*2018年10月01日:浜松市大停電!
*2018年10月02日:ゆずりあい
*2018年10月03日:年末までのパズル開始
*2018年10月04日:パズルの続き
*2018年10月05日:上原彩子リサイタル
*2018年10月06日:フレッツ光切替工事/「クワイエット・プレイス」
*2018年10月07日:名古屋ボストン美術館 最終展
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*2018年10月01日:浜松市大停電!


前号までのあらすじ:
22:50、停電。グッドタイミングだ、寝よ寝よ。朝までには復電していることだろう..(2018/09/30)

 早朝、復電していない。直近の信号(舘山寺街道の新道に出る交差点)が、消えている。会社の状況(停電しているのか否か)がわからない。普段なら、会社に7:00に着くよう、6:25に車で出るのだが(ちなみに始業時刻は8:30である)、迷う。市内の広範囲で停電している模様である。信号が回復するまで待つべきかと思ったが..

 7:22、会社から安否確認の一斉通報メールが届く。会社は(私の勤務先である本社工場と、もうひとつの主力工場は)停電していない。ただし、市内のあちこちで信号機が消えているので、出勤する場合は注意せよ、とのことである。つまり、出社せよということか。[;^J^]

 少し遅刻しそうだが、7:45に出る。上記の直近の信号は、まだ消えている。それどころか、会社に着くまでのほとんどの信号が消えている。自宅を出て最初の信号(舘山寺街道の「旧道」との交差点..ややこしいが、上記の新道との交差点とは別である)では、近所のお年寄りが交通整理をやっている..

 ..気持ちはありがたいが、やめてくれ [;_ _]。頼むからやめてくれ [;_ _]。なによりも、危険である。あなたが。交通整理員の制服はおろか、腕章もしていない、ただの普段着。要するに、車道の真ん中に立っている、ただの一般人なのである [;_ _]。それに、訓練を受けておらず、メソッドを知らないので、車への指示の出し方が、まったくの自己流。運転している方としても、判断に迷う。[;_ _][;_ _][;_ _]

 このあと、会社までに、かなり交通量が多い交差点が3つある。最初が、葵町の郵便局の交差点。ここは信号は消えていたが、各方向からの車が、それぞれ空気を読みあって、いわば自主管理でこなしていた。次の追分の変形交差点が相当ヤバイと覚悟していたのだが、幸い、ここは運よく信号が生きていた。3つめの、浜松環状線との交差点は、こちらの読み通り、警官が交通整理をしていた。

 途上、倒木はそれほど目立たなかったのだが、信号機やカーブミラーの方向がゆがんでいる箇所は、多々あった。また、大きな看板が落ちているところもあった。会社には微妙に遅れて、8:40に着いた。

 改めて中部電力のホームページで確認すると、市内の非常に多くの街区で、停電している。それも、一度にではない。前後にかなりの幅をもって、時間差で落ちている。つまり、「中枢がやられて、いっせいに消えた」のでは、ない。それぞれ別の原因(倒木や看板等の飛来など)で、数十(数百)箇所が、草の根的にやられたのである。これは、回復に手間取るぞ..

 終業時、極力残業するなと、会社から追い出される [;^J^]。この時刻になっても、信号がまだあまり回復していないからである。

 街が暗い。街灯も信号機も消えている(もちろん、道の両側に並ぶ商店・住宅の照明もすべて消えている)夜の街が、これほど暗いとは思わなかった。実のところ、まだら模様ではある。たまに1棟だけ明るいビルや、100メートル程度電灯が点いている街区が存在するのだが、すぐにそれらを通り過ぎてしまい、再び周囲は闇に沈む..銀行ATMは、明るいところが多い。自家発電なのだろうか。コンビニは、ほぼ全滅。まれに開いている店があり、入ってみたが、弁当おにぎりサンドイッチは、全滅。[;^J^]

 18:40、帰宅。自宅アパートは、依然停電中。冷蔵庫を開けられないのが辛い。

Picture

 こうなると、蝋燭で読書するしか、やることがない。冷えた酒を飲めないという状況を見越してコンビニで仕入れてきた(冷えてなくてもそれなりに飲める)赤ワイン。

 本は、竜のグリオールに絵を描いた男(Lucius Shepard、内田昌之訳、竹書房文庫)である。これは、超お薦め!



 23:50、復電 [^J^]。停電から25時間目。

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*2018年10月02日:ゆずりあい


 自宅は昨夜、復電したのだが、自宅直近の信号は、まだ消えたまま。いつもの時刻に車で出るが、会社までの途上、信号機はまだ、半分近く回復していない。

 これは、会社でも話題になったのだが..信号機が消えている方が、会社に早く着く。

 理由は単純。「交差点で信号待ちせずに、どんどん先に進めるから」である。もちろん、交差道路を車が横断している場合は止まるのだが、交差道路の流量がゼロになり、見通しが確保できているのならば、安全に通り抜けられる。そしてこういう交差点は、かなり多い。普段、交差道路を車がとおらないのに、赤信号でじっと待ち続けていることが非常に多いという事実に、改めて気づかされた。信号機が消えていると、こういう、「無駄な信号待ち」がなくなるのだ。

 また、交差道路にも一定の交通量がある場合..実に見事に解決されているのだ。「ゆずりあい」である。たとえどちらか一方が明らかに優先道路であろうとも、そちらのトラフィックが交差点を占有することは、ない。ある程度の台数が通り抜けると、「そろそろかな..」という感じで、交差道路側に「ゆずる」。交差道路側も、数台ないし10数台走り抜けると、自然に止まる。感嘆するほど見事な、「空気の読みあい」である。「合流的」な箇所では、ほぼ完璧に、ふたつの道それぞれから、「交互に1台ずつ」入っていく..

 無論、交通量が多いのに信号機が点かない交差点は、危険な状態にある。事故も多発しているかもしれない。しかしほぼ必ず徐行しているので、せいぜい物損どまりですんでいるのではなかろうか。まぁ、だからといって、「信号機は廃止しよう!」、などという単細胞な話ではなく [;^J^]、信号機は、まだまだ最適化の余地が大いにある、ということに、気づかされた次第であった。

 今日は、普通に19:30まで残業。帰路、私の通勤路に限っていえば、信号機も街灯も店舗・住宅も、ほぼ復電しているようであるが、コンビニとスーパーの弁当/惣菜コーナーの在庫は、昨日に引き続き、払底している。[;^J^]

 自宅直近の信号は、まだ消えている。

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*2018年10月03日:年末までのパズル開始


 朝、自宅直近の信号が、まだ消えていることに驚いた。自宅はもちろん、周囲はほぼ復電しているのに..どういう配電経路なのであろうか? あるいは、停電による消灯というより、単に、故障しているのだろうか?(帰宅時に、ようやく復旧していた。)コンビニも、視界に入る限りでは、全部復活。食品棚の在庫も復旧。[;^J^]

 「大道芸ワールドカップin静岡」の公式パンフを購入。11月1日(木)〜4日(日)である。3日に行くのは確定として、2日にも有休を取りたいなぁ。

 年末の横浜での、とある飲み会の日時を別の参加者に確認する。12月28日とのこと。(ヒント:冬コミの前日である。)これに参加するとすると、12月28日は、午後半休。(会社の大掃除、ぶっち。[^.^])28日の夜は、横浜の実家に泊まるとして..29日は、冬コミ(第1日)。しかし、31日〜1日まで横浜にいるつもりは、ない。安全のためガスを止めている実家に、冬に連泊しても仕方がない。29日には、冬コミのほか、展覧会を1件片付けてから、浜松に戻る..場合によっては、もう1日横浜に泊まって、30日に展覧会をさらに2件片付けてから、浜松へ..

 12月28日以降も開催されている展覧会というのは、ある程度限られる。また、残念ながら、国会図書館は既に年末休館。展覧会消化の待ち行列リストからの選択を開始する。

 この秋には、一度、京都にも行きたいのだった。その日程を確定させるため、在京都の友人に連絡(打診)する。

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*2018年10月04日:パズルの続き


 結局、11月の有休取得は、3日(3回)となりそうである。大道芸で1回、病院(眼科)で1回、京都で1回..ちょっと多いな。12月〜3月までは、有休取得を少しひかえないと..

 大道芸のチケットをイープラスで手配。受け取りは週末に。11月17日と18日の京都の宿(ドミトリー)を、確保。

 いつどの展覧会に行くかのパズル、続行。

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*2018年10月05日:上原彩子リサイタル


 午後半休取得済み。高丘のヤマトで、不在連絡票をもらっていた書籍を受け取る。「定本夢野久作全集 5」である。[^J^]

 久しぶりにラーメンを食べたくなったので、(店名は伏せるが)適当な店をみつけて、入ってみた..ラーメン/チャーハン/餃子のセットという、ベタな注文をしたのだが..

 思いっきり、ハズレ! [;^.^] ラーメンもチャーハンも餃子も、全部ハズレ! [;^.^] 浜松には美味しいラーメン屋がいくらでもあるというのに、なんという金と時間の無駄を..[;_ _][;_ _][;_ _] いや、これでもう、この店に来る必要はない、という知識が得られたのだから、有意義なことではあったのだと考えよう..(必死の「良かった探し」。[;_ _][;^.^])もちろん、嗜好は人さまざまである。単に私の好みにあっていないだけのことなのだろう、とは思う。だから、店名を伏せているのだが..しかし、ラーメンはともかく、このチャーハンと餃子は、普遍的にダメだと思うのだが..[;_ _][;_ _][;_ _][;^J^]

 浜松西郵便局で、微妙にまとまった金額を動かす。中央図書館で雑誌のチェック。クリーニング出し。

 夕方にバスで街中へ。四季のコンサートである。今夜のプログラムは、「上原彩子リサイタル」。なかなか良かったのではないか。

 何度も書いているように、私の右耳には「ゴトゴト現象」という業病がある。仔細と経緯はいっさい省くが、これはどうやらもう、治らない [_ _]。今は、いかにしてこれを「無視するか/無視できるか」という、フェーズなのである。ざっくり言えば、「音ではなく音楽を聴くことができるか」、ということだ。その意味では、生のコンサートというのは、いまや私にとって「修行」、いや、「試練」の場なのだ。「逃げ場所がない」からである。(自宅でも、どうように「音」に「音楽」に、立ち向かうことはできるのだが、しかし、いくらでも「逃げ道」がある..ゴトゴト現象に心が折れたら、音楽を止めてしまえばいいのだから。)その意味では、今夜のコンサートでは、私は(かなりの時間)「音楽」を聴いていることができた。「私にとって、合格」のコンサートだったわけだ。

 ドビュッシー「前奏曲集 第1巻」、同じく「喜びの島」シューマン「ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26」は曲名を見てもどんな曲だかさっぱり思い出せなかったのだが、聴けば2秒で腑に落ちた [;^J^]。

 リスト「愛の夢 第3番」は、今さら言うまでもない定番として(こういうポジションにはまってしまった曲というのは、逆に評価されにくくなるよね [;^J^])、私の大好きなリスト「巡礼の年 第2年「イタリア」より 第7番“ダンテを読んで〜ソナタ風幻想曲”」が、メインである。まぁ、増4度音程の強調がくどすぎるような気もするのだが [;^J^]、そこはそれ、そういうキャラの曲だから [^J^]。なんか、ジョン・マーティンの油彩画みたいだよね [^.^]。アンコールは、ショパンとラフマニノフ。

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*2018年10月06日:フレッツ光切替工事/「クワイエット・プレイス」


 8:00から、フレッツ光プレミアムからフレッツ光ネクストへの切り換え工事。訪問工事ではなく、局舎での配線切替のみ。8:00までに機器の取り外し(再配線)をしておかなければならないということを忘れており、慌ただしく間に合わせた。[;^J^]

 工事は9:00に終わった(はずである)ので、その後、接続設定作業..はまった..[;_ _][;^.^] 仔細は省くが、ひともがきしたあと、10:00にサポートに電話。10:15に解決。[;^J^]

 サンストリート浜北に早めに向かう。16:40からの映画のチケットを早めに確保しておいたうえで、サイゼリアで時間調整読書。

 「クワイエット・プレイス」である。佳作である。ホラーかSFかと言われると少し困るが、まぁ、ホラーSFということで。[;^.^]

 世界は不気味なモンスターに占拠されている(らしい)。盲目だが、音に反応する。音をたてて存在を気づかれると、飛ぶような速度で襲い来たり、殺されてしまう..という、ワンアイデアの90分。この時間の短さ。農村の一家族に絞った、ミニマムな舞台設定。世界がいまどのような状態であるのか、壁に貼られている新聞の切り抜きなどから僅かに推測できるのみ。無駄に大規模で無駄に高カロリーな贅肉いっぱいの超大作に胸焼けしているあなたにお薦めする。私見では、最大のポイントは、「90分」にある。「え? ここで終わるの?」、という、今どき珍しい、1950〜60年代の映画的な、潔さ。

 完成度は、けっして高くない。突っ込み始めるときりがないのである。「今たてている、その音。聞かれてない? 大丈夫なの?」、というシーンが、たくさんある。ほかにも、どうして銃を持たずに子どもたちを探しにいったのか、とか、とかとかとか..根本的な設定にかかわる「穴」も、ある。

 しかし、とはいえ、この「ワンアイデア」は、尊い。モンスターの正体も存在理由も、いっさい説明されていない。有り体にいって、モンスターの造形にすら、たいして気を配られていない。この設定を成立させるためのパーツにすぎないのだ。そのモンスターの弱点が、まったく理にかなっており(どうように「音」に頼る「潜水艦」を考えれば、想像がつく)、現実に可能な対抗手段であるところも、よい。

 機会があれば、どうぞ。電波に乗るまで待つのもよし。

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*2018年10月07日:名古屋ボストン美術館 最終展


 快晴。浜松駅から8:37のひかりで西へ。名古屋からJRで1駅の金山へ。名古屋ボストン美術館。「名古屋ボストン美術館 最終展 ハピネス 〜明日の幸せを求めて」(〜10月8日(月・祝)、つまり明日まで)である。10:00開館のところ、到着したのは9:30。まださほどでもなかったが早くも列がぐんぐん伸び始めたので、繰り上げて9:50から、入れてもらえた。

 ウィリアム=アドルフ・ブーグローの「兄弟愛」画像検索結果)、正木惣三郎の「宝船置物」画像検索結果)、曽我蕭白の「琴棋書画図」画像検索結果)。加納光於の「暁に呼ばれて I」画像検索結果)もよいが、しかしなんといっても、一番、心打たれたのは、スコット・プライアの「ナニーとローズ」画像検索結果)である。こういう奥さん、私の同僚にもいる。何を今さらではあるが、こういうパートナーがいる人生も、もしかしたら楽しかったのかもしれないな..

 11:30に退出。この美術館とは、今日でお別れ。これまでいろいろ、ありがとうございました。[_ _][^J^]

 昼過ぎには浜松に戻り、帰宅してから、雑件いろいろ..

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Oct 11 2018
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