*2017年07月24日:幻想美術選「上と下」M・C・エッシャー
*2017年07月25日:どうして幻想美術選に..
*2017年07月26日:フルヴェンニーニアトム鉄人
*2017年07月27日:夏オフ鍵盤お仕事表
*2017年07月28日:じどり談義
*2017年07月29日:カメラ、帰ってきた!
*2017年07月30日:夏オフ仕込みとマイクロレンズと
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*2017年07月24日:幻想美術選「上と下」M・C・エッシャー


 「幻想美術選」、第74回。この画家もまた、あり得ない空間を描く、堂々たる「幻想画家」である。数学・位相幾何学から導出された観念的な作品として「ばかり」捉えるのは、いかにも一面的な見方といえる。

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「上と下」(マウリッツ・コルネリス・エッシャー、1947年)

 とはいえ、実のところ、私がエッシャーの作品群の中で一番好きなのは、初期のイタリア風景画である。後年の数学的トリックなど何もない(しばしば小規模な)山岳都市を描いた作品群。

 結局、わたしは「絵の中に入りたい」のだなぁ..と嘆息するのは、そんな自分の嗜好に気がつくときである。エッシャーの作品においてすら、そうなのだ。この「上と下」も、蠱惑的な「世界(小宇宙)」である。この世界の「外側」に、なにもいらない。目に見えている範囲で宇宙が終わっていても、構わない。小さな広場と、その周辺の僅かばかりの街角と、まるで柱の中のように見える、この小さな住居。「柱の住居」は隣にもあり、そこには半地下室もあるようなのだが、よく見えない。「柱の住居」の3階の天井は地面につながっており、そこから(重力をどうにかしてごまかして)地面に降り立てば、また、女性のいる2階へ、そして3階へと、果てしなく繰り返せる..

 ..ここはあるいは、牢獄なのだろうか..

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*2017年07月25日:どうして幻想美術選に..


 ..ロジャー・ディーンが収録されないんじゃいっ!! ..と、怒り心頭のそこの貴方。まぁ落ち着きなさい [;^J^]。私もそう思ってるんだから。[;^.^]

 もちろん、ロジャー・ディーンの幻想画集は、廃墟城の書架にある。しかながら(珍しくもないことだが)エース級の作品は、どれもこれも(ノドを越えて)見開きバーン!..で、スキャンしようがないのだった。[;_ _]

 (今週は、テキスト量が極めて少なくなる見込みだが、それは、夏オフ直前で、準備に追われているからである。限りあるリソース(時間)を奪い合うゼロサムゲームであるのだと、ご理解下さい。[_ _])

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*2017年07月26日:フルヴェンニーニアトム鉄人


 (..なんちゅう雑なタイトルだ。[;^.^])「レコード芸術」誌の今月号(8月号)の特集「生誕150年 トスカニーニの遺産(レガシー)」に、このような一節があった。クラシック音楽ファンとして先刻承知のことではあるが、こうして指摘されると、改めて感心してしまうのだった。[;^J^]

「20世紀前半の巨匠のなかで、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの即興的かつ主観的な指揮が直接の後継者を持たなかったのに対し、近代的指揮法を確立したトスカニーニの流儀は、後に続く指揮者たちに大きな影響を与えた」

 ..即興的云々を別にして、後継者の有無だけに着目すると、これは、「鉄腕アトム」と「鉄人28号」の関係と同じである。日本を代表するロボットといえば、間違いなく「鉄腕アトム」であるが、実はアトムはアトム一代限りである。あのタイプのロボットは、手塚治虫自身ですら(「ジェッターマルス」など、僅かかつマイナーな例外を別にすると)創作していない。対して、「鉄人28号」は、「マジンガーZ」「ゲッターロボ」「ガンダム」「エヴァンゲリオン」..という、滔々たる大河の源流となった..

 それに、鉄腕アトム=フルトヴェングラー、鉄人28号=トスカニーニ、という「なぞらえ」は、案外、イメージ的に外していない。[^.^](クラシック音楽ファンでないと、ピンと来ないかもしれないけど。[;^J^])

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*2017年07月27日:夏オフ鍵盤お仕事表


 夏オフのプログラムの各曲ごとに、そこで必要とされる(シンセ、あるいは電子ドラムで奏される)パートを列挙した表(※)を、夏オフの連絡SNSにアップする。

 ※ イメージがわかないだろうから、一部を抜粋する。

○チューバPFM 9 : Part 2
○コントラバスPFM 9 : Part 5
○同 PizzPFM 9 : Part 6
○ハープPFM 9 : Part 1
○グロッケンPFM 9 : Part 12
○ウィンドチャイムPATCH : 91
☆生ピアノ

 ..ま、ざっと、このようなものである。

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*2017年07月28日:じどり談義


 これは、もしかすると先月あたりに上京したときのこと。(ネタがありませんのでね、今夜。[;^J^])

 喫茶店かどこか忘れたが、私の後方に座っている数名の女性たち。年齢を推し量るのは失礼なことだが、70前後だろうか。会話の中で、「じどり」「じどり」と仰っている。

 そこそこ御高齢だが、お若いな。旅先で自撮りしている熟年夫妻なら、珍しくないけれど..と、微笑ましく聞いていたら..やはり「地鶏」でした。[;^.^](多分、同案多数。すまん。[;_ _][;^J^])

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*2017年07月29日:カメラ、帰ってきた!


 昼頃、カメラ(D750)が、リコール修理点検から帰ってきた! \[^O^]/ やれ嬉しや。カメラを修理に出した直後に届いた「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」を、ようやく試用できる! \[^O^]/ なにしろ、マップカメラから購入したこのレンズ。初期不良で返品可、の期限が、明日までなのだ [;^.^]。なぜこれほどタイトな日程になったのかというと、カメラの修理点検に、これほど時間がかかるとは思っていなかったからである。[;_ _][;^J^]

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 とりあえず、接写のテスト。これではサイズ感が伝わらないだろうが、ずいぶん小さな硝子の鳥なのだ。さて、使いこなさないと。[^J^](もちろん、接写のためだけのレンズでは、ない。)



 これで、レンズ6本体制になった。1.ひととおりのことはこなせる、普段使いの軽い汎用レンズ「AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR」。2.単焦点の「AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G」。3.10倍ズームの「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」。4.広い風景を撮るための、単焦点の広角レンズ「AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED」。5.超広角がわりでもある魚眼レンズ「Ai AF Fisheye-Nikkor 16mm f/2.8D」。6.マイクロレンズ「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」。(ここらで一息、つきなさい。[;^J^])

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*2017年07月30日:夏オフ仕込みとマイクロレンズと


 マイクロレンズの不具合を見つけるのならば、今日まで。8:35に出て、9:00にはままつフラワーパーク

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 とにかく、花の接写。被写界深度が非常に浅い。



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 とにかく、花の接写。ピントを合わせるのが、難しい。また、今日は、敢えて手持ち撮影で臨んでいるが、三脚を使えば、別の世界が開けるのかもしれない。



 中望遠(105mm)の画角の使いこなしも、課題だな。

 10:30に出る。午後は、夏オフシンセの仕込み。大体のプランはできたが、ブラッシュアップがまだまだ..

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*解説


MASK 倉田わたるのミクロコスモスへの扉
Last Updated: Aug 3 2017
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