*2024年04月15日:あわや大破局![;^.^]
*2024年04月16日:土砂を買う [^.^]
*2024年04月17日:大谷石の崩落
*2024年04月18日:「テルマエ展」/「月岡芳年 月百姿」
*2024年04月19日:マーチ納車/リブ100ヒヤヒヤ [;^.^]
*2024年04月20日:百日紅の手当て [;_ _]
*2024年04月21日:静嘉堂@丸の内/曜変天目シャツを買う [;^.^]
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*2024年04月15日:あわや大破局![;^.^]


 昨夜起動しなかったリブ100(東芝 Libretto 100、Win95機)は、案の定、一晩寝かせておいたら無事に起動したので [;^J^]、すぐにzcopyで差分バックアップを確保(以降、このリブ100を「現行機」と書く)。また、HDDをいったん取りだし、自宅内にいくつかある2.5インチHDD(20G)のうち適当なものを見繕って、「これdo台PRO」でディスクベタコピーを作成した。(以降、現行機にもともと装着されていたHDDを「オリジナルHDD」、ベタコピーのデスティネーションとなったHDDを「コピーHDD」と書く。)

 現行機は、昨夜は起動しなかったが今朝は起動したという、不安定な状態である。従って原因の切り分けも難しいのだが、とりあえず先ほど作成したコピーHDDの健全性を確認するために、現行機本体にコピーHDDを装着したら..電源LEDがつくだけ [;^J^]。この結果は想定していなかった。これでは本体/オリジナルHDD/コピーHDDのどこに原因があるのかもわからない。

 取りあえず、コピーHDDを取り外してオリジナルHDDに戻したら..おお、症状同じく [;^.^]。つい先ほどまで動いていた組み合わせである。これで明らかになったことは、ふたつ。「1.HDDの問題ではなく、本体の問題である」「2.いましがたの換装のショックで本体が壊れた」[;_ _][;^.^]

 そこで、「スタンバイ機」の出番である。約1年前にネットで調達した、比較的状態が良く、もちろん動作確認済みの個体。念のため、スタンバイ機をそのまま起動してみた。OK。そこで、スタンバイ機に装着されていたHDDを取り外し、コピーHDDをこれに装着して起動してみたら..なんと、「HDC ERR」である [;^.^]。正常稼働していた個体のHDDを換装しただけで、ハードディスクコントローラーがエラーを出すとは..もはや関係ないとは思うが、スタンバイ機の元々のHDDに戻しても、症状変わらず..認めたくない事態であるが、スタンバイ機も(HDD換装のショックで)壊れた? [;_ _][;_ _][;_ _]

 以下、悪あがきに近いが、{現行機 or スタンバイ機}×{オリジナルHDD or コピーHDD or スタンバイ機オリジナルHDD}の6通りの組み合わせを全て試すが、全て先述の症状にて起動せず..また、私が所有しているリブ100は、現行機とスタンバイ機以外にも、(KBD、HDD、増設RAM、液晶ディスプレイの)部品取り用が数台あるのだが、すべて電源入らず..詰んだ? [;_ _][;_ _][;_ _]

 「信頼性の高い」スタンバイ機以外にも部品取り用の個体を多数確保していることから、ほとんどなんの心配もしていなかったのだが、まさかのいきなりの破局! リブ100全滅! まずは心を落ち着ける。まずは心を落ち着ける。まずは心を落ち着ける..[;_ _][;_ _][;_ _][;^J^]

 当面、代わりのリブ100をすぐには調達できない。ヤフオクやメルカリを常時監視しているのだが、たまに出てきてもジャンクばかり。まともに稼働する個体が1年以内に入手できるかどうかも、極めて疑わしい。

 これはもうリブ100からの強制卒業か..これがいかに工数を要する作業であるかはあまりに煩雑なのでいちいち詳述はしない。最大の問題は、私が吾妻リスト、手塚リストをメンテするために使っているBATファイル群が、Win95のcommand.comを前提としているということなのであるが..しかし今現在、稼働するリブ100もWin95環境も、突然失われてしまったのだ。全部は無理でも、できる限りの作業をもう1台のメイン機であるFMV(Win10)で行えるように環境を整えないと..

 ..と、涙目になりながら 頭を抱えながら作業を進めていたところで、スーパーあるある [;^J^]。念のため最後に一度だけ、と、スタンバイ機の電源を入れてみたら..HDC ERR が出ない [;^.^]。コピーHDDをセットして電源を入れ直して、正常稼働 [;^J^]。うーむ、せっかく覚悟を決めたのに..[;^.^][;^.^][;^.^]

 とはいえ、現行機の電源は入らないままなので、現時点で、バックアップ機はない。スタンバイ機を使い続けるわけだが、一度死にかけた個体なので、片肺飛行に近い。マーケットにリブ100が出てこないか監視体制を継続すると同時に、Win95環境から脱却する準備を進めないとだわ..

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*2024年04月16日:土砂を買う [^.^]


 午前中、スーパービバホーム長津田店へ。黒土、川砂、赤玉土を買う。今後、苔のエリアを拡張するための布石(準備)である。なにしろガーデニングなどしたことがないので勘が働かず [;^J^]、探すのに手間取ってしまった。この類は基本的に14リットル単位なのか。ハーフサイズがあると助かるのだが、どうもそういうのはなさそうだ。

 遅い昼食は、なか卯で親子丼。河津屋で酒など買う。

 ちなみに今日の日記のタイトルは、つげ義春の名作「石を売る」から(わかるか、んなもん。[;^.^])

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*2024年04月17日:大谷石の崩落


 曇天。夜間降ったらしい。朝も多少パラパラ降ったが、曇天から快晴まで落ち着かない天気。

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 私が住まっている住宅街は整備されてから半世紀以上経っており、従って、大谷石も経年劣化で、ご覧のとおりの有様である。ちょいと検索してみたところ、大谷石の風合いを生かしたまま補修/補強する方法はいろいろあるようだが、それなりのコストはかかるのだろう。拙宅の隣近所では、そういう凝ったことはせずに単に上からコンクリートで塗り込めて固めているお宅が多く [;^J^]、まぁ、補修するのならそれで十分だという気もする。



 しかし実のところ、私はできるだけ修繕したくない。強度に深刻な問題が出るまではこのまま放置して、崩壊/崩落のありさまを愛でたいのだ。

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 手塚治虫の名作「野郎と断崖」の舞台を髣髴させるということもありまして。[^.^]



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*2024年04月18日:「テルマエ展」/「月岡芳年 月百姿」


 曇天。8:51のバスで発ち、新橋へ。パナソニック 汐留美術館に向かうのだが、なんと、迷った [;^J^]。前回来たのがかなり以前のことになるとはいえ、そんなに難しい道順だったという記憶はない。新橋駅から1本違う通りに入ったのかなぁ? ..と、マップを見ながら首を捻っていたら、近くのビルの前にいた案内員的な方が声を掛けて下さったので訊いたところ、「皆さん、100%、迷うんですよ (^_^)」と、肩を叩いて教えて下さった [;^J^]。そらみろ、俺のせいじゃない![;^.^] ありがとうございました。[_ _][^J^]

 開館時刻の10時を少し過ぎて着。「テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本」(前期:〜5月7日(火)まで、後期:5月9日(木)〜6月9日(日)まで)である。比較的小規模な展示であるし、古代ローマと日本のお風呂事情を、単に併置しているだけという気もするが、まぁ、固いことは言うまい。ものがお風呂なだけに、それなりにのんびりと心地よく眺めてられる。[^.^]

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 左端、「ヘタイラ(遊女)のいる饗宴」はいいねえ、まさに理想の生活だねぇ [^.^]。その隣りは「恥じらいのヴィーナス」

 ローマ帝国のもっとも驚嘆すべき技術遺産であると私が常々考えているのが、「水道のバルブ」である。単に、現在われわれが使っているものとほとんどなんの遜色もない、というだけではない。これが「規格化」「量産」「運用」されていたことに驚くのだ。まさに、インフラ大国だったのだ。「牧神頭部」の表情と微妙な陰影も、素晴らしい。



 昼前に退出し、有楽町のガード下の「荻野屋 弦」で、親子丼。ビックカメラで小物を購入。

 13:25、太田記念美術館。「月岡芳年 月百姿」(前期:〜4月29日(月・祝)まで、後期:5月3日(金)〜5月26日(日)まで)である。

 私が大好きなシリーズであり、とにかくもう、めっちゃかっこいいのである [^.^]。全部紹介したいぐらいであるが工数的にあり得ないので [;^.^]、とりあえずざっくり画像検索しておいた上で、今日の気分で8点ほどセレクト。

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 左から。「四條納凉」の、清心な色っぽさ。鬼と笛を吹き交わす「朱雀門の月 博雅三位」

 「原野月 保昌」は、約1年前の廃墟通信でご紹介した、同じ作者の錦絵(「藤原保昌月下弄笛図」)の、アングルを変えたバージョン。「源氏夕顔巻」の儚さ。



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 左から、「あまの原ふりさけみれば春日なる三笠の山に出し月かも」「吉野山 夜半月 伊賀局」「むさしのの月」「玉兎 孫悟空」



 芳年作品以外は、画像検索でご紹介。水野年方の三十六佳撰から、「湯あかり 寛政頃婦人」画像検索結果)、「花見 文政頃婦人」画像検索結果)、「遊君 元和頃婦人」画像検索結果)、「雨やどり 天和頃婦人」画像検索結果)。新井芳宗の撰雪六六談から、「黄金の盛徳」画像検索結果)、「豪胆のさらさら越」画像検索結果)。

 14:20、退出。明治神宮前から14:44の副都心線で、15:26、鶴ヶ峰。15:50、帰宅。確定申告の還付通知(3万弱)が届いていた。[^.^]

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*2024年04月19日:マーチ納車/リブ100ヒヤヒヤ [;^.^]


 快晴。9:00に出て、10:00少し前に神奈川日産カレスト座間店。買い換えたマーチの納車である。

 10年以上、マーチに乗っていなかったので、忘れていたことがあった。その後乗っていたキューブと異なり、サイドブレーキがフット式ではなくレバー式で、これ自体は(微調整ができるため)ウェルカムなのだが、おかげで、助手席とのあいだの空間がこれに取られてしまっているのだ。キューブの場合は、ここに上下2段の収納付きのアームレストがあり、また、そのアームレストの上が「平面」なので、何かと便利だったのである。運転席回りの収納が激減してしまったではないか。困ったな [;^J^]。ま、助手席においとけばいいんだけどね。どうせいつも誰も座ってないんだからな![;^.^]

 11:40、帰宅。

 庭に出て水やりなどしているときに、先日植え替えた百日紅を踏みつぶしてしまった [/_;]。主要な枝が2本、まだつながってはいるものの折れかかっている [/_;]。明日、K園が来るので、相談しよう。[;_ _]

 先日、本稼働機に切り換えたばかりのリブ100スタンバイ機が、コトコト音がするばかりで立ち上がらない [;^.^]。今度ばかりはHDDだと見当をつけ、もっとも新しいHDDに入れ換えて、OK [;^.^]。まったく、ヒヤヒヤものである [;_ _]。本体については引き続き探しているのだが、HDDも予備を買っておくか。2.5インチの20Gなんて、今どき売っているのかな [;^J^]。ついでに言うと、OSが古すぎるので、この容量でも実は半分も使えていない。本当は6.4Gがいいのだが、これこそ売られていないだろう。逆に大容量のHDDについては、稼働実績がないからなぁ。[;^J^]

 大家志津香、結婚。

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*2024年04月20日:百日紅の手当て [;_ _]


 快晴。8:50に造園業者のK園が、請求書を持参して来訪。東側エリアを少々手直しして欲しいので、追加作業の打ち合わせ。4月27日に来ていただけることになった。昨日踏みつぶしてしまった百日紅について、相談。折れかかっている枝が完全に埋まるように土をかぶせておくようにとのこと。まぁ、まんがいちこれらの枝がダメになっても、根は生きているので、また生えてきますよとのことであるが。

 9時半までに帰られた。代金をさっそく振り込んだ。

 午前中に、スーパービバホーム長津田店へ。肥料の小さなパックを買ったが、花用でいいのかな。百日紅の周囲に支柱を立てて、二度と踏まないようガードしたいのだが、在庫してるのはいささか大きな支柱ばかりだなぁ。店員さんの助言に従い、百均で探すことにした。フォレオの3Fのセリアへ。手頃な長さのものがあった。

 帰宅してから百日紅の周囲に支柱を4本立て、シャインテープ(というのかな)を巻いて、ガードした。

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*2024年04月21日:静嘉堂@丸の内/曜変天目シャツを買う [;^.^]


 曇天。午後から降るらしい。9:11の横浜駅西口行きバスで出る。りそなと有隣堂に寄って、10:40、有楽町。時間調整のため、11:00、ガード下の「有楽町GYOZA待合室」。ビール、ブラックニッカハイボール。餃子は美味いが、よだれ鶏は私にはいまいち。[;^.^]

 11:50に出て、12:00、静嘉堂@丸の内。「画鬼 河鍋暁斎×鬼才 松浦武四郎」(4月13日(土)〜6月9日(日)まで)である。恥ずかしながら、松浦武四郎についてはよく知らなかったのだが [;_ _]、「私は知ってましたけどね (^_^)」などと知ったかをしてるあなたのために → Wikipedia。読んでおくよーに。[^.^]

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 左図、「武四郎涅槃図」(河鍋暁斎)がメインの企画である。いわゆる「変わり涅槃図」で、釈迦のかわりに発注者である松浦武四郎本人が横になっている。変わり涅槃図であるから、取り巻いているのは弟子たちではなく、自分の身内・関係者・ペット。そして何より特徴的なのが、古物コレクターである武四郎の名刺代わりとでもいうべきか、愛惜しているコレクションたちに見守られていることである。天上から瑞雲に乗って飛来しているのも、摩耶夫人一行ではなく、風俗画や浮世絵から飛び出した遊女たちである。

 右へ、「白衣観音図」(狩野探幽)、「壁書図」(伝雪村)。いずれも「武四郎涅槃図」に描き込まれている(元ネタとして暁斎に貸し出された)作品である。暇で退屈でほかにやることがなければ、捜してご覧なさい。[^.^]

 「骸骨図縫付傘」(河鍋暁斎)は、暁斎作というよりは、武四郎の洋傘への寄せ書きのひとつが、暁斎の骸骨図なのである。日本に現存する洋傘のうち最初期のものであるとのこと。



 14:00から15:30まで、「鼎談 がいなもん!暁斎と武四郎!」という鼎談を聴講する。河治和香(小説家)×山本命(松浦武四郎記念館館長)×安村敏信(日本美術史学者、当館館長)。開始に先立ち、客席に来ていたあべ静江が挨拶 [;^J^]。武四郎と同郷(三重県松阪市出身)という縁らしい。鼎談の内容も、なかなか面白かった。

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 ミュージアムショップで、えらいものを見つけてしまった。曜変天目茶碗(当館所蔵の「稲葉天目」、画像検索結果)の柄のボタンダウンシャツ(23100円)である [;^.^]。さんざん悩んで、さんざん悩んで、しかしこれは買わなきゃダメだろと、レジに向かった [;_ _][;^.^]。レジのおねーさんに「今朝うっかりお金をおろしてきたばかりにこんなに高いものを買うハメに [/_;]」とボケようかと思ったものの問題なくスルーされそうだったので呑み込んだ(← チキン。[;_ _][;^.^])



 15:55に出て、鶯谷へ。16:25、古書ドリス。さすがに今日は節約しようと [;_ _]、2冊(計2千円弱)にとどめておいた。[;^J^]

 19:55、帰宅。

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Apr 25 2024
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