2023年02月06日:家計のリストラ開始 2023年02月07日:確定申告のネタがない 2023年02月08日:舘山寺桜 2023年02月09日:漫勉neo 手塚治虫 2023年02月10日:変更契約締結/木米展 2023年02月11日:亜欧堂田善展 2023年02月12日:音楽資料室の思い出目次へ戻る 先週へ 次週へ
これまで、家計の「水膨れ」分をあまり絞っていなかったのには、確固たる理由がある。それは「家計削減余力」を残しておくためである。(伸びしろといいますか。)
理由は自明であろう。「ギリギリ絞り切りっています、もうこれ以上、節約できません..[/_;]」、という状況よりも、「毎月赤字気味ですが、まだまだ支出を減らせる余地はあるんですよ [^.^]」、という状況のほうが、心豊かで、安心できて、幸せではないか..
..が、ぼちぼちそうも言ってられなくなってきたので [;^.^]、大きなところからざっくりと削り始める。とりあえず、N社の保険とA社の医療保険。及び、通販で毎月届く某商品の解約手続き。
まずはここまで。これだけでn万円(の下の方ですが)である。この程度の節約であっても、毎月のことなのだから非常に大きい。何らかの理由で数百万円程度の一時金が入るよりも、よほど大きい..まぁ、ブラジルの遠縁の親戚から突如遺産が10億円入ったりするなら話が別だが、いまのところそういう(都合がいい 死にかけの)親戚は見つかってないしな。[;^.^]
家計のリストラ余力は、まだいろいろ残っているのだが、それらには当面手をつけず、今秋の新居への引っ越し前後の「大散財」[;^.^](家電一式買い直しなど)が落ち着いて、新生活での定常出費(食費、光熱費、その他)が収束・安定してから、必要ならば絞る。必要なければ絞らない(..言うまでもないことだが、書籍と展覧会(を観に行くための交通費)は別腹だ。[;^.^])
I医院に、薬をもらいに行く。(たいした病気ではないのです。[;^J^])
目次へ戻る2022年の医療費を合算しても、98370円..10万円まであと僅か1630円届かなかったため [;_ _] 医療費控除はないし、特段の雑所得もなかった。金融資産の売却もしていないし..
しかし、2024年春には、えらいことになるはずである [;^.^]。退職するは、家は建てるは、その資金源として株式の売却や保険などの解約をするは..だからできれば今年も確定申告して「肩を温めておきたい」のである。こういうのは1年休むと、すぐに勘が狂うからね。[;^.^]
なんか納税ネタないかなぁ..
目次へ戻る不就労日。快晴。暖かい。ジム。浜松西郵便局で受取人払いの荷物落手。振り込み1件。
久々にフラワーパークへ。
早咲きの桜が、1本だけ咲いていた。「はままつフラワーパーク オリジナル品種」である「舘山寺桜」。沖縄のカンヒザクラの実生から育成されたものとのこと。
メジロが来ていたが、持参していたレンズが 24-120mm なので、これ以上は引き寄せられなかった。
昼頃に出る。久々に高丘の某つけ麺店に(ルンルン気分で)向かうが、定休日 [;_ _]。実は私が定休日を確認せずに(久しぶりに)行く店は、極めて高い確率で、その日は「定休日」なのである [;_ _]。これを、「倉田わたるの定休日の法則」と呼ぶ [;_ _]。憶えておくこと。試験に出るよ。[;^.^]
浜松駅前に出て、手土産用のうなぎパイを購入してから、谷島屋書店。
目次へ戻る「浦沢直樹の漫勉neo」の今シーズンは、手塚治虫からスタートした。故人を取りあげるのは初めて。2月4日に録画していたのだが、今日まで視る時間を取れなかった。
「当然、記録映像を見ながらの話になるのだろうし、主たる記録映像は大体視てるんだよな..」、と、それほど気は乗っていなかったのだが、どうしてどうして、非常に面白い回であった。手塚のアシスタントをしていた、石坂啓、堀田あきお、高見まこの話(現場からの証言)が、実に興味深い。
「この見開きのモブシーンを、手塚治虫が(アシスタントを使わずに)全部ひとりで描いたのか!」、とか、ネームを作っている時間がないので、原稿用紙に簡単なアタリを描いただけでほとんど下書きなしにいきなり描いていくとか。「ユニコ」のカラーページのアシスタントに入るにあたり、石坂啓と高見まこは、色塗りの「試験」を受けている。手塚治虫の原稿と同じ色を作ってどうようのグラデーションを出せるかどうか..その時の試験結果の(ふたりが色塗りをした)頁が発掘されて晒された [;^.^] のだが、「メチャクチャ下手くそ (_ _;)」、と、頭を抱える石坂啓らに対して、浦沢直樹が「手塚先生の原稿を見たあとに(おふたりの原稿を)見ると、分かりますね。正解が」、と、追い打ちをかける [;^.^]。すると、石坂啓が、「浦沢君。終わってから覚えてろよ」、と、凄んだり。[;^J^]
「漫勉」の最大の魅力は、漫画の実作者であるホストが、自分でペンを持って作画の実際を検証できることである。手塚治虫はどうしてこういうペンの持ち方をするのか、こんなに薄い紙の下にアサヒグラフを敷いて描くのはなぜか、という分析など、非常にスリリングで面白かった。すでに何度もリピート再生している。
2月17日にはBSで、10分拡張版が放映されるとのことである。
目次へ戻る雨。東戸塚に10:00(の少し前)に着けばいいのだが、雪による遅れを警戒して、早めに起動。6:10を回ってから自宅を発つ。浜松駅から7:17のひかりに乗る予定だったのだが、「早めに動くときのあるある」で、1本前の6:55の便に間に合ってしまう [;^J^]。しかも遅延の気配がない [;^.^]。1時間半、早すぎる。[;^.^]
7:54、新横浜着。曇天。降ってない。寒い。風強い。横浜駅構内の「BECK’S COFFEE SHOP」で時間調整。9:41、東戸塚。まだ少し早いので、構内の「いろり庵きらく」で、蕎麦。いつしか霙になっている。
10:00から11:40までかかって、ミサワホームで変更契約を締結する。リバースモーゲージの融資を受けるのだが、その振り込みタイミングの確認もする。数回にわけて結構大きな金額が動くことになるのだが、普通預金口座でスタンバイしているわけではない。株式とか投信とか保険とか、いろいろな形態で用意しているのであって、それぞれの解約や移動のタイミング如何によっては、金利(や税金等)の無駄な損失が発生し、その額たるや、なかなか看過できないほどになるのである [;_ _]。よく考えないと..[;_ _]
11:45、東戸塚駅に戻る。寒い。12:45、六本木のミッドタウン。昼食は「鈴波」で「鈴波定食」。
13:20、サントリー美術館。「没後190年 木米」(〜3月26日(日)まで)である。
茶道具というのは、私の守備範囲から微妙に外れているところがあるのだが、しかし良いと思えるものは、いくつもある。また、木米の活躍したフィールドは茶道具に限らず、むしろメインは陶器である。
私がリストにチェックマークを入れた、「金襴手鳳凰文茶碗」、「飴釉蟹香合」、「白泥蘭亭曲水四十三賢図一文字炉」、「天保九如図」、「松下煎茶図」などは、いずれも画像検索できないか、できても、誤ヒットが多すぎる(絞り込めない)ので、もう面倒なので、「木米」で画像検索しておいた。[;^.^]
14:45に発つ。16:20、鶴ヶ峰駅。雨。バスで、鶴ヶ峰の家へ。解体の進捗状況の写真を撮りに来たのだが、既に完全に更地であった [;^J^]。うっすらと白く雪化粧をしており、更地感はさらなり(頭韻)。
雨も降っていることだし、このあとの予定に対しては早すぎるのだが、すぐに鶴ヶ峰駅へ引き返す。隣の二俣川へ。書店などで時間を潰してから、18:30頃のバスで、妹夫婦宅へ。その他の親族も来ていて、計6人で食事。新居の図面を見せて説明したり。[;^J^]
姪夫妻は先に帰り、下の妹と2人、泊めてもらった。
目次へ戻る快晴。暖かい。ゆっくり朝食をいただき、下の妹と2人、二俣川駅まで車で送ってもらう。彼女とはホームで散会。9:27発の相鉄、総武線と乗り継ぎ、11:06、千葉駅。千葉駅構内の松戸富田麺業で、濃厚特製つけ麺。(千葉駅の構内って、広いのね..[;*.*])
12:20、千葉市美術館。「没後200年 亜欧堂田善 江戸の洋風画家・創造の軌跡」(〜2月26日(日)まで)である。
幕末の「洋風画」というのは、どうも、時代のあだ花、端境期の「風変わりな絵」、と、みられがちなような気がするが、面白いものは面白いと、素直に楽しめばよい。たとえば「両国図」(画像検索結果)の人体のプロポーションには、ちょっとぎょっとさせられるが、この絵を見ていると、実に楽しい。「江戸城辺風景図」(画像検索結果)の、のびやかな空間。「浅間山図屏風」(画像検索結果)は、わりと伝統的な描き方かな。
「銅版画東都名所図」(画像検索結果)は、前期展示は13点(後期は12点)からなるセットであるが、画像検索はざっくりと [;^J^]。「吉原大門図」(画像検索結果)、「二州橋夏夜図」(画像検索結果)。
「西洋公園図」(画像検索結果)や「ゼルマニヤ廓中之図」(画像検索結果)は、もちろん、西洋の銅版画などを素材にして巧妙に組み合わせたものである。「大日本金龍山之図」(画像検索結果)は、浅草寺。実際には垣(壁)があるのだが、それを全て取っ払うことにより、前記の西洋風景のような、広大な空間を作りだしている。
「新訂万国全図」(画像検索結果)は、彼の行った重要な仕事のひとつ、幕府が初めて公刊した世界地図である。「ミツマタノケイ」(画像検索結果)の、胸をはだけた洗い晒しの髪の女も面白い。
彼が影響を与えた作品も、いろいろ展示されている。たとえば、歌川国芳の「二十四孝童子鑑 郭巨」(画像検索結果)。なるほど。
15:25、退出。ひかりで浜松へ。18:45、有楽街のまぶちで食事(というより、ワイン飲み放題。[;^J^])出たのは20:30頃だったかな。帰宅時刻は忘れた。
目次へ戻るフェイスブックで話題になっていたので、上野の東京文化会館の「音楽資料室」の想い出について、少し書いておく..ま、廃墟通信に遥かな昔に書いているかも知れないが、誰も憶えちゃいるまいし。[^.^]
最後に行ったのは何年前だろう? 10年前どころではない。もしかすると20年以上昔? その時点では、既に、LPもCDも現物を借り出して、自分で自由にかけられる方式になっていた。それ以前は、中央の(いわば)DJブースで、(アルバイトの?)おにーさんが、利用者10数人(もっと多かったかも知れないが不明)ぶんのレコードを、次々にかけ替えていた。
各自、カードで、聴きたいレコードの番号とトラック番号を調べて、申請用紙に書いて提出する。1回で何枚(何トラック?)視聴出来たかは、憶えていない。ヘッドフォン(だけ)が設置されている利用者席が10数席あって、そこで待ってると、DJブースの中でお兄さんが、それらのレコードを全部抱えてきて、それぞれの視聴席に対応している(視聴席の数だけある)レコードプレーヤーの前にそれらを並べて、1枚目から順に、かけていく。10数台のレコードプレーヤーの進行状況を「すべて」ずーーーーーっと把握し続けて、該当トラックの演奏が終わったらすみやかに針をあげて次のレコードにかけかえて..それを平行処理して..ほとんど信じられない、超絶技巧である。CDプレーヤーと違って、タイム表示もないのに。
利用者各自にプレーヤーを解放するようになったのは、レーザーピックアップ式の(針のない)レコードプレーヤーが使えるようになった時期からだと思う。利用者が貴重なレコードに傷をつけてしまうリスクが、大幅に減ったから..ただし、前記リンク先の写真を見ると、今では針式のレコードプレーヤーが使われているようだが..
今秋、横浜に引っ越すと、通いやすくなる。また、利用してみたい。
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Feb 16 2023
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