2024年06月03日:突然滝雨 2024年06月04日:何度も外出 [;^J^] 2024年06月05日:6〜7月の展覧会観覧予定 2024年06月06日:サントリー美術館コレクション展/宇野亞喜良展 2024年06月07日:見知らぬ部屋 2024年06月08日:横浜美術館/そごう美術館/ゴジラxコング 2024年06月09日:神奈川県立歴史博物館など目次へ戻る 先週へ 次週へ
朝、雨は上がっているが、曇天。降る可能性はあるらしい。
造園業者が袋詰めした不要粘土は29袋。今日はこの半分を燃えないゴミとして出す予定だったのだが、あまりに重く持ちにくい [;_ _]。測ってみたら、ざっとひとつ16キロ [;_ _]。普通に抱えればさほどでもないのだが、何しろ昨夜来の雨でずぶぬれの泥だらけであり、上着どころかズボンにつくのもイヤで、つまり腕を伸ばして体から離して(16キロを [;_ _])ぶら下げることになり、腰が危ない [;_ _]。今日のところは7袋を運ぶだけで精一杯 [;_ _]。一気に片付けたくはあるのだが、無理せず4回ぐらいにわけることにするか。
ちなみにこの重さとなると、普通は台車かネコ車を使うわけで、さすればさほどの重労働ではないのだが、何しろ拙宅には、台車どころかショッピングキャリーバッグもない..つまり、運搬用の「車輪」が無いのである。インカ帝国レベルなのである。[;_ _][;^.^]
朝いちで車で出る。(自動車はあるのである。[;^J^])ロイヤルホームセンターで川砂の10リットル入りを、2袋購入。1袋399円であった。スーパービバホームでは420円なので、5%ほど廉い。帰宅してから、庭に撒き足す。
16:20、突然、尋常ではない大雨となる。雷も鳴っている。道路を見下ろす書斎の大きな窓は、まさにこういうときのためにある。シャッターもカーテンも全開である。雨が盛大にうちつけ、水流が流れ落ちる「大ガラス」の向こう側では、傘を持たないおとなたちが走る。自転車乗りも上体をかがめて懸命に漕ぐ。諦めて濡れ鼠になって歩いている人もいる。そしてやはり傘を持たない小学生男子たちは..楽しそうに歩いていく [^J^]。はしゃいでいる [^J^]。そりゃ、楽しいよな [^J^]。私にも小学生時分、下着までびしょびしょになってハイになって帰宅した記憶がある..そしてこれらすべてを、快適な安全地帯である大きな窓の内側から、愛(め)で眺めているのである。[^.^]
まだまだ整備途上で植裁も少ない庭は、池というより水田状態である。私が贔屓にしているというか気にかけている蟻の巣のあたりも、完全に水没しているが、蟻の巣は水害に強い。たぶん、たいした被害は発生していないであろう。
16:35、普通の本降り程度に収まってきた。16:50、ほぼやんだ。庭の水も、徐々に引いた。
目次へ戻る快晴。9:16の横浜駅西口行きのバス。りそな銀行、みずほ銀行とハシゴして、ヨドバシで写真保存用のポータブルHDD(2T)を購入。11:20頃、いったん帰宅。
15時頃、今度は車で出る。ロイヤルホームセンターで川砂を2袋、シャトレーゼでワインを購入、コンビニでヤフオク落札物件を受け取り、ドラッグストアにも寄って若干買い物をして、帰宅。
川砂を庭に撒いてから徒歩で出て、クリーニング出ししていたシャツを受け取る。近所の公園になんの気なしに立ち寄り、ふと足元をみたら、川砂である。これまで気にも留めたことがなかった。その下はどうも粘土っぽい。拙宅と同じだ。つまり、拙宅の庭整備の方針はあっているということか。[;^J^]
帰宅してからバスで出て、鶴ヶ峰駅前のサイゼ。本日4回目の外出である。[;^.^]
目次へ戻る会期切れが近い案件がいくつかあるので、ちゃっちゃかちゃっちゃか片付けていかないと。[;_ _]
横浜美術館
「第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」」
〜6月9日(日)まで
サントリー美術館
「サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品」
後期:〜6月16日(日)まで
東京オペラシティ アートギャラリー
「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」
〜6月16日(日)まで
東京ステーションギャラリー
「どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより」
〜6月23日(日)まで
神奈川県立歴史博物館
「近代輸出漆器のダイナミズム―金子皓彦コレクションの世界―」
〜6月30日(日)まで
そごう美術館
「KAGAYA 星空の世界 天空の贈り物」
〜7月1日(月)まで
福田美術館
「君があまりにも綺麗すぎて 〜福田コレクションの美人画〜」
後期:〜7月1日(月)まで
府中市美術館
「Beautiful Japan 吉田初三郎の世界」
〜7月7日(日)まで
静嘉堂@丸の内
「超・日本刀入門 revive ―鎌倉時代の名刀に学ぶ」
6月22日(土)〜8月25日(日)まで
東京国立近代美術館
「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」
〜8月25日(日)まで
東京都美術館
「デ・キリコ展」
〜8月29日(木)まで
世田谷文学館
「伊藤潤二展 誘惑」
〜9月1日(日)まで
町田市立国際版画美術館
「幻想のフラヌール―版画家たちの夢・現・幻」
〜9月1日(日)まで
岡田美術館
「「東海道五十三次」で旅気分 ―富士に琳派に若冲も―」
前期:〜9月12日(木)まで
後期:9月13日(金)〜12月8日(日)まで
日本科学未来館目次へ戻る
「刀剣乱舞で学ぶ 日本刀と未来展 −刀剣男士のひみつ−」
7月10日(水)〜10月14日(月)まで
明るい曇天。昼近くまでかかって、廃墟通信、更新。11:56のバスで発ち、りそな銀行横浜西口支店で、市民税・県民税。なんでネットで納付せんのじゃと訝しんでらっしゃるだろうが、横浜に落ち着いてから最初の1〜2回分は、納付エビデンスを紙で確保しておきたいからである。(理由を訊かれても困る。[;^J^])多分、来年は、ネットで納付するんじゃないかな。
きそば鈴一で玉子きしめんを食べてから、六本木へ。
13:55、サントリー美術館。「サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品」(後期:〜6月16日(日)まで)である。
伝 狩野山楽の「南蛮屏風 」(画像検索結果)、伝 狩野雅楽助の「樹下麝香猫図屏風 」(画像検索結果)、「祇園祭礼図屏風」(画像検索結果)。また、画像検索でうまく絞り込めないが、「小倉山蒔絵硯箱」、「縞螺鈿蒔絵茶箱」、「縞蒔絵徳利」など。
14:45に出て、初台へ。15:20、東京オペラシティ アートギャラリー。「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」(〜6月16日(日)まで)であるが..
..多すぎる [;^.^]。大規模過ぎる [;^.^]。前記リンク先の作品リストで出展点数を集計してみたら、「951」だぞ、「951」![;^.^]凸 ここまで来ると、暴力だっつーの![;^.^]凸(こらこら。\[^.^:])
どなたもご存知の、レジェンドである。知っている作品、知っている絵柄がいっぱい。知らない作品、知らなかった絵柄やジャンルは、はるかにたくさん。いくつか適当に図録からスキャンするかあるいは撮影してこの日記に添付しようと思っていたのだが、対象の拡がりがあまりに厖大でまったく手をつけられず(手も足も出ず)断念 [;_ _]。切り取りようがない。仕方がないので「宇野亞喜良」で雑に画像検索しておいたので、こちらでどうぞ。[;_ _][;^J^](ちなみに今日の時点では図録は品切れ中でした。)
17:20に出て、鶴ヶ峰の自宅にいったん帰宅したのが、19:10。改めてバスで駅前に出て、夕食は松屋。初めてここのカレーを注文してみたが..うーん、悪いけど私の好みではありませんでした。[;_ _][;^J^]
19:50、久しぶりにスナック“K”。直島の土産話など。0:50頃、帰宅。
目次へ戻る曇天から晴天へ。粘土9袋を、燃えないゴミとして廃棄する。中途半端な数だと思われるだろうが、腰がシグナルを発する直前で、寸止めしているのである。[;^J^]
9時前に、ミサワホームのH氏来訪。新築の11ヶ月点検である。1時間少々かかったが、無論、さしたる問題はなし。次回は23ヶ月点検である。
15時から2時間ほど、SILKYPIX のオンラインワークショップ。本質的なポイント(原理)から細かいノウハウまで教えていただけたし、3千円の価値はあったと思う。
ガイナックス、破産。放漫経営の果て、か..ちょっと Wikipedia してみたら、私が知っていた初期のガイナックスとは、まったく違う会社になっていたようである。
20時、キャバクラ“D”へ。ここでも、京都や直島の土産話。Aさんに貸し出していた吾妻ひでおの「アル中病棟」「美美」「みだれモコ」を返してもらった。「アル中病棟」に、いたく感動していた。「美美」も、とにかく可愛いと。心配していたのは「みだれモコ」なのだが、ちゃんと面白がってくれていた [;^J^]。これなら、そろそろSF系を読ませてみても大丈夫かなぁ..[;^J^] とりあえず今日のところは、持参してきた「ときめきアリス」と「翔べ翔べドンキー」を貸し出した。遅くならないうちにバスで帰宅。
数日前に録画しておいた「上田と女が吠える夜:朝方の女VS夜型の女」を視た。安藤なつの、「目覚めたら見覚えのない部屋にいた。まさか、お持ち帰りされた!?♪」というネタがよかった。真相は、「(夜型で夜中に家事をするのが好きで)寝る前に自分で部屋を全面的に模様替えしていた(ことの記憶が無かった)」、である。これ、何かのトリックに使えないかな。[;^J^]
目次へ戻る快晴。8:51のバスで発ち、10:00、横浜美術館。「第8回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」」(〜6月9日(日)まで)である。改装後にここに来るのは、初めて。
左から、サンドラ・ムジンガの「出土した葉」、マイルズ・グリーンバーグの「マルス」、ジョン・クラインの「長年の勤務に感謝(ジョアン/弁護士)」と「総仕上げ(トム/管理職)」、シビル・ルパートの「マルキ・ド・サドのためのデッサン」。
「出土した葉」は、スチールと布による造形。純粋にSF的な発想による作品らしい。「マルス」は、キャプションによると、「2022年、グリーンバーグは《噴水T》という作品を発表しました。赤い液体をたたえた水たまりの中に白い台座があり、その上に作家が立っています。胸や手からは液体が滴り、まるで出血しているようです。このパフォーマンスは7時間にわたる長いものでした。ここに展示した彫刻作品は、この上演中に3Dスキャナを使って動き続ける自身の身体をスキャンし、そのデータをもとにつくられたものです。(中略)スキャナがどんな形をつくり出すかはコントロールできず、この偶然性が彫刻作品とパフォーマンスを等価なものにしている、と作家は語ります」とのこと。
ジョン・クラインの2作品は、「労働」をテーマとした〈失業〉シリーズで、AIと自動化によってもたらされるであろうホワイトカラー労働者の大量失業への不安を明るみに出したもの。3Dプリントという最新技術を駆使している点も、皮肉なポイント。シビル・ルパートの木炭デッサンは、40年以上前に購入した手元の画集(「Images of Horror and Fantasy」Academy Editions、1980)には、「The Third Sex」というタイトルで収録されている。
13:10に退出。昼食は、「梅蘭 マークィズみなとみらい店」で、「焼餃子」と「鶏肉とカシューナッツ炒め」と、紹興酒 [;^J^]。この焼餃子は、大きくて柔らかくて、ちょっと私の好みとは異なる。
14:50に出て、横浜に戻る。そごう美術館に着いたのは、15:20頃だったかな。「KAGAYA 星空の世界 天空の贈り物」(〜7月1日(月)まで)である。正直なところ、さらなる超高解像度(ほとんど超現実的な)の写真を期待していたのであるが、もちろん、この水準でも十分ではある。(それを iPhoneSE2 のカメラで撮ってんですけどね。[;^J^])
左から、「宵の花園」、「夜の始まりの停車駅」、「月光浴びるハルニレの木」。
「月光の渚」、「天空の散歩道」、「セレスティアル・ゲート」。こんな写真を撮りたいものである。[^J^]
16:10に出て、17:05に帰宅。昼食の量が多かったので晩飯は省略して、ひと休みしてから車でららぽーと横浜へ。21:35の回で、「ゴジラxコング 新たなる帝国」である。
..まぁ、これはこれでいいんじゃないの [;^J^]。悪くないよ。明るくて軽くて、説教臭さは皆無。シンゴジやゴジラマイナは(「こんなんでいいのか!」というディスも含めて)議論を喚起する映画だが、これは議論の対象たりえない。そんな必要もない。エンタメ映画の王道である。
その上でだ [;^J^]。「痛快娯楽怪獣映画」としての重大な欠点を(舌の根も乾かぬうちに)2点、指摘しておこうか。[^.^]
まず、「コングのサイズ感が不安定である」。キング・コングは、パンフによると身長103m。(ゴジラは120m。)確かにローマやリオデジャネイロの市街の中、あるいはゴジラと喧嘩してピラミッドを崩してしまうシーンでは、巨大な建造物と対比されるので十分大きく見えるのだが、問題は地下空間のシーンである。まずいのはグレイト・エイプの集団で、コングと同程度の巨獣たちのはずなのであるが、とてもそうは見えない。「大柄なゴリラ」程度のサイズ感なので、彼らの中に入ったコングも、一気にそこまで格下げされてしまう。さらに事態を悪化させているのが「スーコ」という脇役。昭和ゴジラにおけるミニラみたいな立ち位置で、身長はコングの半分以下。パンフによると45mなのだが..冗談じゃない [;^J^]。そのちょこまかとした動作と愛嬌のある顔立ち・体つきは、どうみても「小猿」。それと絡むコングも、従ってゴリラ相当 [;^.^]凸。これは完全に撮影技術の(演出の)ミスである。
もうひとつは、「敵キャラがザコ」["^.^]凸。全然恐くないのだ。コングの座を狙う悪役としての「スカーキング」は、身長97mと、コングよりも小柄な始末で、話にならない。敵キャラは「強くて恐くて巨大」でなければならないのに、いったいどうしたことだ。エンタメを熟知している監督ではないのか。「コングよりも巨大な猿」を出すのは、まずいのか。“冷凍怪獣”「シーモ」もなぁ..身長160mと、コングやゴジラよりも巨大であるという設定はいいのだが、その巨大さに見合うだけの恐さがない。デザインも凡庸。(ポケモンにこんなやついなかったっけ?)とても、最強怪獣の器ではない。このシリーズはまだ続くのだろうが、魅力的な敵怪獣の創造が最大の課題であることは、明白である。キングギドラを越えることはできないのか?
いい点もいろいろあるので、書いておく。日本の怪獣映画へのリスペクトがそこここに感じられるのは、やはり嬉しい(というより面白い)。まじで「モスラ」(というか「三大怪獣 地球最大の決戦」)をやりますか、とかね [^.^]。怪獣たちの無重力状態でのバトルシーンもいい。無重力にしては動きがおかしいような気もするが、どうせ物理考証(重力考証)はデタラメなので、そこに突っ込むのは筋違い [^.^]。登場人物が少ないので憶える負担も僅かだし、面倒な伏線もない。ゴジラがコロッセオの中で丸くなって眠る、というのは、素敵な思いつきである。
ということで、お気楽怪獣映画として、推薦に値する。
0:15、帰宅。
目次へ戻る曇天。8:51のバスで発ち、みなとみらい線の馬車道駅に向かったのだが..まったく無意味なジグザグ行(右往左往行)をしてしまった [;_ _]。降車した順番を書いておくと、横浜から馬車道に直行できるところを、横浜 → みなとみらい → 新高島 → 馬車道、と、辿ったわけです [;_ _]。要は、勘違いを2回したんですけどね。[;_ _][;^.^]
というわけで、開館時刻前に楽勝で着けるはずだった神奈川県立歴史博物館に着いたのは、10:12。「近代輸出漆器のダイナミズム―金子皓彦コレクションの世界―」(〜6月30日(日)まで)である。
図録は買わなかったのでスキャンできず、画像検索でご紹介するしかないのだが、これがなかなかヒットしない [;^J^]。そもそも「芝山細工飾棚」とか「寄木細工旅枕」とかは固有の作品名ではなく、ほぼ普通名詞というか形式/形態を示しているに過ぎない [;^J^]。「弦楽四重奏曲」とか「ピアノソナタ」とか言ってるのと同じである。特定できないっつーの![;^.^]凸 まぁ、工芸品だしね。[;^J^]
というわけで、特定の作品ではなく各ジャンルの画像紹介ということで [;^J^]、「芝山細工飾棚」(画像検索結果)、「寄木細工旅枕」(画像検索結果)、「寄木細工文箱」(画像検索結果)など。「子ども向け冊子PDF・作品リストPDF」をざっと眺めていただくといいかもしれない。[;^J^]
11:30に出る。引き続きすぐ近所の、横浜トリエンナーレの第2会場と第3会場であるところの、「旧第一銀行横浜支店」と「KITANAKA BRICK & WHITE」をハシゴする。感想としては、なんというか、このイベント凄いな懐が深いな、と、ポジティブに。[^.^][;^.^]
13時過ぎに出る。横浜駅に戻り、甘太郎 横浜西口本店へ。14:45から16:50まで飲み放題。このあと、以前から気になっていた某所に寄ってから、19時過ぎに帰宅。
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