2017年07月10日:悪夢だろ [;^.^] 2017年07月11日:幻想美術選「SFマガジン 1978年4月号表紙絵」加藤直之 2017年07月12日:8月の展覧会観覧予定 2017年07月13日:D750、リコール [/_;] 2017年07月14日:「星の帆船」 2017年07月15日:ヤケ衝動買い [;^.^] 2017年07月16日:夏オフ準備を少しずつ目次へ戻る 先週へ 次週へ
この第一四半期、ようやく負の業績サイクルから抜けだし、ユーザー数増加の兆しを見せたとされるツイッター。そこで緩んだか、途轍もない勘違い広告をネットに配信した。しばらく前に私が目撃したのは、Mixiでであるが..
..「あなたと上司、知らぬうちに相互フォロー!?」、というもの。写真は、白人のナイスミドルが、左手にA4ノートPCを広げて支え、右手は眼鏡に添えて、こちらを見てニヤリ..ツイッターするにも、スマホではなくA4ノートというあたりが、いかにも中年上司感を醸し出しており、このあたりの「伝える力」は流石だな、と思うが [;^J^]、それにしても、悪夢だろ、これ。[;^.^]
どうも、ツイッターやフェイスブックに限らず、SNS系は、つながること広がることが正義というか、無条件に良いことだと思い込んでいるきらいがあり、まぁこれは、彼らの生存本能みたいなものだから仕方がないかも知れないが(なにしろ、ユーザー数の拡大と、強い 創刊 ●● 壮観 相関があるからね(← ふたつめの誤変換をどう想像したかで、あなたの品性がわかる [^.^][;^.^]))、それにしても、世の中には、つながって欲しくない存在 [^.^] もいるのだ、ということを、知っておいていただきたい。そういう冷静な視点が持てない限り、すぐに経営危機だ。
「幻想美術選」、第72回。第50回のリチャード・パワーズ以来の、SF画家である。
私は、現代日本SF画壇の重鎮である加藤直之(1952〜、Wikipedia)を、1974年のデビュー(というか初登場)当時から、見守ってきた。(早川SFコンテスト・アート部門の入賞作は、まだ拙く初々しくも、今、見返してみると、早くも後年の作品群の萌芽を感じさせるところがある。)
1977年7月号から1983年6月号まで、実に73号にわたり、SFマガジンの表紙絵を担当した。コンテスト入賞から僅か3年目という大抜擢であるし、いかに進歩が早かったかの証左でもある。1977年9月号(あるいは8月号?)から1979年1月号にかけて、カバーストーリーと題して、緩やかにつながりのある表紙絵を描いていた。(当時の同誌には、「カバーストーリー」なる記述はない。)開始号が微妙なのは、つまりそれほど、それぞれのイラスト(表紙絵)の間のつながりが緩いということである。「ストーリー」の一環をなしているのかどうか、判断に迷うのだ [;^J^]。「小説」としての出来を云々すべき性質のものではなく、一連の、いかにも「絵になる」シーンの連鎖として、味わうべきもの。そういう視点から見ると、実になかなか悪くなかった。つながりの緩さ・儚さ、つまりは「不連続性」。まさに、夢のような、悪夢のような..
この絵(1978年4月号)は、その「カバーストーリー」に組み込まれている。描かれているのは、もちろん、「歩く都市」。三本脚ならSFファンは自動的に「宇宙戦争」を想起してしまうので二本脚にしたのだろうが(邪推かな)、この、二本脚ならではの見た目の微かな不安さ(あるいは「あり得なさ」)もまた、悪夢のムードを醸成する..
ハードSFとファンタジーの理想的な婚姻にして、超一流の幻想絵画。初期の加藤直之を代表する傑作である。
目次へ戻る今年はどんどん前倒しにして片づけているので(← あまりいいことではない。不安感の顕れなのだから..[;_ _])、わりと少ない。7月中には東京にも京都にも行けないが、盆休み中に軽くオールクリアできる程度である。
山種美術館
「没後50年記念 川端龍子 ―超ド級の日本画―」
後期:7月25日(火)〜8月20日(日)まで
三井記念美術館
「地獄絵ワンダーランド」
前期:〜8月6日(日)まで
後期:8月8日(火)〜9月3日(日)まで
損保ジャパン日本興亜美術館
「生誕140年 吉田博展」
後期:8月1日(火)〜8月27日(日)まで
太田記念美術館
「月岡芳年 妖怪百物語」
7月29日(土)〜8月27日(日)まで
Bunkamuraザ・ミュージアム
「ベルギー奇想の系譜」
〜9月24日(日)まで
国立科学博物館
「特別展「深海2017〜最深研究でせまる”生命”と”地球”〜」」
〜10月1日(日)まで
..まぁ、「地獄絵ワンダーランド」の前期は、8月に入ってすぐに終わってしまうので、見送りだろうが..
目次へ戻る「【大切なお知らせ】ニコンデジタル一眼レフカメラ「 D750 」ご愛用のお客様へ」というメールが届いたと思ったら..
2015年7月および2016年2月に、弊社のデジタル一眼レフカメラ D750の
2014年10月から2015年6月の生産分においてシャッターが正常に動作せず、
撮影画像にケラレが生じる場合があることをお知らせいたしました。
さらに調査した結果、
2014年7月から2014年9月までの生産分および、
2015年7月から2016年9月の生産分の一部におきましても、
同様の現象が発生する場合があることが判明いたしました。
つきましては、2014年7月から2016年9月にかけて生産された製品を
シャッター点検・修理の対象とさせていただきます。
調べてみたら、私の D750 のシリアル番号、大当たり。トホホ..[;^.^] であるが、「良いこと」も3つある。(いつもの「良かった探し」ですので、生暖かい目で見守ってやってください。[;^J^])まず、こういう持病を抱えていたにも関わらず、これまで(幸運にも)この症状は発生していなかったこと。次に、一刻も早く修理に出すべきなのであるが、ちょうどここ数週間は旅行に行く予定(暇)がなく、旅先で(カメラがなくて)悔しい思いをせずにすむこと。第三に(二番目のポイントの別角度でもあるが)8月第一週の夏オフまでの毎週末は、夏オフ準備に専念しているべきであり、心ならずもカメラ断ちさせられて、気が散らなくてすむこと。
..それはともかく [;^J^]、今週末に修理出しするので、できるだけ速やかに帰ってきて欲しいなぁ..
目次へ戻る「幻想美術選:第70回:火星に旅した船」でご紹介した、「星の帆船」(William M. Timlin、舟崎克彦訳、立風書房)を先日入手し、今日、ゆっくりとゆっくりと、読み終えた。(絵本なので、目を通すだけならたちまち「読了」してしまうのだが、そんなことをしたら、それこそ時間の無駄。できるだけ時間をかけて、じっくりと読まないと..)
入手前の期待を遙かに上回る、素晴らしい本であった! 火星に着くのは、後半に入ってから。物語が定型から微妙に外れている(終盤、主人公の老人は、ほとんど挿画に描かれていないし、王子に至ってはまったく何もしておらず、幸せになる資格なんぞない [;^.^])あたりも、引っかかって記憶に残る。
前記「幻想美術選:第70回」を書いた時点(6月29日)では、この絵は「地球から火星に飛び立つ」シーンだと思っていたのだが、実は、「火星の市街に到着した」シーンだったことに気が付き、そりゃ確かに言われてみれば..[;_ _][;_ _][;_ _][;^.^][;^.^][;^.^] さすがに、追記しておきました。[;^J^]
目次へ戻る暑い。快晴。8:10に車で出て、佐川で不在通知の荷物を受け取り、ヤマトでリコールくらったカメラ(D750)を発送する。
..で、なんとなくもやもやしていたからというわけでもないが、ついうっかり、マップカメラのサイトから、交換レンズ「AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED」を発注してしまった [;^.^]。中古品で、保証込みで7万円少々。
形としては、「ヤケ買い」「衝動買い」であるが、以前から、欲しいなぁ..と温めていたレンズなので、厳密には衝動買いではないとも言える。現時点では「花撮り」に重点を置いているので、できるだけ早い時点でマイクロレンズを入手しなくては、と思っていたのだ。(ちなみに、ニコンでいうところの「マイクロレンズ」を、他メーカーでは「マクロレンズ」と呼ぶらしい。ことこれに関しては、ニコン用語が正しいと思うぞ、私は。[;^.^])
さて、届くのが、楽しみだ。[^J^](届く頃には、まだ、カメラは修理中だけれどなっ [;^.^])
目次へ戻る夏オフの準備を、少しずつ始めている。曲目の確認、各曲ごとのパートの確認。シンセの出番(ハープ、オルガン、チェンバロ、ウィンドチャイム、グロッケン、タムタム、等など)の確認。今年はコントラバス奏者が(時間帯によるが)2人来る予定なので、コントラバスパートの補強は、プライオリティを下げてもいいかな..
ハープのグリッサンドが必要かどうか、まだ判然としない。吹奏楽枠では、そもそも曲目も決まっておらず、シンセの出番かあるかどうかもわからない [;^J^]。まぁ、十中八九はあるわけで、グロッケン、シロフォン、ビブラフォン、チャイムあたりを用意しておくが..今の時点で慌てても仕方がない。ここは悠然と。[;^.^]
目次へ戻る 先週へ 次週へLast Updated: Jul 20 2017
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