2016年08月15日:アール・ヌーヴォー系×2+幽霊系 2016年08月16日:ルーヴルNo.9/怖い浮世絵/12 Rooms 12 Artists 2016年08月17日:幻想美術選「波」カルロス・シュヴァーベ 2016年08月18日:「アステロイド・ツリーの彼方へ」 2016年08月19日:ノリカをディスります [_ _] 2016年08月20日:「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」 2016年08月21日:「シン・ゴジラ」目次へ戻る 先週へ 次週へ
曇天。いつ降ってもおかしくない空。夕方には雨になるらしい。
実家前のバス停から、8:21のバスで発つ。10:00ジャスト、六本木のサントリー美術館。「オルセー美術館特別協力 生誕170周年 エミール・ガレ」(〜8月28日(日)まで)である。
ガレをご存じの方なら、あの絢爛たる華麗な色彩と形態の作品群のイメージを、お持ちだろう。それを期待していくと、少し肩透かしを食うかもしれない。無論、そういう作品も来ているが、むしろ、数多く展示されている「下絵」とか、そちらの方に軸足をおいた展示構成である。要は、通(つう)向け。「また、ガレかよ..」、と、もう飽きたと言わんばかりの傲岸不遜なあなた(なんちゅう言いぐさだ [;^.^])にこそ、お勧めかもしれない。
左から、「花器「アイリス」」、「脚付杯「蜻蛉」」。ほか、画像検索してもほとんど絞り込めないのだが [_ _]、「栓付瓶「バッタ」」、「花器「蜉蝣」」、「花器「ボミエ」」、「花器「紫陽花」」、「大杯「くらげ」」、など。
11:10、退出。ミッドタウン地下の店でカレーライスを食ってから、12:10、三井記念美術館。「アール・ヌーヴォーの装飾磁器」(〜8月31日(水)まで)である。
こちらも、超絶技巧の作品群を期待していくと、ベクトルがすれ違う。その類も若干はあるが、むしろ地味めの、なんというか、地に足のついた、「そうか、あの時代の人々の食卓を飾っていたのは、こういう食器だったのか..」、と、納得できるような作品群。たったいま思いついた表現だが、「王宮のアール・ヌーヴォーではなく、庶民(あるいは中産階級)のアール・ヌーヴォー」。これも、やや通(つう)向け。
ビング&グレンダールの「釉下彩海藻文花瓶」(画像検索結果)、同じく「釉下彩鷺センターピース」(画像検索結果)、宮川香山(初代)の「釉裏青茶氷窟ニ白熊花瓶」(画像検索結果)は、派手めの方の作例ですね [;^J^]。ほか、検索できなかったけど、ロイヤル・コペンハーゲンの「釉下彩金彩カタツムリ文花瓶」、ビング&グレンダールの「釉下彩シェットランド・シープドッグ」など。
13:45に退出し、14:20、新橋のヴァニラ画廊。「幽霊画廊 III 冥界のジャスパー」(〜8月27日(土)まで)である。
余談だが、ヴァニラ画廊が入っているビルの入り口で、ちょうど出てきた山下裕二氏とすれ違った。[;^J^](山下裕二氏を知らなければ、Wikipedia!..「閲覧者の調べものの参考としては役立たない書きかけ項目です」って書かれてるけど [;^.^]。「ぶらぶら美術・博物館」や「日曜美術館」に出演することも多いので、ご存じの方は少なくないと思いますよ。)確かに、受付の芳名録に記帳されていた。こういう、マイナーな展覧会にも目配りしてるのか。さすがである。(こちらが一方的に存じ上げているだけで一面識もないので、ご挨拶はしませんでしたけど。[;^J^])
う〜ん、この展覧会に関しては、感想は、ちょっとマイルド。古賀新一は新作だったけど、高橋葉介、犬木加奈子は、既存の単行本(や雑誌)の表紙の原画。(もちろん、新作でなくてもいいのですが..)無論、漫画家は少数派である。LINK FACTORY 相蘇敬介の「姑獲鳥」、feebeeの「咲かねども」、高木智広の「夕顔」などが面白かったが、画像検索できない..
14:50、退出。先述のとおり、私の感想は「いまひとつかな..」だったが、あくまでも私の感想。時間があれば、どうぞ(..て、怪奇 会期がもうほとんどありませんが。[;^J^])(山下裕二氏の感想を、聞いてみたいものである..)16:20、実家。
快晴。実家前のバス停から、8:21のバスで発つ。(デスティネーションは昨日と同じで、10:00に六本木。[;^J^])急速に曇天になる。9:55、森アーツセンターギャラリー。「ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 〜漫画、9番目の芸術〜」」(〜9月25日(日)まで)である。長蛇の列ができていると思ったら、このビル内の別会場で開催されている「ジブリ展」とやらであった ["^.^]凸。ここ(森タワー)では、以前にも、「ONE PIECE 展」やら「セーラームーン展」やらの大混雑に巻き込まれて、えらい目にあっている。こんなときである、サブカルが、少し嫌いになるのは..(← 落ち着け。[;^J^])
..閑話休題。[;^.^]
当初(パンフで知った時)は、「よーするに、BD(=バンド・デシネ、わからなければ、ぐぐれ。雑に言えば「フランスの漫画」)でしょ、(日本の)マンガでしょ、芸術なんでしょ、おフランスでしょ..まぁ、付き合っときますか」..という程度のテンションだったのだが..これはなかなか、悪くない。BDが「第9芸術」として認められた(というほど単純な状況でないことは図録を読むとわかるがそれはさておき)フランスにおける「芸術の新潮流」の牙城である「ルーブル美術館」の、10年越しのプロジェクト。それは単に、「BDの名作を(特設展示室に、常設)展示する」、とか、そんな「簡単な(頭の悪い)」ものではなく、BDの有力作家たちに、「ルーブル美術館“自体”」とコラボした作品を作らせる、というもの。今回の日本展においては、日本の漫画家も7人(谷口ジロー、荒木飛呂彦、松本大洋、五十嵐大介、寺田克也、ヤマザキ・マリ、坂本眞一)、作品を寄せているが、もともとBDを発表していて既にフランスで評価を確立している人、作風がそもそもBDに影響を受けている人、BD風の作品「も」かける人、の作品であって、いずれもあくまでも、BD。つまり、「日本の漫画(マンガ)とのコラボ展覧会」では、ない。日本に「寄せて」きているわけではないのだ。この、おフランスなスタンスは、いっそ心地良いね。[^.^](← 韻を踏んだつもりだったけど、英語を使っちゃった [^.^]。こういうのも「エスプリ」と思ってくれるかしら? [^.^](← ..なんか、悪意ある? [;^J^]))
..閑話休題。[;^.^]
ごく短い作品を除いて、いずれも抜粋展示だし、欲求不満は残る。しかし、ルーブル美術館自体やその代表的な名品のわかりやすい解説展示(意外なことだが、(ルーブル美術館の)こういう「入門展示」は、めったに観られない)や、BDの概説、日本漫画との違いの簡潔な比較など、見どころは多い。図録を買うと、邦人作品のうち短めのもの4本は、付録として全編掲載されているし、まだまだ「アメコミ」に比べて知名度が低いBD入門としても、悪くない展覧会である。お薦めしておく。
12:25に退出し、原宿へ。昼食はいつもの店(「九州じゃんがら 原宿1階店」)でラーメン。13:20、太田記念美術館。「怖い浮世絵」(〜8月28日(日)まで)である。
さすがにこのあたりの作品は、大体知っているものばかりである。[;^J^](無論、初見の作品も、いくつもある。)そんな中でも、やはり触れておきたい作品を挙げておくと、(とはいえさすがに、「モナリザ」級の著名作は、きりがないので省略させていただくが [;^J^])..歌川芳員の「大物浦難風之図」(画像検索結果)−やっぱ、この「波」が凄いよね。歌川芳艶の「為朝誉十傑 白縫姫 崇徳院」(画像検索結果)−私、崇徳院のファンなので、依怙贔屓(えこひいき)です、はい [;^.^]。月岡芳年の「羅生門渡邉綱鬼腕斬之図」(画像検索結果)−構図の迫力が、半端ない [;*.*]。これは、現代のマンガ家/劇画家がお手本にするべきレベル。
月岡芳年の「新形三十六怪撰 源頼光土蜘蛛ヲ切ル図」(画像検索結果)は、何度か紹介していると思うが..この「メイド姿」の土蜘蛛のファンなんです、私 [;^.^]。井上安治の「磐梯山噴火の図」(画像検索結果)は、怪異ではなく、自然災害の「恐怖」。
14:05、退出。原宿駅に入る直前から、突如、雨。慌てて傘。14:45、東京ステーションギャラリー。「12 Rooms 12 Artists」(〜9月4日(日)まで)である。
アイザック・ジュリアンの「一万の波」(画像検索結果)は、写真パネルが3点だが、もともとは9枚のスクリーンを使ったビデオインスタレーション。そのスナップショット。内容は(深刻な)社会派であるが、純粋に美しさに打たれた。小沢剛の「ベジタブル・ウェポン・シリーズ」(画像検索結果)−これも、野菜でできた「兵器」を構えている写真パネル6点だが、本来は、その土地土地(今回の6点は、ソウル、台北、沖縄、パリ、ラサ、ベルガモ)の野菜で兵器を作り、それを構えている写真を撮り、あとで兵器を解体して、モデルたちと食べる..ところまでが、作品。だからこれらも、スナップショット。
15:30、退出。ときおり、雨が強く降るものの、既に電車の中。横浜・鶴ヶ峰の実家に16:45に着いた頃には、大体、やみかけていたが..結局、夜間、ずっと雨。
目次へ戻る 夏だ! 海だ! 海の魔物だ! ..というわけで、「幻想美術選」第25回も前回に引き続き、海で遊び呆けていやがる読者に怖い絵を見せて、制裁を加えて 震え上がらせてやる!["^.^]凸、というご趣向だ。(こういうのは、1回じゃ手緩いからね。[^.^])
この画家については、Wikipediaを読んでも、たいした情報はない。手元の画集でも、似たようなものである。
1999年5月の鎌倉、某お散歩オフで立ち寄った、いまは亡き「カマキン」(神奈川県立近代美術館 鎌倉)で開催されていた「水の物語」展で発見した作品。図録にも解説は掲載されていないのだが..しかし、この絵に、解説が必要であろうか。
もしかしたら、何かの「物語」が背景にあるのかも知れない。それは、神話/伝説かもしれないし、あるいは、海難事故のような「事件」かもしれない。そもそも物理的な「波」ですら、ないのかも知れない..(つまり、寓意としての「波」の可能性。)しかし、この絵を前にすると、そんな「雑念」は、すべて吹き飛んでしまう。
この、圧倒的な恐怖! この、圧倒的な害意! そして、この、圧倒的な蠱惑..!
..これが、“波”の本質である。
..すべてのサーファーたちに、この図像を捧げる。(..事故らないようにね。[;^J^])
目次へ戻る「アステロイド・ツリーの彼方へ 年刊日本SF傑作選」(大森望、日下三蔵編、創元SF文庫)読了。
「ヴァンテアン」(藤井太洋)−基本アイデアはともかく、特許争いについては、面白い。「小ねずみと童貞と復活した女」(高野史緒)−「屍者の帝国」世界だが、豊富に投入された古典SF/SF映画/宇宙開発実話ネタが楽しい。「製造人間は頭が固い」(上遠野浩平)−ショッカー系かと思いきや、読後感は、ヴァン・ヴォークト [;^J^]。「法則」(宮内悠介)−傑作。二十則を全部使えればなお良かったが、それは無理か [;^J^]。「無人の船で発見された手記」(坂永雄一)−ノアの方舟もの。確かにそもそも、原典の設定そのものがありえんというかSFというかなので、ミステリにもホラーにも、どうにでも料理できてしまう。書いたもん勝ちではあるか [;^J^]。「聖なる自動販売機の冒険」(森見登美彦)−まぁ..ほっこりしたからいいや。[;^J^]
「ラクーンドッグ・フリート」(速水螺旋人)−連作の1編だが、まぁ大体設定と雰囲気はわかった。悪くない法螺話。「La Poesie sauvage」(飛浩隆)−「自生の夢」シリーズの1編。リーダビリティも高く、好印象。「神々のビリヤード」(高井信)−昔懐かし、「日本語誤用(の原因)」ネタ。こういうのは、短ければ短いほどいい [^J^]。「<ゲンジの物語>の作者、<マツダイラ・サダノブ>」(円城塔)−えーと..綴り方教室? [;^.^]。「インタビュウ」(野崎まど)−しょーもない形式(フレーム)遊び..と思って読み始めたのだが、まぁ、ここまでするんなら [;^.^]。「なめらかな世界と、その敵」(伴名練)−誰もが、パラレルワールドを自在に行き来できる、すなわち、苦痛も不都合も死すらも回避できてしまう、ある意味楽園において、その能力を失った者のルサンチマン。傑作。「となりのヴィーナス」(ユエミチタカ)−悪くない。こういう「学園もの(Boy Meets Girl)」は、好きである。
「ある欠陥物件に関する関係者への聞き取り調査」(林譲治)−古き良きショートショート。「橡(つるばみ)」(酉島伝法)−まぁ、こんなものかな。「たゆたいライトニング」(梶尾真治)−「エマノン」だから傑作! そうとしか言いようがない [;^J^]。「ほぼ百字小説」(北野勇作)−今も毎日書き続けられているツイッター小説から100編。中には面白いものもあるし、暇つぶしとしては悪くない(貶し言葉ではない)。「言葉は要らない」(菅浩江)−介護ロボット開発テーマのSF(ほとんど現実)として、付け加えるべきものの何ひとつとしてない、傑作。「アステロイド・ツリーの彼方へ」(上田早夕里)−人工知性による深宇宙探査(の前日談)。大傑作。「吉田同名」(石川宗生)−ありえないif(この作品の場合は、あるひとりが、突然約2万人に増殖する)をひとつだけ導入して、あとは徹底的にロジカルに詰めていく、という王道。不必要に難しい漢語/言い回しがときどき使われているあたり、新人らしくて初々しい。
目次へ戻る藤原紀香をディスります [_ _]。彼女のファンの方、明日の日記までスキップしてください。[_ _]
..よろしいですね?(手早く済ませますから..あまり長時間、関わって(言及して)いたくないし。[;_ _])
藤原紀香が嫌いな理由はたくさんありますが(いちいち列挙するのもうざったい..[;_ _])、まぁそこらへんは、ネットで適当に検索していただければ、だいたい見当がつくと思いますので、ほぼすべて省略。今日、触れるのはひとつだけ。不思議と、突っ込む人が少ない(ようにみえる)のですが..彼女のアメーバブログのタイトル。
「氣愛と喜愛で♪ノリノリノリカ」..なにこれ? [;_ _]
まぁ、「ノリノリノリカ」は、百歩(もとい、一万歩)譲って、よしとしてみよう。(← 仮定法。[;^.^])しかし..「きあい」の、この当て字には、絶句する..「夜露死苦」並みの(いや、それを遥かに下回る)頭の悪さ..そして、なにより「気合い」である。自分の(そのようにみせたいであろう)外面的イメージと、まったくそぐわない..それとも、このように自己認識しているのだろうか? それに、「きあいときあいでのりのりのりか」、と、「音読」してごらん。これほど「醜い」日本語も、珍しい。ましてや(諸説あるにせよ、設定としては、一応)「美人」女優のブログのタイトルである..改めて、絶句する。これを閉鎖も改名もせずに、梨園に入るつもりなのか? 正気か?
(..これであと少なくとも5年は、彼女に言及しないと思いますので、ご安心ください。[;^J^](何か大ニュースでもない限りは。))
目次へ戻る昨年の夏オフで、Nuさんに「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(大森藤ノ、GA文庫)(Wikipedia)シリーズを、薦めていただいたのであった。その後、とりあえず第6巻まで買って..読む時間(というか余裕)を作れない日々が続いて..今春になって、ようやく第1巻を読んだ。そのときの感想は..
..悪くない..が、あまりにもフォーミュラというか定型どおり。「異常に成長の早い」主人公とか、フラグがあからさますぎるし、いきなり願望充足行き過ぎじゃね?のハーレム状態だし [;_ _]..ま、時々暇つぶしに読む分にはいいか(暇があればの話だがな! [;_ _])..というもので..結局、第2巻以降は、見事に積読されていたのである。
この盆休み、まぁせっかく買ったんだし、もったいないよな、と、まとめて実家に持参し、展覧会がよいや、他のいささかごつい本の読破やらが一段落ついた時点で、おもむろに第2巻から読み始めたら..意外といけるじゃねーか、これ [;^.^]。というわけで、第5巻までは、読み終えた。手元にあるのはあと第6巻だけ。少なくとも第10巻までは刊行されていることは把握したが..この作品、どこで終わらせるかが、肝だよな。一応、(第5巻までは)「世界の秘密」がある作品世界なので、それが{解明した|露見した|解決した|破局を迎えた}時点で、きれいに終わらせるという手法もあるし、それ(前述した不連続点)を平然と乗り越えて、日常風景がどこまでも続いていく、という手法もある。
ひとつだけ、ダメ出しをしておく。「英雄願望」に「アルゴノゥト」とルビを振るのは、構わない。気になるのは、「テセウス(という名前を出してはいないが)のミノタウロス退治譚を「アルゴノゥト」と呼んでいる」ことである。確かにテセウスは「アルゴナウタイ(アルゴーの船員たち)」の一員であるが、ミノタウロス退治伝説は、「アルゴー船の冒険」神話には、組み込まれていない。別の話なのである..
..が、まぁ、このくらいは、よしとしましょうかね [;^J^]。まだ第5巻までしか読んでいないので、この先、どうなるかわからんし..
目次へ戻る昨日来の雨は上がり、快晴。ありがたいが..暑い。[;^J^]
実家前のバス停から、早めに、9:01のバスで発つ。10:46、新横浜を発つこだまで、12:22、浜松着。駅前のザザシティのトーホーシネマで、13:00からの回で、「シン・ゴジラ」を観る。
樋口真嗣、尾上克郎、鷺巣詩郎、長谷川博己、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼..「進撃の巨人」リベンジかよ..という突っ込みは、さておき。[;^J^]
..GREAT! ガチである! ストロング・スタイルである! 以下、ネタバレを読んでも構わない人は、こちらをクリック →
タクシーで、15:25に帰宅。
録画の始末、酒、クリーニング受け取り、酒、データ整理、酒、酒、酒..[;^.^][;^.^][;^.^]
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