*2020年07月27日:「ロボ道楽の逆襲」落札
*2020年07月28日:幻想美術選「彼女をめぐりて」マルク・シャガール
*2020年07月29日:朝のオブジェ
*2020年07月30日:緊急地震速報
*2020年07月31日:わさび漬け
*2020年08月01日:梅雨明け
*2020年08月02日:美術/哲学の勉強会
*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*2020年07月27日:「ロボ道楽の逆襲」落札


\begin{先週までのあらすじ}

 「ロボ道楽の逆襲」(とり・みき)を読みたいのだが、12年前に購入したような記憶があるものの自宅をひととおり捜索しても見つけることができず、とはいえ、徹底的な捜索は時間的空間的心理的に不可能であり、かつ、割り切って発注しようにも、「発注した直後に発見されるという破局」の予感に酷く苛まれて、私は詰んでいたのであった..

\end{先週までのあらすじ}

 ..事態が(週が明けても)まったく進展しないので、ここはアレクサンドロス大王に倣って、難局の一撃打開のために、発注することにした..といっても、ネット書店をざっとスキャンしても見つからなかったので、ヤフオクで落札したのである。ダブってませんように..[;^.^]

 山本寛斎、7月21日に急性骨髄性白血病で逝去。享年76歳。

 弘田三枝子、同じく7月21日に心不全で逝去。享年73歳。

 合掌..

*目次へ戻る


*2020年07月28日:幻想美術選「彼女をめぐりて」マルク・シャガール


 「幻想美術選」、第206回。「200回以上やってきていまだにこんなビッグネームを採りあげていなかったのか4回ミニシリーズ」[;^.^] を開催する。第1回は、この人。

Picture

「彼女をめぐりて」(マルク・シャガール、1945年)

 Marc Chagall(1887〜1985、Wikipedia)については、説明不要だろう。1944年、異郷(亡命先のアメリカ)で不安な日々を送っていた彼を襲った、突然の、愛妻ベラの病死..大打撃を受けた画家は何をすることもできなくなり、半年後にようやく絵筆をとって最初に描いた作品が、この、「彼女をめぐりて」である。

 故郷ヴィテブスクの街。抱き合う結婚衣裳のふたり。嘆き悲しむ娘イダ。鳩。そして左下の、画家自身..一見して奇妙に思える、画家の顔の向き。最初は、「上空の幻影を見上げている」表現かと思ったのだが、よくみると胴体はこちらを向いており、それでは説明がつかない。単純に、頭部が上下逆転しているのである。これは一般には(妻の死に対する)驚愕/動転の表現と解釈されている。画面全体は「悲嘆の青」に沈んでおり、僅かなバラ色や黄色が、さらに憂いを深めている..

 彼の幻想的な作風は、多くの人に好まれていると思う。私も嫌いではない。ただ、「浮遊系」の作品群は特に、どこかまとまりが悪いというか、落ち着かないケースが多いような気がする。あなたは、画像検索結果 をみて、いかが思われるだろうか。別にこれが、これまで採りあげてこなかった理由というわけではないし、欠点だとも思ってはいないのだが..

 そんななかで、この「彼女をめぐりて」は、まさに「めぐる」ような「流れる」ような構図が美しく、始めて出会って以来、およそ半世紀も、私の心に沁み入ってきたのである..

*目次へ戻る


*2020年07月29日:朝のオブジェ


 私の出社時刻は早い。8:30始業だが、7:00までには会社に着いていないと落ち着かないのである。(朝残業をしているわけではない。)今日も、6:50頃に、会社の直近、257号線の中川の交番前の交差点に着いたところで、赤信号..

 ..赤信号どころではない。とんでもないものに通せんぼされていた。これは..コンテナ? サイズ的には、家屋などを取り壊すときに廃棄物を入れるぐらいのものなので、そこまで大きくはないのだが、人間が動かすことは絶対に不可能。普通に考えれば、フォークリフトが必要だろう。これが、あまりにも綺麗に、交差点の少し手前、左車線のちょうど真ん中に、道路の進行方向に対して直角に、きちんと「置かれていた」。

 完全にありえない状況に遭遇すると、思考が停止するものだ。一瞬、「悪戯か?」と思ったものの、前記したような「その可能性のあり得なさ」に思い至ったあとは、ただ、「..[?_ _]..[?_ _]..[?_ _]..」。幸い、交差点の直近なのですぐ隣に右折レーンがあり、そこに迂回することによって、無理なく通り抜けられたのだが、その間も、ただ、「..[?_ _]..[?_ _]..[?_ _]..」

 ほどなく会社に着いてしまったあとは、この件を忘れていたのだが、昼食時に読んでいた Facebook への知人の書き込みで事態が判明。どこぞのトラックが「落とした」のであった。[;^.^][;^.^][;^.^]凸

 それにしても、こんなに綺麗に、測ったように落とすかね [;^.^]。それに、まだほとんど交通量がなかったであろう時刻だったから、こんな笑い話にできているが、交通量が増え、すぐ後ろに別の車がいたら、大きな事故が起きていたはずである..[;_ _][;_ _][;_ _]凸

 ロボ道楽の逆襲」(とり・みき)、届いた。ダブり買いではなかった。あぁよかった。[;^.^]

*目次へ戻る


*2020年07月30日:緊急地震速報


 9:39、会社にて、各自がもっているスマホが「わずかに同期がずれた状態」で、いっせいに鳴り始める。千葉県南方沖。かなり不安を煽るサウンドであり、駆り立てられるようにすぐに検索して情報収集..まぁ確かに、「緊急速報」として機能はしている。

 今回は、大事(おおごと)ではなかったようだ。

*目次へ戻る


*2020年07月31日:わさび漬け


 最近は、毎朝、わさび漬けを大スプーン1杯ぐらい、食している。いわゆるTKGとは少し違うのだが、どんぶり飯+半熟卵+葉葱大量+タマネギのみじん切りを炒めたもの+ゴマ油+減塩醤油+わさび漬け、の混ぜご飯を好んで食べているのだが(ジャンキーに見えるだろうが、これが美味いんだ [^.^])、ふと気になって、検索してみた。わさび漬けを投入しているのは、醤油の量を控え気味にしているのを味覚的に補っている側面があるのだが..

 「わさび漬けのカロリーと栄養素|栄養図鑑」というページを見つけた。をを、健康にいいとのこと [^.^]。得した得した。静岡県民で、良かった。[^.^]

*目次へ戻る


*2020年08月01日:梅雨明け


 快晴。東海、関東甲信越、梅雨明け。雨の量は、足りていたのだろうか。

 Sさんから届いた明日の資料(jpgファイル)を、セブンイレブンで印刷する。(自宅には、プリンタ(複合機)を置くスペースも、ないのであった。[;_ _][;^.^])

*目次へ戻る


*2020年08月02日:美術/哲学の勉強会


 午後から久しぶりに、美術/哲学の勉強会。これまでは某喫茶店で「芸術学勉強会」として開催されていたのだが、このご時勢、密になるのを避けるために、会場が鴨江アートセンターに変更された。

 14時から17時まで。テキストは、モーリス・メルロ=ポンティ(Wikipedia)の「眼と精神」である。「現象学」のおさらいから始まったので、案の定、3時間弱では、「眼と精神」の前半しか読めなかった [;^J^]。予習した限りではなかなか面白い論文なので、読み直しておこう。(それはどうよ、という、私なりの突っ込みもいろいろあるしね。[^J^])

 ちなみに参加人数は、講師のSさんを含めて、13人。縁起でもない連想(こらこら [;^.^])をしてしまったのは、ここだけの話だ。[;^J^]

 徒歩での帰途、古書肆の時代舎で、展覧会の図録を1冊購入。

 ぱいぱいでか美のDVD(STAY GOLD)を発注してしまった..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^]

*目次へ戻る *先週へ *次週へ


*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Aug 6 2020
Copyright (C) 2020 倉田わたる Mail [KurataWataru@gmail.com] Home [http://www.kurata-wataru.com/]