9:30、「ザ・ガーデン本店」。なるほど、大きな店である。ホームセンターの園芸売場とは桁外れ..とまでは言わないが、数倍以上のスケール感がある。園芸用品も充実している。電動芝刈機は、つい最近ホームセンターで買ったものより、いくらか高い。よーしよしよし、それでいい。[;^.^]

 とにかく庭に花を植えていこう、と、買いに来たのである。ビジョンは固まっていないのだが、頭でっかちな男が想を練っているうちに、季節が過ぎていってしまう。とにかくこの歳になるまで、ガーデニングと無縁だったのだ。いろいろやってどんどん失敗することが大事。

 とりあえず、見た目がカッコイイ花苗を3つ、買ってみた。(ルドベキア ポーニースピリット、ジニア クイーン、エリンジューム ブルーホビット。)10:25に発つ。帰途、ロイヤルホームセンターに寄って、川砂、赤玉土、腐葉土を追加購入。(ザ・ガーデン本店で買い忘れていたのである。[;^J^])昼食は、なか卯で親子丼。

 昼頃に帰宅してから、12:46の横浜駅西口行きのバス。りそなで現金を下ろし、有隣堂でSFを買い込み、nicoで(角打ちで選んだ)ワインを購入する。16:10、帰宅。

 買ってきた花苗3種を、玄関前東側に(土質を改良してから)植えた。十分に改良できているのかどうかわからないし、植え方(特に肥料の塩梅)がこれで正しいのかどうかもわからない。とにかく実験(実践)あるのみ。

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*2024年06月30日:Hさん来訪


 曇天。自転車の保険(au損保 サイクルLight)を更新する。掃除と買い物で、午前中いっぱいかかる。

 午後、僅かにポツポツ来ることがあるが、明るい曇天。蒸し暑い。14:15、Hさん来訪。FCLAの古い友人である。例によって書庫(書架)を自慢する [^.^]。本の話、漫画の話。絵の話(伊藤若冲など)。池上遼一の「白い液体」を(無理に)読ませる。[;^J^]

 Hさんは園芸に詳しく、いろいろアドバイスをいただく。水やりの原理。根は空気呼吸をしている。大量の水で古い空気を洗い流す。表面が乾くまで待つのは、新しい空気を根に供給するため。ちょびちょびと濡らし続けるのは、だから悪手。腐葉土は葉の形が残っているものは望ましくないとのこと。ひええ、私が買っている(廉い)腐葉土は、その類だったかも。[;^.^]

 「園芸家12ヶ月」(チャペック)の話で盛り上がる。雑草対策としては、地を覆うバークがお薦め。ミントは絶対にNG!など。私も「ミントテロ」の恐怖については聞いたことがあります。[;^J^]

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 歓談中に、ヤフオクで落札した「ぼくらマガジン 1970/26号」が届いた。これで、この年の号は(1冊を残して)揃ったのだが..前後の号と並べてみて、初めて気がついた。ブリューゲルの版画シリーズではないか! さっそく、書庫で元ネタの捜索開始。



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 左から、25号に採用された「忍耐」、26号に採用された「大きい魚は小さい魚を食う」。27号の帆船の絵はすぐには探し出せなかったのだが、Hさんが帰られたあとに書庫から発掘できたので、ここに並べておく。上半分は、「外洋の3本マストの武装帆船および同行するガレー船」。下半分に手こずったのだが、「リツォーリ版 世界美術全集 8 ブリューゲル」(集英社、1974)に、「ブリューゲルの若い頃の作品として1607年の作品目録に掲載されているが、信憑性については後世の研究者によって留保されている」作品として、参考図版扱いで掲載されている作品であった(..と、さりげなく、私の書庫のポテンシャルを自慢しております。[;^.^])



 この時代の少年漫画誌(の表紙絵)とアートの関係でもっとも有名なのは、少年マガジンの表紙を飾ったエッシャーである(画像検索結果)。日本におけるエッシャー人気の基礎を作ったとされているのである。これに比べると話題になることは少ないが、同じく少年マガジンに採用されたマグリット(画像検索結果)もまた、当時の少年たちの心に、深く刻み込まれたのではなかろうか。

 これらに比べて、「ぼくらマガジン」における「ブリューゲル」は、ほとんど知られていないのではないかと思うが..いずれも講談社である。当時の講談社の編集部に、アートブームがあったのかもしれない。

 17:33のバスで、Hさんと駅前へ。少々雨。17:50、予約していた魚民。話題は、パソコン、スマホ、アンドロイド。酒の失敗談(私の [;^J^])。ヘビーな仕事について、夏オフについて、などなど。

 20:00に魚民を出て、散会。雨はあがっている。20:05、スナック“K”へ。23:15に出て、23:45、帰宅。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Jul 4 2024
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