2021年02月15日:「秘神界」事件 2021年02月16日:ゆきぽよ頑張れ [^.^] 2021年02月17日:T氏関連調査が捗る 2021年02月18日:「夢幻紳士 人形地獄 実写版」 2021年02月19日:幻想美術選「ヒバリ」シニェイ・メルシェ・パール 2021年02月20日:大破局 [;^.^] 2021年02月21日:デジタル音声問題解決目次へ戻る 先週へ 次週へ
昨日の日記に書き忘れていたのだが、昨日日曜日の日中は、T氏関連プロジェクトの残る難関、画集収録作品の初出調査をしていたのであった。その一環として、「秘神界 −歴史編−」「秘神界 −現代編−」を閲覧する必要があるのであった。
2冊とも、20年近く前に購入して読んでいる。だからここ、廃墟城の中にあるはずである。あるなずなのであるが..例によって、見つからない [;_ _]。最初から最後まで端から端まで私のせいなので、やり場のない怒りとはこのことなのだが [;_ _]、「ストッパーボックスに詰めて、書架の上に積み上げた」という記憶が確かにあるのに、5回ぐらいスキャンしても見つけられない..となると当然、この記憶が疑わしくなるわけだが、ここを疑ったが最後、捜す場所の範囲が一気に広がるわけで..
..意地を張っている場合ではない。今は時間が大切。図書館にアクセスすべき局面だ。浜松市立図書館共通利用者カードを無効になったまま放置していたので、まず、中央図書館に出向いて再登録。カウンター横の端末で前記2冊を検索してみたところ、幸い2冊とも、比較的近くの図書館に所蔵されていることが判明した。車を走らせ、可新図書館で「歴史篇」、城北図書館で「現代篇」を閲覧し、必要な情報を無事に取得。やれやれ..
帰宅してから、いい陽気だというのに、ひたすら、T氏の画集の初出調査を続行し..
..そして、破局が訪れた。
夜になり、もはや用済みで捜してもいなかった「秘神界」(2冊)が、まったく無意味に唐突に、見つかってしまったのである [;_ _][;_ _]。しかも、絵に描いたような「盗まれた手紙」パターンで..[;_ _][;_ _][;_ _]
右写真をご覧あれ。私はこの「書庫」の天井付近に積み上げられている「ストッパーボックス」群の「ラベル」を、それこそ5回以上も、スキャンしたのである。
写真右上のボックスを見ていただきたい。「秘神界」という書名が、はっきりとくっきりと、見えているではないか [;_ _]。なのに、5回以上ここをスキャンしても、それは「見えなかった」のである。理由は明らかだ。私は「ラベル」を見ていたからである [;_ _]。このボックスには「とり・みき」というラベルが貼られている。それはもちろん間違いではなく、内側にはとり・みきの本が詰められているのであるが、それとは別に「秘神界」も、収められていたのである。
では、なぜ、「秘神界」というラベルを貼っていなかったのか。たとえばその下のストッパーボックスには、「とり・みき 2」「J.G.Ballard 2」、「とり・みき 1」「J.G.Ballard 1」と、その中に収められている書籍を「全てラベルで表示している」というのに..そしてもちろん、「全てラベルで表示する」というルールなので、捜し物をするときには「ラベルだけ見れば必要十分である」ので、今回も、ラベルだけをスキャンし続け、そのために「秘神界」という文字列が、まったく目に入らなかったのだが..
それは、「秘神界」という書名があまりにもあからさまに見やすいがために、「これについては、ラベルで明記する必要はないね♪」、というルール違反を、今から19年前(2002年)にしでかしていたからだ、という、まったく、思い出さなくてもいいことを思い出してしまったりっ!! ..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]凸
目次へ戻る今夜のロンドンハーツは、「格付けにワケあり女たち」というくくりで、10人。「男を見る目がなさそうな女」のランキングである [^.^]。久しぶりに峯岸みなみを見たが、なかなか可愛いでないの [^.^]。昔は、彼女の顔に「慣れる」まで、時間がかかったものなのだが [;^.^]。一期生最後の現役で、もう卒業なのか。
そして、ゆきぽよも、ゲストのひとり [;^J^]。収録が例のスキャンダル報道の直後で、テーマが「男を見る目がなさそうな女」というピンポイントであり、スタッフは頭を抱えたらしいのだが [;^.^]、しかしバラエティ番組としては、逆に最高のタイミングだったのかも知れないね。
彼女、いつになく神妙にしていて、なかなか可愛いでないの [^.^]。もちろん、巷では、彼女へのバッシングが大流行(おおはやり)。取り調べは受けたものの陰性だし、お縄についたわけでもないにも関わらず、「知らなかったはずがない!」「状況的にクロに決まってる!」..あのな。「おまえら、いったい、何様だ!?」
警察も知らない情報を握っているというのか。独自に身辺調査をしたというのか。推定無罪という言葉も知らないのか。(つかまったわけではないのだから、それ以前の段階なのだが。)安全地帯で安全にサンドバッグを叩いているのは、楽しいだろうね。ハタから見てるとみっともないどころではないんだが、まぁ、忠告するほど暇でもないしな..
↑..などと上から目線で書いているが、こういう「卑しさ」は、もちろん私も持ち合わせている。自分を精神的に守りながらストレス解消をしたい、という、下卑た性根は、あるのだ。できるだけそういう心持ちにならないように気をつけているとはいえ..正直、渡部健のニュースを読んでは意地悪く嗤っていたことも、あるよ。まったくの時間の無駄。己の人間性を低からしめるだけの行為なんだがな..
↑..などと先回りして「自戒」してみせるのが、私のいつものやり口。これによって、「そういうお前は..」「何を偉そうに..」などなどの(まったく正当な)批判を、あらかじめ封じてしまうのだ。こういう「小賢しさ」もまた、当然見抜かれていることだろうが..
↑..などとさらに先回りして書いておくことにより「メタレベルの批判」に対するバリヤーすら(← もうここらでやめておけ。[;^J^])
目次へ戻るT氏の画集の初出調査。各単行本の「口絵」をチェックしているうちに、微妙な違和感というか不自然さが気になってきた。これらすべてが描き下ろしなのだろうか..? ふと気がついて、短命だった某雑誌の表紙群をネットでチェック。ビンゴ! やはりこちらが初出だったか..(廃墟城には、この雑誌のバックナンバーは確保していなかったのだ。)
今日は有休取得ずみ。城北図書館で朝松健の某書を借り出すべく、ネットで予約。T氏の挿絵をチェックするためである。
アマゾンから、T氏の某書が届く。彼の著作はすべて購入していると思っていたが、2冊だけ買い忘れがあったのに気がつき、画集の初出調査の一環として両方とも発注していたのだ。(この本の表紙絵が、画集の収録候補になっていますのでね。)
多摩図書館から書類が届く。T氏の単行本未収録作品のコピーを申し込んでいたのだが、代金の納付方法が書かれている。普通に何も考えずに銀行などから振り込むと、確認に時間がかかるらしく、コピーが届くまでに最大3週間程度かかる可能性がある。ペイジーとかいうシステム(チャンネル)を使うと、すぐに送金確認できるので、最短時間でコピーが届く..そんなシステム、初めて聞いた [;^J^]。りそな銀行のATMで可能なようだが、これは、自分でやると危ない。ペイジーではない方法で、普通に送金してしまう可能性がある。
というわけで、車で、りそな銀行浜松支店へ。今日は平日、真っ昼間。係員をつかまえて、ATMを操作してもらった。大正解。彼も少々迷っていたぐらいである [;^J^]。独力でペイジーで払えたわけがない。有休を取っていた日に多摩図書館から書類が届いたのは、ラッキーであった。
城北図書館へ。朝松健の某書を借り出す..面倒なので、以下、実名報道 [;^J^]。「踊る狸御殿」である。挿絵の照合がてら、通読..素晴らしい。これは返却するのが惜しいなぁ..(返しなさい。[;^J^])古本でいいから別途購入して、廃墟城に備え付けておかなくては..と、ざっと検索してみたら、あらあら、入手困難だわ。Kindle版ならすぐに買えるのだが、まだちょっと手を出す気には..有り難みもないし..(古い人間なんですよ。[;^J^])
目次へ戻るコミックナタリーの記事である。
高橋葉介「夢幻紳士」シリーズを原作とした実写映画が初夏公開、監督は海上ミサコ
2021年2月17日 10:00
「夢幻紳士」シリーズは青年探偵・夢幻魔実也(むげんまみや)を主人公とした怪奇ミステリー。1980年代に月刊マンガ少年(朝日ソノラマ)で連載がスタートし、その後雑誌の休刊・廃刊などの事情で掲載誌を変えながらも、今日までミステリマガジン(早川書房)などで発表が続けられている作品だ。
「夢幻紳士 人形地獄」では、魔実也役を皆木正純が担当。「探偵事務所5」シリーズに参加した海上ミサコが監督を務める。併せて公開された特報には、皆木扮する魔実也が黒衣に身を包んで登場。退廃的なムードの漂う映像に仕上げられた。
短い予告編やスチールからだけでは判断つかないが、夢幻魔実也のイメージとは、少し違うんじゃないかなぁ..まぁ、楽しみに待つことにしましょうか。
目次へ戻る「幻想美術選」、第235回。「爽やかな空気感の作品、3回ミニシリーズ」最終回。今回ご紹介するのは、2020年2月に観た「ブダペスト―ヨーロッパとハンガリーの美術400年」のなかでも、最大の衝撃を受けた作品である!
19世紀の風俗画と肖像画を集めた部屋の中で、この絵だけ、時代が違った..時間が違った。1882年の作品だが、21世紀の新作ポスターだと言われても、納得するのではあるまいか。それほどまでに、感覚が新しい。神話的背景も歴史的背景も(なんの物語も)もたずに、単に裸婦を屋外に配置したこの作品は、まだまだ守旧的だったハンガリー画壇において、当然のごとくスキャンダルの的となった。それは、19年前のマネの「草上の昼食」(画像検索結果)が引き起こしたそれの繰り返しではあったが、マネと比較しても、圧倒的に新しい。マネが描いたのは19世紀の「現代」だったと言えるが、シニェイが描いたのは「未来」だとすら言えようか。
心を奪うのは、その「青空」である。当時のシニェイは画壇においてはむしろ「不遇」だったのだが、そんな閉塞感を吹き飛ばしてしまう、この大空の青! 図録には、「シニェイ・メルシェは、いわば、ハンガリー絵画に青空を見いだした人である」という一文があったが、膝を打たざるを得なかった。
この青空の向こうに、未来が見えるのだ。その意味では、これは「SF画」すれすれであるとも言えようし、広々とした草原に(まったくなんの意味もなく)寝そべる裸婦という、(当時としては)「あり得ざる事物の配置」という意味では、シュルレアリスムに近接しているとも言えるのだ。そういう目でみれば、デルヴォーやマグリットを先取りしているようにも見える。
Szinyei Merse Pal(1845〜1920、Wikipedia)の名前を、私はこの展覧会で初めて知ったのであった。画像検索結果 を見てもバリエーションがやや乏しいのは、日本においては、これまで知名度が低かったことを示している。「ブダペスト展」で大いに名を上げたので、今後は目にする機会が増えるかもしれない(..コロナが収まれば。[_ _])
目次へ戻る4:30頃、目が覚めた。BDレコーダー(DMR−BZT700)の画面に、「ディスクまたは番組数がいっぱいで録画できなかった」というメッセージ。そんなはずはない。まだ10時間分以上は空いていたし、昨夜就寝中に録画した番組は、30分だ..
..をを、録画リストをみたら、番組がひとつも見えない [;^.^]。まるで何も録画されていないがごとくであるが、録画可能残り時間は、ハイフンで表示されない。矛盾している。つまりディスクが吹っ飛んだか。数百タイトルがHDDに残されていたが、すべて失われたか? もっとも古くは、ほとんど10年近く前の番組もあるのだが..
..逆境である。大逆境と言わざるをえまい..が、実はそれほどのショックは受けなかったのだ。確かに、何百という「未視聴の」番組が失われた。しかし「未視聴だった」ということは、つまりそれほどのプライオリティは与えられていなかった番組たちなのだ。いつかは観よう、いつかは観ようと思ってはいたものの..5年間、観なくても問題がなかった番組は、今後5年間、観なくても問題ないのだろう。ましてや、10年間も、観る時間を算段できなかった番組たちは..
だからむしろ惜しいのは、つい最近録画したばかりで、それこそ数日乃至1〜2週間中には観て、外部メディアに取り出す予定だった番組たちである。ざっと洗い出してみると..「新美の巨人たち:銀座レトロのビルを巡る!『奥野ビル』×田中道子」、「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」、「ガンダムを動かせ〜夢に挑んだエンジニアたち〜」、「100分de萩尾望都」、といったところか。映画(「シュヴァルの理想宮」)はどうにでもなる(また再放送される)し、他の番組も、観る方法はあるだろう。
それはそれとして、もちろん、復旧できるに越したことはないのだ。パナソニックに電話。20分ほどで折り返しがつながり、対応していただいた。結果もちろん、故障と判定。そりゃそうだ。修理に出したが最後、HDDは交換されるに決まってる [;^J^]。それに、今夜も録画したい番組があるのである。さて、ビックカメラに、買いに行くか。[;^J^]
繰り返しになるが、私は、まったく腹を立てても、苛ついてもいないのである。このDMR−BZT700は、2011年2月に購入したものであり、それから10年間、連日の酷使にもかかわらず、一度も故障したことがない。まったく素晴らしい高品質製品であり、だから10年目の今日、数百の番組を道連れにして息絶えたとしても、私には彼を恨む気持ちは、いっさい無い。感謝しか無いのだ。
快晴。暖かい。風穏やか。絶好のサイクリング日和だが、それどころではない [;^.^]。浜松駅前のビックカメラ。修理代金を見積もってもらったところ、4万5千円 [;^J^]。そりゃまぁ、そんなもんだろうが [;^J^]、これは..ないな。これで番組がすべて救出できるというのなら話は別だが、99%、修理によって失われる。そして本日、新たなBDレコーダーを購入するのだ。つまり、4万5千円かけて、予備機を整備することになるのだが..10年前の機体なのである。HDD以外にも、あちこちガタが来ているであろう。4万5千円だせば、新品が買えるのである [;^J^]。よし、修理はしない。これは持ち帰って、いつかそのうち暇になったら、HDDを取りだしてウリウリしてやろう。
その足で後継機の物色。といっても、自宅を出てくる前にネットで当たりをつけておいた「DMR−2CX200」に即決。ネットでポチれば、あと1万円は安く買えるのだが、私は今夜必要としていますのでね [;^J^]。それにこの程度の値段差なら、リアル店舗で対面で買う方がいい。
帰途、はやたろうに寄って、つけ麺。帰宅してからセットアップ。操作方法はほぼまったく同じであり(もちろん、多少洗練された「シュガー」はかかっており)、新規に憶えることがほとんど無いのは、狙いどおりである。
配線中に気がついた。音声のデジタルアウトがない [;^J^]。ネットでざっと確認しただけなのだから、こんなところまで気がつく方がおかしいというものだ [;^J^]。まぁいいや。テレビにはHDMIでつながってるんだから、そこまでは信号が行っているわけだ。あとあと..というわけで、地デジ/BSの録画/再生、BD−REへの録画/再生、予約、その他の確認をしていく。長年使い込んできた機種とほぼ同じなのでチェックがサクサク進むとはいえ、いきなりこれを買ってからここまで使いこなそうと思ったら、それはやはり、時間がかかるであろうことよなぁ..
よし、おおむねOK。今夜(深夜)の予約録画にも間に合った。朝の破局から1日でここまで立ち直れたんだから、たいしたもんだぜ! [^.^]b ..デジタルアウトのことを忘れてた [;^.^]。えーと、テレビ(TH−55GZ1000)までHDMIで音声信号が行ってるんだから、そこから取り出せればいいんじゃないかな..といっても、深夜になってからテレビの「裏」を確認する元気などないし、テレビの取り扱い説明書は、もちろん見当たらない [;^J^]。半径1メートル以内のどこかには埋まってると思うんだけどな。[;^J^]
..というわけで、明日まで先送り。
目次へ戻る朝の光の中で、なんとかテレビの裏を確認。オプティカルアウト端子があるな。よしよし。というわけで(手探りで [;^J^])結線して、アンプのオプティカルインに直結。よし。BDレコーダーの音声出力が、アンプに届いた。これで、クラシックのソース(CD/BD)を、アンプに接続したヘッドフォンで聴けるぞ。
以上をもって、おおむね、リカバリー完了である。
今日も快晴。暖かい。まだ朝晩は寒いし、また寒くなることもあるのだろうが、季節は完全に切り替わったようである。
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