2024年04月22日:レコ芸クラファン 2024年04月23日:府中市美術館/東京藝術大学大学美術館 2024年04月24日:初コーデ [;^.^] 2024年04月25日:池内誠一のトラウマ漫画 2024年04月26日:岡田美術館/ポーラ美術館 2024年04月27日:造園業者の作業終了 2024年04月28日:根津美術館/八王子夢美術館目次へ戻る 先週へ 次週へ
昼頃まで断続的に小雨。
近所にある「平日 12:00-14:00 カット 690円」の美容院へ。さすがに混んでいるが、1時間は待たない。カットは15分で完了。[;^J^]
昨年7月号で休刊した『レコード芸術』をオンラインメディアとして再生させるクラウドファンディングが実施されている。
■『レコード芸術ONLINE』クラウドファンディング実施のお知らせ
募集期間:2024年4月10日(水)10:00〜5月24日(金)23:59(45日間)
目標金額は15,000,000円
今日の時点で、
>支援総額
>5,206,498円
>支援者数
>257人
>募集終了まで残り
>32日
現在のペースがリニアに続くのであれば達成できそうだが、失速する可能性だってある [;^J^]。多少奮発して支援しておいたが、さて、どうなるか..
目次へ戻る曇天。7:35のバスで発ち、7:53に鶴ヶ峰を発つ西高島平行きで、武蔵小杉、分倍河原で乗り換え、9:16、府中着。9:30のちゅうバスで、9:42、府中市美術館。「春の江戸絵画まつり ほとけの国の美術」(後期:〜5月6日(月・祝)まで)である。(開館時刻は10:00。)
前期展示は 2024/04/02 に観ているのだが、そのときは図録を買わなかったので、作品を画像検索結果でしかご紹介できなかった。今日は(心を入れ換えて [;^J^])図録を購入したので、まずは、前回の日記で画像検索ですませていた作品を、いくつかスキャンしてご紹介しておこう。
左が、狩野了承の「二十六夜待図」。前期展示の時にも書いたけど、これ、すごいでしょ。円空の「秋葉大権現及び両脇侍立像」も、なんという格好良さ!
吉村孝敬の「蜘蛛・鷹・熊図」。円山応挙の「時雨狗子図」と「雪中狗子図」。
以下は、本日観た、後期展示作品から。
左から、仙豪`梵の「文殊菩薩像」..文殊菩薩ということは「獅子」に乗ってるわけなのですが [;^J^]。原在中の「寒山拾得図」は、縦長の画面を生かした、伸びやかな作品。曽我蕭白の「雪山童子図」は、観る機会が多い作品。色彩が素晴らしい。
近藤勝信の「鍾馗と遊女図」は、鬼が「蜘蛛の糸」してる [^.^]。西来寺の「八相涅槃図」には、水の生き物も描かれているのが特徴。伊藤若冲の「白象図」の画面構成の巧みさ。耳を楕円にしてしまっているあたり、デフォルメを越えたデザイン感覚が秀逸である。
長沢蘆雪の「枯木狗子図」..あざと可愛すぎるにも、ほどがある [;^.^]凸。河鍋暁斎の「波乗り観音図屏風」は、スキャンが困難なので画像検索で。
11時過ぎに発ち、昼食は府中駅前の「天丼てんや」で、ごちそう天ぷら定食。12時に出て、上野へ向かう。
13:20、東京藝術大学大学美術館。「大吉原展」(後期:〜5月19日(日)まで)である。
「江戸前期 武家と豪商たちの遊興」セクションからの菱川師宣の「演劇図巻」は、図録からのスキャンが困難なので画像検索で。「後期江戸吉原 格式と大衆化」セクションからは、勝川春章の「竹林七妍図」と、水野盧朝の「桜下美人図」。前者は、さまざまな階層の女性たちを、後者は(おそらく)深川の芸者と吉原の花魁を、鮮やかな色彩で描き分けている。
歌川国貞の「芝居町 新吉原 風俗絵鑑」は、吉原風俗を描いた6点からなる肉筆画帖であり、とにかく細部が面白い。左から、「中之町の桜」、「格子先」、「表座敷(酒宴)」。
「部屋(妓楼内)」、「引け四ツ」、「大門前(廓の雨)」。
「吉原の近代」セクションからは、河鍋暁斎の「文読む美人図」。これは、展覧会で観られる機会が多いと思う。「『たけくらべ』の世界」セクションからの、鏑木清方の「一葉」..あの、凛とされすぎていて、居心地悪いです、わたし..[;_ _][;^.^] 「江戸町一丁目 花見 大見世」セクションからの、菊川英山の「花魁図」は、シックな色彩が印象的である。
「揚屋町 茶屋から妓楼へ」セクションからの、歌川豊春の「芸妓と嫖客図」は、なんともあぶない..[;^J^] まるで、春画の組み物の最初のページのごとくである [;^.^]。葛飾北斎の「吉原妓楼の図(明治版)」は、情報量の多さが嬉しい。
「京町二丁目 玉菊燈籠、八朔」セクションからは、喜多川歌麿の「吉原妓楼の月見『狂月望』」。この絵、好き。ほとんどユートピアに近い小宇宙と(私の目には)映るのだが、しかしそれはあくまでも客にとってのユートピア。遊女たちは、この美しい風景を「見やる」ことしかできないのである..
「江戸町二丁目 遊女のよそおい、切り見世、よそ行き、雪の吉原」セクションからは、歌川豊国(初代)の「花魁立姿図」と、溪斎英泉の「新吉原全盛七軒人 松葉屋内粧ひ にほひ とめき」。ファッションリーダーとしての遊女たち。
最後に、歌川豊国の「河岸見世」『絵本時世粧』」。ここは吉原の周縁部の、いわば路地裏にある下級な店の、しかも人通りの少ない日中の、うらぶれた時間帯の情景である。これもまた、吉原..
15:30頃に出て、16:30頃に横浜駅。ヨドバシカメラの8Fのユニクロで黒いスラックスを、PC売場でポータブルHDDを2台、購入。
17:20、鶴ヶ峰。ポツポツ雨。筑前屋に寄って、19:30に帰宅。
目次へ戻る早朝、雨。ほどなく上がったが、結局終日、降ったりやんだり。
昨日、「黒いスラックス」を買った理由を書いておく。それは、先週末に買った「曜変天目のシャツ」と「合わせる」ためである [;^J^]。「なんだ、それだけのことか」、というのが普通の反応だろうが、ちょっとだけ話を聞いていただきたい。これは私の人生における「大事件」なのである。
そもそも私は、「お洒落目的の買い物」をしたことが、65年の人生において、ほとんどない [;^J^]。思い出せる範囲で書き出してみると..
まず、高校1年生時分に、黄色と黒の縦ストライプのカーディガンを買って、高校に着ていった。(制服のない高校だったのだ。)担任のM先生に「派手なもん着てきたなぁ」と言われて嬉しかったことを憶えている。[;^J^]
次に、30〜35年ぐらい昔になるのではないかと思うが、カラーワイシャツを2着、「オレンジ」と「黄緑」のものを買った。考えにくいことであるが、これがお洒落だと思っていたらしく、ちょっとしたハレの場に、しばしばこれを着ていった。手元にある古い夏オフの写真にこの姿で写っているのだが、もう、イタいというより、痛ましい..[;_ _][;^.^]
第三に、これは単独ではなく、一連の買い物なのだが、10〜15年ぐらい前から、展覧会などでTシャツをときどき購入していた。クローゼットを確認してみたところ、吾妻ひでお×3、諸星大二郎×4、手塚治虫(鉄腕アトム)×1、フェルメール×1、ブリューゲル(バベルの塔)×1、ダリ×1、河鍋暁斎(骸骨)×1、クトゥルー系(邪神)×1、である。これらは明確にお洒落目的であったと思う(..これでも。[;^J^])
..以上! [;^.^]。以上が、先週、「曜変天目のシャツ」を買うまでの、私の人生における「お洒落目的の買い物」の全てなのであった [;^.^]。そしてここにはスラックス(ズボン)が含まれていないことに注意していただきたい。つまりこれまで、「上下を合わせる(コーディネートする)」という発想がなかったのである。[;^.^]
だから、今回、「シャツの色に合わせてスラックスを選んで買った」のは、大事件なのである [;^J^]。初体験なのである。[;^.^]
私見では、このシャツに合わせられる色は、白か黒しかない。白なら夏向きで爽やかであるが、長袖シャツなので、もとより夏本番には着られない。つまり、夏にフォーカスしたコーデは賞味期限が短い。また、汚れが目立ちやすいということもある。そこで無難な黒一色にした、という次第なのであった。
夜、リブ100のスタンバイ機を再起動したら、再起動ループを繰り返す [;^.^]。10回近くリトライして、なんとか起動。もう虫の息?[;^.^] もはや電源オフどころか再起動も怖い..[/_;](もう1台のリブ100(本稼働機)は、数日間寝かせているのだが、依然として電源が入らないままである。[;^.^])
目次へ戻る(本日の日記にはいわゆる「差別用語」が頻発しますが、言及している漫画作品のタイトルであること、また、1970年前後の世相を伝えるためには適切であると判断したことから、言い換えはしません。)
曇天。昼からは快晴。
久しぶりに、ららぽーと横浜へ。紀伊國屋で雑誌を買う。昼食は、3Fの包包點心のランチビュッフェを試してみる。まぁ、こんなもんか [;^J^]。ロイヤルホームセンターで、衣料用の引き出しケースを購入。シャトレーゼで赤ワイン(カベルネ・ソーヴィニヨン)を2本購入して、帰宅。
ずっと気にかかっていて、なんとか探し出さなくては、と思っていた「トラウマ漫画」が、まったくなんの前触れもなく、突然、見つかった。書庫でなんの気なしに(久々に)手に取った「別冊まんが王 1971 春季号」に掲載されていたのである。灯台もと暗しとはこのことか。
まぁ、この扉絵を見ていただきたい [;^J^]。これが、小中学生が読む漫画雑誌に掲載されていたのである。[;^.^]
扉絵だけではない。驚くべきは、その内容である。
その少年は、水商売の母子家庭の子であった。母につきまとい、家に上がり込むようになった酒場の常連の男は、少年を疎んじ暴力を振るい、やがて少年は彼を発作的に殺してしまう。動転した母は、少年に、きちがいのフリをさせる。きちがいならば、人を殺しても罪にならないからである。やがて一時的な錯乱だったとして罪に問われず家に帰された少年は、しかしきちがいのようにふるまい続ける。もうその必要はないという母の言葉も届かず、そしてそんな少年を疎んじた母は、姿を消した。
少年は、主観的にはきちがいではない。母の言いつけ通り、きちがいのフリをし続けているだけなのであるが、しかし彼が本当に気が狂ってしまったことは、間違いない。なぜなら、彼が下水溝の奧に隠している母は、死骸だからである。母を愛し、叱られたくがないために母を殺した少年は、今日も、やさしくなった母に甘えにいくのである..
繰り返すが、このような作品が、少年漫画誌に掲載された時代があったのである。
目次へ戻る早朝、雲が多いが晴天。今日は箱根に行く。
6:33のバス。鶴ヶ峰を6:54に発ち、8:10、小田原着。8:35のバスで、9:25、小涌園バス停の目の前の岡田美術館。「金屏風の祭典 ―黄金の世界へようこそ―」(〜6月2日(日)まで)である。「ま、大味な作品ばかりだろさ [;^.^]」、と、なめてかかっていたのだが、どうしてどうして。[^J^]
本展は図録がないので、例によって画像検索結果へのリンクですませようかと思ったのだが、検索できない(あるいは絞り込めない)例があまりに多いので、手元にある岡田美術館自体の名品図録(「岡田美術館 名品撰 第一集」「同 第二集」)に載っている作品については、それを(初めての試みであるが)iPhone で撮影して載せることにした。スキャナーでスキャンしなかったのは、1作品あたり最大4回スキャンしてアプリで画像編集(トリミングと接続)をする必要があり、やってられないからである [;_ _]。「手抜きではないか」と正論で刺してくる読者には、私の工数に想いを馳せていただきたいものである。[_ _][;^.^]
左写真は、伊年印の「扇面散図屏風」。「伊年印」というのは、俵屋宗達の工房の商標である。実にクールで現代的な「センス」に驚かされるが(← 扇だけに(← やめろ [;^.^]))、これが「量産品」だったというのだから、ほとんど呆れてしまう。右写真、「柳橋水車図屏風」は、桃山時代から江戸時代にかけて20点以上確認されている画題で、橋/柳/水車/蛇篭の4点セットで、宇治を一意に表す。
左写真、尾形光琳の「菊図屏風」! 解説ごと写真を撮ってあるので詳しいことはそちらを読んでいただくとして [;^J^]、写真(複製画像)では伝わらないんだよなぁ、この白菊の胡粉の(連続する)盛り上がりの妙! 極端に単純な色彩設計を支えているのが、黄金一色の背景である。木村武山の「松に鶴図屏風」は、白い羽根に透けて見える金色が美しい。裏彩色だろうか?
木村武山の「葦に鳥図屏風」は、葦と水流の繊細な描き方を是非ともお見せしたかったのだが、残念。ほか、長谷川派の「網代垣藤花・萩薄図屏風」、鈴木其一の「月次扇面図屏風」、狩野邦信の「竹に桧垣図屏風」、橋本雅邦の「四季山水図屏風」など。
12:10に退出し、12:19のバスで移動。12:40過ぎに、ポーラ美術館着。「モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン」(〜5月19日(日)まで)である。まず昼食。レストランアレイで、ランチセット。
展覧会の趣旨については、上述のリンク参照。(今週は具だくさんなので、抜ける手は抜く 先を急ぐモードに入っております。[;_ _][;^.^])一部を除いて写真撮影可。
左端は、クロード・モネの「サン=ラザール駅の線路」。モネは、睡蓮よりかこういうのが好き [;^J^]。コンスタンティン・ブランクーシの、ご存知、「空間の鳥」。まさに、空前絶後のフォルムだよなぁ。ラウル・デュフィの「パリ」は、色彩の饗宴が楽しい。古賀春江の「現実線を切る主智的表情」も、悪くない。
空山基の「セクシー・ロボット」は、やはり素敵だ。(3体セットを、左と右から撮影しております。)部屋が暗く、露出設定の関係で背景が全部消えて空中浮遊してしまって、いとをかし。[^.^]
左端と右端が、「Untitled_Sexy Robot_Space traveler」。センターが、「Untitled_Sexy Robot type II floating」。
ポーラ美術館の「売り」である森林のなかの遊歩道を、しばし散策。15:43のバスで発ち、16:45、小田原駅。17:05の小田急で引き返し、18:23、鶴ヶ峰駅着。
普段、あまりこういうことは書かないのだが、あまりのことにほとんど驚愕したので、書いておく [;^J^]。店名は伏せるが、初めての店に入ってみたのである。屋外BBQである。だから生ビールがグラスではなくプラカップで出てきたのは、別によしとしよう。問題は、肉。どうやら業務用スーパーで買ってきたカルビ肉を、いっさい処理せず(まだ多少凍ったまま)出してきた [;^.^]。つまり、下味なし。凍ったまま焼いて、塩コショウ/焼き肉のタレ(1種類)/ポン酢/レモン/醤油(調味料はこれで全部)で、なんとかする。肉というのは、これほどまでに 不味く 美味しくなく食べられるものかと、つくづく感じ入った [;^.^]凸。ま、これで、この店には二度と来なくていいという「学び」を得ることができたのだからと、自分を偽ったことであるよ。[;^.^]凸
19:55、帰宅。
目次へ戻る朝からポツポツ。夜間降ったのかな?
そうか、今日からGWだったのか。[;^J^](← 退職者あるある。[;^.^])
8:25、造園業者のK園、来訪。東側エリアに立木を追加、踏み石と芝生を設置。15:00過ぎに作業完了。見積書の金額を、さっそく振り込んでおく。
雨は昼には上がっていた。17:08のバスで、鶴ヶ峰駅前へ。筑前屋が満員だったので、サイゼで夕食&時間調整。
20:25、スナック“K”。オーナーが今日出勤することは、事前に確認済み。入ったら、カウンター席の端に、私のボトルが用意されていた [;^J^]。写真の話など。
23:10に出て、徒歩で帰宅..はいいのだが、通常25分の道程を、55分もかかってしまった [;^J^]。バス通りを北上中に、ひとつかふたつ手前の道を右折してしまったからである。もちろん、酔っているとはいえすぐに間違いに気がついたのだが、バス通りに引き返すのもつまらない、このまま新しい帰路を見つけて(憶えて)やろうじゃないか!、と、しなくてもいいことを思いついて実行してしまうあたりが判断力の不自由な酔っぱらいである [;^.^]。もちろん、歩いても歩いても住宅街のなかの毛細血管道路の先端に迷い込み、結局へとへとになって泣きながらバス通りに戻ってきたという次第であった。[;_ _][;^.^]
目次へ戻る快晴。8:31のバス。8:53に鶴ヶ峰を発つ新宿行きで、9:50、表参道。10時少し前に根津美術館。「国宝・燕子花図屏風」(〜5月12日(日)まで)の当日券の列に付く。長蛇というほどでもなく、10数分で入館できた。
本展のテーマは「デザイン」である。まずは、書から。伝 藤原公任筆の「尾形切(業平集断簡)」(画像検索結果)、智仁親王筆の「百人一首帖」(画像検索結果、なんという美しさ! 驚嘆のあまり、思わず小さな叫び声を上げてしまった)。「邸内遊楽図・三十六歌仙和歌短冊貼交屏風」(画像検索結果)は、私の大好きなジャンル(邸内遊楽図)[^.^]。このグタ〜っとした、脱力感![^.^] 地上の楽園とは、このことか![^.^]
それでは、毎度お馴染み、本展の主役です。
尾形光琳の「燕子花図屏風」。毎年この季節に観ているわけであって、とっくの昔に見飽きているはずなのだが、どうにもこうにも。前に立つだけで凍りついてしまう..一日中でも観ていられる..
間違いなく、日本美術の最高峰だと思う。
左図、伊年印の「四季草花図屏風」。これまた素敵な作品でねぇ。もう身も蓋もない、草花を並べて描いただけなのに。同じく伊年印の「桜芥子図襖」は、適当なスキャンソースがないので画像検索ですませて失礼するが [_ _]、画面設計(構図)が異様で、ほとんど怖いほどである。
右図は、尾形光琳の「梅図刀掛」。小洒落た逸品である。
その他の工芸品では、「春日山蒔絵硯箱」(画像検索結果)、「遍照蒔絵硯箱」(画像検索結果)、野々村仁清の「色絵山寺図茶壺」(画像検索結果)など。「誰が袖図屏風」(画像検索結果)は、昔から、つまらん構図のつまらん画題だ、と下に見ているのだが [;^.^]、よくよく見たら、ディテールの描き込みがなかなかすごいことになっていた。
庭園に出る。もちろん、目当ては燕子花の群生である。
尾形光琳に写真で挑戦(嘘です無理です。[;_ _][;^.^])
12:35に退館。昼食は新宿のエキナカ。14:10、八王子。14:30、八王子市夢美術館。「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」(〜6月2日(日)まで)である。
この人も、例によってたびたび紹介しているし、例によって主要作はほとんど来ているし、で、とことん手を抜きたい [_ _][;^J^]。ということで、とりあえず「川瀬巴水」でざっくり画像検索しておいたが、まぁもう少しだけ読者サービスしときましょか、と手元の画集から、今日の気分で好きな作品を9つばかしスキャンしておいた。いずれも代表作級である。
左から、「陸奥三嶌川」、「雪に暮るゝ寺嶌村」、「洋館より庭園を望む」。
「金澤下本多町」、「芝増上寺」、「馬込の月」。
「つつじ庭より富士を見る」、「上州法師温泉」、「平泉金色堂」。
「上州法師温泉」は、信じようと信じまいと、私の新居のバスルームのイメージソースである [;^J^]。「平泉金色堂」は、この「旅する版画家」のずるすぎるだろカッコよすぎるだろな絶筆。古今東西の画家を集めて「カッコイイ絶筆」選手権を開催したら、メダルだって狙えるのではないだろうか。
15:40に発ち、八王子から16:09の横浜線で、17:01、横浜。りそなで金を下ろし、17:41、鶴ヶ峰。18:03、帰宅。
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