2022年10月10日:散文的な連休最終日 2022年10月11日:10〜11月の展覧会観覧予定 2022年10月12日:温暖化、憎し [;_ _]凸 2022年10月13日:ガスかIHか 2022年10月14日:「うる星やつら」リメイク版スタート 2022年10月15日:「旅と想像/創造」 2022年10月16日:デザイナーと打ち合わせ/竹内栖鳳展目次へ戻る 先週へ 次週へ
午前中、雨。10:30頃から激しい降りになったが、11:00までにはあがった。
昼頃、バスで出る。これまで(たぶん)訪れたことがなかった古書肆・典昭堂本店に立ち寄り、1冊購入。(今週も、また)りそなで金を下ろす。[;_ _]
街中へ。春華堂の鍛治町本店で、珍しく和菓子を買う。
遠鉄百貨店8Fの洋麺屋五右衛門でパスタ。同フロアの見晴らしのいい休憩スペースで、しばし読書。
..一日をこれ以上とりとめなくすごす自信がない。[;^.^]
目次へ戻るさあ、ハードスケジュールの始まりだっ![^.^][;^.^]
東京国立博物館
「東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」」
T:10月18日(火)〜10月30日(日)まで
U:11月 1日(火)〜11月13日(日)まで
V:11月15日(火)〜11月27日(日)まで
W:11月29日(火)〜12月11日(日)まで
静嘉堂文庫美術館
「響きあう名宝 ―曜変・琳派のかがやき―」
前期:〜11月6日(日)まで
後期:11月10日(木)〜12月18日(日)まで
東京都美術館
「展覧会 岡本太郎」
〜12月28日(水)まで
東京都庭園美術館
「旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる」
〜11月27日(日)まで
山種美術館
「【特別展】没後80年記念 竹内栖鳳」
前期:〜11月6日(日)まで
後期:11月8日(火)〜12月4日(日)まで
細見美術館
「響きあうジャパニーズアート― 琳派・若冲 × 鉄腕アトム・初音ミク・リラックマ ―」
後期:〜12月4日(日)まで
京都市京セラ美術館
「ボテロ展 ふくよかな魔法」
〜12月11日(日)まで
東京ステーションギャラリー
「鉄道と美術の150年」
〜1月9日(月・祝)まで
福岡市美術館
「藤野一友と岡上淑子」
11月1日(火)〜1月9日(月)まで
三菱一号館美術館
「ヴァロットン―黒と白展」
10月29日(土)〜1月29日(日)まで
国立科学博物館
「特別展「毒」」
11月1日(火)〜2月19日(日)まで
東京国立博物館の国宝展(日時指定チケット制)は、T期とW期に行けば、出展作品をほぼ全て観ることができるのだが、これだと2点、取りこぼす。その2点をフォローするため(だけ)に、U期にも足を運ばなければならないのだ [;^.^]凸。まずはT期を、他の展覧会と日程を合わせて10月29日に観に行こうと心づもりしていたのだが、確認したら既にチケット完売で、慌ててリスケ [;^.^]。前倒しして、10月19日(水、不就労日)のチケットを確保した。ついで(他の要件)が無い日で、往復交通費がちょっともったいないのだが、仕方がない。「国宝展」の「期末の土日」を舐めたらあかん。[;_ _][;^.^]
東京都庭園美術館と山種美術館の前期には、今週末の土日。静嘉堂文庫美術館の前期と三菱一号館美術館には、10月29日。京都の細見美術館と京都市京セラ美術館には、11月18日か19日に、「未来惑星ザルドス」の公開をアップリンク京都に観に行くのとぶつけて、訪問する予定である。
福岡市美術館には、11月下旬に福岡に二泊三日する予定なので、そこで。東京ステーションギャラリーと、国立科学博物館の「毒」展は、当面、後回し。東京都美術館の岡本太郎展は、11月12日かな..
..ま、ざっくりまとめると、今週末から11月下旬まで毎週末、「東京」「(エアフェスタ浜松)」「東京」「静岡(大道芸WC)」「東京」「京都」「福岡」というわけだ。コロナ前のペースが戻ってきたつーか。[;^J^](交通費は別腹。[;^.^])
目次へ戻る不就労日。曇天。仔細は(書きたくないので [;_ _])略すが [;^.^]、どたばたしてから、豚鬼で朝ラーメン(味玉黒豚骨)。いったん帰宅。
8:50に改めて出て、ジム。湯風景しおりに寄って、昼過ぎ、帰宅。
19:00、アポしていたピーロートジャパン、来訪。計6本、購入。以前から聞いていたことだが、改めて..貴腐ワインやアイスワインは、今では、入手困難とまでは言わないにせよ、生産量が大幅に落ちているらしい。理由は言うまでもないだろう..
..地球温暖化、許すまじ![;_ _]凸
目次へ戻る新居の詳細設計がはじまりつつある。最重要ポイントはもちろん書庫で、次がバスルーム。それ以外へのアテンションは相対的に低いのだが、やはりキッチンにはそれなりに気を配っている。
いま一番悩んでいるのが、ガスコンロにするかIHコンロにするか、である。私はIHコンロを使ったことがない。それぞれ一長一短あるわけで、それはどなたも先刻ご承知のことだと思うので、わざわざここには書かないが、本当に、決め手がない。考え方次第なのである。現時点では、6:4ぐらいでガスコンロに傾いているが、気が変わる可能性はまだいくらでもある。
..もしやと思って検索したら、やっぱりあった、ハイブリッド製品 [;^.^]。ガスコンロとIHコンロがひとつずつついてるやつ [;^.^]。「いいとこどり」を狙っているのだろうが、こういうのは、「悪いとこどり」と紙一重だからな。[;^.^]
目次へ戻る「うる星やつら」のリメイク版が、深夜のノイタミナ枠でスタートした。毎週録画をセット済み。オープニングに(古色蒼然たる)インベーダーゲーム(のパロディ)がでてきたと思ったら、すぐにスマホも登場し、おや、と思ったのだが、本編に入ったら、もちろん、1980年代の風景が広がっている。
単行本をいちいち読み返すまでもなく原作に極めて忠実なことはわかる。なにしろ私は、全エピソードの全ページの全コマの全セリフを暗唱しているんだからな!(嘘 [;^.^])..しかし、今の若い子は黒電話を知っているのだろうか? [;^.^] 受話器のコードがストレートであることに気がついた。実家の黒電話のコードはカールコードだったはずだが、ストレートコードの黒電話がなかったとは断言できない。電話中にカールコードを人差し指にくるくる巻くのが作法だったのだが、この「心地よさ」は、スマホじゃ再現できないね![^.^]
それにしても、前回のアニメの放映開始が41年前ということは..今どきの新入社員の「親」が、まだ生まれていなかった可能性があるということか。[;^.^]
今の若い世代がこのアニメを観てどう評価するのか、わからない。ノスタルジーが邪魔をして、私には客観的な評価が難しい..(3Dになってなくてよかった..[;^.^])
目次へ戻る5:55に発つ。晴天。あまり涼しくない。浜松駅北口ロータリーから、7:00の高速バス。次第に曇天。11:00過ぎに、渋谷マークシティ着。11:30の開店を待って、マークシティ内の銀座ライオンで、食事兼時間調整。
13:20に出て、13:45、目黒の東京都庭園美術館。「旅と想像/創造 いつかあなたの旅になる」(〜11月27日(日)まで)である。
趣旨は、上記リンクをクリックしていただければ早いのだが、基本、ノスタルジーベース。この美術館の建屋(空間)自体の心地よさも含めて、ゆったりのんびり贅沢な時間を過ごすのに1400円(一般)は惜しくない、と思われるかたには、お薦めする。
図録はないので、パンフレットからスキャンして、2点ほどご紹介しておこう。
左写真は、福田尚代の「翼あるもの」。書籍のページをすべて折り込み、そのうち1ページのみ(どこか「旅」を想起させる)1行を見えるようにして「立たせ」ている。これが数百点、書庫の書架に並んでいるありさまは、壮観である。一部の「行」のサンプルを中写真に。
右写真は、栗田宏一の「「旅」と「土」」。日本全国を旅して採取してきた「土」を貼り付けたインスタレーションであるが、何よりもまず、色彩のバリエーションに驚かされる。土というのは、これほどまでに多様な色をしているのかと..まるで布地のサンプル集のようでもある。また、全部で16×16=256点の配列というのも好感がもてる(なぜ。[;^.^])
15:25に退出し、鶴ヶ峰へ。17:00少し前に、駅前の筑前屋。バスで鶴ヶ峰の家に着いたのは、20:30少し前。
目次へ戻る8:51のバスで発つ。曇天。10:00、二俣川の展示場で、ミサワホームのデザイナーと打ち合わせ。というか、ヒアリング。ベースとなる図面(案)と、現時点で思いつく限りの要望は既に伝えてあるので、先方からの細かい確認が中心である。「玄関に、コートをかけておくスペースは不要ですか?」などなど、こちらが気がついていなかったポイントを指摘していただけるのは、ありがたい。
デ 「屋根裏部屋は、あまりお勧めできません。上り下りにリスクが伴いますし、大きなものや重いものの出し入れに向かず、結局あまり使われなくなるケースが多いですから」 倉 「それは承知していますが、軽めの箱などがかなり多数あり、ほかに収納する場所がありませんので」 デ 「書庫と他の部屋の床の高さはそろえますか?」 倉 「はい。各部屋を車椅子で移動するようになる可能性が、ゼロとは言えませんので」
..いきなり矛盾してると思われるだろうが自覚はしている [;^J^]。自覚してるんだから、それでいいだろ![;^.^]
11:25、終了。このあと来月中旬までに、ZOOMでの打ち合わせと、ここでの打ち合わせを、1回ずつ予定にいれる。
恵比寿へ。「さ竹」で、蕎麦。12:45、山種美術館。「【特別展】没後80年記念 竹内栖鳳」(前期:〜11月6日(日)まで、後期:11月8日(火)〜12月4日(日)まで)である。
もう、何度も観ている「班猫」(画像検索結果)だが、やはり格別の傑作である! よく指摘されるのは、首が長すぎる、実際にはこういう姿勢はとれない、ということであるが、この姿勢でなければならない、という必然性があるのだ。
口元の下の毛並みを見て欲しい。渦巻くように反時計回りに左上に流れ、頂点で右に回り込み、1時の方向から7時の方向に真っ直ぐ落ちてきた、その先に、青と緑の吸い込まれるような素晴らしい瞳! そしてその下に視線を落とすと、毛並みが半時計回りに..と、ぐるぐるぐるぐる、視線が回り..そしてこれが、ある種の(カメラの)レンズの「ぐるぐるボケ」のような効果をも醸し出している..本当に素晴らしい、本当に素晴らしい絵だと思う。
「緑池」(画像検索結果)の緑の色彩のグラデーション! この蛙になりたい![;^.^] 「雨中山水」(画像検索結果)、「晩鴉」(画像検索結果)、「水墨山水」(画像検索結果)は、私がもっとも好きな「水墨画」のパターン。墨を大きく落としてから、その滲みから発想して拡げていったのではないかとすら、思わせる。「蛙と蜻蛉」(画像検索結果)も、実に可愛い。
竹内栖鳳以外の作品では、山元春挙の「清流」(画像検索結果)..違うのが検索されたっぽいけど、まぁいいや [;^J^]。上村松篁の「白孔雀」(画像検索結果)を観ると、なんと無駄に長い鳥かと思う..(そこ? [;^.^])村上華岳の「裸婦図」(画像検索結果)は、ご存知の方も多かろう。モナリザに例えられることもある作品であるが、この曲線は、モナリザに勝っていると思うぞ。[^.^]
竹内栖鳳(ら)の言葉が、ところどころに展示されているので、いくつか書き写しておいた。
「日本画は省筆を尚ぶが、充分に写生して置かずに描くと、どうしても筆数が多くなる。写生さえ充分にしてあれば、いるものといらぬものとの見分けがつくので、安心して不要な無駄を棄てることができる」..これは、創作行為一般について応用が効く箴言だと思う。「画家は自然のものを見つめてその深さを知らねばならぬが、又反対に、そう見詰めずに深さを知るということも、写生にとって大事なことである。余り見つめると物が静止してしまうことがある」..前回(2012/11/24)、同じ山種美術館で竹内栖鳳展を観たときに、同じ言葉を書き写していたことに、この日記を書いていて気がついた [;^.^]。なんということだ。[;^.^]
13:55に退出。14:34に品川からこだま。16:19、浜松着。
馬鹿は世界中、どこにでもいる。「ゴッホの「ひまわり」にトマトスープ、環境団体が抗議で 英」
「絵の保護と、地球と人々の保護と、どっちをより心配している?」..などという戯言は置いといて。
要するに、ガラスで保護されていることを知っていればこそ、トマトスープをぶっかけられたわけだ。たいした賠償金は発生しないことがわかっていたから。 ハンマーでガラスを叩き割ろうという気概はなかったのかよ。とんだチキン野郎だぜ!
(..次の機会に実行したりするなよ。教唆犯にはなりたくないからな..(← チキン野郎 [;_ _][;^.^]))
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