2023年04月10日:固定資産税について 2023年04月11日:電気代の推移 2023年04月12日:日本人はいつまでマスクを.. 2023年04月13日:「ぼくらマガジン」追想 2023年04月14日:シューズボックスの仕様確認 2023年04月15日:「浮世絵の中のいきものたち」展 2023年04月16日:フラワーパーク(ライトアップ付き)目次へ戻る 先週へ 次週へ
快晴。久々に自転車出勤。従来平均42〜3分だったところ、47分かかった。まぁ仕方がない。[;^J^]
横浜の旧実家(取り壊し済み、新居立て直し中)の固定資産税の納付について、税務署に電話して確認した。今年1月1日にはまだ存在していたので、今年1年分の固定資産税は払わなくてはならない [/_;]。来年の1月1日にはもはや存在しないので、来年は納付しなくてよい。そのかわりに、新たに出現している新居の固定資産税を払わなくてはならない。[;^.^]
ということで、納得できたので、コンビニで納付した。
目次へ戻るmy.ymobile.jp で「2023年3月分のご利用料金(03/01 - 03/31)」を確認した。モバイル:4644円、インターネット:6217円、でんき:10488円。「でんき」は先月よりも5千円下がったか。やれやれ..
..と、「でんき」の内訳をよく見たら、「2023年2月分(1月11日〜2月7日 ご使用分1)」ではないか。一括のお知らせとしては「3月分(03/01 - 03/31)」なのだが、電気については「2か月前」の使用料なのだった。わかりにくいなぁ..
しかしこれで、先月の疑問が氷塊した。「秋に使用量が増え、冬に減った」という謎現象に頭を捻っていたのだが、2か月ずらすと説明がつく。正しくは、以下のとおりである。
09月分(08/08 - 09/07) 251kWh 8513円 10月分(09/08 - 10/10) 282kWh 9644円 11月分(10/11 - 11/08) 174kWh 6109円 12月分(11/09 - 12/07) 177kWh 7073円 01月分(12/08 - 01/10) 374kWh 15590円 02月分(01/11 - 02/07) 305kWh 10488円
つまり、10月と11月に使用量が減り、12月に倍増、1月に3割減る..これなら、理解できる。あとは、単純に「それでも高すぎる(というか使用量が多すぎる)だろ!」..原因はもう明らかである。使っている家電が古すぎるのだ [;_ _]。今年の10月に引っ越すのだが、それまでに最新モデルに買いなおすという選択肢は、ない。(買い換えたエアコンや冷蔵庫を引っ越しの際に運ぶのは現実的ではない。)現有蒼古家電群でラスト半年間、突っ切るしか..[;_ _][;^.^]
目次へ戻る..してるんだ、と、呆れられている。以下、既に多くの人々が同じことを述べていてなんら新規性はない指摘なのだが [_ _]、もう、マスクを外さないのではあるまいか。(少なくとも一定数の人々は。)別に(なかなか終息しない)コロナが恐いわけでは、感染すること/させることを恐れているわけでは、ない。正直な話、かなり多数の人々は、もはやコロナのことを忘れている。
いまなお(暑い日であっても)マスクをつけているのは、そのほうが都合がいい側面があるからである。つまり、顔や表情を(なかば)隠せるのだ。群衆の中に埋没したがる傾向が強いとされる日本人とは、相性がいいのではあるまいか。
表情を隠せるということは、舌を出してもばれないということである。つまらん会議に出席するときなど、マストアイテム
また、コロナの(唯一?)最大の恩恵であるところの「マスク美女の大激増」現象の余波でもある。実際、多くの女性はマスクをしている方が美
先週、話題をふったが、かつて「週刊ぼくらマガジン」(講談社、Wikipedia)という、ごく短命ながらも、素晴らしい漫画雑誌が存在した。1969年から71年にかけての短い寿命であったが、レジェンド級の名作漫画が、いくつも連載されていた。
もっとも支配的なイメージは、やはり「タイガーマスク」(梶原一騎・辻なおき(画像検索結果)、そして、平井和正原作の2作、「デスハンター」(桑田次郎)(画像検索結果)と「ウルフガイ」(坂口尚)(画像検索結果)である! 特に「デスハンター」は悪夢の如き傑作で、その凄まじいスプラッタ描写に息を呑んだものだが、しかしその描線はクールでシャープ! だからこそ少年誌に掲載できたのだろう。
愉快で楽しいとはいえ(藤本作品としては)どこか暗くシニカルなトーンを持つ宇宙放浪物語「モジャ公」(藤子不二雄)(画像検索結果)にも、夢中になった。「バロム・1」(さいとう・たかを)(画像検索結果)は、「ゴルゴ顔」として茶化されることが多いのだが [;_ _]、こちらが原作、こちらが本来の姿なんだからな![;^.^]凸
「天才バカボン」(赤塚不二夫)(画像検索結果)、「ハクション大魔王」(吉田竜夫)(画像検索結果)、「仮面ライダー」(石森章太郎)(画像検索結果)、「餓鬼」(ちばてつや)(画像検索結果)、と並べてみると、これほどの作品群が連載されていたのか、と、改めて嘆息してしまうが、しかしやはりもっとも重要(というより重大)なのは、永井豪の2作、「ガクエン退屈男」(画像検索結果)と「魔王ダンテ」(画像検索結果)であろう! 「ガクエン退屈男」から永井豪伝説が始まった..と言うわけではないが、しかし彼はこの作品で「化けた」のだ。そして「魔王ダンテ」! 「デビルマン」の原型として知られているが、その「濃密な、悪夢のようなムード」は、「デビルマン」をも凌いでいる。「幻想漫画」としては、むしろ格上ではなかろうか。そうだな..「デビルマン」をヴァーグナーとすれば「魔王ダンテ」はベルリオーズ(伝わらない喩えはやめろ。[;^.^])はっきりと憶えているのだが、連載第1回から、「ぼくは、いま一体、何に立ち会っているのだ..!?」、という、途轍もない、途方もない感情にとらわれてしまっていた。これはもはや「漫画」ではなかった..
ほかにも、「狼ジンギスカン」(石川球太)(画像検索結果)や、「ハルク」(小池一夫・西郷虹星)(画像検索結果)など。そしてとどめのトラウマ作品が、「人形地獄」(ムロタニツネ象)(画像検索結果)!
いま、手元に、創刊号からほぼ連続して20冊弱、ぽつぽつと買い集めたバックナンバーがあるのだが..廃墟通信にも手元の日記にも記録がないので、確実に30年以上昔のことになるが、かつてこの雑誌を一気に揃えるチャンスがあった。「まんだらけ」だったか「3軒茶屋の2階のマンガ屋」だったか記憶が定かでないのだが、「ぼくらマガジン全巻揃い(確か)35万円」が、カタログに掲載されていたのである。当時はオークションではなく、抽選であった。そしてもちろん、抽選負けした..[;_ _] 当時、35万円が高いとは全然思わなかったし、今でも思わない。悔いが残っているんだよなぁ..[;_ _][;_ _][;_ _][;^J^]
目次へ戻る今月末から新居の組立工事が始まるのだが、内装で1か所、気がかりな部分がある。「玄関収納(シューズボックス)」である。もちろん、打ち合わせの中で仕様の確認/承認を(口頭で)行っているのだが、ミサワホームからもらった資料の中に、仕様が明記されているものがない。図面に「玄関収納 09+07」と記されているだけである。
何を気にしているのかというと、このシューズボックスは玄関ホールの片側の端から端までを占めており、土間にまではみ出しているのだが、その土間の部分が、下に「抜けている」のか、ということである。取り壊し前の旧宅では(土間のレベルまで)抜けており、そこに傘立て等を置くことができていた。それで、つい「(玄関ホールに作りつけのシューズボックスは)そういうものだ」という思い込みがあって、確認がおろそかになっていたのである。もしも「抜けていない」場合、広くもない玄関の土間に傘立てを置くことになってしまい、非常に不都合である。
ということで、ミサワホームに「確認してくれ」というメールを送った。もしも「抜けていない」シューズボックスが手配されていたとすると、変更してもらわなければならない。既に「部材注文承諾書」にサインしているので、最悪、差額が発生するかもしれないが、仕方がない。ここは譲れない。
目次へ戻る雨。少々迷ったが、車で10:30、平野美術館へ。「浮世絵の中のいきものたち」(〜5月28日(日)まで)である。
写真撮影可なのであるが、出展作品の半数以上は、左写真のような角度で展示されており、撮影がなかなか難しかった [;^.^]。どうしても台形になりがちなのだが、補正するのも面倒なので、そのまま掲載する。[_ _]
歌川広重の「名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣(あさくさたんぼ とりのまちもうで)」は、ファンが多い有名な作品。吉原の妓楼の二階の格子窓から外を眺めやっている。可愛い♪ [^.^] 歌川国芳の「賢女烈婦傳 大納言行成女(だいなごん ゆきなりむすめ)」は、絵が得意な行成女が描いた絵の中の蝶を、本物と間違えた猫が飛びかかった瞬間。楊斎延一の「佳人音曲競(くらべ)」は、もちろん、傍らで鞠で遊んでいる猫の愛らしさ故に本展に出展されているのだが、遠景に抜けていく風景が素晴らしい。
月岡芳年の「見立多以盡(みたてたいづくし)とりけしたい」は、新聞に掲載されている推しの役者の恋の噂話を、「とりけしたい」という状況らしい。猫の表情が、つくづく上手い。歌川芳員の「東海道五十三次内 荒井 白すかへ 一リ廿四丁(いちりにじゅうよんちょう)」では、鰻人間が蒲焼きを売っているし、すっぽんが指に食いついている..笑いのポイントがぶれていると、ダメだしをしておく。[;^.^]
歌川国芳の「猫の妙術」は、現在も読み継がれている剣の指南書に書かれた話で、大鼠を捕らえた古猫から、剣豪と猫たちが教えを受けている場面らしい。歌川芳藤の「五拾三次之内猫之怪」も、有名な作品。9匹の猫を組み合わせて猫の顔を作るという「おもちゃ絵(「はめ絵」の一種)」である。
歌川国芳の「荷宝藏壁のむだ書」もまた、名高い作品。役者絵や美人画が贅沢品として規制されていた時代に、「壁の落書きを描き写しただけだもんね♪」、という体(てい)で、役者たちの実に見事な似顔絵を(落書きっぽく)描いたのである [^.^]。そしてこの展覧会に出展された理由は、もちろん、「猫じゃ猫じゃ」を踊る猫又が居るからであるが、私は、この猫又のぬいさん(新井素子用語)を持っている。6年前に撮影した集合写真を載せておこう。[^.^]
歌川芳豊の「おとら 蘭平 千里海路洞嫁(みちなきなみじのはなよめ)」は、当時両国で行われた豹の見世物にちなみ、豹とオランダ人を忠臣蔵に登場するお軽と勘平に見立てた作品である。おとらの顔が豹、着物の柄は虎柄。右端図は、同じく「中天竺馬爾加国舶來大象之図(ちゅうてんじくばるかこく はくらいだいぞうのず)」。マラッカからきて、10年にわたり日本全国を巡業した象を描いた作品である。
さきほどの「五拾三次之内猫之怪」のジグゾーパズルが用意されていたので、もちろん遊ぶ [^.^]。歌川国年の「新版ねこ尽シ」については、説明不要であろう。拡大して仔細にお楽しみいただきたい(お暇ならば。[;^.^])
最後にご紹介する高橋松亭の「白猫」は、やや時代が下る(大正15年(1926))。ジャパニーズボブテイルという種類らしい。拡大して観ていただくと、版木の凹凸のみで毛並みを表す「空摺」などの技法が駆使されていることがわかる。
昼前に出て、帰宅する。
国会図書館に収蔵はされているものの切り抜き被害にあっている、某誌の某グラビアページ。この雑誌のこの号が収蔵されている図書館が見つからず、また、ネット古書店にもオークション等でも見かけないので困っていたのだが、北海道立図書館のことを忘れていた! 蔵書検索したら、目当ての号が収蔵されている! とはいえ、同様に切り抜き被害にあっているかもしれないので、リファレンスサービスにメールで問い合わせた。
数時間後に返事がきた。掲載されている(切り抜かれていない)とのこと。やれやれ、ようやくみつかったか。[;^J^]
目次へ戻る晴天である。車で出て、9:00、フラワーパーク。目当てはもちろん、藤である。
ノダナガフジ(九尺藤)という品種である。完全な満開は月末になりそうだが、現状でも十分。
これはもうどうしようもないのだが、私の度し難い性癖として、どうしてもぼかしてにじませてしまうのである [;_ _]。救われないのである。ほっといてほしいのである。[;_ _][;^.^]
以前にも書いたような気がするが、私にとっての「藤」のティピカルなイメージというかオブセッションは、松井冬子の「世界中の子と友達になれる」(画像検索結果)なのである。[^.^][;^.^]
これは、ヤエフジ(八重黒竜)。ほぼ、葡萄である。[;^J^]
ほどほどにしとけとか言われても、困ります。[^.^][;^.^]
11:25に退出し、志都呂イオンへ。サイゼリヤで昼食。いったん帰宅し、読書したり録画をみたり近所で買い物したりしてから、夕方、改めてフラワーパークへ向かい、18:40、着。夜間ライトアップである。
ここにご紹介する8枚の写真のうち、この列の右端のみヤエフジで、あとは全部、ノダナガフジ。左端の写真はホワイトバランスを間違えて、青っぽくなってしまった。iPhone で撮影しているお姉さんがいるが、その iPhone も、ホワイトバランスを間違えていると思う。[;^J^]
藤の葬列が、彼岸へ、常世へと、人々を誘って行く..という諸星大二郎的な世界感を発想したのだが、そのように見えるかしら? [;^J^]
20:00頃に発ち、20:20、帰宅。
北海道立図書館に、某誌の某グラビアページのカラーコピーをメールで依頼した。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Apr 20 2023
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