*2018年03月19日:缶詰の恐怖 [;_ _]
*2018年03月20日:幻想美術選「失楽園:サタンの地球への降下」ギュスターヴ・ドレ
*2018年03月21日:風雨強し/小物を買う
*2018年03月22日:やな略語 [;_ _]
*2018年03月23日:甲羅で歓迎会
*2018年03月24日:今春初のフラワーパーク
*2018年03月25日:佐鳴湖公園に転進
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*2018年03月19日:缶詰の恐怖 [;_ _]


 (読者への勧告:先に食事を済ませておく方が、いいかも知れません。[_ _])


 台所エリアの棚の奥底から、カットトマトの缶詰が発見された。賞味期限は、約10年前 [;_ _]。缶が多少膨らんでいる感がある..(← うまいこと言って、現実逃避をはかっております..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^])

 無論、聡明な私のことであるから、何が起こっていて、何を為さねばならないか、ただちに理解した。するべきことは、廃棄。できれば、このまま捨てたいところだが..それは、犯罪である [;_ _]。きちんと開封して、内容物は生ゴミとして廃棄、缶は資源回収へ。自分のしでかしたことの落とし前は、自分でつけなければならない。[;_ _]

 プルトップである。何が起こるかはわかっていたので、開ける方向は慎重に定めた。シンクの一番深く遠いところに向け、指をプルトップに引っ掛けて..

 ..それでもなお、私の予想は甘すぎた。尋常な初速ではない。膨張したガスに吹き飛ばされた内容物は、シンクの対向側に激突して跳ね返り、甚大な二次災害を引き起こした..カットトマトなのである [;_ _] ..シンクの周囲が、瞬時に、「赤くて汁気たっぷりの何か」が撒き散らされた惨劇の現場に..[;_ _][;_ _][;_ _] 幸い、臭いはほとんどしなかった。ガスが発生していただけで、腐敗は進行していなかったということか?(← いや、それが「腐敗」だから! [;^.^])

 読者のみなさまも、お気を付けください [_ _]。防災のため、ひところは意識高く保存食を蓄えたものの、その後意識が低くなってそのような事柄を忘れ果ててしまっている(私のような)ありがちな人は、もれなく、この陥穽に落ちる可能性があります。[_ _][;^J^]

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*2018年03月20日:幻想美術選「失楽園:サタンの地球への降下」ギュスターヴ・ドレ


 「幻想美術選」、第107回。ようやく、この偉大な挿画家に、順番が回ってきた。

 いつだって、「正義の味方」よりは「悪役(ヒール)」が、かっこいい。前者がただ、自分の本質的な「正しさ」に安住し、なんの工夫もなく後者に勝つのに対して、後者は「本質的に自分よりも強く正しい「正義」」に立ち向かうべく、知恵を絞り、自らを鍛え、努力し、時には卑劣な手段を取ることも厭わない。その活力と(暗い)輝きが、われわれを魅了する。バットマンよりもジョーカーが、明智小五郎よりも怪人二十面相が、ウルトラマンよりもバルタン星人が、アムロ・レイよりもシャア・アズナブルが、遙かに魅力的であることに、議論の余地は無いだろう。

 その、歴史上(いや、人類文化史上)もっとも素晴らしい、もっとも偉大な実例が、「失楽園における、サタン」である!

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「失楽園:サタンの地球への降下」(ギュスターヴ・ドレ、1866年)

 服従をよしとせず、「おのれの精神の自由」のために、神に叛旗を翻し、戦ったサタン。ひとたび敗れはしたものの怯むことなく権謀術策を巡らし、神が寵愛する人間を堕落させることに成功して凱歌をあげるが、神の裁きで、彼に従った軍団共々蛇の姿に変えられたサタン。彼の勇気。彼の矜持。彼の怒りと彼の嘆き。単にヒロイックで気高いばかりでなく、嫉妬や怯懦など、実に「人間的」な欠点/欠陥をも持ち合わせ、だからこそ、その「偉大さ」が、いっそう光り輝く。自分を信じ、自分と行動をともにしてくれた部下たちが、そのために悲惨な運命に落ちてしまったことを悲しみ、すまないことをしたと後悔し、自分を責めるシーンに、胸を打たれない人は、いない。だからこそ、彼は(敢えて言おう、史上最高の)スーパースターなのである。サタンに比べれば、神も、その部下たる大天使たち(ラファエル、ミカエル、ガブリエルら)も、まったく、なんと、影の薄いことか!

 ジョン・ミルトン(1608〜1674、Wikipedia)の作りだした、壮麗極まりない叙事詩「失楽園」(1667年、Wikipedia)を、読まない人が多すぎる。「ファウスト」(ゲーテ)も「失楽園」も読まないなんて、意味がわからない。なぜなら、「圧倒的に面白い」からである。凡百のSFもファンタジーも、「失楽園」の前では、その、底知れぬスケールと雄渾な筆致(描写)の前には、まったく色褪せてしまうのだ。あなたは何よりもまず、「一番面白いもの」を、読むべきだ。「一番面白いもの」とは、「失楽園」(や「ファウスト」)のことである。

 ギュスターヴ・ドレ(1832〜1883、Wikipedia)の手になる、ここにご紹介する挿画は、ときおり、「サタンの(地球への)失墜」、と(ネットで)キャプションをつけられていることがあるのだが..惜しい! そして残念!

 どこが惜しくて残念なのかというと..このキャプションを書いた人は、「サタンは天上界より墜落した」という程度の教養(高級常識)を身に付けていながら、「「失楽園」は、読んでいない」ことが、明らかだからである。そもそも、「失楽園」では、「サタンは地球に失墜など、しない!」、のである。サタンが敗れて叩き落とされた先は、「地獄」である。この挿画の壮大なシーンでは、サタンは、地球(正確に言えば、地球の上に存在する楽園:エデン)に住む人間たち(アダムとエバ)を堕落させるべく、いわば破壊工作のために潜入を試みているところなのである。


いとまを告げたサタンは、黄道から下、地球へと
向かい、成功を期しながら、まっ逆さまに
空中をいく旋回しつつ、止まることなく、
ついにニファテの山頂に飛び降りた。
(「楽園の喪失」p87(新井明訳、大修館書店))

 くどいようだが..悪いことは言わないから、「失楽園」は、読んでおきなさい。ことに、あなたがSFファン/ファンタジーファンならば、必読である。「最高水準」を、まずは押さえておくべきだと信ずるが故の、アドバイスである。

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*2018年03月21日:風雨強し/小物を買う


 朝から雨。雨量的には小雨に近いが、風が強い。

 朝いちでカインズホームセンターへ。キッチンタイマー、計量グラス、スポイトなどを買い直す。

 午後には雨上がる。

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*2018年03月22日:やな略語 [;_ _]


 現在、通勤時のカーステで、プログレのCDの虫干しをしている。先日、ジェネシスが終わり、いまはイエス。ようやく「ロンリーハート」まで来たのだが..

 ..ついうっかり、脳内で、「ロンハー」と略してしまった。[;_ _](いやもちろん、あの番組に対する差別意識などなく、どちらかといえばファンであるだけに、いっそう..[;_ _][;^.^])

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*2018年03月23日:甲羅で歓迎会


 本日は、部署の(異動者の)歓迎会である。残業せず、カインズで買い物してから、会場(蟹料理の「甲羅」)に直行する。19:30、開始。

 なかなか楽しかった。何を話したかは、例によってたいして憶えてはいないが [;^J^] ..「日本史上の文学者のNo.1は誰だと思います?」、という無茶な設問に、「江戸川乱歩」と答えたことは記憶している。無論、「敢えて」の斜め方向からの解答なのだが、根拠は言えるという意味で、ネタとして。

 読書時間ゼロの大学生が50%を越えた、という話題も、ふってみた。この件と直接の関係の有無はともかくとして、人間の知性は低くなる一方であるとも主張した。私の知性も、低下に歯止めがかからない [;_ _][;^J^]。ある意味当たり前で、知性を使わずにすむように、人類(文明)が進化しているからである。いずれ人類文明は「文字」を失うことであろう(そもそも「文字」は「文明の定義」ですらあったが)..という話題を、手帖に「字で」書きとめていたら、受けた。[;^.^]

 21:30、散会。代行運転で、22:30、帰宅。

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*2018年03月24日:今春初のフラワーパーク


 晴天。8:40に車で出て、フラワーパークへ車で向かう。まさかとは思ったが途中で道を間違え [;^.^](ジモティーにしかわからないだろうが、すじかい橋の交差点で舘山寺街道から外れて北上してしまったのである)、まぁいいや、と、ドライブがてら大回りして、フラワーパークに着いたのが、9:15。駐車場、混み始めている。(開園時刻は8:30。)

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 左は、とりあえずの挨拶がわりに、桜。右は、マイクロレンズで接写してぼかす練習。



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 いずれも桜。左は、敢えて平面的に写るショットで。右は、前後の距離感を出して立体的に。



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 左は、うまいこと密集隊形で植えられていたチューリップ。右は、もっと妖怪っぽく撮りたかったところ。[^.^](こういうときは、こだわらずにRAW現像ソフトで、堂々と加工すべきなのだろう。)



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 左は、実物の色合いが、わりと良く再現できている。右は少し白っぽくなりすぎたが、現物の再現にこだわらなければ、これもありだ。



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 左の背景のボカシは、まだまだ修行がたりないねぇ [;^J^]。右はヒスイカズラという花。(バナナではない。[;^J^])



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 赤は、質感の再現が難しい..



 11:50に出たのだが、この時点で駐車場は満車。待ち行列が数十台 [;^J^]。それもそれとして、徒歩でやってくる人が多い。自家用車は諦めてバスで来ているのだろうか。それはとても賢いことだと思うが、なぜ、フラワーパークの目の前のバス停で降りずに、遠いバス停で降りてやってくるのだろう..[?_ _](← この時点では、まだなんにもわかっていなかったのである..)

 帰宅後、某Mのインタビューのゲラに朱入れして送信。

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*2018年03月25日:佐鳴湖公園に転進


 今日も快晴。8:45に車で出て、まず市役所。8:55着。窓口が開くのは9:00からだと思い込んでいたのだが、時間外受付(今回の目的であった印鑑登録証明の発行も対象)は、もう開いていた。すぐに手続きできて、9:00に退出。引き続き車のディーラーの営業所へ。保険の更新である。9:25に着いて、9:35に手続き終了。

 当初の想定よりも、1時間ほど前倒しで進んでいる。気をよくして、今日もフラワーパークに行くことにした。10:20までには着けるはず。開園時刻の8:30から2時間遅れとなるが、まぁなんとかなるんじゃないかな..

 ..ルノアールのココアよりも、甘かった [;_ _]。駐車場に入れる気がしない [;_ _]。また、昨日の昼頃、「なぜか徒歩でやってくる人々」を不思議に思ったのだが、彼らの正体 [;^.^] がわかった。数百メートル離れている臨時駐車場に誘導された人たちだったのである。今日は、臨時駐車場に向かう道に入るのに失敗したので、臨時駐車場にはノータイムで車を止められるのかどうかもわからないが..さまざまな周辺状況から、1時間以上待つのは確実だと判断できたので、逃走した。[;^.^][;^.^][;^.^]

 佐鳴湖に転進。11:00着。ここで撮った写真は、桜だけ。

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 右は、光(太陽)にむかって枝を伸ばしているように見えるといいなぁ..という趣向。



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 右は、「太陽光芒」ごっこ [;^.^]。カメラを向けて「絞る」だけで、簡単に光芒が現れることを憶えて、いささかサル化してまして [;_ _]。太陽に向かう(空中を這い寄る)植物群、というつもりである。[;^J^]



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 いずれも、左方向にある光(太陽)に向かって、触手 枝を伸ばしているイメージ。



 全体として、トリフィドとか、そこらへんを連想していただけると、私の当初の意図(本日のテーマ)が伝わった、ということになるのだが。[;^J^]

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Mar 29 2018
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